ヤマハ インプレスX V202 ツアーモデル ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2011年10月30日
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ヤマハ インプレスX V202 ツアーモデル ドライバー

                 
ヤマハ インプレスX V202 ツアーモデル ドライバー 
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ヤマハ インプレスX V202 ツアーモデル ドライバー です。



GRAPHITE DESIGN Tour AD BB-6

シャフトはグラファイトデザイン ツアーAD BB-6 です。

ロフトは9度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は65g、トルクは3.2、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は314gです。



正面

待望のヤマハのニュードライバーです。


毎年、この季節にヤマハのニューモデルに出会えるようになると、他のメーカーからも新商品がラインアップされるように思います。


私たちゴルファーにとって、一年に一回のとてもワクワクするシーズンです。


やはり新しいクラブに出会えるということは、我々ゴルファーにとって大きな喜びのひとつです。


1枚目の写真もそうですが、こうして見ていても、ヤマハの美しいデザインを感じながらも、何となく『ツアーステージ』のドライバーと似ていると思いました。



側面

ヤマハのマークが特徴的で、しかもヘッドの大きさに『コンパクト感』があります。


これまで『プロギア』や『ミズノ』など、大手有名メーカーから続々と『コンパクトヘッド』が登場してきているので、おそらくヤマハからも発売されるだろう・・・。と思っていたのですが、やはり今日こうして出会うことができました。


こうしたコンパクトなヘッドだからでしょうか?


これまでの大型ヘッドに『必ず』といっていいほど、よく見られたウェイトのようなものが見当たりません。


やはりヘッドがコンパクトになると、ウェイトを使わなくても、球がつかまりやすくなるからでしょうか?


このシンプルさがたまりません。



ネック長さ

ネックも程よくついており、このヘッドの厚み感と共に、すごく美しいです。


こうした厚みがあるヘッドに加え、この黒い色はいかにも叩いていけそうな感じがします。


黒という色は『収縮色』であるので、力をギュッと凝縮してくれそうなイメージが私にはあります。


対して『膨張色』は力が拡散してしまうように感じるときもあります。


このドライバーは、これまでのモデルと大きく変わらないオーソドックスなデザインではありますが、私はこうしたオーソドックスさに親しみを感じます。



顔

こうして顔を見ていても、かなり『小顔』に見えますし、この整った形状に思わず顔がほころんでしまいます。


ヘッド体積が『300cc』から『400cc』にサイズアップされた頃を思い出します。


あの頃は『400cc』というと、すごく大きく見えたものですが、『460cc』に慣れてしまうとコンパクトに感じられます。


ちなみにこのドライバーのヘッド体積は『415cc』なのだそうです。



振り感

素振りをしてみた感じは、『ツアーモデル』という名のわりには、それほどタフな感じはしませんでした。


クラブ全体も重くなく、ノーマルなドライバーの振り心地といったところでした。


勿論、プロが実際に使うモデルは、見た目は似ていても微妙にスペックが違っていたり、重量なども違うことが多いと思うのですが、このドライバーが特別敷居が高そうな感じはしませんでした。


GRAPHITE DESIGN Tour AD BB-6

もちろん、シャフトもしっかりとしていますし、遅れることなくついてきてくれますが、私にはもう少し重量感が欲しいところでした。


といっても、これまでも『40g台』や『50g台』のシャフトにもたくさん出会ってきているので、そういったシャフトと比べると、すごくいい感じではあるのですが、せっかくこういった『ツアーモデル』と呼ばれるドライバーに出会ったので、どうしてもこちらも要求するものが多くなるのかもしれません。


友人の話によると、このブルーが美しい『BB』というシャフトは『DIシリーズ』や『DJシリーズ』の後継モデルになるのだそうですが、振ってみた第一印象がいい意味で『クセがない』ということでした。


変なクセがないので、すごくイメージを伝えやすいのですが、重量的ににやや物足りなく感じました。


やはりクラブ(シャフト)の性能というのは、ある程度重量があったほうが発揮しやすいと思いますし、今日この『BB』というシャフトを振ってみても、そういった感じがしました。


しかし、普通はこの60g台の『BB-6』というモデルが挿されてあるのだそうです。


性能とは関係ないのですが、せっかく美しい色なので、『BB-6』という『ロゴ』がもう少しカッコ良くてもいいかな?と思いました。


あまりニューモデルには見えませんでした。


シャフトのフレックスも『S』ということですが、それほど硬いとは思いませんでした。


よくしなってくれる感じがしました。



構え感

ボールを前にして構えてみても、とても美しいです。


かなり『叩ける顔』をしています。


今まで、いくら形は良くても大きなヘッドでは叩きづらい・・・。と感じておられた方も、少なからずいらっしゃると思うのですが、このドライバーの顔だと何の気兼ねもなく、思いっきり叩いていきやすいのではないでしょうか?


