プロギア eggbird ドライバー - ゴルフクラブ試打日記

ライザップゴルフ

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2011年07月22日
  

プロギア eggbird ドライバー

                 
プロギア eggbird ドライバー 
今日はこのゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは プロギア eggbird ドライバー です。



PRGR M-40

シャフトは PRGR M-40 です。

ロフトは10度、クラブ長さは46.5インチ、シャフトフレックスはM-40、クラブ総重量は261gです。



正面

PRGR eggシリーズの新しいドライバーです。


PRGRのクラブは、これまでも付き合いが長いですし、いい印象をもっているのですが、このeggシリーズは、ちょっと私には合いづらいところを感じています。


特に一昨年試打した『egg impact ドライバー』の音がとても個性的だったのを今でもはっきりと覚えていて、感覚的に合いづらかった・・・。という記憶があります。


なので、今日はそれほど期待感が高まる・・・。といった感じで試打をスタートすることはありませんでした。



側面

プロギアらしい、黒いヘッドが印象的です。


前のモデルには、ソールの中央部分に大きな溝があったのですが、今回は無く、ノーマルな感じのヘッドです。


違うコンセプトで開発されているのでしょうか?


海外メーカーでは、テーラーメイドの独自性が目立ちますし、『時代の先駆者』というイメージがありますが、国内メーカーでは、やはりプロギアが第一人者だと思います。


今回はどんな工夫が施されているのかと思うだけで、とてもワクワクします。



シャローヘッド

こうして見ると、予想通り、かなりのヘッドの薄さです。


こういったところは、これまで出会ってきたドライバーにもたくさん見られたことですし、今の主流といっていいように思います。


少しずつ『ディープ』なヘッドも登場してきていますが、やはり『シャロー』なヘッドのほうが圧倒的に多いように思いますし、それだけニーズがあるからだと思います。



ヒール部分の模様

トゥ側やヒール側に個性的な模様が施されています。


どんな意味があるのでしょうか?


おそらく性能的にはあまり関係ないように思いますし、デザインの一部のような気がします。


この模様を見ていたら、『蛇の皮』を思い出してしました。



egg bird

『egg bird』というネーミングがとてもオシャレだと思いました。


鳥はゴルフとはとても縁が深いですし、『アルバトロス(あほうどり)』『イーグル(鷲)』『バーディ(小鳥)』など、ゴルフ用語にもなっています。


『卵』と『鳥(この場合はchicken)』ということで、定食屋さんで食べる『親子丼』を何故か思い出してしまいました。


もしこれが『eggbeef』だったら『他人丼』だな・・・。などと考えていました。



フェース中央のeggマーク

フェース中央に可愛いeggマークがあります。


ボールをここでヒットせよ・・・。とメーカー側は言っているのでしょうか?


まさかこんなにスイートエリアが狭いとは思わないですが、とても個性的でいいと思いました。


昔のパーシモンヘッドを思い出します。



顔

『顔』も、ある程度予想していた通り、平べったい感じがしますが、これまでたくさん出会ってきているので、特に変わった印象はもちませんでした。



振り感

素振りをしてみると、やはりこの『長さ』や『軽量感』などが強く感じられましたし、少し苦手な感じのドライバーだと思いました。


この軽さや軟らかさなどから、『スインガー向けの長尺』ドライバーなのだと思いますが、いずれ近いうちに『ヒッター向けの長尺』ドライバーが登場してくるのではないでしょうか?


最初から振りにいくと、なかなかタイミングが合いづらい感じがしたので、少しずつスピードを高めていくように心がけました。


このドライバーは『46.5インチ』ということなのだそうですが、最近は『46インチオーバー』がとても多くなりました。


やはり各メーカー、長さを伸ばしていって飛距離を求めていくのは仕方ないことなのかもしれません。


これから秋に向けて、各社新製品が登場すると思いますが、それらの多くが『46インチオーバー』なのではないでしょうか?


