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2011年03月22日
テーラーメイド TOUR PREFERRED CB アイアン

今日はこのゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは テーラーメイド TOUR PREFERRED CB アイアン の7番 です。

シャフトはNS PRO950GHです。
ロフトは33度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g、トルクは1.9、バランスはD1、キックポイントは中調子です。

テーラーメイドの新しいアイアンです。
テーラーメイドからこの度、3種類のニューアイアンが発売されることは知っていましたが、このアイアンはそのうちのひとつです。
すごくオーソドックスというか、あまり派手さがないシブいデザインのアイアンです。
デザインをカラフルにして『色で引きつける』というこもなく、すごく大人しめのデザインになっています。

しかし、このバックフェース中央のウェイトのような物に、まず目が行きます。
これは取り外しができるのでしょうか?
だとしたら、とても斬新ですし、機能的なアイアンだと思いました。
このウェイトのような物を、自分の好みに替えることができたら、かなり面白いのではないか?と思いました。
さすがはテーラーメイドともいえる、他のメーカーにはない『先見の目』が感じられます。
ただ、おそらくではありますが、これまでの経験から、このウェイトのような物が無くても、すごく打ちやすいんじゃないだろうか?という予測は容易に立てられました。
私はアイアンでは、気持ちヒール目でヒットしていきたいので、こういったウェイトがもう少しヒール寄りにあってくれてもいいのかな?と思いました。

『ソール幅』は、標準的な感じがしました。
それほどワイドソールではないですし、かなりすっきりした感じがしますが、細くて高重心を感じさせるほどでもないように思いました。

ホーゼルもしっかりとありますが、それほど長い感じはしません。
やや短い感じでしょうか?
しかし、今はこれくらいが一番ポピュラーなのかもしれません。
独特の曲線美が見られ、とても美しいアイアンだと思いました。

『彫りの深さ』は、標準的といったところでしょうか?
後ろに大きく膨らんでいないですし、構えやすそうな印象を受けます。
ポケットの膨らみをあまり大きくせずに、その効果をウェイトのような物で補っているのでしょうか?
だとしたら、すごくよく考えられていると思いました。
アイアンを構えたときに、バックフェースの部分が見えてしまうと、すごく構えづらくなってしまうので、いくら『低重心』『深重心』にしてあがりやすくなっても、デメリットの方ばかり感じられてしまいます。
今の多くのアイアン型ユーティリティにもいえることです。

ボールを前にして構えてみても、すごくすっきりとしていて、構えやすく感じました。
余計なものが見当たりません。
ほんのちょっとグースが効いているようにも見えたのですが、構えづらくはありませんでした。
これまでたくさん出会ってきた感じのアイアンだと思いました。
試打を開始しました。

『打感』は、まずまず・・・。だと思いました。
特に大きな不満もなく、また夢中になって何球でも打っていたくなるほどでもないような気がしました。
『平均点』といったところでしょうか?

『球の上がりやすさ』という点でも、ごく普通な感じでしょうか?
ある程度予想していた感じのあがりやすさでした。
タフ過ぎることはなかったですし、あくまでも私の感覚では、よくあがってくれる感じがしました。
重心も低すぎず、変なクセのないアイアンなので、かなり多くの方が打ちやすいと感じられるのではないでしょうか?

『安定性』という点でも、これまでよく出会ってきた『アンダーカットキャビティ』そのもの・・・。といった感じがします。
特別大きな寛容性があるという感じでもなかったですし、バックフェース中央のウェイトのようなものがどれだけ効果を発揮しているのかは、なかなか解りづらい感じがしました。
アンダーカットキャビティの特長がよく出ていると思いますし、かなり打ちやすいアイアンであることに間違いはないと思いました。
見た目は結構シャープなアイアンですが、それほど敷居が高い感じはしませんでした。

