KZG GF460 ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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2011年07月16日
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KZG GF460 ドライバー

                 
KZG GF460 ドライバー 
今日はこのゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは KZG GF460 ドライバー です。



FIREEXPRESS

シャフトは ファイアーエクスプレス65 です。

ロフトは9度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはX、シャフト重量は69g、トルクは3.5、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は315gです。



正面

初めて試打する『KZG』のクラブです。


『KZG』という名前は以前から知っていましたし、アイアンなども見たことはあったのですが、試打できるクラブが無かったので、できれば試打してみたいと、ずっと思っていました。


このメーカーのことは殆ど知らないのですが、海外のメーカーなのでしょうか?



側面

ヘッドにはたくさんの凹みがあり、かなり独特で、個性的なドライバーだと思いました。


KZGのドライバーは、こういったタイプが多いのでしょうか?


それともこのGF460というモデルだけなのでしょうか?


こういった形状は少し驚いてしまうところもありますが、構えたときにそれが邪魔にならなければ、私は不満に感じることはないですし、それが性能アップにつながっているのであれば、大歓迎したいと思っています。



たくさんの凹み

このたくさんの凹みによって、『重量配分』などがいい位置になるように計算されているのでしょうか?


それとも『空気の流れ』などが計算されているのでしょうか?


こういった『ソール部分』、そして『ヘッド後方』の部分が削られているということは、重心深度が少し浅めに設定されているのかな?などと思っていました。



ヒール側のウェイトのようなもの

トゥ側とヒール側に、それぞれウェイトのような物が配置されていて、特徴的だと思いました。


こうして見る限り、取り外しはできそうな感じです。


いわゆる『安定性重視』のドライバーだと思うのですが、ウェイトを交換することによって、『安定性』がより高まったり、『操作性』や『飛距離性能』などが向上するのであれば、とてもいいことだと思いました。


また、それによってヘッド自体の性能も向上するのだと思いました。


今の時代、『チューニング機能』という言葉とは切っても切れないような気がします。



TOUR LL

ソールのややトゥ側のところに、『TOUR LL』と刻印されています。


どのような意味があるのでしょうか?



顔

顔自体は、とてもオーソドックスで美しい顔だと思いました。


丸っこい感じが印象的です。



振り感

素振りをしてみても、なかなかいい感じでした。


ごく標準的なタイプのドライバーだと思いましたし、重すぎることもなく、軽すぎる感じもしませんでした。


私がもし購入するならば、もう少し重量感が欲しいところですが、それはあくまでも私の好みなので、これくらいがちょうどいい・・・。と感じておられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


振っていても、すぐに感じをつかんでいくことができましたし、特に不安に感じることはありませんでした。



構え感

ボールを前にして構えてみても、すごく構えやすくていい印象を持ちました。


これまでたくさん出会ってきた『スタンダード』な感じのドライバーです。


余計な雑念が湧いてこなくて、すごく楽な気分で構えることができました。


これから打つショットが荒れることなく、無事に治めていけそうだ・・・。という感覚を持ちました。


すごく構えやすいヘッドですが、どちらかというと『操作性』よりは『安定感』を感じやすい形状だと思いました。


叩いていけそうな雰囲気が伝わってきました。





試打を開始しました。


フェース面

『打感』はソフトな感じで好感がもてました。


これまでもたくさん経験してきた打感だと思います。


結構叩いていっても、手に嫌な衝撃が残ることもなく、楽に振り抜いていくことができました。


多少の打点のブレにも反応し過ぎない、『大らかさ』のようなものも感じました。



打球音

『音』という点でも、とても静かでいいフィーリングをつかむことができました。


気持ちよく叩いていけますし、周りに気を遣うこともなく、伸び伸びと打っていくことができました。


『音』は、スイングや精神状態を良くも悪くもする重要な『ファクター』だと思うのですが、そういった点で考えてみても、このドライバーはかなりの高得点を獲得していると思いました。


インパクトが緩んだり、詰まったりすることもなく、心から試打を楽しむことができました。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、弾道もやや高めで、あがりやすく感じました。


結構、高弾道系のドライバーといえるのではないでしょうか?


どちらかというと、スインガータイプというよりは、ヒッタータイプ向けのドライバーだと思うのですが、決してタフな感じはしなかったですし、むしろかなりイージーな感じがしました。


ロフト9度のドライバーの中では、比較的球があがりやすいほうだと思いました。


シャローヘッドではないですし、どちらかというと『セミディープ』といったところでしょうか?


しかし、タフな感じはなく、割と敷居の低いドライバーだと思いました。


ヒッタータイプの方には、かなり易しく感じられるのではないでしょうか?



バックフェース

『安定性』という点でも、なかなかの高性能な部分を感じることができました。


やはりトゥ側とヒール側に配置されているウェイトがよく効いているのでしょうか?


スイートエリアも、それほど狭いとは感じなかったですし、寛容さを持ち、イージーに打っていけるドライバーだと思いました。


シビアな感じはしませんでした。


直進性が高いと感じましたし、普通に打っている限りは、なかなか大ケガにはつながりにくいと思いました。



飛距離性能

『飛距離性能』についても、好感が持てました。


何と言っていいのか解りませんが、『力を伝えやすいヘッド』だと思いました。


このヘッドの物理的な性能の高さもあると思うのですが、叩いていくことに対して邪魔をするものがないので、どんどん安心して叩いていくことができ、それが自然と飛距離につながっているのかもしれない・・・。と思えてきました。


じゅうぶんキャリーを伸ばしていくことができました。


それにプラスして、シャフトの高性能が上手く作用しているように思いました。



操作性

『操作性』という点では、まずまずだと思いました。


どちらかといえば、『曲げやすさ』よりも『直進性』が勝っているドライバーだと思います。


一応、左右に曲げたりもしましたが、極端な球は出にくい感じがしました。


やはり直進性で勝負していくべきドライバーなのだと思いました。


こういったところは、今年出会ってきた、たくさんのドライバーにいえることです。



ヒール側

初めて試打したメーカーのドライバーでしたし、その独特の形状から、どこか『異質』な部分も感じていましたが、実際に打ってみると、すごく『ノーマル』といいますか、感覚的に拒絶するものは全くありませんでした。


これまでたくさん馴染んできたメーカーのクラブだと、だいたいの予想がつくものですが、今日は初めてだったので、実際に打ってみるまでは解らないことも多かったのですが、私の中でとても受け入れやすい感じがしました。



KZG GF460 DRIVER

全体的にすごくまとまっていて、特に大きな欠点らしい欠点が見つかりませんでした。


ただ、その変わり、ある一部のメーカーのドライバーなどのように、一球打っただけで、テンションが最高潮になってしまうほどでもなかったので、最初から最後まで冷静に試打をすることができました。


冷静でいられたのは、すごくいいことだと思うのですが、なぜか胸が躍る感覚がありませんでした。



KZG GF460 DRIVER

これは、もう好みの問題だと思いますし、このドライバーに不満を感じているわけではありません。


ただ、心が揺さぶられる感じがしませんでした。


またチャンスがあれば、是非試打してみたいと思いますが、その時もおそらく今日のような感覚を抱くだろうと思います。



KZG GF460 DRIVER

ドライバーはなかなかいい感じだったので、今度はぜひアイアンを試打してみたいです。


高性能なドライバーであることは変わりないので、友人たちにも紹介してみようと思いましたし、また違うモデルも試打したいと思いました。


そうすると、もっと『KZG』に対する好感度がアップするような気がしました。

                         
        

                         

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