そんなことを考えながら素振りを繰り返していました。



構え感

ボールを前にして構えてみると、ややフックフェースに見えたのですが、これはもう『常識』といえる範囲だと思いましたし、特に驚くことはありませんでした。


大きな違和感なども感じませんでした。


ヘッド後方も少し伸びていますし、これまでたくさん出会ってきた顔だな・・・。と思いながら眺めていました。


直進性の強さと球のあがりやすさを感じていました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は、結構しっかり目な感じで好感をもつことができました。


打つ前は、もう少し柔らかめの打感を予想していたのですが、実際はしっかりとした感じで、『球の重さ』を感じられる打感だと思いました。


まずまず好印象な打感でした。



打球音

『音』という点でも、なかなかいい感じでした。


実は、私はこのドライバーの『音』を打つ前から一番気にしていました。


それは先ほども書きましたが、一昨年試打した egg impact ドライバー の音がとても強烈に印象に残っていて、同じ『egg』ということで、今回も同じような音ではないか?と思っていたからです。


しかし、このドライバーの音は、すごく改善されていると思いましたし、苦手意識を感じることはありませんでした。


少し大きめで、はっきりとした感じの音ではありますが、嫌な感じは全くしません。


もし、前回と同じような音だったら、おそらく私はすぐに試打を止めていたと思うのですが、この音ならばずっと続けられます。


『音』というのは、とても大切な部分ですが、少なくともこの『音』だけでも、すごくレベルアップしていると思いました。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点でも、このスペックですし、私にはやや上がり過ぎな感じがしましたが、思っていたよりも『吹き上がり感』が少なくて、前に進む力の強い弾道に好感をもつことができました。


明らかにスインガータイプの方に適しているドライバーだと思いますが、結構硬派な部分も感じられるところもありました。


この『弾道の力強さ』や『飛びの力』から『bird』の名前が付けられたのでしょうか?



バックフェース

『安定性』という点でも、かなりレベルの高い感じがしました。


直進性が強く、なかなか大きく曲がりません。


かなり『ストレート』に近い感じで攻めていけるドライバーだと思いました。


振り過ぎてしまうと、やや右へ抜け気味の球が出たこともありましたが、殆どが真っ直ぐなラインを描いていくことができました。


シャフトがやや暴れる感じがしましたが、それを差し引いてもかなりボールをまとめやすいドライバーだと思いました。



飛距離性能

『飛距離性能』という点でも、プロギアらしいハイレベルなところを感じることができました。


おそらく今出回っているスインガータイプ用のドライバーの中で、トップクラスといっていいのではないでしょうか?


飛んでいる弾道を目で追っていると、そんな感じがすごくしました。


あまり強く叩いてしまうと、ちょっと抜ける感じがしましたが、程よく叩いていける感じがしたので、そこに好印象をもちました。


それに加え、この『高い直進性』が飛距離を稼いでいくことに大きく作用していると思いますし、『弾道の力強さ・高さ』が魅力的です。


見たところ結構シンプルな感じのヘッドではありますが、プロギアのことですし、目に見えないところで大きな工夫が組み込まれているのでしょうか?


スペック的にも、ヒッタータイプの方には合いづらいところもあると思いますが、スインガータイプの方にはかなり魅力的に感じられるドライバーといえるのではないでしょうか?



操作性

『操作性』という部分では、この『高い直進性』と『長さ』が邪魔して、かなり難しいと思いました。


右から回してみよう・・・。と思い、右方向に打ち出したボールは、そのまま右へ突っ切ってしまいました。


途中から曲がる弾道がかなり打ちづらいと思いました。


狙いを定めて、そのラインの上に打ち出していくことができれば、かなりショットの成功率がアップするように思いました。


今は大きく曲がりづらいドライバーがとても多いですが、このドライバーもそれらの『最たるもののひとつ』といっていいのではないでしょうか?


『操作性』よりも『安定性』を求めておられる方が、今はたくさんいらっしゃると思いますが、このドライバーはそういった方々にとてもマッチしているように思いました。



ヒール側

昨日も書きましたが、長尺には『ドラコン選手用』と『ベテランゴルファー用』の二種類に大きく分類されると思うのですが、このドライバーはスペック的に『ドラコン選手用』とはいいづらい部分もありますが、かといって『ベテランゴルファー限定』という感じもしませんでした。


