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2011年11月08日
ヤマハ インプレスX V FORGED TOURMODEL アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ヤマハ インプレスX V FORGED TOURMODEL アイアン の7番です。

シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは34度、クラブ長さは36.5インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は118g、バランスはD2、キックポイントは元調子、クラブ総重量は444gです。

ヤマハインプレスシリーズの軟鉄アイアンです。
このアイアンを一目見るなり、美しいなあ・・・。と見惚れてしまいました。
ヤマハのアイアンで、しかもVシリーズのアイアンなので、美しいのは当然と言えば当然なのですが、このあまりにも美しい造形美に思わず見入ってしまいました。
『アイアンの美しさ』という点では、キャビティよりもマッスルバックのほうがシンプルな分だけ感じやすいことも多いのですが、今日はこの洗練されたキャビティアイアンの美しさにすっかり魅了されていまいました。
山や海などの『自然の美しさ』に感動することも多いですが、改めて『人間が作る物の美しさ』を今日は強く感じました。
人間では決して作ることのできない『自然の美しさ』というのもありますが、逆に人間だからこそ作れる美しさがあるのだと、このアイアンを見ながら感じていました。
ハァー・・・。と、何度もため息が出てしまいました。

どの角度から見ても、とても美しいです。
『珠玉のアイアン』とはこういうことをいうのだな・・・。と思いながら見つめていました。
これまでインプレスX Vシリーズのツアーモデルのアイアンにはすごく好感を持っていて、特に2008年の私の中でのアイアン・オブ・ザ・イヤーは、その年のモデルの『インプレスX Vフォージド ツアーモデル アイアン』でした。
今年も、この素晴らしいアイアンに出会うことができて、とても嬉しく思いました。
一部が違うのですが、このヘッドは『サテン仕上げ』がメインになっているところもすごく気に入りました。
見た目だけで、すっかり魅了されてしまいました。
すごく風格があります。

結構『彫り』の深いアイアンではありますが、打点の後ろはしっかりと肉厚になっているようです。
こういったところは、これまでの『Vフォージド ツアーモデル』に共通しているところだと思います。
キャビティの易しさを追求しながらも、やはり打感を損なわないようにしているのではないでしょうか?

あまりにも細かすぎて写真ではよく見えないのですが(どうにか写るように何度か撮ってみたのですが、これが精いっぱいでした)、フェース面をよく見てみると、細かい『ミーリング加工』が施されていました。
ミーリング加工されているアイアンは初めてではないですし、他のメーカーのアイアンでも何度か目にしたことはあります。
しかし、今回試打したこのアイアンは『インプレスX』の『X』を連想させるように『X模様』に刻まれていました。
とてもオシャレだな・・・。と思いましたし、センスの良さを感じます。
聞くところによると、このミーリングは、いわゆる『フライヤー』を軽減する効果があるのだそうで、それを聞いてすごく興味をもちました。
私はこれまでフライヤー現象のおかげで、何度も痛い目にあっていますし、ラフ(特に夏場のラフ)には苦労してきました。
かなり悔しいボギーやダブルボギーをたくさん打ってきました。
勿論、これはティショットをフェアウェイに止めておけない私自身の技術の未熟さもあるのですが・・・。
そもそも『新溝ルール』は2010年から施行されているルールで、プロは既に2010年から、アマチュアでも『日本』と名が付くなどJGAが主催する試合に出る選手は2014年から、それ以外の一般のアマチュアは2024年からの適用だったと思います。
そのルールの狙いはフェアウェイからはともかく、これまではラフに入ったボールでもスピンがよく効いてグリーンに止まっていたので、フェアウェイとラフの違いがあまり無く、それを改善する為のルールだと聞いたことがあります。
このアイアンはもちろん新溝ルールに適合していますし、その厳しいルールの範囲内で、いかにスピンを効かせるか・・・。というメーカーの工夫はとても素晴らしいと思います。
こういった企業努力のおかげで、わたしたちゴルファーは大きな恩恵を受けています。
ひとくちに『ラフ』といっても、いろいろとありますが、実際にこのミーリングがどれだけ威力を発揮するのか、是非コースで試してみたいと思いました。

『ソール幅』は、結構ワイドな感じがします。
『ツアーモデル』という名が付いているアイアンにしては、かなり広い感じがします。
同じアスリート仕様のアイアンでも、先日試打したタイトリストのMBアイアンとは大きく異なる感じがしました。
あまり高重心にはしていないのかな?と思いました。

『ネックの長さ』は、標準的に感じられました。
操作性の高さを感じさせるくらい、しっかりとネックがありますが、それほど長いとは思いませんでした。
アスリート仕様アイアンの中では、ごくノーマルなほうだと思います。

ボールを前にして構えたときに、このあまりにも美しい顔に「ホーッ」と声が出てしまうほど見惚れてしまいました。
このバランスの取れた美しい形状、トップラインの薄さ、グースの弱さ、フェースターンがしやすそうでボールを包み込んでいけそうな雰囲気・・・。
何もかもが私の中の『ど真ん中』でした。
今年もたくさんのいい顔をしたアイアンに出会ってきていますが、ここまで引き込まれる美しさをもったアイアンはちょっと記憶にありません。
まだしばらく見つめていたいと思いました。
ただ、美しい形状ではありますが、それほど『小顔感』はありません。
大きいというほどでもなかったのですが、『小顔』なアイアンだとは思いませんでした。
もう少し小振りでもいいかな?と思ったのですが、これくらいの大きさがちょうどいい・・・。と感じられる方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
ヘッドの大きさから、ある程度の『安定性』を感じることができましたが、この無駄のない美しい形状のおかげで、すごくいいイメージを頭に描いていくことができました。
余分な物がそぎ落とされていて、機能美をすごく感じました。
左右どちらにもまんべんなく対応してくれそうでしたし、とても安心できる顔です。
それと、こうして構えていても『ミーリング』が、結構目立っていました。
スピンが効きそうな感じがしますし、こんな感じ方をしたアイアンはちょっと記憶にありません。
次々と出てくるイメージがすごくクリアに感じられました。
試打を開始しました。