ヘッドが大きすぎないので、ボールの軌道も、より鮮明に頭にイメージすることができました。


あやふやな部分が全くありませんでした。


クセの無い顔をしているので、真っ直ぐなラインもイメージできましたが、左右へ曲げるイメージもとても鮮明に浮かんできました。


どうぞ、いろいろな球を打ってください・・・。と、このドライバーが言っているようでした。


店員さんの話によると、このドライバーのフェースアングルは『0度』で、いわゆる『スクエアフェース』ということなのだそうですが、どちらかというと『逃がし顔』というよりは『つかまえ顔』に見え、ボールがしかりとつかまってくれそうな予感がしました。


私は左へのミスをすごく嫌いますが、このドライバーの構え感はすごくいい印象をもちました。


『フェード系』というよりは『ドロー系』のイメージのほうが出しやすく感じました。


もうしばらく、この顔を見つめていたい・・・。という思いと、早くこのドライバーの性能を確かめたい・・・。という思いが私の中で交錯していました。




試打を開始しました。

打球音

まず感じたのが、その『やや甲高い打球音』です。


一球目を打ってすぐに「えっ。」と思いました。


こういった音がすると思っていなかったので、意外でした。


耳障りとか、周りに迷惑がかかる・・・。といった音ではないのですが、イメージしていたよりも甲高い感じの音で、少しとまどいました。


その原因が、このヘッドにあるのか、シャフトにあるのかが解りませんでした。


しかし、球数をこなすうちに、それほど気にならなくなりました。


あまりにも意外だったので、練習場のボールが原因なのか?とも思ったのですが、いつも練習している練習場のボールなので、やはりボールが原因だとは思えませんでした。


私は音に違和感を感じると、打点がブレてしまうことがあり、今日はその傾向が少し見られたのですが、だんだんまとめていけるようになって、音も少し落ち着いたような気がします。



フェース面

『打感』は、まずまずだと思いました。


それほど柔らかい感じはしませんでしたが、『球の重さ』もじゅうぶんに感じ取ることができましたし、大きな不満はありませんでした。


ヘッドサイズがコンパクトだったからでしょうか?


大型ヘッドのような『弾き感』はあまり感じず、インパクトからフォローにかけて、ボールを乗せていける感じがしました。


『コントロール性』を感じられる打感だと思いました。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、最近のコンパクトヘッドの傾向らしい『タフさ』が感じられました。


しかし、この『BB』というシャフトのせいか、それほどタフであがりづらい・・・。という感じはしませんでした。


イメージしていた通りの高さを出していくことができました。


明らかに『ヒッター向け』だとは思いますが、それほどタフ過ぎる印象はもちませんでした。


ちなみに、シャフトに貼られているシールには『H/S 44~49m/s』とありました。



操作性

『操作性』という点が、この『ヤマハ インプレスX V202 ツアーモデル』というドライバーの最も優れたところであり、大きなアピールポイントだと思います。


左右どちらにも、全く苦労することなく曲げていくことができました。


『オートマチックタイプ』ではなく、完全に『マニュアルタイプ』だと思います。


構えたときに感じたままの、操作性の良さでした。


どちらかに偏っている・・・。といった変なクセが全くないドライバーなので、持ち球が『ドロー系』の方も『フェード系』の方もすごく扱いやすく感じられるのではないでしょうか?


