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2011年11月23日
ピン G20 フェアウェイウッド

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ピン G20 フェアウェイウッド です。

シャフトは TFC 330F Tour です。
ロフトは15度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は74g、トルクは3.4、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は339g です。

PING『G20シリーズ』のフェアウェイウッドです。
PINGらしく、とてもシンプルでカッコいいデザインです。

ドライバー同様、このフェアウェイウッドの色もグレーで、今では少し珍しい感じがしますが、とてもカッコいいですし、落ち着いて構えることのできる色だと思います。

ドライバーもそうだったので、ある程度予想はしていましたが、こうして見ていても、かなりのシャローヘッドです。
最近のフェアウェイウッドはシャローな物のほうが多いように思いますが、このクラブはそれらの中でもトップクラスといっていいくらい『薄い』感じがします。
かなりあがりやすさにこだわっているのでしょうか?
最近は多少ディープなヘッドでも、球が浮きやすいクラブが多いですが、これだけの薄さだとそれがかなり秀でているような気がします。

素振りをしてみても、実際の重量をあまり感じることはなく、むしろ軽い感じがしました。
タフなスペックのクラブではないと思いました。
かなり親しみやすい感じに仕上がっているクラブだという印象を受けました。
敷居は低いほうだと思いますが、割としっかりとしていて暴れる感じがしないので、安心して振っていける感じがしました。

ボールを前にして構えてみても、丸っこい形状のヘッドがとても親しみやすいですし、球がよくあがりそうな感じがします。
左右へ曲げるイメージもできましたが、どちらかといえば『真っ直ぐ』なイメージで飛ばしていきたいと思いました。
クラウンマークがあるのは、PINGのウッドならば当然といったところだと思います。
このクラウンマークを見ていると何となくなのですが、先日試打したブリヂストンの『ViQドライバー』を思い出しました。
試打を開始しました。

『打感』は、なかなかいい感じがしました。
シャローなヘッドではなかなかできないことなのですが、上手くボールを押し込んでいけるイメージをもつことができました。
硬すぎず、ソフト過ぎず・・・。といったところかな?と思いました。

『音』という点でも、静かな金属音がとても心地いい感じがしました。
『木』とはまた違う『金属の優しさ』といったらいいでしょうか?
フェアウェイウッドという名前ではありますが、ドライバー同様、木のフェアウェイウッドを見かけることはありません。
フェアウェイウッドという名前がすっかりと定着していて今でも使われていますし、これまでも『フェアウェイメタル』『フェアウェイチタン』と呼ばれるクラブもありましたが、いずれ名前が完全に逆転する日が来るのではないでしょうか?
特にパーシモンを経験されていない方にとって、フェアウェイウッドという名前は不思議に感じられることもあるのではないでしょうか?
そんなことを考えながら、この心地いい金属音を耳にしていました。

『球のあがりやすさ』という点では、かなり優れています。
このシャローな形状から、あがりづらい感じはしませんでしたが、実際に打ってみても、かなり球が浮いてくれます。
これならば『PAR5』のセカンドでもじゅうぶん使っていけると思いました。
ロフト15度のスプーンは、昔はすごく難しかったですが、今はとてもイージーになっています。
気合を入れて打っていた頃がまるで嘘のように、今はすごく楽な気分で200ヤード以上を攻めていけるようになりました。
『クラブの進化』という点でも、ここ数年でいえば、ドライバーやアイアンよりもフェアウェイウッドのほうが大きいのではないかな?と思えてきます。
これだけシャローだと、多少ライが悪くても充分に球を浮かせてくれるような気がしました。

『安定性』という点でも、高いパフォーマンスを期待できると思いました。
普通に打っている限り、球が散らばる感じがしません。
直進性が高く、弾道をまとめていきやすい易しさがありました。

『飛距離性能』という点でも、『PING』のイメージ通り、とても優れていると思いました。
これくらい楽に距離を稼いでいくことができるのだから、すごく有利に展開できそうな予感がしました。
ちょっと前まで、シャローなフェアウェイウッドは『距離』よりも『球のあがりやすさ』が最優先されているように感じることもありましたが、今ではすっかり両立できているように思います。
すごく進化しているのだと思います。

『操作性』という点では、とりあえず左右に曲げてみることも難しくなかったですが、どちらかといえば、『直進性』のほうが秀でているように感じました。
無理して曲げる必要はないと思いましたが、ドローヒッター・フェードヒッターそれぞれの持ち球で勝負できるクラブだと思いました。
『中立』的なクラブだと思うので、どちらでも対応してくれるクラブだと思いました。

なかなかPINGのフェアウェイウッドに出会う機会が多くなかったのですが、今日は運よく試打することができ、またとてもいい印象のまま試打を終えることができました。
こういった形状のクラブは、ちょっと前までならば、完全に『クリーク』や『7番ウッド』くらいだったと思うのですが、今は『スプーン』でもよく見かけます。
それには大きなメリットがあるのだと思いますし、これからも続くような気がします。

できるれば、私はもっと立体的な形状であったら・・・。と思うのですが、この形状に好感をもたれる方はとても多いのではないでしょうか?
PINGというと海外メーカーの中でも、どちらかというと『タフ』といいますか『骨のある』といったイメージもあるのですが、前回の『K15シリーズ』や今回の『G20シリーズ』はすごく敷居が低くなっていると思います。
G20ドライバーは今、とても人気が高いのだそうですが、その相乗効果で、このフェアウェイウッドにも人気に火が付くのではないでしょうか?
また試打する機会に恵まれたら是非試打してみたいです。
コメント
私、ゴルフを始めて半年になりますが、先日初めてコース(ハーフ)に行きまして。
47でした…感想は、やっぱり練習と本番は違うなと。
練習の練習はしてはいけないと、つくづく感じました。
本日、中古ですが、アイアンセットの、ヤマハ インプレスX Vフォージト ダイナミックゴールド(サイト様の2009年11月分のシャフト違い)を買いました。
今までは、メジャーなメーカー(テーラーメイドやツアステ)しか見ていなかったのですが、試打した所、今までに無い位に打感が良く、上手くなりそうと言うか、これを使いこなして上手くなるぞって気持ちになり、購入しました。
これから、寒くなりますが、サイト様もサイトを閲覧されてる方も、怪我には十分に気を付けて、ゴルフを楽しんで欲しいと思います。
長文失礼致しました。
2011-11-24 23:10 ケイエヌ URL 編集
ケイエヌ様。はじめまして
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして誠にありがとうございます。
ゴルフを初めて、まだ半年で初ラウンドが47という数字はすごいですね。
私の初ラウンドは、とても数えられるような数字ではありませんでした。
ケイエヌ様は、ゴルフの才能にとても恵まれておられる方だとお見受けしました。
テーラーメイドやツアステも素晴らしいですが、やはりヤマハのクラブは外せませんね。
私も大好きなメーカーのひとつです。
今回、ケイエヌ様は素晴らしいクラブに出会われましたね。
これからもどんどんレベルアップしていかれると思います。
私や私の記事を読んでくださってる方の体調までお心配りをいただきありがとうございます。
おかげさまで、私は何とか健康に過ごさせていただいております。
ケイエヌ様もどうか、風邪など引かれませんようご自愛くださいませ。
これからもお時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると嬉しく思います。
それでは失礼いたします。
2011-11-25 00:48 golfdaisuki URL 編集