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2011年01月23日
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ロマロ Ray FW Tour Select

今日はこのゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ロマロ Ray FW Tour Select です。

シャフトは TOUR SELECT RJ-T10です。
ロフトは14度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはS、トルクは4.2、シャフト重量は59g、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は320g です。

ロマロのとても美しいフェアウェイウッドです。
昨年、ロマロのドライバーに初めて出会い、それ以来すっかりと魅了されてしまっているのですが、今日はフェアウェイウッドを試打する機会に恵まれました。
そういえば、最近ドライバーやアイアンの試打をすることが多く、フェアウェイウッドやユーティリティを試打していないことに気づきました。
今日はこの美しいクラブに一目惚れしてしまい、思わず手に取ってしまいました。

昨年出会ったドライバーがとても好印象で、すごく強くハートをキャッチされているのですが、このフェアウェイウッドにも同じような雰囲気が感じられ、早くもテンションが上がってきました。
打ちやすそうだなあ・・・。と、このクラブを色々な角度から眺めながら感じていました。
ヘッドのどこにも変なクセの無い、素晴らしい形状がいいインスピレーションを起こさせてくれます。
ドライバーの時にも感じていたのですが、このような美しいクラブを私ごときが打ってみてもいいのだろうか・・・?と思ってしまいます。
少し恐縮しながら、またこのクラブの美しさにすっかりと魅了されてしまった私がいました。

『顔』を眺めてみても、その何ともいえない美しい顔に頬が緩みっぱなしでした。
脳内の『やる気ホルモン』が全開になったような気がしました。
ゴルフクラブというのは、こうでなければ・・・。と思いました。
最近は、色々な形状のクラブを目にしますが、このように『やる気』を与えてくれるようなクラブだと、普段出せない力が出せるような気がします。
こういった美しいクラブで球を打つ・・・。ということは、そうでないクラブで球を打つのとは、比べものにならないほど喜びが違います。
日頃の嫌なことも、全て洗い流してくれそうな気さえしてきます。

素振りをしてみた感じは、かなり軽めでシャフトも軟らかいですし、予想以上に『ソフトスペック』に仕上がっているクラブだと思いました。
もう少し、しっかりとしていてもいいのかな・・・。と思ったのですが、これくらいの感じでも不満をあまり感じませんでした。
タフ過ぎないセッティングになっているので、結構幅広い層に受け入れられそうなクラブだと思いました。
ドライバーにも感じていたことではありますが、このフェアウェイウッドも『美しさ』が、かなり優れていながら、決して敷居を高くし過ぎることなく、多くのゴルファーをターゲットにしているような気がします。

ボールを前にして構えた時の心地良さも、たまらないものがありました。
すごく楽しい気分になりましたし、安心して構えることができました。
今から打つ球筋がおおよそつかめてきます。
左右どちらにも対応してくれそうな顔をしていますし、球もよく上がりそうです。
今日はすごくいい目の保養ができました。
ドライバーの構えやすさが、とても印象的だったので、このフェアウェイウッドもすごく期待していましたが、その期待を全く裏切らない『極上の構え感』をもったフェアウェイウッドです。
フェアウェイウッドは、ドライバーほど設計自由度も大きくないと思いますし、それほど『異形』であったり、構えづらく感じる物は多くないですが、この『ロマロ Ray FW Tour Select』の構えやすさはたまりません。
すごくいい気分のまま、集中力が増してきました。
試打を開始しました。

まず感じたのが、その高い『飛距離性能』です。
一球目からすごくいい感じの球を打つことができました。
球の勢いが強く、グーンと伸びていく感じで、球が『空中を全速力で走って』いきました。
これはよく飛ぶなあ・・・。と思いました。
スプーンのノーマルなロフトは、『15度』だと私は思っているのですが、このクラブは一度立っています。
それだけがこの高い飛距離性能に結び付いているのではないと思うのですが、すごくよく飛ぶことに感心させられました。
どこに秘密があるのでしょうか?
フェースがボールをよく弾いてくれる感じがしますし、いわゆる『初速の速い球』が打てている感じです。
美しさも『大きな魅力』ならば、その飛距離性能もそれに劣らないハイレベルなフェアウェイウッドだと思いました。
ドライバーと違い、フェアウェイウッドは、ある程度距離をコントロールしていかなければならない部分もあると思いますが、この高い飛距離性能はティショットにも十分使えそうな気がしました。

『打感』もとても良くて私は一球目から、この何とも言えない感触を楽しむことができました。
打っていて、すごく楽しいです。
この心地よい感触が時間を忘れさせてくれますし、寒さもあまり感じることなく夢中で球を打ち続けました。
こう毎日寒さが厳しいと、打感が硬ければ、かなり手に響いてしまいますし、結果的にインパクトが緩みがちにもなったりしますが、このクラブではそういったことは全く関係ないと思いました。
季節に関係なく、フルシーズン打感を楽しむことにできるクラブといっていいのではないでしょうか?

