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今年上半期の印象深いドライバー 2011(その2)
今日は昨日に引き続き、今年上半期に出会ったドライバー(3月~6月)をご紹介させていただきます。
3月
3月は、まず『KAMUI 456 ドライバー』です。
このドライバーはすごく良くて、今でも忘れることができません。
『クラブ全体の美しさ』『飛距離性能』『安定性の高さ』が、かなり優れている名ドライバーです。
『地クラブ』なので、出会う機会はそれほど多くないのが欠点かもしれないですが、何度でも試打したい好印象度が高いドライバーです。
こういったクラブに出会うと、『地クラブ』=『優れている』というイメージがどんどん強くなってきます。
次に『リョーマゴルフ Ryoma D-1 V-SPEC ドライバー』です。
性能的にもかなり優れているドライバーだと思いますが、正直私はそれほど魅力を感じませんでした。
『顔』や『打感』や『全体的なデザイン』などが私の好みとはちょっと違っている感じがしましたし、購買意欲も刺激されませんでした。
ただ、印象には強く残っていて、リョーマのクラブにはこれからも期待したいと思いました。
そしてJBEAMのニュードライバー『FX TOUR-425(BLACK) 』の登場です。
JBEAMのドライバーは、一般的にはどちらかというと『タフ』な部類のものが多いような気もするのですが、このドライバーはそれらの中でも最もタフな部類に属すると思います。
『BM-435』を打ちなれておられる方でも、このドライバーをタフだと感じられる方も多いのではないでしょうか?
しかし、叩いていきたい方には、すごく魅力的に見えると思います。
『吹き上がり』を気にせずにどんどん叩いていくことができます。
ヘッドのサイズも、少し小振りになっていますが、小顔好きな私はとても魅力的に見えました。
また何度でも試打したいドライバーのひとつです。
続きまして『ALLEATO ドライバー』です。
初めて手にするまで、私はこのメーカーのことを全く知らなかったのですが、試打してすぐに大好きになりました。
こうして記事を書いている今も、このドライバーのことを思い出すだけで、思わず顔がほころんでしまいます。
『打感』なども好感が持てましたし、飛距離性能も優れ、全体的にとても易しかった印象があります。
こういった素晴らしいクラブのことを全く知らなかった自分自身を恥ずかしく思ったこともよく覚えています。
次に『クリーブランド ランチャー TL310 ドライバー』です。
これまでクリーブランドのドライバーといえば、ビジェイ・シン選手が使っていたようなクラウン部分が大きく凹んでいたものがとても印象的だったのですが、このドライバーは日本的な美しさとフィーリングの良さがすごく印象に残っています。
日本的に感じるようになったのは、SRIスポーツ傘下になったからでしょうか?
ただ、作りの『美しさ』や『精度の高さ』を見ていると、いかにも『メイド・イン・ジャパン』といった感じがします。
クリーブランドといえば、これまではウェッジがあまりにも有名でしたが、こういったドライバーに出会ってしまうと、もっともっと好感度が増していきます。
名前には『ツアー』の文字が含まれていますが、敷居も高くないですし、むしろとても親しみやすい感じのドライバーです。
打感と安定性に優れた高性能なドライバーです。
4月
4月は、まず『マルマン コンダクタープロ ブラック ドライバー』です。
私はこのドライバーに出会って、すぐに一目惚れしてしまいました。
どこから見ても、そのカッコ良さに魅了されました。
今は白いヘッドが話題を集めていますが、改めてこういった『真っ黒いドライバー』に魅力を感じました。
スペック的にも、『黒』のイメージ通り、かなりタフな部類の属するドライバーですし、一般受けはしづらいのかもしれません。
しかし、その部分に魅力を感じられる方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
スインガータイプの方には合いづらいと思いますし、明らかに『ヒッタータイプ限定』といった感じがしますが、こうしたドライバーに出会えるだけで、『試打』というものがすごく楽しくなってきます。
やはり『叩けるドライバー』というのは、とてもいいものです。
次に『ヨネックス EZONE タイプ 380 ドライバー』です。
石川遼選手愛用ドライバーとしても有名ですし、この『380』以外にも『420』や『450』も、とても優れたドライバーです。
この3つのドライバーは、全体的にすごくカッコいいですし、フィーリングなども優れたドライバーです。
ただ、TVでゴルフ中継を観ていて、石川選手が今シーズンもうひとつドライバーの調子が上がってこないところを見ると、このドライバーが合っていないのかな?心配してしまいますし、もっと調整をしていったほうがいいのかもしれない・・・。と、石川選手を応援している私としては少し心配をしています。
そして『WILLIAMS SPORTS PLAYERS SERIES FW32 ドライバー』です。
このドライバーは今でも強烈に印象に残っていて、他のドライバーとはかなり違う部分があると思いました。
飛距離性能が優れていることは当たり前なのですが、何と言いますか、このヘッドがすごく『自分から仕事をしてくれる』といった感覚が今でも強く残っています。
ヘッドの様々なところに配置されている工夫がすごく効いているのでしょうか?
