タイトリスト AP1 712 アイアン - ゴルフクラブ試打日記。


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2011年12月02日
  

タイトリスト AP1 712 アイアン

                 
タイトリスト AP1 712 アイアン 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは タイトリスト AP1 712 アイアン の7番 です。



NSプロ950GH

シャフトは NSプロ950GH です。

ロフトは32度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、キックポイントは中調子、クラブ総重量は411gです。



正面

タイトリストのニューアイアンです。


これまで『MB』『CB』『AP2』と試打してきて、今回のこの『AP1』で4つめのニューモデルですが、やはり前のモデル(710)とデザインがすごく似ています。


やはり前のモデル(710)がすごくいいので、それほど変える必要はないのでしょうか?


それとも革新的な変貌を遂げるようなアイアンを作ることは技術的に難しいのでしょうか?



側面

こうして見ていても、前のモデルとどこが変わったのだろう?と思ってしまいます。


違うところを探すほうが難しいくらいです。


できれば、前のモデルと見比べてみたかったのですが、あいにく見当たらなかったので、このアイアンだけで試打をすることにしました。



彫りの深さ

彫りの深さも、前のモデルと殆ど変らないような気がします。



ソール幅

ソール幅も、結構ワイドではありますが、こういったところもあまり変わらないように見えました。


ここ数年、ワイドソールのアイアンが増えてきてはいますが、そういった意味でも、このアイアンはワイドソールの中でも、広すぎない部類といえるのではないでしょうか?



ネック長さ

かなりのショートネックです。


私はもっと長めの物を好みますが、これくらいの長さを好まれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


やはりゴルファーの色々な好みに合わせて開発しているのだと思いますし、この4つのニューアイアンで、殆どのゴルファーをカバーしているといえるのかもしれません。



ソールのウェイト

このアイアンも、先日試打した『AP2』と同じように、ソールにウェイトが組み込まれていました。


『単一素材アイアン』ではなく、明らかに『異材組み込みアイアン』といえるのだと思います。


見た目がそれほどおかしくならずに、易しさがアップしていることはとてもいいことだと思います。



構え感

ボールを前にして構えてみても、ある程度予想していた通りでした。


前のモデルの『710』の印象そのままのように思いました。


独特な構え感だと思いましたし、あくまでも私の好みとしては、『MB』や『CB』『AP2』のほうがいいですが、こういった形状に易しさを感じられる方も多いのではないでしょうか?


ヘッドも、やや『大顔』ですし、グースもきつく、トップラインも厚めです。


シャープな印象は持てませんでしたが、かなりの大らかさを感じました。


昔からよくある、海外メーカーらしい形状のアイアンだと思いました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は、なかなかソフトな感じでした。


軟鉄鍛造アイアンとはまた異なるフィーリングではありますが、この打感にも好感が持てました。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、かなりの高性能です。


低重心アイアンを好まれる方は、すごく打ちやすく感じられるのではないでしょうか?


上から潰すことによって、スピンを掛けて上げていく・・・。といった昔からの打ち方でなくても、充分に上げてくれるアイアンだと思います。


タフさは全く感じられないですし、かなり敷居の低いアイアンといえるのではないでしょうか?



バックフェース

『安定性』という点でも、かなり易しく感じました。


キャビティの易しさに加え、ハイテクアイアンの高性能を感じました。


左右上下の打点のブレにも、ある程度見逃してくれる寛大なアイアンだと思いました。



飛距離性能
 
『飛距離性能』という点でも予想通り、かなり優れています。


『飛び系のアイアン』であると同時に、それほど速いヘッドスピードでなくても、ある程度の距離を稼いでいってくれるアイアンだと思いました。


こういったところも、これまでの印象通りです。



操作性

『操作性』という点では、それほど高いとは思いませんでしたが、とりあえず色々な球にトライすることはできました。


それよりも、やはりこの『大らかさ』を武器に打っていったほうがいいように思いました。


完全に『オートマチック系』のアイアンだと思いました。



ヒール側

私はタイトリストのアイアンが昔から好きですし、ニューモデルを目にすると、試打せずにはいられません。


しかし、今回はそれほどテンションが上がることもなく、淡々と試打をしていました。


それは決して、このアイアンの性能が低いとか、フィーリングが良くなかった・・・。というのではなく、あまりにも前のモデルと似ていて、その印象のままの試打をしていたような気がします。


今回の4つのニューモデルは、かなり『小幅なマイナーチェンジ』といえるのではないでしょうか?



Titleist AP1 712 IRON

物理的な性能はとても高く、かなりのイージーアイアンですが、真新しさという点では、正直感じられませんでした。


『710』よりも、いったいどれくらい進化しているのかが、私にはよく解りませんでした。


性能自体はとても高いとは思いましたが、購買意欲は湧きませんでした。


次のアイアンに期待したいです。


今日は予定の球数を打ち終えて、早々と練習場を後にしました。

                         
        

                         

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