『打感』は、やはりこの美しさに相応しい素晴らしい感触でした。
キャビティの頼りなさを感じませんでした。
ヘッド後方の『肉厚感』をじゅうぶんに感じることができました。
ミーリングの効果でしょうか?
『球の喰いつき』も、いいと思いました。
キャビティアイアンですが、それでも、こういったタイプのアイアンは、マッスルバックのように、結構『薄め』にヒットできるのがまたいいと思いました。
それがこのスピン効きの良さにつながっているように思います。

『球のあがりやすさ』という点では、それほど高重心に感じなかったですし、特にあがりづらいとは思わなかったのですが、さすがは『ツアーモデル』といいますか、最近のキャビティアイアンの中では、結構タフな部類に入るような気がします。
ある程度のヘッドスピードがないと、球が浮きづらく感じられるかもしれません。
ヤマハのドライバーには対象となるゴルファーのヘッドスピードが、シャフトにシールで表示されていることが多いのですが、アイアンにはこれまでもなく、当然このアイアンにもありませんでした。
しかし、少なくとも『40後半くらい』は必要になってくるのではないでしょうか?
このアイアンには、軽量スチールがラインアップされているのか尋ねてみたところ、このダイナミックゴールドだけということだったので、やはり予めメーカーも対象となるゴルファーを絞り込んでいるように思いました。
ただ、グースが弱かったせいか、ストレートネックを好む私としては、とても球が拾いやすくて好印象を持ちました。

『安定性』という点では、『ツアーモデル』という名の割には、それほどシビアな感じはしませんでした。
キャビティアイアンの易しさが充分に感じられます。
神経質にならないといけないタイプでもなく、気持ちよくラインを出していくことができました。
勿論、名前の通り、イージー過ぎるアイアンではありませんが、その敷居は決して高すぎないと思いました。
構えたときのいいイメージのまま振り切っていけば、ボールは自然とそのラインに乗っていくような感じがしました。
こういった美しいアイアンを試打しているときによく感じることですが、打つ前にどれだけいいイメージを描いていけるか・・・。ということがすごく大切なことだと実感します。
『顔』という点でも、『安定性』という点でも、先日試打した『タイトリストMB』よりも、こちらのほうが私は気に入りました。
いい意味での『大らかさ』が、このアイアンには感じられました。

『飛距離性能』という点では、ごくノーマルな7番アイアン・・・。といったところだと思います。
飛距離系のアイアンではありませんが、やはり『距離感』を大切にするならば、これくらいまでがいいような気がします。
『飛ばす』というよりも『刻む』ことのできるアイアンだと思います。
ただ、今日は『アドレナリン』がたくさん出ていたのでしょうか?
いつもよりも、少し飛んでいたような気がします。
それは、やはりこのアイアンの美しさや雰囲気に圧倒されて、普段なかなか出ない力が出てしまったのかもしれません。
特に飛ばそうとは思っていなかったのですが、今日はいつもよりも少しキャリーが出ていました。
マッスルバックに似た『厚みで押していける』アイアンだと思いました。
『球の勢い』が強く感じられました。

『操作性』という点では、抜群の扱いやすさを感じることができました。
フェースターンがしやすくて、球を自然とつかまえていける、扱いやすいアイアンです。
球はつかまりやすいですが、引っかかる感じがしなかったので、私はすごく安心して打っていくことができました。
それ以外にも色々と細工をして打ってみたのですが、このアイアンはすごく応えてくれました。
いい意味で、練習場で遊ぶことのできるアイアンです。
球を打っていてすごく楽しいです。
変なクセがなく、あくまでも『中立的』なアイアンなので、ドローヒッターの方にもフェードヒッターの方にも、すごく扱いやすく感じられるのではないでしょうか?

今日は、このアイアンの持つ不思議な世界に引き込まれてしまいました。
なかなか試打を終えることができませんでしたが、試打を終えたあとも、しばらくボーっとしていました。
とても不思議な気分でした。
今年も素晴らしいアイアンにたくさん出会い、その都度テンションが上がっていきましたが、今日はその中でも『MAX』といっていいくらい上がりっぱなしでした。
初対面のときから、既に『KO』されてしまったように思います。
それくらい、このアイアンの美しさに魅了されていたのだと思います。

聞くところによると、このアイアンはいわゆる『限定モデル』ということだそうで、それが残念でなりませんでした。
つまり販売期間はとても短く、売り切れになってしまったら、追加の生産はしないということだと思います。
それは、これまでのヤマハのツアーモデルのアイアンに共通していることだと思います。
私はそれが残念で、そして不思議に思えてなりませんでした。
こういった素晴らしいアイアンこそ、できるだけ多くの方が手にとって試してみるべきだ・・・。と強く思います。
勿論、他にも素晴らしいアイアンはたくさんありますが、このアイアンはまさに『最高レベル』といっていいアイアンだと思いました。