『操作性』という点でも、特に変わった感じはなく、構えたときの好印象のままの扱いやすさだと思いました。
左右どちらにも易しく打っていくことができました。

『飛距離性能』という点でも、最近のアイアンの中ではごく『ノーマル』な感じがしました。
今は、これくらいが標準なのではないでしょうか?
どちらかというと飛距離が稼げるアイアンだと思いますが、それほど飛び過ぎない感じがします。

試打し終えて特に感じたのが、あらゆる面で『ノーマル』といった点です。
見た目はちょっと変わった感じの新しいタイプのアイアンですが、実際に球を打ってみると、すごく標準的な感じが最初から最後までずっとしていました。
驚くことはなかったですし、打つ前の大よその予想の中で試打を終えられたような気がします。

易しいアイアンが欲しい・・・。と思っておられる方もたくさんいらっしゃると思いますが、このアイアンは難し過ぎないので、試してみる価値が大いにあるといってもいいのではないでしょうか?
また試打する機会に恵まれたら、試打してみたいと思いましたし、面白いアイアンだな・・・。と思いました。
コメント
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2011-03-23 10:46 編集
ありがとうございました
そうだったのですか。
今年の女子ツアーで威力を発揮しやすそうですね。
どうもありがとうございました。
2011-03-25 00:45 golfdaisuki URL 編集
なるほど
以前リクエストしていたテイラーメイドのアイアンのインプレ
ありがとうございました。参考になりました。
また 他の2タイプを打つ機会があれば是非宜しくお願い致します。
2011-03-28 00:34 siotan URL 編集
テーラーメイドのアイアンはいいですね!
いつもコメントを寄せて下さいましてありがとうございます。
今回のテーラーメイドのアイアンはすごくいいですね。
他の二つのアイアンも試打する機会に恵まれましたら、是非記事に書かせて頂きたいと思っております。
この度はどうもありがとうございました。
それでは失礼いたします。
2011-03-28 20:37 golfdaisuki URL 編集
悩んでいます
長文な上、突然の訪問すみません。本気で悩んでます(ρ_;)お暇な時でいいので、お返事いただけたらと、願っております。
今後も、HP楽しみにしています♪
2012-03-03 03:29 新米冒険者 URL 編集
新米冒険者様。はじめまして
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして誠にありがとうございます。
さて、今回はアイアンのご購入を検討されているようですが、初めて買うアイアンというのは、とても記念になるものですね。
これから永く続くゴルフライフのスタートを切ってくれるアイアンといってもいいように思います。
私も初めて購入したアイアンのことは決して忘れません。
マッスルバックで、かなりタフなアイアンでしたが、私にスイングを教えてくれました。
先輩方が仰ることはとても一般的なご意見であり、ある意味ごもっともだと思われます。
しかし、正直申しまして、私はそれが全てだとは思っておりませんし、むしろそうではない・・・。と思えることが多々あります。
最初のうちは易しくて無難な物を・・・。という考えは昔からありましたが、私はそういった考えにずっと疑問を持ち続けておりました。
なので、まだビギナーの頃から、プロモデルと呼ばれるマッスルバックを愛用しておりました。
私の記事をこれまで読んでくださっているのでしたら、これらの経緯を既に読んでくださっていると思われるので、ここでは割愛させていただきますが、要は 新米冒険者様がどのようなビジョンをお持ちなのか?ということが問われるのではないでしょうか?
あくまでも一般論である、『最初のうちは易しい物を』といわれる意見に従われるのか、それとも、ご自身が今、振りやすくて打ちやすい・・・。と思っておられるクラブを使われるのか?
それは新米冒険者様ご自身がお決めになることなのではないでしょうか?
ただ、正直申しまして、おそらく人間的なつきあいといいますか、先輩方との関係もこじれてしまわれることが全くないともいえないと思います。
なので、先輩方の『顔を立てる』という意味でも、易しいクラブにされるほうが無難なのかもしれません。