間違いなく高性能なヘッドですし、いい意味で個性的なクラブです。
クレイジーとの相性も良く、とても打ちやすかった印象があります。
ただ唯一欠点を挙げるとするならば、その『顔』が思い出されるのですが、打ちづらく感じてしまうほどではないですし、慣れてしまえばどうってことはないのかもしれません。
私はドライバーにせよ、他のクラブにせよ、『顔』にはすごくこだわっているので、そこが少し残念に思ったことをよく覚えています。
しかし、それでいながら、購買意欲が強く刺激されています。
次に『タイトリスト VG3C ドライバー』です。
タイトリストらしい、とてもまとまった印象のあるドライバーで、前回のモデル『VG3』よりもコンパクトになっているので、私は好感を持ちました。
打感などもよく、もしコースで使っていけば、すごく馴染んでいくだろうな・・・。と思ったことをよく覚えています。
先月の友人たちとのプライベートラウンドで、このドライバーを数ホール使ってみたのですが、おかげですごく楽しいラウンドができました。
『ハードさ』よりも『ソフトさ』が感じられる親しみやすいドライバーです。
次に待望のエポンのニュードライバー『AF-152 ドライバー』です。
EPONは、今年はこのひとつしかニュードライバーを発表しないようですが、これまでのモデルがすごく優れているので、少し寂しいとは思いつつも、仕方のないことなのかもしれません。
こういった『地クラブ』と呼べるメーカーで、しかも高性能なクラブだと、いわゆる『型落ち』しないところも大きな魅力だと思います。
大手有名メーカーのクラブだと、数か月もすると旧製品扱いされる場合もありますが、こういったエポンなどのクラブは何年経っても色あせることはありません。
私は今でも『AF-101』に魅力を感じています。
今回のこの『AF-152』というドライバーは、前回の『AF-151』の後継モデルということは想像に難くないのですが、私は今回のAF-152のほうが好感を持ちました。
飛距離性能が優れていることは勿論ですが、打感もエポンらしい素晴らしさがありながら、しかも敷居も低いので、とても親しみやすいところも魅力のひとつだと思います。
ただ、金額的に親しみづらい部分があると思うのですが・・・。
このドライバーでラウンドしたら、すごく楽しく、また楽な気分で回れるだろうな・・・。と思ったことを憶えています。
続きまして、私にとって『KAMUI』と並ぶ『地クラブメーカーの雄』、福山ゴルフのドライバー『SKYWARD 450Ti ドライバー』です。
このメーカーのことは以前から知っていましたし、初めて試打することができて、すごく嬉しく思いました。
『顔』なども美しいですし、『打感』なども好感が持てましたし、肝心の『飛距離性能』が優れていることが大きな魅力です。
叩いていきたい方には、かなり心強い味方になってくれるのではないでしょうか?
次に『バルド MAGMA ドライバー』です。
バルドのドライバーには、まだそれほど多く接してきたわけではなく、このドライバーも初めて試打してから2回ほど試打を楽しみました。
全体的にとてもカッコいいデザインで、機能的にもそれほど難しくない感じのドライバーだと思います。
『飛距離性能』という点では、私はこれまでかなりの高性能ドライバーに出会ってきているので、正直それらを『凌駕している』といった印象は持ちませんでしたが、まずまずの好印象でした。
前回のモデルが少しディープな感じでしたが、このドライバーはややシャローが入った感じの『ハイブリッド設計』といったらいいのでしょうか?