ヤマハの契約プロである、藤田選手がこのアイアンを使っているのだそうですが、とても羨ましく思いました。
我々アマチュアと違ってプロだから、『ゴルフをエンジョイ』というわけにもいかないのかもしれませんが、少なくともこの極上アイアンでラウンドできたら、すごく楽しいだろうと思いました。
ワンショットワンショットの喜びがとても大きいように思います。
この『圧倒的な美しさ』を見ているだけで楽しかったですし、そして実際に球を打っても至高の喜びを与えてくれるアイアンでした。

このアイアンの大きな特長でもある『ミーリング』が、実際にどれだけの効果を発揮するのかは、練習場ではつかみきれないですし、是非コースで実感してみたいと思いました。
そしてその効果が優れているからといって、『R&A』や『USGA』がこのミーリングなどを規制しないで欲しいと思いました。
ある程度のルールは仕方ないと思いますが、あまり縛り付けずに、こういったメーカーの企業努力を大切にして欲しいと思いました。
先ほども書きましたがミーリング加工のあるアイアンは、このアイアンが初めてではありませんが、ひょっとしたら、このアイアンは『ミーリングブーム』の火付け役になるのかもしれない・・・。と思いました。
特にゴルフクラブ業界は、ひとつのヒット作が出ると、他のメーカーもそれに追随するところがあるので、十分に可能性があるように思いました。
ラフからでも、ある程度止まってくれると嬉しい・・・。と、『砲台グリーン』がたくさんあるコースをホームコースにしている私はつい思ってしまいました。
気候的に、これからラフはきつくなくなりますが、代わりにグリーンが硬くなるので、これからもスピンの効いたショットを打っていかなくてはなりません。
そんなときに、このアイアンはとても心強い存在になってくれるような気がしました。

