マルマン コンダクター LX DEEP ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2011年08月07日
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マルマン コンダクター LX DEEP ドライバー

                 
マルマン コンダクター LX DEEP ドライバー 
今日はこのゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは マルマン コンダクター LX DEEP ドライバー です。



POWERTRANS X 116W TOUR

シャフトは POWERTRANS X 116W TOUR です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は65g、トルクは3.7、バランスはD3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は317gです。



正面

マルマンらしい、とても精悍でカッコいいドライバーです。


特に、以前試打したコンダクタープロ ブラック ドライバーの印象が今でもとても強く残っているので、このドライバーにも同じような雰囲気を感じました。


名前に『DEEP』という文字が入っているのも、すごくやる気を起こさせました。



側面

コンダクターらしい黒いヘッドがとても似合っていると思いましたし、こうして見ていても『DEEP』という名の通り、結構『立体感』が感じられるヘッドだと思いました。


マルマンは『コンダクター』『シャトル』『マジェスティ』など、うまくブランドの住み分けができているように思います。


こういったことはとても素晴らしいと思います。


つい先日も書きましたが、やはりブランドイメージというのは、とても大切だと思っています。



顔

『顔』は、やや特徴がある感じがしました。


想像していた顔と少し違っていました。


どうしても『コンダクタープロ ブラック』とイメージをダブらせたくなるのですが、実際はちょっと違う感じのドライバーでした。


『顔の好み』という点では、私は『コンダクタープロ ブラック』のほうが好きですが、このドライバーの顔も特に大きな不満は感じませんでした。


少しトゥ側が出っ張っているように見えたのですが、違和感を感じるほどでもありませんでした。



振り感

素振りをしてみた感じは、結構タイミングが取りやすい感じがしました。


最近のドライバーの中では、しっかりしている部類に属すると思うのですが、それほどタフ過ぎるとは思いませんでした。


見た目はいかにもアスリートっぽいですが、それほど敷居が高いとは思いませんでした。



構え感

ボールを前にして構えた感じは、まずまずだと思いました。


正直、見とれてしまうような感じはしなかったのですが、マルマンらしい『質の高さ』を感じさせるドライバーだと思いました。


トゥ側に特徴のあるドライバーで、ボールもよくつかまりそうな感じがしました。


左に引っかかりそうなほどでもなかったのですが、あまり強く引っ張り過ぎないように・・・。と、自分に言い聞かせました。


左右に曲げやすいイメージというよりは、左方向への弾道がより鮮明にイメージとして浮かんできました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は、まずまず・・・。だと思いました。


すごく心地いい感触ではないと思いましたが、特に大きな不満を感じることはありませんでした。


このフェース面をよく見てみると、『楕円(だえん)』のようになっているのが解りました。


この楕円の中で球をヒットせよ・・・。というメーカー側のメッセージなのでしょうか?


その中でヒットすることができましたが、特別好感触という感じでもありませんでした。



打球音

『音』も、まずまずだと思いました。


インパクトが緩んでしまうような音ではないですし、どちらかというと『静か系』といいますか、落ち着いた音だと思いますし、特に不満を感じることはありませんでした。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、このドライバーのロフトが『10.5度』ということもあり、少し高めであがりやすいと思いました。


ただ、『10.5度』ということを考えてみても、同じ『10.5度』の他のメーカーのドライバーと比べてみると明らかにタフな印象を受けました。


やはり『DEEP』が効いているのでしょうか?


『叩ける10.5度』といえるでしょうか?


明らかにヒッター向けのドライバーだと思いました。


しかし、こうして見ていても、それほどディープには見えなかったですし、どちらかというと『セミディープ』という感じかな?と思いました。


このドライバーは『9.5度』もラインアップされているそうなのですが、そちらだともっとタフさが増しているように思いました。



バックフェース

『安定性』という点では、いい印象を持ちました。


球はよくつかまりますし、ブレる感じは殆どしませんでした。


構えたときに、少し左方向へ飛び過ぎないように警戒していたところもあったのですが、思っていたよりもつかまり過ぎない感じだったので、そこに易しさを感じました。


昔の『ディープヘッドドライバー』は、叩きやすい反面、ボールもかなり曲がりやすくて、まさに『諸刃の剣』的なところもあったのですが、最近は技術の進歩によって長所はそのままに、短所だけクリアされているように感じます。


