アキラプロダクツ PROTOTYPE フェアウェイウッド M-221 - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2011年10月06日
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アキラプロダクツ PROTOTYPE フェアウェイウッド M-221

                 
アキラプロダクツ PROTOTYPE フェアウェイウッド M221 
今日はこのゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは アキラプロダクツ PROTOTYPE フェアウェイウッド M221 です。



Diamana 'ilima 60

シャフトは 三菱レイヨン Diamana 'ilima 60 です。

ロフトは21度、シャフトフレックスはS、シャフト重量は61g、トルクは3.5、キックポイントは中調子、クラブ総重量は329gです。



正面

とてもカッコいい、アキラのフェアウェイウッドです。


こうして見ていても、惚れ惚れするくらい整っています。


アキラのクラブは、まだそれほど多く接していないですし、プロトタイプということなので、今日はよけいに気合が入りました。



側面

ヘッド後方が凹んでいるのは、アキラではもうすっかりお馴染みな感じがします。


このようにすることによって、重量配分が計算され、より打ちやすくなっているのでしょうか?



ヒール側のウェイト

ヒール側とトゥ側のウェイトが組み込まれているのも、もうすっかりお馴染みのような気がします。


このクラブは、フェアウェイウッドにしては、少しヘッドが大きいようにも感じるのですが、それに加え、こうしてウェイトを組み込むことによって、より慣性モーメントを高めているのでしょうか?



ネック長さ

『プロトタイプ』ということで、しっかりとネックの長さはキープされています。


とても扱いやすそうな印象を受けます。



顔

『顔』は、アキラらしいとても整った感じがして好感がもてました。


すごくシンプルで、クセのないところに魅力を感じます。



振り感

素振りをしてみても、なかなかいい感じでした。


フェアウェイウッドにしては、もう少し重量感があってもいいのかな?と思ったのですが、特別頼りない感じはしませんでした。


タイミングが取りやすく感じられました。


ディアマナ イリマは、私もこれまで何度も出会ってきているシャフトなので、今日は安心して振っていくことができました。



構え感

ボールを前にして構えてみると、すごく整った形ではありますが、この『出っ歯形状』が目に付きました。


グースを好まれる方は、やや構えづらく感じられるかもしれません。


ロフトが21度ということは『7番ウッド』くらいになるのでしょうか?


私は普段から、ショートウッドは殆ど使わないですし、セッティングにも入れていません。


なので、こういった顔のフェアウェイウッドには、あまり馴染みがないのですが、特に違和感などは感じませんでした。


しかし、同じロフトのクラブを使うのであれば、やはりアイアンかユーティリティにするだろうな・・・。と思いながらこのクラブを見つめていました。


特にクセのない顔をしているので、左右どちらにも対応してくれそうな予感がしました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は、とてもいい感じでした。


すごく馴染みやすい感じがしました。


見た目の印象通り、ソフトな打感でした。



打球音

『音』も、静かですごくいい印象をもちました。


こういったところはプロトタイプらしいところだと思います。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、このロフト(21度)ということもありますし、かなりあがりやすい感じがしました。


球も拾いやすくて、とてもイージーに感じられました。


『プロトタイプ』というと、どうしても『難しい』『タフ』という印象をもってしまいがちですが、このクラブは、そういった感じが全くしませんでした。


すごく親しみやすいクラブだと思いました。


何と言いますか、こういったタイプのクラブでボールを打つときは、ボールを『ブラッシング』する感じがちょうどいいのではないかな?と思いながらボールを打っていました。



バックフェース

『安定性』という点でも、見た目の美しさ以上に易しい感じがしました。


勿論、どのようなミスでも見逃してくれるような寛容さはあまりないのかもしれませんが、少なくとも敷居の高すぎないクラブだと思いました。


ヘッド後方の凹みや、トゥ側とヒール側の2個のウェイトもよく効いているのでしょうか?