毎年たくさんのゴルフクラブに出会ってきて、「これだな・・・。」と思えるのは、年にたった『2~3本』くらいしかありません。
多い年でも『4~5本』くらいです。
いくら美しくてフィーリングの良いクラブでも、あまり印象に残らないクラブも少なくありません。
今年出会ったアイアンの中でも、今回試打した、この『YAMAHA inpresX V FORGED TOURMODEL』は、その「これだな・・・。」に間違いなく該当します。
私が毎年決めている『アイアン・オブ・ザ・イヤー』に間違いなく候補として挙がるアイアンです。
この時期に出会ったので、印象が強くて有利だとは思いますが、もし1月に出会っていても間違いなく候補に挙がっていると思います。
高いレベルでの『機能』と『美』を追求したアイアンです。
チャンスがある限り、また何度でも試打を楽しみたいと思いましたし、購買意欲がすごく強く刺激されてしまいました。
今日はあまりない、最初から最後まで、ずっとハイテンションな日でした。
コメント
No title
この度は色々と試打されておりますgolfdaisukiさんに
アドバイスを頂きたいのですが、少し前までエポンのAFツアーを使用していたのですが、怪我をしてしまって距離が出なくなった為、現在はロマロRayVアイアンをしようしております。
が、やはりヘッドの反応もいまいち・・・打感も悪くはないですが・・・
で、アイアンの購入を考えているのですがインプレスツアーモデル・MP59・エポンAF302を考えております。
一番のお勧めはどれですか?
私はヘッドが下めから入るのでボールが浮きやすく弱くなりので、ボールを前に押してくれるようなヘッドを探しているのですが中々全てのクラブを試打出来ないので
何か意見をしていただけないでしょうか。
2011-11-10 21:13 バーニー URL 編集
2008年モデルを使いました。
先日今年最後になるコンペに行ってまいりました。
ゴルフバックが運送会社の手違いで届いていなく貸しクラブでラウンドになるところでしたが、ゴルフバックを2セット持ってきている方がおりましてご好意でお貸しいただきました。
(彼はその日の体調や調子、天候によってセットを使い分けているそうです)
そのアイアンがインプレスX Vフォージド ツアーモデル 2008でした。
正直なところ、私はアイアンに苦手意識が有り、うわぁ自分に扱えるかなと思ったのですが打感や構えた感じも良くアイアンが好調な気分の良いラウンドをすることが出来ました。
ヤマハの製品作りにはいつも感心させられてしまいます。昔お世話になったバイクや、今使っているパター。
なんといったらいいか艶があるがぴったりかもしれないですね。
現在私はクリーブランドのCGREDを使っているのですが新溝のインプレスX Vフォージド ツアーモデルが次の候補の一番手になりそうです。
私がゴルフを始めた頃はオールクリーブランドのセッティングでしたのでキャディバックからクリーブランドが減っていくのがなんとなく寂しく思います、クリーブランドの軟鉄新溝対応アイアンが出るのを待ちつつこのヤマハのアイアンを得るチャンスをうかがいたいと思います、問題は他にも欲しいアイアンがあるということですね(笑)
貴重な試打情報と出会えてなんだか嬉しいです。
またよろしくお願いいたします。
2011-11-11 23:22 クリブ好き URL 編集
どれもいいアイアンばかりですね
この度はコメントを寄せてくださいましてありがとうございます。
さて、今回はアイアンについてのご質問を頂戴しておりますが、候補に挙げておられるアイアンはどれも素晴らしいものばかりですね。
私も大好きなアイアンたちです。
『一番のお勧め』とのことですが、あくまでも私の好みでよろしいでしょうか?
もし、それでよろしければ、『即答』で『インプレスツアーモデル』です。
このアイアンの完成度はかなり高いです。
私はこのアイアンにすっかりKOされてしまいました。
今でも頭から離れません。
>私はヘッドが下めから入るのでボールが浮きやすく弱くなりので、ボールを前に押してくれるようなヘッドを探している
とのことですが、正直申しまして少し意味が解りづらい部分がありました。
ロマロRayVアイアンは、ロフトも立っていて、少し扱いづらい部分があったことを私は覚えています。
ロマロのアイアンは、これまでも好きな物もありましたが、このRayVアイアンにはそれらと比べてあまり魅力を感じておりません。
ボールを前に押してくれるような・・・。ということは、『ロフトが立っている』というのがいいのでしょうか?
それとも『ノーマルロフトでこちらが押し込んでいける』ということなのでしょうか?
ちょっと疑問が残ったのですが、私はヤマハのインプレスツアーモデルを試されることを是非お勧めしたいと思います。
間違いなく、すごくいいアイアンです。
エポンAF-302よりも私は気に入りました。
以上が私の考えなのですが、参考にしていただけましたでしょうか?
これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。
2011-11-13 01:07 golfdaisuki URL 編集
このアイアンはいいです
いつもありがとうございます。
ところで、ゴルフバッグは無事に戻ってきましたか?
こういったトラブルは結構あるので、お互い注意したいですね。
また偶然お借りになったクラブがインプレスだったとは、とても運命的なものを感じます。
この2008年モデルは、間違いなく素晴らしいです。
あの好印象は今でも強く残っています。
そのアイアンで良いラウンドされたということはクリブ好き様は、やはりヤマハのクラブとも、ご縁があるのではないでしょうか?
仰るとおり、ヤマハの製品作りは素晴らしいですね。
私はバイクの免許を持っていないので、バイクには乗ったことはないのですが、これまでもピアノをはじめとする楽器などにはたくさん触れてきましたし、ゴルフクラブにはいつも魅了されています。
今回の、このツアーモデルアイアンは『素晴らしい』の一語に尽きます。
是非、クリブ好き様も手に取って試されることをお勧めしたいと思っております。
こちらこそ、これからもよろしくお付き合いくださいませ。
それでは失礼いたします。
2011-11-13 01:21 golfdaisuki URL 編集
比較すると…
今回ヤマハの2012年モデルが発売されまして、非常に興味があります。
今年のモデルはデザインが自分好みというのが一番の理由なのですが(笑)
今はキャロウェイのXフォージド09を使ってます。
それと比較すると、難しさ、打感や飛距離などはどうでしょうか?
ツアーモデルでも扱えるでしょうか。
ノーマルのVフォージドとも比較して頂けるとうれしいです。
まだ20代なのでヤマハは少し早いかなとも思いますが、これからもっともっと練習したいと思ってます。