まだそれほど多くのクラブを発表しているバルドではありませんが、これからも期待したいと思います。
続きましてJBEAMのニュードライバー、『jBEAM FX BM-445 HG ドライバー』です。
JBEAMのニュードライバーということで、すごくテンションが上がったことを覚えていますが、全体的な印象では、私は『BM-435』のほうがいい印象を持ちました。
このドライバーにも十分な魅力を感じましたが、フィーリングなども『BM-435』のほうが私には合いやすい感じがしました。
ただ、少し敷居が低くなっているように思いましたし、『BM-435』がタフに感じられた方も、このドライバーだと打ちやすく感じられる方も多いのではないでしょうか?
次に『フォーティーン DT111 ドライバー』です。
このドライバーは、まずその『打感の良さ』にすごくシビレてしまったのをよく覚えています。
1球打っただけで、すごく心が躍らされてしまいました。
最近では珍しい、かなりの『ディープな形状』のヘッドですし、実際にも安心して叩いていけるので、そこに魅力を感じましたし、飛距離を期待できる高性能なドライバーです。
私はこれまで、それほど多くのフォーティーンのドライバーを試打してきたわけではないのですが、このドライバーが一番魅力を感じましたし、購買意欲をすごく強く刺激されてしまいます。
また何度でも何度でも試打して楽しみたいドライバーのひとつです。
5月
5月の始めは何と言っても『George Spirits GT450 ドライバー』です。
私は以前『CRZ-450』というドライバーを試打して以来、ずっと魅了されっぱなしなのですが、このドライバーの『美しさ』『打感』『音』が再び私を楽しませてくれました。
このフィーリングは一度味わったら忘れることができません。
球を打つことが楽しくなるドライバーです。
性能的には、どちらかというと『球が逃げやすい』タイプのドライバーだと思うので、スライサーの方にはやや難しく感じられるかもしれませんが、つかまりの良いシャフトを装着すると、また難易度が下がってくるのではないでしょうか?
こういった素晴らしいドライバーに出会えた日は、とても有意義だったと思えます。
値段的は高価ではありますが、このドライバーにも購買意欲を強く刺激されてしまいました。
続きまして、『クレイジー CRZ 460 IP ドライバー』です。
クレイジーのニュードライバーということで、やはりどうしても期待してしまいます。
これまで『CRZ-435』『CRZ-450』という2種類のクレイジーのドライバーに接してきましたが、このドライバーはその2つよりも、『易しさ』がアップしているような印象があります。
クレイジーのドライバーはタフ過ぎて使えない・・・。と思っておられた方も、このドライバーならば親しみやすく感じられる方が多いのではないでしょうか?
イージーさが増した分『飛距離性能』や『弾道の力強さ』などでは私の感覚では、前の二つに及ばない感じもしますが、全体的にとても美しいクラブなので、好感度がすごく高いです。
やはりクラブというのは、美しくなければ興味も持てないと思いました。
次に『ブリヂストン ツアーステージ X-DRIVE 905 ドライバー』です。
『ツアステ』らしい、とてもカッコいいドライバーでファーストインプレッションで既に魅了されていました。
『打感』なども素晴らしく、かなり『操作性』が高かった印象があります。
『直進性』はそれほど高くはないと思うので、直進性で飛距離を稼いでいきたい方には、それほど大きなパフォーマンスは期待できないと思いますが、『ドローヒッター』『フェードヒッター』のどちらにも対応してくれる『懐の深い』ドライバーだと思います。
自分の球筋を信じて、思いっきり叩いていきたい方には、かなり心強いパートナーになってくれるのではないでしょうか?
続きまして、『MADNESS X 59A ドライバー』です。
このドライバーも初めて知るメーカーだったのですが、全体的にとても美しく、性能的にもまんべんなくハイレベルなドライバーだと思いました。
また何度でも試打して、もっと色々なことを知りたい・・・。と思ったドライバーです。
次に『トルネード・ギア マンタ ES ドライバー』です。
このドライバーの最も印象深いところは、何と言っても、その『打感の良さ』です。
それ以外にも『球の上がりやすさ』なども優れていると思いましたが、全体的なスペックなどから、私にはやや合いづらいタイプのドライバーだと思いました。
しかし、もしまた試打できる機会があれば、ぜひ試打してみたいと思っています。
6月
6月は、まず『リンクス ゴールデンリンクスドライバー2』です。
このゴールドがとてもカッコいいドライバーです。
しかし、それよりも特に印象深いのが、この『短尺仕様』と『軽量感』です。
今、ドライバーはどんどん長尺化していくなかで、『43インチ』という長さはとても珍しいと思いましたし、最近では記憶にないほどの『軽さ』がとても印象的でした。
この『振り感』が、他のドライバーには感じられない、とても個性的なところだと思いました。
私にはかなり合いづらいドライバーだとは思いますが、こうしたスペックのドライバーでショットの精度が増したり、平均飛距離を伸ばしていかれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
メーカーの狙いがはっきりとしていますし、とても個性的でいいドライバーだと思いました。
次に『Cyber Crown ドライバー』です。
初めて手にした、サイバークラウンという名前のドライバーでしたが、印象的だったのが、その個性的でカッコいいデザインです。
すごくいいデザインだな・・・。と思いました。
もし、このドライバーが量販店に置いてあったら、多くのゴルファーがまず手に取ってみるのではないでしょうか?
