バルド TCS FORGED アイアン - ゴルフクラブ試打日記。
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スコッティキャメロン専門店【Himawari】

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2011年06月07日
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バルド TCS FORGED アイアン

                 
BALDO TCS FORGED IRON 
今日はこのゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは BALDO TCS FORGED アイアン の7番 です。



ダイナミックゴールド

シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは32度、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。



正面

初めて手にしたバルドのアイアンです。


これまでドライバーやウェッジ、フェアウェイウッドを試打してきたのですが、今日はアイアンを試打する機会に恵まれました。


何と言いますか、すごく柔らかい感じの打ちやすそうなアイアンだな・・・。というのが第一印象です。



四つ葉マーク

バルドのトレードマークといってもいい、『四つ葉のマーク』が、このアイアンにもありました。


ゴルフは運に左右されることが多いスポーツなので、少しでも幸運を味方につけたい・・・といったところなのでしょうか?



彫りの深さ

『彫りの深さ』は結構深く、キャビティ部分の大きい『フルキャビティ』といった感じがします。


昔は『フルキャビティ』というと、形が崩れてしまっているアイアンが多かったのですが、このアイアンはとても整っていて、すごく品のあるアイアンだと思いました。



CRAFT SOUL

『CRAFT SOUL』と記されています。


どういった意味なのでしょうか?


また『TCS』とあります。


どのような意味が込められているのでしょうか?



ソール幅

『ソール幅』は、ほんのちょっとだけ広めな感じがしました。


狭い感じはしなかったですし、また広すぎないので、嫌味に感じることもありませんでした。



ホーゼル長さ

『ホーゼル』は、やや短めな感じがしましたが、今はこれくらいがスタンダードといえるのかもしれません。


先日試打した『マスダゴルフのアイアン』と比べると、かなり違って見えます。


もちろん、一般的に受け入れられやすいのは、明らかにこちらだと思います。



構え感

ボールを前にして構えた感じは、すごくオーソドックスな感じで、好感を持つことができました。


打ちやすそうな顔をしていますし、変なクセが全く見当たりません。


ややグースが効いていますが、構えづらく感じるほどではありませんでした。


特に細工をすることなく、普段通りの感じで打っていけそうなアイアンだと思いました。




試打を開始しました。

フェース面

『打感』は、とてもソフトで好感がもてました。


打つ前から、予想できていたことではありますが、軟鉄の良さを十分に堪能できます。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点でも、ロフトが立ってはいますが、特にタフに感じることはありませんでした。


『程よい』低重心が効いている感じです。


重心が下がり過ぎてしまうと、却って難しくなってしまうものですが、このアイアンはそこまで低くないので、ちょうどいい線引きが出来ているような気がします。


球も拾いやすく、難しく感じるところがありませんでした。



バックフェース

『安定性』という点でも、かなりの高得点です。


キャビティアイアンの易しさ・寛容さを改めて実感します。


マッスルバックのシビアさに慣れていると、こういったアイアンがすごく楽に感じることがあるのですが、今日は特にそんな日でした。


ついつい横着をして、スイングが緩みやすい・・・という悪いクセを持つ私には、多少シビアなマッスルバックアイアンのおかげで、それほど長いスランプにもならずに、ゴルフをエンジョイできていると思うのですが、一度こういったアイアンに慣れてしまうと、なかなか元には戻れないのかもしれないな・・・。と思えるくらい易しく感じました。


少々の打点のブレには目をつむってくれる『大らかさ』をもったアイアンだと思いました。


『易しさ最優先』という方もたくさんいらっしゃると思うので、そういった方々には、かなり魅力的なアイアンといえるのではないでしょうか?



飛距離性能

『飛距離性能』という点でも、かなり優れています。


私の感覚では、明らかに一番手くらい違う感じがしますが、今はもっとストロングロフトがたくさんあるので、それほど珍しい感じはしません。


易しくて打感も良く、さらに飛距離を伸ばしていきたい方には、かなり心強いアイアンといえるのではないでしょか?