覚えている限りの範囲でいいのでお願いします。
2011-12-04 01:51 くま URL 編集
敬遠すべきアイアンではありません
この度はコメントを寄せてくださいまして、ありがとうございます。
さて、今回はアイアンについてのご質問を頂戴しておりますが、2009年モデルのXフォージドはまさに傑作といっていいほどの名アイアンですね。
すごく印象深いアイアンです。
そのアイアンを使っておられる、くま様はとても感性の鋭い上級者の方だとお見受けします。
そのアイアンと今回のアイアンの比較ということなのですが、正直申しまして難しいご質問だと思いました。
敢えてどちらかに優劣をつけたくはないと思いました。
それは、Xフォージドを使っておられるのでしたら、今回のこのヤマハのアイアンの素晴らしさを充分感じて頂けると思ったからですし、私の感想よりも、むしろ、くま様ご自身のフィーリングを大切にして頂きたいと思うからです。
軟鉄鍛造アイアンにも色々とあるのだとは思いますが、この2つのアイアンがとても素晴らしいことを私は自信を持って言えます。
キャロウェイとヤマハというメーカーはそれぞれ異なりますが、おそらく私の予想なのですが、実際に作っているところ(本当のメーカー)は同じなのではないでしょうか?
その製造元とも思えるメーカーは、これまでも素晴らしいクラブを作り続けていますし、とても信頼できるところです。
なので、もしXフォージドを気に入って使っておられたのでしたら、是非このヤマハのアイアンを試していただきたいと思っております。
ツアーモデルでも扱えるでしょうか?とのご質問ですが、私はツアーモデルとノーマルモデルの両方を試打してみたのですが、ツアーモデルだからといって、特別に難しいとは思いませんでした。
むしろ顔がいいですし、私はツアーモデルのほうが圧倒的に好きです。
くま様は、まだ20代ということだそうですが、20代だからヤマハはまだ早い・・・。ということが私にはよく理解できません。
何歳であっても、自分が好きで自分に合うクラブを使うべきなのではないでしょうか?
ゴルフクラブには、『何歳限定』という『括り(くくり)』はないですね。
お若い方からベテランの方まで幅広い層に愛されるアイアンだと、私は思っています。
なので、くま様がどういったタイプの方なのかは私は存じ上げませんが、是非一度試してみられることをお勧めしたいと思っております。
周りから、「君にはまだこのクラブは早いよ・・・。」という声があるのかもしれませんが、周りの意見でクラブを選ぶことを私はこれまでもしてこなくて、いつも自分が決めたクラブを購入してまいりました。
クラブを買うときに、人に相談したことはありません。
全て自分の意志に任せてきました。
そのクラブが多少自分にはタフなものであっても、練習をして絶対にこのクラブに見合う腕になってやる・・・。といった気概をもってクラブに接してきました。
今、振り返ってみても、その選択は正しかったと思っていますし、自分が決めて好きなクラブだからこそ、愛着が湧くというものですし、ゴルフが楽しくなりますね。
周りの意見を参考にしたり、色々な情報を集めようとしておられる姿勢はとても素晴らしいことだと思いますし、私も見習わなければと思いますが、あまり周りの意見などに左右されず、ご自身の感覚を大切にされたり、そのクラブを手にして、数年後の自分の未来が想像できるか感じてみていただきたいと思いました。
そういったことからクラブを選んでみられるのもいいのではないでしょうか?
以上が私の考えなのですが、お力になれましたでしょうか?
本来ならば、お聞きになりたかったことを正確に申し上げるべきなのかとも思ったのですが、あまり先入観を持たれないで、ピュアなままで試していただきたいと思ったので、このような返事になってしまいました。
ご自身のフィーリングを大切になさってください。
それでは失礼いたします。
2011-12-08 00:25 golfdaisuki URL 編集
No title
いろいろな角度から見ておられるgolfdaisuki様のコメントは大変参考になり、毎日楽しみに拝見させていただいております。
現在、三浦疑技研のCB-3003にて愛用しております。
軟鉄鍛造アイアンの感触に大変満足していますが、そろそろ他のアイアンに交換したいと考えております。
候補は挙がっているには、エポンのAF-302でした。
AF-302は何度か試打をしたことがあり打感等は大変気に入っております。
先日、ショップに行った際、インプレスX V FORGED TOURMODELがあり、「これがgolfdaisuki様のアイアン・オブ・ザ・イヤー2011のアイアンか」と思い、手に取ってみて構えたところ、試打もしないうちに一気に購買意識が強く刺激された次第であります。
残念ながら試打クラブがなく打感等体感できませんでしたが・・・
そこで、golfdaisuki様にご質問なのですが、身長に応じたシャフトの長さがあるのでしょうか?
小生は身長が185cmほどあり、シャフトもDGS300を1番手ずらしで装着しています。
身長に応じたシャフトの長さがあるとしたら、AF-302を購入した場合、ヘッド単体売りのため自分の身長に合わせてシャフトの長さを調整していただくという事が可能ですが、インプレスX V FORGED TOURMODELの場合になるとシャツト付の販売のため、身長に合わせたシャフトとの差し替えとなってしまうため、割高になってしまます。
golfdaisuki様に身長とアンアンの長さについてご教授いただきたく、宜しくお願いいたします。
2012-04-23 21:54 F.K URL 編集
F.K様。初めまして
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして誠にありがとうございます。
三浦技研のCB-3003はとてもいいアイアンですね。
私も以前試打したことがあるのですが、とてもいい印象が残っています。
さて、今回は身長に応じたシャフトの長さについて、ご質問を頂戴しておりますが、それははっきりとあります。
大手メーカーの、いわゆる『既製品』と呼ばれるクラブは日本人の平均的な身長をもとに組まれていることが多いですが、ひとりひとり身長や手足の長さも違うので、既製品がピッタリ合うことのほうが稀ですね。
本来ならば、フィッティングを受けてカスタムオーダーをするべきだと思うのですが、そういったことをせずに既製品のまま使っておられる方がとても多いですね。
F.K様は、かなり高身長の方なので、まず間違いなくシャフトの長さはもちろん、ライ角も合っていないと思われます。
クラブは長さも大切ですが、ライ角が合っていないと、方向性がバラバラになってしまいます。
極論をいうと、『アイアンはライ角が命』だと私は思っています。
