Post
≪ヨネックス EZONE SD アイアン | HOME | THREE LUCK D-TOUR WEDGE≫
2012年01月29日
グランプリ MAX GRAND PRIX プレミアム ドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは グランプリ MAX GRAND PRIX プレミアム ドライバー です。

シャフトは グランプリ オリジナルシャフト です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはR、クラブ総重量は297g です。

二度目のグランプリドライバーです。
私はこれまでグランプリのクラブに接した経験が、まだ少ないのですが、昨年出会ったGP PLATINUM ドライバーはすごく気に入っていますし、昨年の私の中での『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』に輝きました。
そういったことから、このドライバーにもすごく期待がもてます。
GPプラチナ同様、このドライバーにも飛行機のマークがあります。
これはどのグランプリのドライバーにも共通していることなのでしょうか?
GPプラチナは、『黒』という色がとても印象的でしたが、このドライバーは、これまでたくさん出会ってきたタイプの『光沢感』のあるドライバーです。
このドライバーの風合いもいいですが、私はどちらかというとGPプラチナに魅力を感じます。

このヘッド後方の赤いものは、ウェイトのような役目を果たしているのでしょうか?
それとも単なるアクセサリーなのでしょうか?

こうして見ていても、このドライバーがいわゆる『シャロー系』であることがうかがえます。
昨年出会った『GP プラチナ』もそうでしたが、グランプリはディープ系よりも、こういったシャロー系のほうが多いのでしょうか?

『ネックの長さ』は、ごくノーマルな感じです。
比較的オーソドックスなドライバーだと思いました。

『顔』も、とても丸っこくて平べったい感じがします。
これまでよく出会ってきたタイプの顔だと思いました。
ただ、フェースが被っているように見えました。

素振りをしてみた感じは、以前試打した『GPプラチナ』よりも、もっと軽量感を感じましたし、『R』というフレック通り、多少柔らかく感じました。
『タフさ』とは縁通りタイプのドライバーだと思いました。

ボールを前にして構えてみると、ボールがとてもよくあがりそうだな・・・。というのが第一印象でした。
それと、フック系が打ちやすそうだとも思いました。
いわゆる『ハイドロー系』のドライバーなのだと思いました。
これまでも、他のメーカーから同様のドライバーにはたくさん出会ってきました。
私はフックフェースのドライバーは苦手なのですが、これまで経験を積んできたせいか、以前よりも苦手意識が多少は薄らいだような気がします。
しかし、できれば、あまり被っていないタイプのほうが安心して構えられます。
試打を開始しました。

『打感』は、なかなかいい感じでした。
特に硬い感じもなく、親しみやすいフィーリングでした。
こういった『シャロー系独特の弾き感』といったらいいでしょうか?
力強くボールを弾き飛ばしてくれているように感じました。

『音』も、なかなかいい感じでした。
叩いていっても、不満は感じません。

ロフトが『10.5度』ということもあると思うのですが、球もとてもあがりやすいと思いました。
あげようとしなくても、自然とボールがあがっちゃう感じ・・・。といったところでしょうか?
スピンもやや多めな感じがしました。
私はどちらかというと、以前試打した『GPプラチナ』のほうが、いい高さを出していけるように思ったのですが、このドライバーは『GPプラチナ』よりは敷居も低めに設定されているように思います。
なので、このドライバーのほうが打ちやすい・・・。と感じられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

『直進性』も高いと思いました。
構えたときに、左へ行きそうな感じがしていたのですが、思っていたよりもつかまり過ぎず、ラインも出しやすく感じました。
私は構えづらく感じる部分もあるのですが、やはりこういったシャロー系でハイロフトのドライバーは、ある程度『フックフェース』のほうが理にかなっているのでしょうか?
スイートエリアも広いようですし、少々の打点のブレに対してシビアな感じはしませんでした。
見た目通り、『イージー系』のドライバーだと思いました。

『飛距離性能』という点でも、かなりメリットを感じられる方が多いのではないでしょうか?
『ハイドロー系ドライバー』の長所がいかんなく発揮されていると思います。
弾道をもっと高くしたい・・・。
球をもっと楽につかまえて、できればドロー系の球筋を打ちたい・・・。
という方にも、このドライバーはとても適しているのではないでしょうか?
自然と球がつかまってくれるので、無理につかまえにいく必要もないですし、右へ抜ける感じはしませんでした。

『操作性』という点では、私の場合はやはり『フック系』のほうが打ちやすいと思いました。
何とか『フェード系』にもトライしてみたのですが、なかなか上手くいきませんでした。
こういったシャローヘッドのドライバーは『操作性』を高めて、色々な球筋を操る・・・。というよりは、ある一定の球筋を決めて、それを極めていく・・・。というほうが、理にかなっているように思います。
その『ある一定の球筋』の精度を上げていくことのほうが、合理的なのだと思います。
私は左方向への痛いミスを何度も経験していますし、そのせいか自分の感覚よりも球がつかまり過ぎるドライバーは難しく感じてしまいますが、日頃球のつかまりが弱い・・・。と感じておられる方には、とても心強い味方になってくれるドライバーといえるのではないでしょうか?

ヘッドスピードの割には、ボールが飛ばない・・・。と感じておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、そういった方の多くが『球のつかまり不足』で飛距離を損しておられるのかもしれません。
私の周りにはそういった方がおられます。
できれば、素振りなどでスイングを矯正していくのがベストのような気もするのですが、練習を継続しながらも、どうしてもクラブの力を借りたい・・・。という方には、こういったタイプのドライバーが威力を発揮してくれるのではないでしょうか?

二度目のグランプリのドライバーでしたし、GPプラチナがあまりにもいいドライバーだったので、このドライバーにもすごく期待していました。
試打を終えて、この『MAX GRAND PRIX プレミアム』というドライバーは、『GP PLATINUM』とはタイプが異なりますが、好感がもてましたし、とてもいいドライバーだと思いました。
私が購入するとすれば、迷わず『GP PLATINUM』ですが、このドライバーにも、また出会いたいと思いましたし、仲間たちにも勧めてみようと思いました。

今年も、まだまだこういった『シャロー系』のドライバーがたくさん登場してくると思いますし、ルールの上限である『460cc』の大きさもたくさん見られるように思います。
昨年は白いヘッドのチューニングドライバーが一時代を築きましたが、今年はいったいどんな年になるのでしょうか?
とてもワクワクしながら、これからのニュークラブを待ちたいと思いました。
そして、当然『グランプリ』のクラブにも出会う機会があれば、是非試打してみたいです。
コメント