『音』もすごくいい感じで耳に届いてきました。
いい音だな・・・。と素直に言葉に出てきました。
大きめで甲高い音を好まれる方には、やや物足りない部分があるかもしれませんが、私はこういった感じの音が大好きなので、何球でも打っていたくなりました。
『音』は、そのスイングを良くしてくれたり、逆に悪い方向に導いてしまうこともありますが、少なくともこのクラブの音は、いい方向に導いてくれることはあっても、その逆はないな・・・。と思いました。
インパクトの音と、弾道の力強さがうまくマッチしていると思いました。

『球のあがりやすさ』という点でも、かなりいい感じをつかむことができました。
最初からティアップせずに、マットの上から直接打ったのですが、とてもいい感じで球を拾ってくれるフェアウェイウッドだと思いました。
不自然さは感じませんし、すごくナチュラルな感じがしました。
この形状から見ても、どちらかというとスインガータイプの方よりはヒッタータイプの方に合いやすいクラブだと思いますが、決してタフ過ぎない感じがしました。
『カスタムシャフト』にすると、もっと印象も違ってきたと思うのですが、今日試打したこの『TOUR SELECT』というシャフトが球のあがりやすさを、よりはっきりと表現してくれているように感じられました。
ヘッドスピードが速めのヒッタータイプの方は、おそらくこのシャフトでは少し物足りない感じがすると思うので、リシャフトの必要性がでてくるのかもしれません。

『安定性』という点でも、なかなかいい感じです。
すごくラインを出しやすいです。
今のクラブの中ではそれほど広いスイートエリアの部類には入らないのかもしれませんが、シビアな感じはしませんでした。
美しいクラブなので、打点やタイミングが揃いやすかったからでしょうか?
今日はミスの予感がしませんでした。
どのように打っていいか悩むこともありませんでした。
美しいヘッドを目で楽しみながら、気持ちよく振り抜いたら結果的にいい球が打てていた・・・。といったところでしょうか?
今回のシャフトは少し軟らかすぎる感じがしたので、もっと自分に合ったシャフトだと、より高い安定性を求めていけそうな感じがしました。

『操作性』という点でも、すごく扱いやすい感じがしました。
どれをどのようにすればいいのかが、すごく把握しやすいです。
変なクセがないので、いつもの感じで打っていけます。
左右どちらにも打ちやすいので、そういった意味では『ニュートラル』なクラブといっていいのかもしれません。
今はドライバーに限らず、フェアウェイウッドでも球がつかまり過ぎる設計の物がありますが、このクラブはそういったタイプではないので、私は安心して球を打っていくことができました。
自分のイメージしたラインにボールを乗せていきやすいですが、球が大きく暴れすぎることもなかったので、割と簡単にまとめていくことができました。
低重心過ぎない感じがコントロール性を高めてくれているのではないでしょうか?

私は今、ドライバーとアイアンの新しい物を探していて、フェアウェイウッドは購入予定がなかったので、最近はあまり試打していなかったのかもしれません。
今使っているドライバーとアイアンに不満があるわけではないのですが、数年間も使いっぱなしで、私の酷いスイングに付き合ってくれているので、少し休ませてあげよう・・・。という気持ちが湧きあがっています。
特にアイアンはディボット跡やベアグランドなどからも打つことも多く、かなり疲れさせてしまっているので、少し長めの休暇をあげたいと思っています
なので、最近はフェアウェイウッドの新製品を見かけることがあっても、ドライバーやアイアンを優先的に試打していたのかもしれません。
しかし今日、このクラブに出会って、考えが大きく変わりました。
フェアウェイウッドを購入する予定は全くなかったのですが、すごく欲しくなりました。
昨年出会ったロマロのドライバーは、2010年の私の中でのドライバーの『ベスト6』に入っている素晴らしいドライバーであり、すごく購入意欲を刺激されているのですが、今回のこの『ロマロ Ray FW Tour Select』も、同様かそれ以上に購入意欲が刺激されてしまいました。

