ロイヤルコレクション 305V フェアウェイ - ゴルフクラブ試打日記。
モウダス
スコッティキャメロン専門店【Himawari】

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2011年12月14日
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ロイヤルコレクション 305V フェアウェイ

                 
ロイヤルコレクション 305V フェアウェイ 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ロイヤルコレクション 305V フェアウェイ の3番 です。



GRAPHITEDESIGN TourAD RF

シャフトは グラファイトデザイン Tour AD RF-7S です。

ロフトは15度、クラブ長さは42.75インチ、シャフトフレックスはRF-7S、トルクは3.6、シャフト重量は73g、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は338gです。



正面

いかにも『ロイコレ』といえるようなカッコいいスプーンです。


この光沢感や形の美しさは、これまでのロイヤルコレクションのイメージにピッタリと当てはまります。



側面

こうして見ても、結構シャローであることが解ります。


『直打ち』で球を上げやすそうな感じのフェアウェイウッドです。


昔は『15度』のスプーンといえば、なかなか直打ちが難しかったものですが、数年前くらいからとても易しくなったような気がします。


それほど速いヘッドスピードがなくても、球を浮かせやすいスプーンがたくさん登場してきました。


このクラブも、そういった高性能な雰囲気がすごくします。



ネック長さ

『ネック』も、しっかりと確保されてはいますが、それほど長くは感じません。


むしろ、最近の主流の長さといっていいのではないでしょうか?


球を拾いやすそうだな・・・。と思いながら見ていました。



キャビティソール&DR-CV WEIGHT

ロイヤルコレクションのウッド系のクラブといえば、やはりこの『キャビティソール』ですが、このクラブも最近の傾向だと思うのですが、かなり浅いです。


『申し訳』程度についているような気がします。


もう、あの深いキャビティソールに出会うことはないのでしょうか?


あの深さには、それほど意味をもたなくなってしまったのでしょうか?


ただ、『DR-CV WEIGHT』と記されていたので、ここの部分にウェイトが組み込まれていて、それが絶妙な重心設計が実現されているのではないか?と思いました。



顔

顔は、ロイヤルコレクションらしく、男前です。


やや面長な感じがしました。


私はできれば、もう少し『小顔感』があって、丸っこい感じが好きですが、こういった顔をしたウッドも好きです。


左へ引っ掛けそうな感じがしません。


この顔の美しさに好感をもたれる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?



振り感

素振りをした感じも、なかなかいい感じで、気持ちよく振っていくことができました。


適度な重量感もあり、タイミングが取りやすく感じました。


今年の秋から、ツアーADはオレンジ色からブルーに変わったように思うのですが、このシャフトの色も美しいブルーです。


やはり、このシャフトも『ツアーBB』の流れを汲んでいるのでしょうか?



構え感

ボールを前にして構えてみても、ロイコレということで、構えやすさには信頼を持っていましたし、実際に構えてみても、その期待を裏切らない見事な構えやすさです。


すごくナチュラルな感じの構え感でした。


球はよくあがりそうですが、投影面積がそれほど大きくなく、『平べった感』もそれほど感じなかったので、自然な角度で上がってくれそうな感じがしました。


『ディープ感』というよりは、どちらかというと『シャロー感』を感じたので、一般的な敷居もそれほど高くはなさそうだと思いました。


すごく落ち着いて構えることができ、いいイメージがすぐに湧いてきました。


左へ引っ掛けそうな感じがしなかったので、躊躇なく振り抜いていけそうな予感がしました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は予想通り、すごくいい感じでした。


前の名器『BBD’s TOUR VS』を思い出しました。


かなりフィーリングが近いと思いましたし、それだけこのフェアウェイウッドも高フィーリングなクラブだと思いました。



打球音

『音』も、すごくいい感じでした。


気持ちよく振り抜いていけます。


集中力がとぎれることなく、何球でも打っていたくなります。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点でも、見た目以上に易しくて球が浮きやすく感じました。


適度な『シャローヘッド』や『重心設計』が功を奏しているのでしょうか?