見た目よりも、結構易しいドライバーだと思いました。



飛距離性能

『飛距離性能』という点では、まずまず・・・。だと思いました。


あまり吹き上がる感じもなく、いわゆる『棒球』に近い感じの球が打ちやすいドライバーですし、かなり魅力を感じますが、これまでもたくさんの高性能ドライバーに出会っているので、このドライバーがそれらと比べて特別秀でているとは、正直思いませんでした。


明らかに叩いていくべきドライバーだと思いますし、『10.5度』ではありますが、スインガータイプの方には、合いづらい部分もあるように思いました。



操作性

『操作性』という点では、平均的だと思いました。


とりあえず、左右に曲げることもしましたが、どちらかというと『安定性』のほうが感じられるドライバーだと思いました。


こういったつかまりのいいドライバーで、あまりフックの練習をし過ぎてしまうと、私の場合、良くないことも起こりそうだったので、打ちすぎないように気を付けました。


右へ抜けにくいので、そこが一般的に受け入れられやすいポイントではないか?と思いました。



ヒール側

マルマンの、そしてコンダクターらしい、高性能で非常にまとまったドライバーという印象が最後に残りました。


見た目はとてもシンプルですが、見えないところに、かなりの技術や工夫が取り込まれているように思います。


老舗メーカーらしい、高品質なドライバーです。



MARUMAN CONDUCTOR LX DEEP DRIVER

正直、購買意欲は刺激されませんでしたが、また違うスペックのドライバーを試打する機会に恵まれれば、ぜひチャレンジしてみたいです。

                         
        

                         

コメント

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ブランドイメージ
golfdaisuki 様

LX DEEPですが、イージーディープを売りにしていますね。私も鳥かごで試打をしましたが確かにつかまりの良いクラブですね。ちょっとフックフェースなのが気になりましたが・・・
元マルマンでシャフト開発をされていた方に聞いたところ、ヘッドの構造による所が大きいとのことでした。
115Wというシャフトモデルでは球がつかまらなくて困っているゴルファーにはもってこいのような気がします。

同一シリーズのフォージドアイアン(DG S200)も非常に柔らかい打感でとてもいい感じでした。

マルマンのクラブは、芹沢プロが広告塔として活躍されていた頃のコンダクターのアイアンを使用していましたが、全てのプロとの契約をやめられた後一気にブランドイメージが弱くなってしまいましたね。

アマチュアとくにアベレージクラス視点でのクラブ作りは他の有名ブランド以上と思っていますが、ブランドイメージのせいか、いまひとつパッとしないのが残念な気がしています。

これからもアマチュア視点のクラブ作りに期待をしていますが、もう少しひのめを見て欲しいと思っているのは私だけでしょうか?

引き続き試打日記楽しみにしています。
マルマンには、これからも期待していきたいですね
老頭様。こんばんは。golfdaisukiです。
いつもコメントを寄せて下さいましてありがとうございます。

私は最近、マルマンのクラブに接する機会が少なくて、少し残念に思っていますし、今でも性能が落ちているとは決して思っていません。
むしろ、色々な工夫が感じ取れます。

しかし、今回試打した、このドライバーには、正直あまり魅力を感じませんでした。

昔のマルマンといえば、丸山茂樹選手や福島晃子選手を私は思い出すのですが、芹沢選手以後は思い当たる選手がいない・・・。と思っていたのですが、そうですか・・・。誰とも契約していないのですか・・・。
知りませんでした。

私も老頭様と同じく、これからもマルマンには期待してきたいと思いましたし、また出会う機会があれば記事に書かせていただきたいと思っております。

とても詳しいことを教えて下さいまして、どうもありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

それでは失礼いたします。
契約プロ
golfdaisuki 様

プロ契約ですが、一旦契約プロなしとしていましたが少し復活させているようです。

200年からは坂田塾の坂田プロ、2006年から3年間は福島晃子プロとの再契約などありましたが、十分に広告塔となる選手とは契約がないようです。

現在では、米ツアーで活躍中のヤングキム選手、シニアの青木基公プロといった所くらいが私が知っているプロです。

マルマンも色々と試行錯誤をしているようですね。

では失礼いたします。
イメージ戦略は大切ですね
老頭様。こんばんは。golfdaisukiです。
再びコメントを寄せてくださいまして、どうもありがとうございます。

私はプロ契約などはとても疎いので、とても勉強になりました。

マルマンはすごくいいメーカーだと思いますが、もっとイメージ戦略が上手くいくといいのかもしれませんね。
それにはブランド名を思い切って変えてみることも方法のひとつなのかもしれない・・・。と思いました。

これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。