予算に限りがあるので、どれかを諦めなければなりませんが、どれにしようか悩んでしまいます。
今日、この素晴らしいフェアウェイウッドに出会えたことは、とてもラッキーなことではありましたが、思わぬ迷いを生んでしまったので、少し『しまった』と思ってしまいました。
しかし、自分のキャディバッグにロマロのドライバーと、このフェアウェイウッドが入っていれば、すごくゴルフが楽しくなるような気がします。
『飛距離性能の素晴らしさ』に加え、フィーリング性能がとても高いフェアウェイウッドです。
練習場で球を打っていても抜群に楽しく、、一球あたりのコストパフォーマンスがとても高く感じられました。
フェアウェイウッドは、これまでもたくさん素晴らしい物に出会ってきましたし、忘れられない物もたくさんありますが、このフェアウェイウッドも、間違いなく深く記憶に刻まれるクラブです。
すごく気に入ったので、さっそく友人たちにも、このクラブのことを紹介してみようと思いました。
今日はとても楽しい試打を行うことが出来て、有意義な一日でした。
コメント
ブラッシー
大阪kojiです。
こんにちは。いつも楽しく拝見しております。
ロマロのウッドは形状、色ともに精悍な雰囲気でとてもカッコ良いですね。その上、性能も優れているとなれば言うことナシです。
ロフト14°で飛距離性能が優れている、となれば今風の「ブラッシー」といったところでしょうか。
超ロングホールの2打目で使ってみたいですね。
さて、golfdaisuki様は新たにギア購入を検討されておられるようですね。道具(パートナー)を検討・購入するときは本当に楽しいものです。
私事で恐縮ですが、私もこの冬にパターを新調しました。「オデッセイ」「ベルナルディ」「フセゴルフ」「PING」「Yes!」の5メーカーのピンタイプとマレットタイプを徹底的に試打し、フィッターの方のアドバイスも参考にして、結局「Yes!」のマレットにしました。
いまから次のラウンドが楽しみです。
次回のレポートも楽しみにしています。
失礼いたします。
2011-01-24 13:06 大阪koji URL 編集
このロマロのフェアウェイウッドはとても気に入りました!
いつもコメントを寄せてくださいましてありがとうございます。
ところで、今回のこのロマロのフェアウェイウッドはとても気に入りました。
記事にも書いておりますが、購入意欲がすごく刺激されてしまいました。
とてもよく飛びますし、仰る通りブラッシーといっていいのかもしれませんね。
今はストロングロフトのスプーン(13度位)の物も時々見かけるので、そういった物も含めて本来はブラッシーといえるのかもしれないですね。
このクラブは飛距離性能がすごく優れていますが、それ以上にカッコ良さ、打感の良さなどが気に入りました。
是非、大阪koji様にも試していただきたいクラブです。
さて、大阪koji様はパターを新調されたのですね。
Yesのパターを私は所有していないのですが、百貨店のゴルフショップで見かけたことがあり、そこにあった練習マットで何度か球を転がしたことがあります。
とても好印象だったのをよく覚えております。
あの独特のグルーブは一度見れば忘れませんね。
私は今、パターを新調する予定はないのですが、もし購入する時期が来ましたら、Yesのパターも候補に入れたいと思います。
この度はどうもありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。
2011-01-26 01:48 golfdaisuki URL 編集
ロマロrayとエポン202
2012-12-05 08:13 skylinne URL 編集
skylinne様。初めまして
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして誠にありがとうございます。
さて、今回はスプーンの買い換えをご検討中ということですが、候補に挙げられているものは、どちらも素晴らしいクラブですね。
私もすごく魅力を感じております。
どちらがお勧めか?とのことですが、正直、かなり難しいご質問だと思いました。
頂いた情報だけでは、skylinne様にベストマッチするクラブを決めるのはとても困難に感じました。
両方とも飛距離に優れていますが、敢えて飛距離だけにこだわられるのでしたら、私はAF-202をお勧めしたいと思います。
ロマロも高性能ですが、202のほうが飛距離に関して、より優れているように思います。
私の周りには202の愛用者が何人かいますが、みんなすごく飛ばしますし、満足しているようです。
安定性という点でも、どちらもシビア過ぎず、親しみやすい部分が感じられます。
skylinne様には、両方とも易しく感じられるのではないでしょうか?