『カッコ良さ』と『打感の良さ』と『球のあがりやすさ』が上手く同居しているフェアウェイウッドだと思いました。



バックフェース

『安定性』という点でも、やはり構えやすいクラブというのは、必然的に安定性が高まるものだと思いました。


普段のスイングのイメージをそのままこのクラブに伝えることができたような気がします。


シャフトも結構しっかりとしているので、ヘッドがブレる感じもしませんでした。


あまりシビアなクラブだとは思いませんでした。



飛距離性能
 
『飛距離性能』という点では、なかなかの高性能だと思いました。


これまでのロイコレのフェアウェイウッドは高性能な物が多いので、このニューモデルを試打してそれほど驚くことはなかったのですが、いい感じで距離を稼いでいくことができました。


今日は主にマットからの『直打ち』をたくさん行ったのですが、これくらい楽に距離を稼いでくれたら、コースでもすごくアグレッシブにプレイできるだろうと思いました。


球はあがりやすいですが、これまでの多くのシャローヘッドから放たれる球が高くあがり過ぎて弾道が弱い・・・。というようなことは感じませんでした。


信頼感をもって、しっかりと力を込めて打っていけるクラブだと思いました。



操作性

『操作性』という点でも、構えたときから打ちやすそうな印象を持っていたのですが、実際に打ってみてもやはり扱いやすさを充分に感じ取ることができました。


やや面長なので、球がつかまりにくそうな印象を持たれるかもしれませんが、実際はつかまりやすいクラブだと思いました。


私はフッカーなので、こういったクラブには安心感を持ちますが、日頃スライスで悩んでおられる方には、少し不安に感じられるかもしれません。


しかし、実際はロフトもありますし、球が逃げていく感じはしないので、フェード系の球筋の方にも是非試していただきたいと思いました。



ヒール側

適度な『しっかり感』と『易しさ』が上手く同居したクラブだと思いました。


雰囲気としては、先ほども書きましたが、『BBD’s TOUR VS』に近い感じだと思いました。


今度機会があれば、このクラブと打ち比べてみたいと思います。



ROYAL COLLECTION 305V FAIRWAY

ロイヤルコレクションのクラブはいい物が多く、私もそうですが、多くのファンのハートをしっかりとキャッチしていると思います。


それはやはり基本性能の高さもありますが、この『カッコ良さ』などによるところが大きいのではないでしょうか?


数年前の『異型ブーム』の時にも、ロイコレは異型ヘッドを発表しませんでした。


そこに私はメーカーとしての『ポリシー』といいますか、『製作理念』のようなものを感じていました。



ROYAL COLLECTION 305V フェアウェイ

クラブはまず『美しくありき』という理念があるのではないでしょうか?


それでいて、様々な高性能なクラブを発表してくるのところがさすがだと思います。


ただ、このクラブもすごく好印象でしたが、それほど目新しい感じはしませんでした。


しかし、それは裏を返せば、元々のいいクラブをそのまま継承している・・・。といえるのかもしれません。


なので、安心してコースでも使っていけそうな感じがします。


来年にはドライバーも発売されるそうなので、そちらも楽しみにしたいです。

                         
        

                         

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フェアウェイウッドの選定
いつも拝読させてもらっています。以下アドバイスいただければ思ってメールします。当方60歳代、HS40から41、HC13,最近400ヤード前後のパー4のホールでの#3ウッドの使用頻度が増加、なお#1ウッドはXdrive455にDJ5Sシャフトです。フックフェース度の少ない、方向は犠牲にして、しかしよく飛ぶ、やさしく打てるスプーンを探してこれまで結構な種類を試打してきました。フックフェースの度合いが小さいHC40~41に合うスプーンはなかなかありません。現在のところロイコレかなと考えています。305Vも試打しましたが、RF5Rは18ホールでは少しオーバスペックかなと言う感じです。これまでの試打日記を拝見して、ロイコレのBBD304FもしくはRCSFDⅢの最も柔らかいシャフトの#3、#5ウッドの中古購入を考えていますが、どちらが良いと思われますか?またほかのスプーンについてご意見いただければよろしくお願い7いたします。
手島 晃様。初めまして
手島 晃様。初めまして!golfdaisukiと申します。
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして誠にありがとうございます。