不自然につかまり過ぎることはないので、こちらのイメージに乗せやすいですし、右へ滑ったり、抜ける感じもしませんでした。


『コンパクトヘッドの易しさ』を感じました。


確かにヘッドが大きいほうがスイートエリアも広がって、ミスヒットに対する許容性はでてくるのかもしれませんが、『融通が利かない』といいますか、違った難しさが生じてしまうような気がします。


このヘッドにも扱いやすさを感じましたが、今回初めて出会った、この『BB-6』というシャフトも、左右どちらにも敏感に反応してくれるシャフトだと思いました。


つかまえにいっても、逃がしにいっても、とても易しく感じられました。


色々な打ち方ができるので、退屈しませんでした。


完全に『ニュートラルタイプ』のシャフトだと思いました。



飛距離性能
 
『飛距離性能』という点では、正直驚くような飛びをもったドライバーではないのかもしれません。


しかし、それはこのドライバーの飛距離性能が劣っているからではなく、これまで高性能なドライバーにたくさん出会ってきたので、こう感じるように思います。


それと、明らかに好みが分かれるように思いました。


強く叩いていける方は、かなり飛びを期待できるかもしれませんが、そうでない方はじゅうぶんにボールをキャリーさせづらいかもしれません。


これまでたくさん出会ってきた『超・ワイド反発エリア』で、どのレベルの方が打っても、高い反発力を期待できるドライバーではないと思います。


当然のことではありますが、高い飛距離性能を望むには、ヘッドスピードの他に、『高いミート率』が要求されるのだと思いました。


飛ばすためには『芯に当てることが大切』という誰もが知っていることを、改めてこのドライバーが教えてくれているように思いました。


それくらい、これまで『易し過ぎる』ドライバーがたくさんあったように思います。



バックフェース

『安定性』という点でも、敏感に球筋が分かれていくので、『高い直進性』をもったドライバーではないと思います。


スイートエリアも、それほど広いとは思わなかったですし、ミスは割とはっきり教えてくれるドライバーだと思います。


球が曲がらないことを期待するよりも、自分の持ち球で攻めていくべきドライバーなのだと思います。


『460cc』のドライバーしか使ってこられなかった方は、かなりシビアに感じられるかもしれませんが、ほんの数年前まで、このようなドライバーがたくさんあったので、『難しい』というよりは『懐かしい』と感じられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


ただ、一般的にはイージーなドライバーではないと思います。


そういった意味では『ツアーモデル』という名にふさわしいと思いました。



ヒール側

とてもシンプルなヘッドなので、『ショットの色付け』は、やはりクラブよりも、プレイヤーに主導権を握らせてくれるクラブだと思いました。


ちょっと前まで、クラブ(特にドライバー)の性能が勝ちすぎていて、なかなか『ゴルファーの技量の差』などが出にくい時期もありましたが、このドライバーはすごくはっきりと出てくると思います。


そういった点も、昔に戻ったような気がします。


『才能』よりも『質の高い練習量』を求めてくるドライバーだと思いました。



YAMAHA inpresX V202 TOURMODEL DRIVER

ただ、昔の『プロモデル』とか『ツアーモデル』といった名前のドライバーよりは敷居が高くないように感じました。


先ほども書きましたが、全体的にそれほどタフな感じはしません。


形などが優れているので、ライナー系の打球もすごく打ちやすかったのですが、全然高さがでない・・・。ということはありませんでした。


やはりどこかに『親しみやすい部分』が付け加えられているのではないでしょうか?



YAMAHA インプレスX V202 ツアーモデルドライバー

オートマチックなタイプのドライバーでは、どうもフィーリングが出せなかった方、易し過ぎて面白くないと感じておられた方、自分の球筋の精度を高めていきたい・・・。といった方々には、このドライバーはとてもマッチしやすいのではないでしょうか?


操作性が高いドライバーですが、それほど敷居が高いドライバーではないと思います。


シャフトのせいでしょうか?


むしろやや『軽量感』さえ感じてしまいました。


『TOURMODEL』と名前が付いてはいますが、決して『プロ専用』とか『ハードヒッター限定』といったタイプのドライバーだとは思いませんでした。



ヤマハのエンブレム

この美しいヤマハのマークを見ながら、練習するのは本当に楽しいものだ・・・。と思いました。


何だかすごく心が落ち着く感じがしました。


これまでもヤマハは、高い機能性をもったクラブを発表してきながら、できるだけ『美しさ』を失わないようにしてきているところに、私はすごく親近感を持っていました。


今日は色々と球を曲げる練習も楽しむことができたのですが、練習場はほぼ満席状態だったので、あまり極端に曲げることはしませんでした。


今度、空いている時間帯に再びこのドライバーを試打することができたら、もっと大きく曲げて楽しみたいです。


ニュードライバーではありますが、『初めて』といった感じはせずに、懐かしい感じのするドライバーで、これからも何度でも試打したいドライバーでした。

                         
        

                         

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