『まずは見た目から入る』ということはとても大切なことだと思いますし、ゴルファーに興味を持ってもらわなければ、そのクラブは試してもらうことすら、多くはないのかもしれません。
『全て』といっていいゴルフメーカーが、より多くのゴルファーに、まずは手にしてもらいたい・・・。と思っているのではないでしょうか?
そういった意味でも、このドライバーはデザイン的にとても個性的で優れていると思いました。
肝心の性能的には、この『長さ』や『軽量感』『軟らかさ』『音』など、色々なところが私には馴染めない部分があり、それほど魅力を感じませんでしたが、初めて手にしたメーカーのクラブでしたし、とても強く印象に残りました。
購買意欲も、そしてまた試打してみたい・・・。という意欲も、正直言ってあまり湧いてこなかったのですが、次のモデルに期待したいと思いました。
次に『JUSTICK PROCEED TOUR CONQUEST 460RIII ドライバー』です。
昨年試打した『JUSTICK PROCEED TOUR CONQUEST 460RII Deep』がすごくいいドライバーだったので、今回のこの最新機種にもすごく期待感が膨らんでいました。
クラブ全体の美しさは相変わらずのハイレベルだと思いましたし、フィーリングもとても良かったです。
ヘッド全体がやや『シャロー』になっているので、前回のモデルが難しかったという印象を持たれた方も、このドライバーは易しく感じられた方が多いのではないでしょうか?
私の好みでいえば、間違いなく昨年のモデル『JUSTICK PROCEED TOUR CONQUEST 460RII Deep』ですが、このドライバーの好感度もとても高いです。
ただ、もし私が使うとするならば、もう少し『短尺化』させたいと思いましたが、このドライバーは最初から『長尺仕様』として作られているそうなので、そういった意味では私には少し敷居の高さを感じました。
次に『ルーツゴルフ Click ドライバー』です。
私はまだそれほど多くのルーツゴルフのドライバーに出会ってきたわけではないのですが、この『Click』というドライバーは、これまで出会ってきたルーツゴルフの中で、最も好感度が高いです。
全体的な美しさは、まるで『隙がない』ようですし、打感なども好感が持てました。
スペック的にも、かなり『ソフト目』な感じがするので、敷居が高すぎず親しみやすさを感じられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
今回試打したシャフト以外にも、様々なシャフトがラインアップされているそうなので、ぜひそちらも試してみたいと思いました。
最後に『DIRETTO ドライバー』です。
このドライバーも、初めてではあったのですが、とてもいい印象が残っています。
『顔』に似合わず、つかまりがいい・・・。といいますか、つかまりが弱そうなのに、実はつかまりがいい・・・。という意外性が魅力的だと思いました。
球のつかまりがいいドライバーが欲しいけれど、極端なフックフェースは嫌だ・・・。と感じておられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
このドライバーは、そういった方々に、とても心強いドライバーだと思います。
全体的にとてもカッコいいですし、飛距離性能も高く、見た目よりもタフなドライバーではなく、どちらかというと『ソフト目』な印象の残る敷居の低い好印象なドライバーです。
また何度でも試打してみたいと思っています。
以上が、今年上半期(1月~6月)に出会った印象深いドライバーです。
これら以外にもいいドライバーに出会っていますし、その掲載されていないドライバーが優れていない・・・。というのではけっしてありません。
あくまでも『印象深い』ということで記事を書かせていただきました。
一昨年・昨年と同様、初めて手にするメーカーのドライバーもたくさんありましたし、その殆どが素晴らしい高性能なドライバーたちです。
私の無知が恥ずかしくなりますが、これからも色々なメーカーのドライバーに出会うことができれば・・・。と思っております。
次回からは、通常に記事に戻りたいと思います。
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