バルド MAGMA ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。


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2011年04月24日
  

バルド MAGMA ドライバー

                 
バルド MAGMA  ドライバー 
今日はこのゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは バルド MAGMA ドライバー です。



UST Mamiya ATTAS-T2

シャフトは ATTAS-T2 です。

ロフトは10度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.4、バランスはD1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は320gです。



正面

約1年ぶりに出会ったバルドのニュードライバーです。


私はまだそれほど多く出会っているわけではないのですが、バルドのクラブにはいい印象を持っています。


聞くところによると、すごく人気があるのだそうです。


しかし、せっかく人気があるのに、新製品の出る間隔がとても長くて勿体ないように思います。


私の周りには使っている人を見かけないですが、それはこのメーカーのことを多くの人が知らないからだと思います。


やはり量販店などに並ばないと、なかなか目にする機会は多くないのかもしれません。


なかなか難しいことかもしれませんが、いつかこういった『地クラブ』と呼ばれるクラブがもっと私たちゴルファーの目に触れやすくなってくれるといいと思っています。


いい物は使っていかないと勿体ないですし、ゴルファーにとって『いいクラブとの出会い』はとても大切なことなので、より多くの方に知っていただきたいと、いつも思っています。



側面

前回のモデルはグレー、その前は青が特徴的でしたが、今年のモデルは赤です。


『マグマ』という名に相応しいデザインといえるように思います。


こうして見ていても、初めて出会ったバルドのドライバー 8C CRAFT ドライバー のデザインに似ています。


とてもバルドらしい感じがします。



フォーリーブス

この『四つ葉のクローバー』のような物も、これまでのバルドのドライバーに見られたことです。


『幸運』をもたらすという四つ葉のクローバーは、ゴルファーにとっても、縁起のいいものだと思います。


私はラウンドしていて、すごくラッキーだと思ったことがよくあります。


大きく曲がってOBだと思ったボールが上手い具合に木に当たって跳ね返り、OBどころかフェアウェイに戻ってきた・・・。などといった経験をこれまでたくさんしています。


私のスコアカードには、実力以上の運における割合が大きいような気がします。



顔

『顔』は、バルドらしい、とても美しい顔立ちをしています。


さすがだな・・・。と、いつも思ってしまいます。


すごくいい雰囲気を持ったドライバーだと思いました。



振り感

素振りをしてみても、なかなかしっかりしている感じがして、好感がもてました。


『アッタス』というシャフトも、初登場の時から試打していますが、私は初期のモデルよりも、この『アッタスT2』のほうが易しく感じます。


ただ、他のメーカーのシャフトと比べ、それほど多く振っていませんし、同じヘッドで、この『アッタス』と、他のメーカーのシャフトの2つが選べるときは、私は他のメーカーのシャフトを選ぶことが多いです。


『アッタス』は高性能で優れたシャフトだとは思いますが、何となくフィーリングが合いづらい感じがしています。


なので、どんな感じかな?と思いながら振っていたのですが、今日はそれほど難しく感じることはありませんでした。



構え感

ボールを前にして構えてみても、すごく安心できます。


失敗のイメージは湧いてきませんでした。


いいイメージだけが頭の中を駆け巡っていました。


球もよくあがりそうですし、直進性が強そうな感じがします。


セットアップがすぐに完了しました。





試打を開始しました。

フェース面

『打感』は、なかなかいい感じでした。


打つ前から予想していた通りのフィーリングです。


これまでと特に大きく変わった感じはしませんでしたが、安心して叩いていける打感だと思いました。



打球音

『音』も、いい感じでした。


すごく平均的な感じ・・・。といったらいいでしょうか?


いい意味で、これまで数多く耳にしてきた音に埋もれてしまうような音だと思いました。


こちらの邪魔を全くしないですし、不快に感じる部分は全くありませんでした。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点でも、なかなかの高ポイントだと思いました。


見た目の印象よりも、よく上がってくれます。


正直言って、もう少し抑え気味でもいいのかな?と思ったのですが、それほど上がり過ぎるタイプのドライバーではないような気がしました。


『セミディープ設計』といえるのでしょうか?