185センチの身長ですと、例えば5番アイアンの既製品のアイアンの長さが『37.75インチ』くらいだとすると、だいたい『0.25~0.5インチくらい』は長くなるように思われます。
しかし、それは手足の長さなども関係してくるので、まずは数値にとらわれずに、きちんと計測され、フィッティングを受けられてから組むのがベストです。
私もアイアンセットを購入するとき(今使っているアイアンはミズノですが)、既製品をそのまま購入して、全てリシャフトしております。
『ダイナミックゴールド』から『ダイナミックゴールド』に替えているのです。
それを『長さ』は勿論、『振動数』『バランス』『重量』など、全て私に合うようにセッティングしてもらい、それをずっと愛用しています。
F.K様は『1番手ずらし』されているようですが、せっかくなので、もっと正確に計測されて組まれてみてはいかがでしょうか?
仰る通り、三浦技研やエポンなど、いわゆる『ヘッド売り』してくれるメーカーでは、ヘッドを購入して、後で自分の好きなシャフトを好きな長さで組むことができますが、ヤマハのように大手メーカーでは、既に組まれていることが多いですね。
なので、一度シャフトを抜いて、また新たに組むという作業は余計なコストがかかってしまいますね。
そこで提案なのですが、もしよろしければ『インプレスX V FORGED TOURMODEL』のメーカーである『ヤマハ』の担当者の方にご相談されてみてはいかがでしょうか?
ちなみに電話番号は『0120-808-562』です。
私はヤマハに直接電話をしたことがないのですが、ヤマハに電話したことのある友人の話ですと、とても親切に対応してくれるそうです。
そこで『ヘッドの単体売り』が可能かどうか、確かめられてみてはいかがでしょうか?
インプレスX V FORGED TOURMODELは、もう生産が終了していますし、ヤマハのカスタムオーダーも終わっていますが、ヘッド自体はメーカーも持っている可能性が高いので、まずはお尋ねになってみてはいかがでしょうか?
思うような結果が得られないかもしれませんが、まずは可能性があるところにトライしてみましょう。
もし、それでダメであれば、やはり仕方のないことですが、店頭の既成モデルを購入され、それから『リシャフト』や『ライ角調整』などといった作業が必要になってくると思われます。
仰る通り、余分なコストがかかってしまいますが、アイアンは大切に使えば『一生物』です。
特に『新溝規制』に適合しているアイアンは、これからもずっと使い続けていくことができますね。
これからも色々なアイアンが登場してくるとは思いますが、それでもこのアイアンが色褪せることは決してありません。
ずっと使い続けていけるアイアンです。
なので、私としてはもし、『ヘッドの単体売り』が不可能であれば、多少コストはかかってしまいますが、『リシャフト』『ライ角調整』の方法がベストではないか?と思っております。
せっかく素晴らしいアイアンを手に入れられようとしておられるのですから、できれば後悔なさらないようなベストな方法をとられ、ゴルフを楽しんでいただきたいと思いました。
以上が私の考えなのですが、お力になれましたでしょうか?
もしよろしければ、ヤマハに電話されましたら、その内容などをお聞かせ願えると幸いです。
私も大好きなアイアンなので、とても興味があります。
これからもお時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけるとありがたく思います。
それでは失礼いたします。
2012-04-24 23:50 golfdaisuki URL 編集
golfdaisuki 様
golfdaisuki様の道具に対する拘りに感心した次第であります。
早速ヤマハゴルフHS事業部にヘッド単体売りの販売が可能であるか確認を取ってみました。
残念ながらヘッド単体の販売はしておらず、ライ角調整は1度が限界との事でした。
GW中にインプレスX V FORGED TOURMODELを試打でき、フィッティング等の相談ができるショップを探してみます。
また今回、購入に際し今後自分自身の上達のためにも現在使用しているアイアンから少し背伸びしたクラブを購入したいと考えていました。
“下手の横好き”でお恥ずかしい限りですが、CB-3003を基準した場合で、少し難易度がありオススメできる軟鉄鍛造アイアンがありましたらお教えください。
高い買い物ですので、いろいろと悩んで楽しみながら購入したいと思います。
現在使用しているCB-3003は購入の際フィッティングをおこない、各番手ライ角を約2度の調整をしていただいておりますが、golfdaisuki様がおっしゃるとおり、アイアンは大切に使えば「一生物」ですし、そのためにもきちんと測定して自分に合うクラブを組みたいと思います。
GW中もgolfdaisuki様の試打日記を楽しみにしております。
2012-04-25 19:01 F.K URL 編集
ミズノをお勧めします
再びコメントを寄せてくださいまして、ありがとうございます。
そうですか。やはりヤマハはヘッドの単体売りはしてくれませんか・・・。
残念です。やはりOEMによるところの『本当のメーカー』ではないので、仕方のないところなのかもしれませんね。
それで、他のオススメしたいアイアンですが、まず真っ先に思いついたのが
ミズノの『MP-63』と『MP-59』です。
特に私は『MP-63』が大好きなので、強く推薦させていただきたいと思っております。
このアイアンは『顔良し』『打感良し』『操作性良し』。そして難しすぎないところに親しみやすさを感じております。
今は色々なメーカーがフィッティングに力を入れていると思いますが、ミズノは他のメーカーよりも、ずっと前から力を入れていました。
ご存じの通り、ミズノのアイアンのその品質の高さは、まさに『世界レベル』ですし、アイアンメーカーとして、その総合力は№1だと私は思っています。
なので、MPアイアンをお勧めしたいと思っております。
ミズノは『クラブオーダーシステム』が充実していて、同じモデルのアイアンでも、様々なライ角のヘッドを用意していますし、デザインなどもオーダーできるので、多少納期がかかってしまうかもしれませんが、まさに『世界でひとつだけのヘッド』を作ることも可能ですね。
勿論、身長など個人個人の体格に合わせてクラブをフィッティングしてくれますし、その『精度の高さ』『種類の多さ』は他の追随を許しません。
F.K様がお住まいの地域が解らないのですが、もしよろしければミズノのフィッティングを受けられてみてはいかがでしょうか?
できれば、ミズノ直営のショップがいいと思うのですが、ミズノのフィッティング施設は日本全国にあるので、そちらで受けられるのもいいと思います。
まずはミズノにお電話をされることをお勧めします。
