ピン SYDNEY パター - ゴルフクラブ試打日記。


Post

      
2012年01月25日
  

ピン SYDNEY パター

                 
ピン SYDNEY パター 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは PING SYDNEY パター です。



専用シャフト

クラブ長さは34インチ、ライ角は70度、クラブ総重量は553gです。



正面

PINGのとても珍しい形のニューパターです。


PINGといえば、私はやはり『アンサー2』が一番印象深いのですが、今はたくさんの種類のパターが登場しています。


ソール部分に5つの小さな丸い物が見えるのですが、これはウェイトの役目を果たしているのでしょうか?



側面

このパターの名前の『SYDNEY』は、オーストラリアの都市の名前ですが、首都は確か『CANBERRA』だったな・・・。などと思いながら眺めていました。


しかし、こうして見ていると、『シドニー』というよりは、『スパイダー』。


つまり『蜘蛛』に近い形だと思いました。


しかし、スパイダーという名前のパターは既に他のメーカーから発売されているので、この名前になっているのでしょうか?



顔

オーストラリアのイメージは『青い空』と『強い日差し』というのが私の中にあるのですが、こうしてこのパターの顔を見ていると、真ん中の赤いものは太陽のように思えてきました。


今は昔に比べ、様々な形状のパターを見かけるようになりましたが、このパターもすごく変わった形だと改めて思いました。



ヒール側

まるで真鍮のような独特の光感と、この後方に伸びた形から、かなり『深重心』であることがうかがえます。


マレット型のパターだといっていいのだと思いますが、その中でも『ネオマレット』という型に属するのでしょうか?



構え感
 
ボールを前にして構えてみても、やはり独特の雰囲気があります。


この真ん中の赤い部分の軌道とボールを重ねていけばいいんだな・・・。と思いました。


パターのストロークには『イン・トゥ・イン』と『ストレート』の2種類があると思いますし、どちらがいいというものでもなく、あくまでも自分に合ったものがいいと思うのですが、こういったパターは、よりシンプルに真っ直ぐ引いて真っ直ぐに押し出すストロークが合っているように思います。


ただ、パターもストロークが大きくなれば、自然とインに引きやすくなると思いますし、それが自然だと私は思うのですが、こういった『ストレート』に引いていきたいパターはインに引く前にテークバックを完了させておくべきなのでしょうか?


つまり、それほど大きなテークバックをしないように打つのがコツなのかな?などと考えていました。


あとは『タッチ』の問題だな・・・。と思っていました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は思っていたよりもソフトな感じで、好感がもてました。


こういった形状のパターなので、やや『大味』な感じがするのかな?と思っていたのですが、実際はそんなことはありませんでした。


見た目の印象とフィーリングが、いい意味でマッチしていない感じがしました。



PING SYDNEY パター

『距離感』も、すぐに合わせていくことができました。


このパターの重量は他のパターと比べても、結構あるほうだと思いますし、その結果、小さなテークバックで距離感が出しやすく感じられました。


できるだけ小さくストロークして、ボールを転がしていけるタイプのパターだと思いました。



トゥ側

いわゆる『慣性モーメント』も、かなり大きいのではないでしょうか?


パターは意外と『芯』でヒットすることが難しいクラブではありますが、このパターには、そういった難しさは全く感じませんでした。


距離をイメージしてテークバックを開始し、そのまま重力に任せてボールにコンタクトしていける感じがしました。


直進性が高いと思いましたし、シンプルに考えていきたいので、こういった『オートマチック系』のパターには好感をもつことができます。



PING SYDNEY パター

今日は練習場の練習グリーンで試してみたのですが、厳しい寒さのせいで、すっかり芝は枯れ、前に練習していた方の『スパイクマーク』なども結構目立っていたのですが、ボールはそのスパイクマークを『あまり気にしていない』といった感じで、いい転がりをしてくれていました。


何だかとても心強いな・・・。と思いました。



PING SYDNEY PUTTER

第一印象は必ずしもいいとはいえなかったのですが、球数をこなしていくうちに、どんどん好感度が増してきました。


形状は独特ではありますが、とてもシンプルに考えられるパターだな・・・。と思いました。


いわゆる『ラインを消していける』といったらいいでしょうか?


実戦でも、微妙なラインを描いてカップを狙う・・・。というよりは、ある程度真っ直ぐな感じでラインを描いていき、あまり膨らませなくてもいいように感じました。


いい意味で『繊細さを出さなくていい』パターです。


『パー72』の半分の『36』はパッティングの数字だと思うのですが、こういったオートマチック的な易しいパターを使ってみるのもスコアメイクという点で有利に働いてくれるのではないかな?と思いました。


今度機会があれば、月例などで使ってみたいです。

                         
        

                         

コメント

非公開コメント
        

良いパター
golfdaisuki様
本当にゴルフの半分はパター。その様に色々な先輩たちから教えられます。私も部屋用のパター練習器を買ってきて練習しています。しかし、なかなか加減が難しいです。
私のパターは、どのくらい昔の物か分かりませんが、もはや売っているのが珍しくなった、いわゆるパターです。ミズノ製品でツルツルになったグリップにはプロ用と書いてあります。
気に入っているのですが、やはり一番使うクラブ。何か新しい良いパターをとも思うのですが、結構高いので予算も回らず、次回以降も使うことになりそうです。
できればグリップ交換をおすすめします
たかし様。こんばんは。golfdaisukiです。
いつもありがとうございます。

今は昔に比べ、色々なパターがたくさんあるので、見ているだけでとても楽しくなりますね。

私がゴルフを始めた頃は、『L字』や『ピン型』が主流だったのですが、しばらくして『マレット型』が登場したときは、とても珍しく感じました。
当時は『かまぼこ型』とも呼ばれていましたが、今ではすっかり市民権を得たような気がします。
あのメジャーチャンピオンである、ニック・プライス選手が使っていた『ファットレディ』というパターは日本でも大流行しましたね。

仰る通り、パターは一番使うクラブですし、見た目にこだわらずに色々なパターに触れてみて、ベストマッチするものを選んでいきたいですね。
私はパッティングの練習が大好きで、すごく熱中しています。
今日もグランプリのドライバーの試打を終えた後に、練習グリーンに直行して、2メートルの下りのフックラインの練習を集中的に行いました。
パッティングは難しいですが、『これでいい』という結論がなかなか出ないところが、またいいのかもしれませんね。

たかし様が今使っておられる、ミズノのパターがどのような物なのかが私には解らないのですが、できればグリップだけでも交換されたほうが良いかと思われます。
グリップはクラブを買い替えることを考えれば、とても安価ですし、フィーリングが出てくるので、賢い買い物といえるように思います。

これからも厳しい寒さが続くとは思いますが、お互い健康には充分注意して、ゴルフをエンジョイしてまいりましょう!
それでは失礼いたします。