ピン ANSER&S56 アイアン - ゴルフクラブ試打日記。
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2011年04月09日
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ピン ANSER&S56 アイアン

                 
ピン ANSER&S56 アイアン 
<左>S56   <右>ANSER

今日はこの2本のアイアンを試打しました。

試打クラブは PING ANSER と S56 アイアン の7番 です。


<ANSERのスペック>

シャフトは AWT です。

ロフトは32.5度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS、トルクは1.6、シャフト重量は108g、バランスはD3、キックポイントは中調子です。


<S56のスペック>

シャフトは AWT です。

ロフトは34.25度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS、トルクは1.6、シャフト重量は108g、キックポイントは中調子です。



PING ANSWER&S56
<左>S56   <右>ANSER

どちらも昨年出会って、すごく気に入っているアイアンです。


今日は久しぶりに出会うことができたので、同時に試打してみることにしました。



ソール幅
<左>S56   <右>ANSER

『ソール幅』は、どちらも大きな違いはないですが、ややアンサーのほうが広い感じがしました。


ただ、アンサーはソール部分に異材が大きく組み込まれているので、見た目の差以上に低重心になっているような気がします。



彫りの深さ
<左>S56   <右>ANSER

『彫りの深さ』もアンサーのほうが、やや深い感じがしました。



顔
<左>S56   <右>ANSER

『顔』は、S56のほうがすっきりとしていて、好感が持てました。



ネック長さ
<左>S56   <右>ANSER

『ホーゼルの長さ』は、ほぼ同じ感じです。


どちらも、このネック部分の凹みがとても特徴的なアイアンです。


他のメーカーのアイアンでは見かけることがありません。



ANSER 構え感
ANSER

S56 構え感
S56

ボールを前にして構えた感じは、S56のほうがすっきりとしていて私は好感を持ったのですが、ANSERのほうも『易しさ』を感じさせる雰囲気があります。


私はオーソドックスな構え感が好きなので、S56を好みますが、ANSERを試打したときのあの好印象は今でもはっきりと覚えているので、こうして見ていても懐かしさと打感の良さが同時に思い出されます。





試打を開始しました。

バックフェース
<左>S56   <右>ANSER

『安定性』という点では、明らかにANSERのほうが高いと思いました。


S56も、決して難し過ぎるアイアンではありませんが、アンサーのほうが、よりイージーな感じがします。


ミスに対しての許容範囲が広いのは、アンサーだと思いました。



フェース面
<左>S56   <右>ANSER

『打感』は、どちらも甲乙つけがたく、とてもいい感じです。


球を打っていてすごく楽しくなってきます。


どちらもかなりハイレベルなフィーリング性能だと思いました。


ただ、S56のほうが『敏感さ』が感じられ、より微妙な変化は感じやすいのかな?と思いました。



トゥ側
<左>S56   <右>ANSER

『球のあがりやすさ』という点では、どちらもいい感じで上がってくれる感じがしましたが、やはり一般的にはANSERのほうが易しく作られているような気がします。


弾道の高さ自体に大きな違いはあまり感じませんでしたが、『浮きやすさ』という点で、少しANSERのほうがリードしているのかな?と思いました。



PING ANSWER&S56
<左>S56   <右>ANSER

『飛距離性能』という点でも、少しANSERのほうが距離が稼ぎやすい感じがしました。


この差は微差ではなく、結構はっきりと感じられました。


ANSERは、もう少し飛距離が抑えられていれば、私はもっと購買意欲が湧いたと思うのですが、こればかりは仕方ありません。


どちらも私の感覚では、飛距離性能に長けているアイアンだと思うのですが、今の主流のアイアンと比べると標準的な部類に入るのではないでしょうか?



PING ANSWER&S56
<左>S56   <右>ANSER

『操作性』という点では、明らかにS56のほうが優れていると思いました。


より敏感に反応してくれます。


ANSERの方も、決して悪い感じではないですが、S56と比較してしまうと、どうしても『オートマチック感』を感じてしまいます。


いい意味で曲がりにくいアイアンだと思いました。


私はどちらかというと『手動式』のアイアンを好むのですが、『自動式』のアイアンを好まれる方もたくさんいらっしゃると思いますし、そういった方々にはANSERのほうが好印象を持たれるのではないでしょうか?



PING ANSWER&S56
<左>S56   <右>ANSER

PINGのアイアンは昔から名器と呼ばれるものが多いですが、今は昔よりも出会う機会が少なくなったような気がします。


今日は久しぶりにこの2つのアイアンに出会うことができたので、思わず手にとって試打してみました。


両方とも、いいフィーリングが残っていたせいか、今日もすごく楽しく試打することができました。


どちらかといえば、私はS56に購買意欲が湧いていますが、ANSERの魅力も今日改めて再確認しました。


どちらも大変素晴らしいアイアンなので、より多くの方に使っていただきたいです。

                         
        

                         

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