上がりやすさを感じさせながらも、叩けそうな感じがします。



操作性

『操作性』という点では、まずまずだと思いました。


左右どちらにも曲げてみることもできましたが、どちらかというとフェード系が打ちやすいと感じました。


多少『重心距離』も長めで、球がつかまり過ぎないように感じました。


右方向へ逃げやすい感じはしなかったのですが、スライスを抑えてくれるタイプのドライバーではないと思いました。



バックフェース

『安定性』という点では、結構『イージーさ』を感じました。


昨年のモデル『COMPETIZIONE』よりは、確実に易しくなり、敷居が下がっているように思います。


ラインを真っ直ぐ出していきやすいドライバーだと思いました。


一昨年のモデルに近い印象を持ちました。


このドライバーはスインガータイプというよりは、ヒッタータイプの方に合いやすいドライバーだと思いますが、そのヒッタータイプの方が安心して叩いていける易しさを持っているドライバーといえるのではないでしょうか?



飛距離性能

『飛距離性能』という点では、なかなか高いものを感じましたが、これまで出会ってきた、たくさんの高性能なドライバーたちと比べて、大きく秀でているとは、正直思いませんでした。


しかし、優れていることは事実です。


これまでのバルドらしい高性能なドライバーだと思いました。


このドライバーを初めて見た印象よりも、結構叩いていけるモデルなので、私はそこに好感を持ちました。


いくら時代が変化しても、飛距離を出していく為には、やはり『叩く』という動作が必要になってくると思いますし、最近はこういった『叩けるドライバー』が復活してきたように思います。


ちょっと前まで、なかなか叩けるニュードライバーに出会えない時期がありましたが、最近はやっとその封印が解かれたような気がします。


スインガータイプの方の為のドライバーがとても多かった時期がありましたが、今はヒッタータイプ向けのドライバーも増えてきているので、嬉しく思っておられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?



ヒール側

バルドのドライバーは、私はまだ3本目で、それほど多く経験していないのですが、これまでの経験で、大よその『メーカーの方向性』といいますか、フィーリングがつかめてきたような気がしています。


今回のこの『MAGMA』というドライバーも、とてもバルドらしいクラブだと思いました。


言い換えれば、それほど大きく驚くことはなかったのですが、それはこれまでのハイレベルが維持されているからだと思いました。



BALDO MAGMA DRIVER

昨年のモデルが初めてのバルドドライバーだった方は、おそらくバルドのドライバーは難しい・・・。とイメージを持たれた方もいらっしゃると思います。


少し敷居の高さを感じられた方も多いかもしれません。


しかし今年のモデルは昨年よりは、かなり親しみやすくなっていると感じました。


それでいながら、頼りない感じではなく、ある程度『しっかり感』を持っているので、好感が持てます。


これまで『帯に短し襷に長し』といった感じのクラブに出会ったこともありますが、このドライバーはなかなかいい頃合いに上手く調整ができているような気がします。



BALDO MAGMA DRIVER

あくまでも私の好みでいいますと、『JBEAM』や『EPON』などのほうが好きなのですが、このバルドも、とても印象に残りやすくて、また何度でも試打したくなるドライバーです。


価格が、かなり高めに設定されているようですが、そこにメーカーがこのMAGUMAというドライバーに対しての『自信の表れ』なのではないでしょうか?


もう少し低く抑えられていれば、もっと親しみやすくなるんだけどなあ・・・。と思ってしまいましたが、やはり高品質で高性能なヘッドなので仕方のないことなのかもしれません。



BALDO MAGMA DRIVER

今日はあまり『購買意欲』が湧かなかったのですが、これは初対面だからであり、もっと回数を重ねていけば、まだまだ好印象度は強くなるのかもしれないと思いました。


おそらく今年はもう、バルドのニュードライバーに出会う機会はないような気がするのですが、また来年も期待していきたいですし、もっとたくさんのクラブに出会いたいです。

                         
        

                         

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