さて、今回はスプーンについてのご質問を頂戴していますが、今は優れたクラブが多いので、迷ってしまいますね。
私も購入したいスプーンがたくさんあり過ぎて困ってしまいます。

ところで、ロイコレのスプーンを候補に挙げられていますが、ロイコレはまさにフェアウェイウッドの為にあるメーカーといっても過言ではないような気がします。
ロイコレのフェアウェイウッドには、私もいい思い出がたくさんあります。

『305V』と『BBD304』『RCSFDⅢ』の3つの中では、おそらく『RCSFDⅢ』が一番球があがりやすくて敷居も低くなっているように思われます。
勿論、仰るとおりシャフトなど最適なスペックを選んでいただきたいのですが、『RCSFDⅢ』がこの3つの中では、一番親しみやすく感じられるのではないでしょうか?

また、他のフェアウェイウッドでは、コメントを拝読しているときに、すぐに『リョーマゴルフ Ryoma D-1 F』という名前のフェアウェイウッドが頭に浮かびました。
私は何度か試打しているのですが、とても球があがりやすくて飛距離性能も優れている高性能なクラブです。
私には必ずしもベストマッチとはいいがたいクラブなのですが、私の周りには愛用者もいて、すごく評判もいいです。
是非、このクラブも候補に入れられてみてはいかがでしょうか?

そして2番目に『ミステリー C-HT411フェアウェイウッド』もお勧めしたいと思っています。
このクラブは『顔よし』『球のあがりやすさ良し』『飛距離よし』の三拍子が揃っています。
かなり人気も高いようで、聞くところによると、しばらく品薄状態が続いていたそうです。
もし、よろしければ、このミステリーのフェアウェイウッドも候補に入れて頂きたいと思います。

ただ、この2つは、なかなか出会う機会がそれほど多くないと思いますし、そういった点で考えてみますと、『テーラーメイド GLOIRE 』というフェアウェイウッドもお勧めしたいと考えています。
このフェアウェイウッドは飛距離性能がすごく、事情通の友人の話によると、あの今話題の『RBZ』よりも飛ぶのだそうです。
球もあがりやすくて、かなり高性能なのだそうです。
もし白いヘッドに違和感を感じておられないのでしたら、このフェアウェイウッドもお勧めしたいと思っています。

私は中古ショップには全くといっていいほど行かないので、今どのようなクラブが店頭に並んでいるのか解りませんが、掘り出し物に出会うことも多いので、やはり要チェックですね。

以上が私の考えなのですが、参考にしていただけましたでしょうか?
手島 晃様が、素晴らしいクラブに出会われますことを願っております。

これからもお時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いでございます。
それでは失礼いたします。
3wと5w
こんにちは
ロイヤルコレクションのクラブを多く使ってきたので、ファンとして、今回、3wと5wを購入しました。共に6Sです。3wのヘッドの大きさはまずまずとして、5wのヘッドは3wと変わらない位の大きさ。小ぶりヘッドに慣れている自分としては違和感があるものの、練習をかさねるが、右にふけるショットが多く、合わないと感じた。同じ銘柄だけど違うクラブと感じる。自分のHSは42前後なので、シャフトがハードすぎて、ちょっと合わなかったかもしれない。306vの5wは、小ぶりのヘッドでとても打ちやすかったが。
ロイヤル様。はじめまして
ロイヤル様。はじめまして!golfdaisukiと申します。
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして、まことにありがとうございます。

ロイヤルコレクションのクラブは本当にいいですね。
私も大好きですし、愛着のあるメーカーです。

詳しいレポートを寄せてくださり、ありがとうございました。
とても興味深く読ませていただきました。

これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。
それでは失礼いたします。