ヤマハ インプレスX D202 ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
PR

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

Post

      
2011年11月11日
PR
  

ヤマハ インプレスX D202 ドライバー

                 
ヤマハ インプレスX D202 ドライバー 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ヤマハ インプレスX D202 ドライバー です。



MBX-512D

シャフトは MBX-512D です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は57g、トルクは4.2、バランスはD1、キックポイントは中&元調子、クラブ総重量は299gです。



正面

ヤマハ『Dシリーズ』のニュードライバーです。


最近、ヤマハのニューモデルに出会う機会が増えてきているので、とても嬉しく思っています。


前のモデルの『D201』を試打したのが、もう2年前なのかと思うと、月日の流れがとても早く感じます。


今回のこの『D202』も、前のモデル同様、『エンジ色』といったらいいのでしょうか?


とても美しくて特徴的だと思います。


先日試打した『Vシリーズ』は『黒』がメインカラーですが、『Dシリーズ』は、この色のイメージがすっかり定着したような気がします。


そのシリーズのコンセプトに合う色に配色しているところが、とても繊細な気配りのように思えてきます。


やはり、これまでたくさんヤマハの美しいクラブに出会ってきたから、余計にこのように思ってしまうのでしょうか?


ヤマハなど、美しいクラブを発表するメーカーのクラブを目にしていると、ゴルフクラブには『美』というものが必要だとつくづく感じます。



側面

この角度から見ると、それほどディープな感じがしません。


かといって、シャロー過ぎる感じもしません。


これくらいがちょうどいい・・・。と感じられる方がとても多いのではないでしょうか?



ヒール側のウェイト

先日試打した『V202 ツアーモデル』や『V202』には、ウェイトが見つからなかったのですが、今回のこの『D202』には、これまでのヤマハのドライバーらしく、しっかりと装着されています。


これによって、球がつかまりやすくなっているのでしょうか?


極端にラージサイズだとは思わなかったですし、それほどつかまりづらそうな感じはしないのですが、精度の高い研究の末にこのようになっているのだから、やはり大きな意味があるのだと思います。


こういった工夫は、『構えやすさ』を邪魔しないので、とてもいいと私は思っています。



フェース面のデザイン

このヤマハ独特のフェース面のデザインも、とても特徴的だと思いました。


『フェース面のX』は、他のメーカーのドライバーでも見られますが、私はやはり『ヤマハ』を思い出してしまいます。


これまでの経験からか、このフェースの弾きもすごく良さそうに思えてきます。


このフェース面のデザインは、『Vシリーズ』とは大きく異なるところだと思います。


やはりシリーズのコンセプトや対象となるゴルファーの違いによって、このような『メリハリ』をつけているのでしょうか?


どちらのフェース面も好感を持てますが、私の中で『ヤマハ』といえば、やはりこのフェース面の印象が強いです。



ネック長さ
 
『ネック』も、しっかりとついているので、好感を持ちました。


何が何でも『低重心一辺倒』ではなさそうなところに魅力を感じました。


扱いやすそうな印象を受けます。


こうして見ていても、あまり『タフさ』は感じませんが、しっかりとしていそうな感じがします。



顔

『顔』も変なクセがなく、オーソドックスな感じで好感が持てました。


ヤマハらしいとても整った感じです。


ヤマハのクラブを見ていると、こんな美しいクラブでゴルフがしたい・・・。と、いつも思ってしまうのですが、今日もまさにそんな感じがしていました。


全体的にもすごく高級感があります。


フェースが多少被っているのかと思っていたのですが、こうして見る限り被っているようには見えませんでした。


とことん構えやすさにこだわって、『球のつかまり』は、ヒール側のウェイトが役目を担っているのでしょうか?


私的には、かなり『至れり尽くせり』なドライバーだな・・・。と思っていました。



振り感

素振りをしてみると、全体的にやや軽く感じられたのですが、それほど頼りない感じはしませんでした。


この美しさから、多少タフに感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はそんなことはないように思います。


『ソフトスペック』と『ハードスペック』の、ちょうど中間あたりといったらいいでしょうか?


シャフトに貼られているシールを見ると、『H/S 41~46m/s』とあったので、かなり幅広い層をターゲットにしているのではないでしょうか?