電話番号は0120-320-119です。
まずはお電話で相談されてみてはいかがでしょうか?
きっと、いい解決策が見つかるように思われます。
他のメーカーでお勧めは、
1.『タイトリスト AP2 712 アイアン』
2.『タイトリスト CB アイアン』
3.『ブリヂストン ツアーステージ X-BLADE 707 アイアン』
4.『キャロウェイ LEGACY BLACK アイアン』
5.『フォーティーン TC-930 フォージド アイアン』
などがありますが、ヤマハと同じような対応になってしまうように思われます。
やはりOEMに頼っているメーカーと、ミズノなどのように自社工場で生産している『本当のメーカー』との違いはどうしてもでてしまいますね。
私も長年ミズノのアイアンを使用していますし、私の周りにもミズノのアイアンを使っている人は多いです。
彼らに言わせると、一度MPアイアンを使うと、もう他のメーカーのアイアンを使う気がしないのだそうです。
確かに彼らの言うことも解るな・・・。と、いつも思っています。
『一生物』であるアイアン購入の為に、精度の高いミズノのフィッティングを受けることを検討されてみてはいかがでしょうか?
きっと『長年の相棒』と呼べるような素晴らしいアイアンと出会えると思います。
ミズノはアイアンに『本気』のメーカーです。
他のメーカーのように設計から全てOEMに頼ってしまうようなことはありません。
また、特別な仕様でない限り、フィッティングを受けて、『注文』になっても、特別高い料金は発生しないと思います。
通常の価格で、自分にピッタリのアイアンを見つけてくれるのが『ミズノ クラブ オーダーシステム』です。
なので、私はミズノをお勧めしたいと思います。
以上が私の考えなのですが、お力になれましたでしょうか?
GW中は思うように練習場に通えないかもしれませんが、できるだけ新しいクラブに出会っていきたいと考えております。
ゴルフクラブ(特にアイアンセット)は高い買い物なので、F.K様が満足されるクラブに出会われますことを願っております。
それでは失礼いたします。
2012-04-27 02:47 golfdaisuki URL 編集
出会えたので。
先日、R9TP-FORGEDについてコメントさせていただきましたdaisukeです!
その後2ラウンドして、一緒にまわった後輩から、譲ってくれとお願いされたため、譲ってしまいました。
とても好調だったのですが、後輩に言われると、ついつい。。。
とは言え、私もアイアンがないとゴルフができないばかりか、寝る前に眺めることすらできません。
そこで、ブログを拝見させていただき、MP63とV-FORGED tourの2つに絞り、試打してきました。
どちらも、素晴らしい顔と打感でした。本当に素晴らしい。
R9も大好きでしたが、顔ならこれらの方が、スッとアドレスに入れる感じで良かったです。
打感は、柔らかいです。
やや、V-FORGED tourの方がモチっとした感じでした。
また、易しさという点でもV-FORGED tourの方が、易しく感じました。
最終的に、限定と言う言葉に負けたのも事実ですが、新品が見つかったこともあって、購入を決めました。
本日、暑い中、フラフラになりながらラウンドしてきましたが、アイアンショットはバッチリでした。あまり左右の狂いは気にせず、距離感だけに注意してショットしました。
私は7番で165Yを打ちますが、ぴったり165でした!
R9は、やや飛ばない感じでしたが、その前のX-FORGED07と非常に似た感じで、距離感や打感、打音はとても似てます。ややV-FORGED tourの方が小顔ですが、難易度はほぼ同じです。
小顔な分だけ、なぜか所有感というか、満足感が高く、ヤマハというブランドの力強さに共感しています。
見た目のシャープさと、打ち味が、良い意味で違う感じです。
見た目は片手ハンデくらいの方が使う樣なシャープさなのに、打ってみるとハンデ12の自分でも、十分に易しさを感じました。
いやぁ、本当に素晴らしいアイアンです。安くなってたから買えた、というのもありますが、このブログを拝見して、そして自分も体感して、相棒を見つけることが出来ました。
本当にありがとうございます。
私は40歳手前の年齢ですが、急速に広まったIT社会に、つくづく感謝する日々です。
片手ハンデを目指し、達成できたら、またこのブログに勝手に書き込ませていただきます(笑
失礼いたしました。
2012-07-14 17:05 daisuke URL 編集
こちらこそありがとうございました
この度はコメントを寄せてくださいまして、ありがとうございます。
暑い日が続きますが、私の方はおかげさまで元気に過ごさせていただいております。
daisuke様はいかがですか?
V-FORGED tourはとてもいいアイアンですね。
私も大好きですし、購入したいと思っているのですが、なかなか実現できておりません。
daisuke様がとても羨ましいです。
やはりいいアイアンに出会うとゴルフが楽しくなりますし、スコアメイクという点でも楽になりますね。
今は本当にいいアイアンがたくさんあるので、私も迷ってしまいます。
私の記事がdaisuke様にお役に立てたと思うと、とても嬉しく思いますし、これからも記事を書き続けていきたいと思いました。
こちらこそありがとうございました。
また何かございましたら、コメントを寄せていただけるとたいへん嬉しく思います。
それでは失礼いたします。
2012-07-17 23:25 golfdaisuki URL 編集
アドバイスいただけますか
先日は炎天下の中でフラフラしながらラウンドしました。
まだまだ下手なので、厳しい季節にこそ、練習しなければと思っています!
さて、1つアドバイスをいただけますでしょうか。
このアイアンは、これまで使ってきたアイアンに比べ、シャフトの長さが各番手で0、5インチ短く、2度くらいライ角がフラットです。
そこで、シャフトを伸ばすか、検討しています。
シャフトは、DGS300からDGS200なので、長さ以外のフレックス等は、さほど変わらないと思うので、バランスを考えながら、エクステンションで0、5インチ伸ばし、ライ角を少しアップライトにしたいのです。
伸ばすなら、DGS300でリシャフトした方が良いでしょうか?
ちなみに、以前のアイアンは購入から未調整です。
フィッティングを受けるべきなのは言うまでもありませんが、極端な話、以前のアイアンと全く同じスペックになれば問題ないと思っています。
細かな数値は違うでしょうけれど、使った感触では、長さとライ角が合っていないだけ、と考えています。
いかがでしょうか。
2012-07-19 19:01 daisuke URL 編集
正直、あまりおすすめできません
再びコメントを寄せてくださいまして、ありがとうございます。