若いゴルファーも十分に意識して作られたドライバーといえるような気がしました。


ただ、ちょっと語弊があるかもしれませんが、私は若いうちは、こういった『長さ』や『軽さ』に頼り過ぎないほうがいいと思っています。


勿論、若い方といっても、色々な体格やスキルの方がいらっしゃると思いますし、このドライバーがベストフィットされる方もたくさんいらっしゃると思います。


しかし、それでも敢えてもっと違う選択肢があるのではないか?と思ってしまいます。


それは私自身の経験でもありますし、若い方がこれからまだまだ続くゴルフライフを考えると、最初のうちから軽いクラブを使うことは決して得策だとは思えないからです。



PRGR egg bird DRIVER

私は車が好きなので、よく車に例えてしまうのですが、ゴルファーとゴルフクラブの関係を一台の車に例えると、『エンジンはゴルファー』で『その他のボディやタイヤなどの部品がゴルフクラブ』といえるような気がいつもしています。


つまり、いくらボディやタイヤの性能が向上しても、それらを動かすパワーの源であるエンジンの性能が小さければ、けっしてそれらを活かしきることはできないですし、停滞してしまうかもしれません。


『エンジンの総排気量』を上げていかなければ、飛距離アップも望めないような気がします。


今はボディやタイヤの性能はいきつくところまで上り詰めたような気がします。


だから、同じようなクラブがたくさん見られるのかもしれません。


しかし、エンジンの性能はまだまだ飛躍的に伸ばすことができますし、人それぞれの『個性』が大きな部分だと思います。


このエンジンの性能は、決して誰にでも公平でなくて、生まれつき排気量の大きい人もいれば、そうでない人もいると思います。


我々日本人は、外国の方に比べると不利なところもありますが、ゴルフはパワーだけでないところがまた面白いところだと思います。



PRGR egg bird DRIVER

しかし、『スコア』よりも『飛距離』を求めていきたいところがゴルファー心理といえるのではないでしょうか?


ライバルにスコアで負けてもいいけど、飛距離では絶対負けたくない・・・。と思っておられる方がとても多いのではないでしょうか?


そこで色々なクラブを選びたくなるのですが、そのクラブ選びと同時に、自分自身のエンジンの総排気量を高めることがとても大切になってくるのではないでしょうか?


若い方といっても、人により体格差などがあるので、一概に言えませんが、私は特に若い方には振り切れる範囲で(体に無理が来ない範囲で)重いクラブを使っていただきたいと思っております。


そのほうが、これから先のことを考えてみると、とてもいいように思います。


最初から軽いクラブに慣れてしまうと、それから年月を重ね、そのクラブが振れなくなると、もっと軽いクラブというのは、なかなか見当たらなくなってしまいます。


『パワーの貯金』といいますか、『スキルの維持・向上』を図っていく為にも、あまり軽いクラブに最初から飛びつくべきではないと思っています。


私は後輩たちには、アイアンではまず間違いなくスチールシャフト(できればダイナミックゴールドなどの100gオーバーのもの)、ドライバーでは『310g以上』を勧めていますし、彼らの上達ぶりを見ていると、それで正解だといつも思います。


もちろん、軽量スチールも素晴らしいものがありますが、それらを使うのは、彼らにはずっと先のことだと思っています。


自身のスキルよりも『軽すぎるクラブを使うこと』が上達の遠回りになることも大いにありますし、『適度な重量・あるいは少し重めなクラブを使うこと』が上達の近道になることを、これまでの経験で強く実感しています。


クラブ(特にドライバー)には『飛び』や『曲がりづらさ』などに興味がいってしまう方が多いと思いますが、実はそれには『重さ』がとても重要なファクターであることは間違いないので、今日は書かせていただきました。



PRGR egg bird DRIVER

今は『クラブの進化』に逆行するように『スイングの退化』『慣性の鈍化』が顕著になっている・・・。と感じておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?


もちろん、昔のようなパーシモンの戻るわけにはいかないのですが、クラブ開発の方向性がまた違ったところに行くといいような気がしました。


そういったところも、PRGRはきっと考えていると思いますし、今人気の『iDシリーズ』がそのいい例です。


メーカーやショップ側としては、『売れるクラブ』=『いいクラブ』といえるのかもしれませんが、また違った目線でクラブ開発をしてもらえると、我々ゴルファーにも大きな恩恵があるように思いました。


『スキルの向上』『ゴルフのレベルアップ』が、ゴルフの大きな喜びなので、そういったものをずっと味合うことのできるクラブに出会っていきたいです。

                         
        
                         

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