見た目はとても美しくてカッコいいですが、その印象以上に親しみやすさが感じられるドライバーといっていいように思います。



構え感

ボールを前にして構えてみても、とても構えやすく感じました。


ロフトが『9.5度』のわりにはフェース面がやや見え過ぎな感じがしましたし、いわゆる『リアル』ではないと思ったのですが、それ以外は特に変わったところや不満に感じることはありませんでした。


『球のあがりやすさ』と『安定感』を感じさせる顔だと思いました。


ただ、私の場合はドライバーの『あがり過ぎ』を嫌うところがあるので、高くあがり過ぎないように気を付けようと思っていました。


とてもオーソドックスな顔をしているので、叩きやすい感じがするのですが、『吹き上がり』を連想してしまうところもあったので、あまり最初から強く叩いていくことは控えよう・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は良い印象をもちました。


適度な『柔らかさ』と『弾きの良さ』を感じることができました。


このグッドフィーリングは、打つ前からある程度予想していた通りでした。



打球音

『音』も、とても良いと思いました。


すごくいい気分にさせてくれる音だと思いました。


『クラブの品(ひん)』は、その『音』に表れることが多いですが、そういった意味でも、このドライバーはとても品(ひん)の良いドライバーだと思いました。


いくら球があがりやすくても、真っ直ぐ飛びやすいドライバーでも、その音がダメだったら、全てが『台無し』になってしまうのですが、このドライバーにはそれが当てはまらないと思いました。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点でも優れていて、弾道も高い感じがしました。


かなり『キャリー』を稼いでいくことができるドライバーだと思いました。


極端なシャローヘッドではないので、日頃シャローヘッドドライバーに慣れておられる方には、これくらいの『厚み』に不安を感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、決してタフなドライバーではないと思います。


幅広い層に受け入れられそうな敷居の低さをもっていると思います。



バックフェース

『安定性』も高く、とてもイージーなドライバーだと思いました。


見た目の印象以上にスイートエリアも広いように感じました。


このシャフトが私にはやや難しく感じた部分もあり、振っていて、やや暴れる感じもしたのですが、球はそれほど暴れることもなく、まとめやすい感じがしました。


『絶対的な直進性』という感じではないのですが、普通に打っている限り、大きなミスにはつながりにくい易しいドライバーだと思いました。


ヒール側のウェイトも、よく効いているのでしょうか?


球もつかまりやすい感じがしました。


球数をこなしていけばいくほど、イージーな印象が強くなりました。


ただ、ヘッドはすごく易しいのですが、やはりシャフトには少し難しく感じられる部分がありました。


またいろいろなスペックで試すことができれば、是非トライしてみたいと思いました。



飛距離性能

『飛距離性能』という点では、これまでのヤマハのドライバーが優れているので、このドライバーが以前の物よりも大きく飛距離が伸びているとは、正直思いませんでしたが、優れていることは確かだと思います。


これまでのハイレベルを維持していると思います。


この高い飛距離性能は多くのゴルファーにメリットを与えてくれると思いました。


ヤマハのドライバーには、『美しい』と『飛ぶ』というイメージを私は持っているのですが、このドライバーもそんなハイグレードな印象をもちました。


じゅうぶんにキャリーを伸ばしていけるドライバーだと思います。


やや『軽量感』が強いですが、思っていた以上に叩いていくこともできました。



操作性

『操作性』という点では、まずまずだと思いました。


かなり安定感があるので、あまり極端なショットは打ちづらかったのですが、とりあえずインテンショナルなショットを打つことはできました。


ただ、球がどうしても上がってしまうので、低いライナー系の球は難しく感じました。


しかし、それは私のスイングの改善点だと思いました。


このようなタイプのドライバーでも、しっかりと低い球を打っていけるようにならなければ・・・。と思いました。



ヒール側

ヤマハらしい、かなりハイレベルなドライバーでした。


今日試打した感じでは、先日試打した『V202』と、ややイメージがダブるところもあったので、もし機会があれば、一緒に試打して比較してみたいと思いました。


このドライバーもイージーですが、『V202』も、とてもイージーな印象が今でも強く残っています。


『V202』と、この『D202』で、かなりのゴルファーをカバーしているように思います。



YAMAHA inpres X D202 DRIVER

スペック的に、私にはやや難しく感じられる部分もあったのですが、全体的にとても『スッキリ』した印象を持ちました。


試打を終えた後も、すごくいい印象が残りました。


今はすっかり涼しく(寒く)なってしまいましたが、この心地よさは、真夏の暑い日に木陰で休んで、心地よい涼風を感じられた感じかな・・・?などと思っていました。


私は夏にはあまりやらないのですが、涼しくなると『ドライバーの打ち込み』を多くやることがあります。


今はまさにそんな季節です。


このドライバーがもしピッタリとマッチしていたら、今日はかなりの球数を打っていたように思います。



YAMAHA inpres X D202 DRIVER

易しいドライバーを探しているけど、『機能優先』に走り過ぎていて、見た目の良くないドライバーは使いたくない・・・。という方には、このドライバーはとても魅力的に感じられるのではないでしょうか?


『見た目の良さ』『打感・音のフィーリング』『飛距離性能』『安定性』が、かなり優れています。


たくさんの方に試していただきたい、ハイレベルなドライバーでした。


やはり『メイドインジャパン ドライバー』はいいな・・・。と思いました。

                         
        

                         

コメント

非公開コメント