ただ、ひとつ疑問に思うことがあります。
それはよく一般的に『易しい』といわれることについてですが、おそらく『ミスヒットに対して易しい』とか『球があがりやすい』という意味合いが強いと思うのですが、そういった最初からミスすることを『前提』とし過ぎているように感じられて仕方ないのです。
勿論、ゴルフにはミスはつきものですし、ラウンド中も全てナイスショットなどということはありえません。
しかし、それでも『ミスを前提』にするのではなく、『ミスさせない』『ミスを軽減させてくれる』クラブ選びというのがあってもいいのではないでしょうか?
それは例えば、『好きな顔』をしたクラブであったり、適度な重量をもったクラブであったり、もっといえば、ご自分に合うようにピッタリと調整されたフィッティング済みのクラブであったりすると思います。
新米冒険者様のヘッドスピードなど、解らないことばかりですが、『振り切れる範囲で』という前提がつきますが、できるだけ重いものを選ばれたほうがゴルフが易しくなりますし、上達も早いと思います。
ご自身のスキルよりも軽すぎるクラブを使っていいことはひとつもありません。
これは私自身の経験でもありますし、これまでたくさんの人を見てきているので、自身をもっていえます。
今、新米冒険者様は本気で悩んでおられるようですが、私はこれまでクラブ選びについて、悩んだことは全くありません。
人に相談したこともありません。
全て自分で決めてきましたし、今振り返ってみても、全く後悔しておりません。
出会ったクラブ全てに素敵な思い出があります。
今は私がビギナーの頃よりも、格段にクラブが進化していますし、はるかに性能がアップしています。
なので、新米冒険者様が「このアイアンとずっと付き合っていこう・・・。」「このアイアンの顔が好きだ」「このアイアンで球を打つと楽しい」・・・。などと思われるクラブを選ばれることが大切なのではないでしょうか?
練習場で打てるのに、コースで打てないということはありません。
ただ練習場ではミスは許されるが、コースではそれが大きくスコアに跳ね返ってくる・・・。ということに過ぎません。
易しすぎるクラブを使っていると、ミスしても気づきにくいところがありますし、スイングも気づかないうちに緩んできます。
少しだけしっかりしたクラブを使うと、ミスにも気づきやすいですし、スイングを作っていくうえでも、とても役に立ちます。
ただ、マッスルバックをお勧めしているのではありません。
やはり、キャビティにされたほうが無難だと思われます。
これは私の経験なのですが、これまで『易しい』と評判のフルキャビティなどを使ったときよりも、日頃使い慣れたマッスルバックのほうがベストスコアを更新したり、試合でもいい成績を挙げることのほうが圧倒的に多いです。
要は気持ちの問題も大きいのではないでしょうか?
先入観をあまり持たれず、ご自身の感覚や数か月後、数年後のビジョンを大切にしていただきたいと思いました。
ゴルフが上達する条件として、日頃の練習がとても重要ですが、『クラブに愛着をもつ』ということがとても大切になってきます。
クラブを大切にし、愛着をもたないとなかなか上達しないですし、何よりゴルフが楽しくないですね。
多少難しくても、愛着が湧くクラブを使っているとゴルフが楽しいですし、例えミスしても納得できますね。
なので、新米冒険者様が納得され、愛着の湧くアイアンを選んでいただきたいと思っております。
選ばれたアイアンを『永年の友』とされるか『無駄な買い物』にされるかは、新米冒険者様ご自身にかかっています。
そして、選ばれたアイアンをずっと使いこんでいってあげてください。
そうすると、最初のうちは見えなかったことや感じられなかったことが感じられるようになるものです。
これはプロ・アマ問わず、多くのゴルファーが経験しているのではないでしょうか?
たくさんの人の意見をお聞きになることはとても素晴らしいことですが、それでもご自身の本当の考えを心の真ん中に一本もっておかれるといいのではないでしょうか?
ゴルフクラブが高価な買い物です。
後悔されない買い物をされることを願っております。
以上が私の考えなのですが、お力になれましたでしょうか?
これからもお時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いでございます。
それでは失礼いたします。
2012-03-04 02:19 golfdaisuki URL 編集