直進性の高さも感じましたし、普通に打っている限りでは、それほど曲がる感じはしませんでした。


シャフトの性能もあると思うのですが、ボールもとてもつかまりやすい感じがしました。



飛距離性能
 
『飛距離性能』という点では、ある程度予想していた感じでした。


球がよくあがってくれますし、キャリーがよく伸びてくれます。


ただ、ライナー性の打球も打ちやすいので、私はそこが気に入りました。


『ライナー性の強い打球』と『つかまりの良さ』で距離を稼いでいくことができそうな感じがしました。


ただ、どちらかといえば、ヒッタータイプの方に合いやすいクラブだと思いますし、スインガータイプの方には、合いづらい部分があるかもしれません。



操作性

『操作性』という点では、まずまず・・・。だと思いました。


構えたときの印象もすごく良かったですし、実際に打ってみても左右に曲げることは特に難しく感じることはありませんでした。


扱いやすいフェアウェイウッド・・・。という印象が残りました。


ただ、この『構え感』やシャフト(ディアマナ イリマ)ということもあり、私の場合、球を打ち続けていって、油断をすると左方向へのつかまり過ぎを少し注意しなければいけないかな?と思いました。



ヒール側

初めて出会った、アキラのプロトタイプのフェアウェイウッドでしたが、一番印象に残ったのが『見た目以上に易しい』ということです。


見た目のカッコ良さと打ちやすさがうまく同居しているクラブだと思いました。


昔のクラブは『カッコいい』=『難しい』という公式が成り立っていたように思いますが、今はそういったことをあまり感じません。


むしろ『カッコよくて易しい』というクラブをたくさん見かけるようになりました。



AKIRA PROTOTYPE FAIRWAYWOOD M-221

クラブには、やはり『カッコ良さ』『美しさ』を求めていきたいですし、打ちやすいクラブはとても魅力的に見えます。


このクラブもそうですが、最近のクラブはドライバーやアイアン以外にも、すごく優れているように思います。


ただ、先ほども書きましたが、このクラブのポジション的にいっても、私ならばやはりアイアンかユーティリティをバッグに入れておきたいと思いました。


本数制限が無ければ、このようなクラブを入れるのも面白いと思うのですが、今の14本以内というルールがある以上、私はコースで使うことはないような気がしました。



AKIRA PROTOTYPE FAIRWAYWOOD M-221

アキラのクラブは、私はあまり出会う機会が多くないのですが、このプロトタイプはとにかくカッコいいです。


このシンプルで美しいデザインは一度目にしたら、なかなか忘れることができません。


もし、今度また試打する機会に恵まれたらば、違うロフトで試してみたいです。


あまり多くの方の目に触れやすいクラブでないのが残念なところではありますが、日本には本当に素晴らしいクラブがたくさんあるものだと、今日改めて実感しました。

                         
        

                         

コメント

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No title
前略 golfdaisuki様

キャノン・オープンで、久保谷選手が9年ぶりのツアー優勝を決めました。アキラプロダクツのFWを取り上げられたこともあり、縁を感じます。

ベテランの優勝はうれしいものがあります。
全英オープンのダレン・クラーク選手もそうでした。
さまざまな経験を積み重ねているベテランに、
これからも活躍してほしいものです。

アキラのFWで、何となく思いました。

草々
アキラのクラブはいいですね
健太郎様。こんばんは。golfdaisukiです。
いつもありがとうございます。

私は残念ながらキャノン・オープンを観ることができなかったのですが、とても白熱した試合だったようですね。
久保谷選手が優勝したことも、スポーツニュースで知りました。

仰るとおり、ベテランの優勝は嬉しいですし、もっと日本人選手の活躍にも期待していきたいですね。

それと、このアキラのクラブはいいですね。
私はまだアキラのクラブを購入したことがないですが、とても魅力的なクラブがたくさんありますし、これからも注目していきたいと思いました。

この度はどうもありがとうございました。
それでは失礼いたします。