コブラ S9-1 PRO-D と ダンロップ スリクソン ZR-30 - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2009年08月28日
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コブラ S9-1 PRO-D と ダンロップ スリクソン ZR-30

                 

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<左>ZR-30  <右>PRO-D

今日は、この2本のドライバーを比較試打してみました。

試打クラブは コブラ S9-1 PRO-D と ダンロップ スリクソン ZR-30 ドライバー です。



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<上>PRO-D <下>ZR-30  




<右>PRO-Dのスペック

シャフトはフジクラ ランバックス 6C09です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.0、シャフト重量は65g、バランスはD3、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は321gです。




<左>ZR-30のスペック

シャフトはSV-3017Jです。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.0、バランスはD2、キックポイントは手元調子、クラブ総重量は319gです。

 





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<左>ZR-30  <右>PRO-D

どちらも大好きなドライバーです。


何度も試打を繰り返していますし、ずいぶんと馴染みがあるドライバーです。


ZR-30は別スペックで所有していますし、コブラの方も何度試打しても飽きることがありません。


打てば打つほど好感度が増していく感じです。


昨年の私の中での『ドライバー・オブ・ザ・イヤー』と、今年の候補の一角です。


タイプは少し違う感じもしますが、共通点も多いような気がします。



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<左>ZR-30  <右>PRO-D

同じ『45インチ』ということですが、長さは『ZR?30』の少し長いです。


なるべく誤差が出ないよう、練習場の壁に立てかけて測ってみたのですが、どちらが本当の『45インチ』なのでしょうか?


ただ、これくらいの長さの違いは『許容量』だと思いました。


この長さの違いによる、『扱いづらさ』のようなものは感じません。



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<左>ZR-30  <右>PRO-D

素振りをしてみても、やはりどちらもすごくいい感じです。


とてもシャープに振り切ることができますし、タイミングも合いやすいです。


ただ、どちらかというと『コブラ』の方が少し『しっかり感』があるような気がしました。


『和』と『洋』の違いはあるものの、どちらもすごく『親しみやすさ』を感じます。


昨年は『ZR-30』に、そして今年は『コブラ S9-1 PRO-D』という素晴らしいドライバーに出会えたおかげで、ゴルフが益々楽しくなってきました。


素晴らしいクラブに出会えた時の満足感というのでしょうか?


身体に電気が走る感じがたまりません。



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PRO-D

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ZR-30


ボールを前にして構えてみても、どちらも全く不満のない、素晴らしい顔です。


とても構えやすいですし、『美しさ』を感じます。


『PRO-D』は、どちらかというと、ヘッドがコンパクトに見える感じがこれまでしていたのですが、こうして比べてみると、やはりやや大きい感じがしました。


やはり『ヘッド体積460cc』なのだな・・・・・。と思いました。


しかし、この大きさは『不安を与える大きさ』ではなく、『美しさと安心感を兼ね備えた大きさ』だと思いました。


どちらもすごくいいですが、敢えてどちらかを選ぶとなると、ほんの少し『ZR-30』の方が、私の好みかな・・・・?と思いました。




試打を開始しました。

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<左>ZR-30  <右>PRO-D

『球のあがりやすさ』という点では、『ほぼ互角』といいますか、差を見いだすことが困難な感じがしました。


どちらも『高弾道』というよりは、『中弾道』だと思いますし、スイング中のヘッドに蓄積されたパワーをそのままボールに伝えていけるタイプの『強弾道ドライバー』なのだと思います。


どちらも叩いていけるタイプのドライバーなので、私は安心して打つことができます。


両方とも、球があがりづらい感じはしませんし、『程良い高さ』の放物線を描いていけますが、敢えてどちらかというと『ZR-30』の方が、弾道を抑えていきやすい感じがしました。



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<左>ZR-30  <右>PRO-D

『安定性』という点では、『コブラ』だと思いました。


この『コブラ PRO-D』を初めて試打した時も感じていたのですが、それほど『スイートエリア』が狭い感じはしませんし、わりと『大らか』な感じもします。


一方『ZR-30』は『スイートエリア』が『PRO-D』よりは小さい感じがしましたし、ミスを助けてくれるドライバーではない感じがします。


どちらもある程度の『ミート率』が要求されるドライバーだと思いますが、『シビアさ』という点では『ZR-30』だと思いました。


『直進性』が高いのは『PRO-D』だと思いました。


『慣性モーメント』という言葉が使われだして久しいですが、おそらく『PRO-D』の方が、かなり大きいのではないでしょうか?