さて、今回はシャフトについてのご質問を頂戴しておりますが、DGS300か200で迷っておられるようですね。
まず結論から申しますと、DGS300か200にすることに、それほど大きな意味はない・・・。ということです。
意味がない・・・。といいますと、ちょっと極端な言い方かもしれませんが、ダイナミックゴールドはとても高性能なシャフトですが、『製品ごとのバラつき』が昔からとても多いのです。
それは今でも全く変わっていません。
ダイナミックゴールドのS300が、全て同じバランスや振動数などがセットで組まれていることはまずありません。
同じS300でも(S200でも)一本一本にかなりバラつきがあるのが現状です。
だからS300にするか、S200にするか・・・。ということに大きな意味が無いと申し上げたのです。
0.5インチ伸ばして、アップライトにしたい・・・。というお気持ちもすごくよく解りますし、クラブにどういったことを求めていきたいのかも理解できます。
しかし、ただそうしたいから、そうしてみた・・・。というのでは、おそらく色々な不具合も生じてしまうのではないかな?と思っております。
勿論、daisuke様がそうされたのであれば、そうされるのが一番なのかもしれませんが、私は正直申しまして少し不安に感じております。
daisuke様がお持ちのクラブの中で、このクラブだけはすごく振りやすくて結果もいい・・・。というクラブが一本はあるはずです。
そのクラブを基準として、組まれるのが良いのではないか?と思っております。
それはドライバーかもしれませんし、FWかUTかもしれません。5番アイアンかも9番アイアンかもウェッジかもしれません。
とにかく、一番安心して振れるクラブを基準として調整されるほうが良いのではないでしょうか?
シャフトに限らず、日本製・海外製問わず、ヘッドのバラつきはとても多く、ライ角やロフトなども統一感がとれていないのが殆どです。
ごく限られたあるメーカーはかなり正確性が高いですが、殆どの大手有名メーカーのアイアンはバラバラです。
それをエクステンションで0.5インチ伸ばして、ライ角をいじる・・・。というのは、少々乱暴なのではないかな?と思っております。
まずは、経験豊富なクラフトマンの方とご相談されるのがベストだと思います。
勿論、daisuke様が一番やりたい方法がベストなのかもしれませんが、あくまでも私のこれまでの経験上、失敗するリスクも大きいように思われます。
ライ角を変えるということは、必然的にロフトなども変わってしまいます。
そういったこともお考えいただきたいと思います。
一番自分に合ったクラブを基準にして、セッティングしていくと、それがまさに『ジャストフィット』だと思いますし、例えショットの調子が悪くなったとしても、クラブはいいのだから、あとは自分のスイングを調整していくだけ・・・。というシンプルな発想になれますね。
それこそがフィッティングをする意味なのだと私は思っています。
繰り返し申しますが、DGはとてもバラつきの多いシャフトです。
単純にS300だから、S200だから・・・。といえない部分があるのです。
私はずっとDGを愛用していますが、それも全て正確に計測してもらって、私に合うように調整してもらったDGを使っております。
daisuke様がこれまで使ってこられたクラブの中で、一番信頼できるクラブを基準にして調整されたほうが良いのではないか?と思いました。
クラフトマンの方によくご相談されることをお勧めします。
以上が私の考えなのですが、参考にしていただけましたでしょうか?
それでは失礼いたします。
2012-07-23 02:29 golfdaisuki URL 編集
基準のクラブ
DGSの製品制度について、やはりそうなのですね。私もそうだろうな、と考えていました。
なのにDGS300を求めたのは、基準にしている前アイアン(Xフォージド2007の6番)がDGS300で、撓り感や長さと重さがぴったりだったからなのです。それに合わせ、ウッドもウェッジもぴったりでした。ご指摘のとおり、前アイアンもカタログ値からはほど遠い数値かもしれません。
しかし、結果からみても、感覚的に凄く合っていました。
長さの違いだけは、見てすぐに分かりますので、新アイアンと違う事は明らかなのです。VフォージドツアーのPWと、使用中のPSウェッジ(Xフォージドウェッジの52°DGS300)の長さが逆転していました。
この、長さも含めて、おまじない、というか安心感というか。そういう点が多分にあります。自分にぴったり合ったアイアンと同じスペックだ、という安心感です。
DGS200のまま、エクステンションで長さを揃えるという方法は、予算の都合で考えついたものです。ライ角やロフト角の関係性がありますよね。そこはクラフトマンに相談してみたいと思います。
私レベルでは、DGS300と200の違いは、分かる筈はありませんが、長さの違いによる撓り感やバランスの違いみたいな部分に、どうしても違和感を感じます。
Vフォージドツアーのヘッドは、本当に大好きで、このヘッドで、前アイアンの時の様なフィーリングにしたい、と思っています。それこそが無理なのかもしれませんが。細かな数値は分かりませんが、XフォージドとVフォージドツアーは、とてもよく似ています。
簡単な話、Xフォージド2007を使えば良いのですが、このアイアンは数年後に息子に譲りたくて、磨きあげて保管しています。
DGS300と200の違いや、製品誤差が分かるほど、私は上手くないのですが、DGS300であの長さ、がマッチしている!と思ってしまったために、他のスペックで調子を悪くしてしまうのは嫌だ、と考え過ぎているのかもしれません。
長ささえ同じなら、DGS200にDGS300のラベルを貼ってしまえば、わからないと思います(汗
メカニカルではなくて、メンタル!?の問題ですよね。
とりとめのないコメントで、大変失礼いたしました。
ご丁寧なアドバイスをいただき、本当に嬉しいです。
2012-07-23 10:06 daisuke URL 編集
素晴らしいアイアンに仕上がることを願っております
こちらこそ、いつもコメントを寄せてくださいまして、ありがとうございます。
いいフィッティングを受けられ、素晴らしいアイアンに仕上がることを願っております。
まさにアイアンは一生物の相棒といえる存在ですね。
仰る通り、メカニカルよりもメンタルな部分が重要だと思います。
しかし、それでもやはりクラブセットには『統一感』をもたせたほうがゴルフがシンプルになりますし、感覚が合いやすいです。
使っているクラブに対して、絶対的な信頼がおけるからこそ、よりアグレッシブなゴルフが展開できるものですね。
毎日暑さが厳しいですが、お互い暑さに負けずにゴルフをエンジョイしてまいりましょう!
それでは失礼いたします。
2012-07-27 00:06 golfdaisuki URL 編集