今回試打したアイアンは『ダイナミックゴールド』が挿してありましたが、軽量スチールなどにすると、もっと飛距離が伸ばせそうな気がします。



操作性

『操作性』という点でも、なかなかのハイレベルだと思いました。


見た目の良さから、いいイメージを抱いたままショットすることができたのですが、その期待を裏切らない扱いやすいタイプのアイアンだと思いました。


ただ、『飛ぶアイアン』なので、距離を刻んでいくことが少し難しく感じてしまいましたし、多少『アバウト』なところを感じることもありましたが、これはやはり『飛距離系アイアン』の宿命なのかもしれません。


飛び系アイアンで、ウェッジのような距離感を出すことができたら、まさに『鬼に金棒』といえると思うのですが、残念ながら、私にはそのような高い技術や鋭い感性がないので、これからももっと練習を重ねていかなければならないと思いました。



ヒール側

初めて出会ったバルドのアイアンでしたが、すごく打ちやすくていい印象を持った半面、正直あまり心が躍ることがありませんでした。


テンションも上がらず、何故か淡々と試打していたような気がします。


良く言えば、ずっと冷静でいられたと思うのですが、あまり心に響くものがありませんでした。


いつも試打をすることは楽しくて仕方がないのですが、今日は何故かずっと『ローテンション』でした。



BALDO TCS FORGED IRON

勿論、このアイアンの性能が劣っている・・・。とか、フィーリングが良くない・・・。というのではなく、むしろかなりハイレベルなアイアンだと思うのですが、あくまでも私の心の中で、燃え上がってくるものがありませんでした。


この『バルド TCS FORGED アイアン』は、全体的にかなり整っている・・・。といいますか、大きな欠点はないのですが、その反面すごく魅力的に感じる部分があまり見られませんでした。


バランスが取れているとは思うのですが、打っていてあまり楽しいとは感じませんでした。


それは、まだ私がこういったタイプのアイアンを欲していないからなのかな?と思いました。


おそらく、このアイアンも目に見えないところで、様々なハイテクや創意工夫が施されているのだろうと思うのですが、私の鈍い慣性ではそれを感じ取ることが出来ませんでした。



バルド TCS フォージド アイアン

見た目が変わっていたり、打感などのフィーリング性能が良くないアイアンだと、そのラインである程度いいところを見つけようとするのですが、このアイアンのように最初からいい印象のアイアンだと、ついつい求める物も高くなってしまうのかもしれません。


不満らしい不満はない、ハイレベルなアイアンですし、特に欠点は見つからなかったのですが、何かが足りないように感じました。


初めて出会ったアイアンを試打していて、楽しくなると、ついつい夢中になって時間や球数も忘れて打ちすぎてしまうことも多々あるのですが、今日は予定よりも早く切り上げてしまいました。



バルド TCS FORGED アイアン

今日は期待していたバルドのアイアンでしたが、何だか消化不良のまま試打を終えてしまったような気がします。


おそらく今の『売れ線』といいますか、多くのゴルファーが求めているものを形にしたら、このようなアイアンになるのだと思います。


打ちやすくて、打感も良くて、扱いやすくて、おまけに飛距離が出せる・・・。


まるでいいとこ取りのアイアンですが、正直私はあまり夢中になることはありませんでした。


具体的にどこが・・・。と自問自答してみても、なかなかその答えが見つからないのですが、コースで試してみたいとはあまり思いませんでした。


もし機会があれば、また日を改めてチャレンジしてみたい・・・。とも思ったのですが、おそらく今日とあまり印象は変わらないような気がします。


またこれからのバルドのアイアンに期待したいです。
                         
        

                         

コメント

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はじめまして
いつも楽しみにblog見せてもらっています。
リクエストなのですが『懐かしいクラブ』特集してください(笑)
私は今だにタイトリストの905Rドライバーを使っています。古きよきクラブです。クラブにおける感性や感覚が私にとても似ています。よろしくお願いします
懐かしいクラブ特集はいいですね!
ゆうすけ様。こんばんは。golfdaisukiです。

『懐かしいクラブ』特集は、確かにとてもいいですね。
機会があれば、是非書かせて頂きたいと思います。

『905Rドライバー』は、とても素晴らしいドライバーですね。
その良さは数年経った今でも、全く色褪せていないですね。
最新のドライバーと比較しても、決して見劣りする感じはしません。

今回頂いたコメントは、これから記事を書かせていただくうえで、参考にさせていただきます。
どうもありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。