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<左>ZR-30  <右>PRO-D

『打感』という点でも、どちらもすごくいいです。


両方とも、やや違った感じの打感ではあるのですが、私はどちらも好きで甲乙がつけられません。


ただ、こうして打っていても、少し『芯』を外すと、それを敏感に感じ取りやすいのは『ZR-30』だと思いました。


『PRO-D』はどちらかというと、『マイルドさ』といいますか、『大らかさ』のようなものを感じます。


『スイートエリア』が広すぎるクラブは、『芯』に当たってもややボヤける感じがすることがあるのですが、『ZR-30』はもちろん、『PRO-D』にもそういったことは全く感じられません。


すごくいい感触を楽しむことができました。



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<左>ZR-30  <右>PRO-D

『音』も、やはりどちらもすごくいいです。


全く周りを気にしすぎることなく、自分の練習に没頭できますし、楽しい時間を過ごせます。



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<左>ZR-30  <右>PRO-D

『操作性』という点でも、どちらもすごく秀でていますが、敢えていうならば『ZR-30』の方が『ハンドルの遊び』が小さい感じがしました。


ちょっとセットアップを変えても、それを敏感に感じ取ってくれる・・・・。というか、弾道に表しやすい感じがします。


一方のコブラはいい意味で『直進性』も兼ね備えているので、それほど大きく曲げずに小さく曲げて攻めていける感じがしました。


誤解を恐れないで書くとすると、『ZR-30』は『曲げて飛ばす』タイプのドライバーなのだと思います。


決して『真っ直ぐさ』『直進性』を求めるのではなく、自分の持ち球で確率の高い攻め方をすべきドライバーなのだと思いました。



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<左>ZR-30  <右>PRO-D

『飛距離性能』という点では、どちらも差をつけることができませんでした。


『最大飛距離』という点では、どちらもすごく優れたドライバーだと思うので、優劣がつかない感じがしました。


ただ『平均飛距離』で考えてみると、『直進性の強さ』『曲がり幅の小ささ』という点から、『PRO-D』の方が一般的にはいい結果をもたらしてくれるのではないかな・・・・?と思いました。


私はこれまで『ZR-30』では何度もコースで使っていて、かなり私に力を貸してくれているのですが、『PRO-D』も実戦でこそ使うべきドライバーだと思うので、やはり練習場よりもコースで真価を発揮してくれそうな気がします。



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<左>ZR-30  <右>PRO-D

今日は、この2本の素晴らしいドライバーのおかげで、楽しい時間を過ごすことができました。


私は普段の練習ではあまりドライバーの球数を多く打たないのですが、今日はかなり打ってしまいました。


『打ち放題』だったら、おそらく『200球以上』は打っていたんじゃないかな・・・・?と思えるほど球を打つのが楽しくなっていました。


今日はいつもの『アプローチ』の練習時間がかなり少なくなり、ドライバーに多くの時間を割いていました。


たまにはこんな練習もいいなぁ・・・・・。と思いました。



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<左>ZR-30  <右>PRO-D

昨年もそうでしたし、今年もずいぶんとレベルの高いドライバーに出会うことができてすごく嬉しく思います。


一昨年のある時期から『異型ドライバー』や『扁平ドライバー』を多く見かけるようになり、私にはとても難しいドライバーだったので、今後こういったドライバーばっかりだったら、私には『ピンチ』だと思っていたのですが、この2本のような優れたドライバーにたくさん出会えたおかげで、私は助かったような気がします。


これまで通り、ゴルフを楽しむことができています。


『異型ドライバー』がすぐに無くなるということは考えにくいですが、あの時期のようなことはおそらくないのかもしれません。


少なくとも『異音ドライバー』は、めっきり姿を見なくなりました。


あの独特の『甲高い音』を練習場でもコースでも殆ど聞かなくなりました。


これからどのような方向性でクラブが進化していくのかはわかりませんが、少なくともこの2本のような素晴らしいドライバーにはずっと出会っていたいものだ・・・・。と思いました。


今日はいい汗をかくことができましたし、密度の濃い練習ができました。

                         
        

                         

コメント

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ZR30買ってみました
golfdaisukiさん、こんばんは。
今さらなのですが、中古ショップでZR30(シャフトはMD6)購入しました。
購入した動機は、今まで460CCのドライバーを使っていたのですが、セカンドドライバーで小振りなヘッドのものを使ってみようかと思ったことです(golfdaisukiさんの評価が高いZR30が販売されてから何年か経っているので安価で購入できることも理由の一つです)。
打ってみると、良い意味で意外と言うとクラブに怒られそうですが(かなりシビアなクラブと言う印象がありましたので)、とても打ちやすいクラブと思いました。特にドロー・フェード等打ち分けがしやすくTショットで落としどころを考えないといけないコースでは力を発揮してくれそうです。
また、飛距離と言う点でも、ドローボールを打ちやすいということと吹け上がらないのでかせいでくれそうです。
1ヶ月ほど練習場で慣らしてコースで使ってみようかと思います。
久々にわくわくするようなドライバーに巡り合えました。

ZR-30は本当にいいドライバーですね!
健太郎様。こんばんは。golfdaisukiです。
いつもありがとうございます。

ZR-30は、本当にいいドライバーですね。
私も何年か愛用しておりましたが、これまでかなり無理をさせてきたので、今は倉庫で休暇をあげています。
このドライバーには、本当にいい思い出がたくさんあります。

仰る通り、難しすぎないところもいいですね。
私は直進性が強すぎるドライバーよりも、ZR-30のような操作性の良いドライバーに魅力を感じるので、使っていてもとても楽しく感じました。

健太郎様は、この素晴らしいドライバーに出会われたので、これから益々ゴルフの楽しさが倍増しそうですね。
やはりいいクラブとの出会いは、ゴルファーにとってとても大切なことだと思います。

この度はとても嬉しいコメントを寄せてくださいまして、ありがとうございました。
これからもお互いZR-30を大切にしていきましょう!

それでは失礼いたします。