どちらを選ばれましても、いいことが待っているような気がしますが、あくまでも大切なのは『シャフト』と『フィッティング』だということを今一度確認させていただきたいと思います。
また、今お使いのセッティングですと、ロマロにされたほうがより『統一感』が得られやすいような気もします。
両方とも素晴らしいクラブですが、かなり高価になってしまいますし、どうか是非試打されることをお勧めします。
以上が私の考えなのですが、参考にしていただけましたでしょうか?
これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いでございます。
それでは失礼いたします。
2012-12-09 00:16 golfdaisuki URL 編集
貴重なご意見ありがとうございました
不躾なお願いにも拘わらずご丁寧なご回答頂きありがとうございます。私は、アイアン大好き、ウッドが苦手なアベレージゴルファーです。だから、UTもカーボンを差しています。HSは50弱で、持球はストレートです。ドライバーは馬鹿っ飛びもしてましたが、安定性がなく、苦手意識がありました。でも、試打日記でクレイジーtj80を知り、大判振舞いしてこれまた試打日記で知ったエポン152と組み合わせることで、見違えるように安定し始めた・・・という感じです。ついでに、スプーンも・・・と考えた
次第ですが、今はFWにまでクレイジーは流石に贅沢過ぎるので、アドバイス頂いたロマロRayにBB6にしようかなと考えています。私のセッティングは、全てgolfdaisuki様のご意見を参考に、ドライバー、UT、アイアンを買い替えましたが、いずれも大満足しています。これからも楽しみに記事を読ませて頂きます。ありがとうございました。
2012-12-18 21:37 skyline URL 編集
EPONとCRAZYは最強の組み合わせのひとつですね!
再びコメントを寄せてくださり、ありがとうございます。
また返信が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
私の書いた記事がskyline様のお役に立てていることを知り、とても嬉しく思っております。
skyline様は、クラブを選ぶセンスがとても高い方だと思いますし、HSがかなり速いので、選ぶことのできるクラブは必然的に増えてくると思います。
だからこそ、また迷いが生じてしまうのかもしれないですね。
しかし、その迷いも楽しいものですね。
私も今、アイアンを買い替えようと思っているのですが、候補がいくつかありどれにするか迷っている時間がとても楽しく感じます。
skyline様はせっかく速いHSをお持ちなのですから、安定性がないと感じておられるのでしたら、ぜひ素振りされることをお勧めしたいと思います。
球を打つより、素振りです。
これに勝る練習法はありません。
『飛んで曲がらない』という、まさに『鬼に金棒』になります。
この度は楽しいコメントをどうもありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。
2012-12-29 23:53 golfdaisuki URL 編集
漸く購入しました
このシャフトは、本当に球を弾くというか初速が速くなった感じがします。私のメイン練習場は60ヤード位しかないため、夜でないと、ネットに当たって、ポーンと上に跳ね上がる球しか見えない程です。ドライバーより速いような錯覚をしてしまいそうです(笑)早く、60ヤードから先の弾道を見たいとウズウズしています。
ヘッドもスゴくかっこよく、少々上がり過ぎでは…という感もありますが大満足しています。早く相棒になってくれるよう、練習を重ねていきたいと思ってます。
あと、長くなり恐縮ですが、素振りの練習を取り入れました。素振りは打つ必要がないため、自分の悪い癖が出ているのを気付かせてくれ、リズムはじめフォームを安定させるのに役立っています。
ご報告方々お礼のつもりが長文になってしまいましたが、これからも沢山の試打日記を楽しみにしております。
2013-07-03 19:51 skyline URL 編集
素振りは最強の練習です!
いつもありがとうございます。
ロマロのスプーンをご購入されたそうで、とても羨ましく思います。
ロマロのクラブは本当にいい物が多いですね。
私もロマロのクラブを購入したいと考えています。
フィッティングを受けられたことはとても良かったと思います。
万人向けのクラブは世の中に無いので、人それぞれに合うように組むことがとても重要になってきますね。
素振りを始められたことはとても素晴らしいことです。
これまでも何度も書いていますが、素振りは『最強の練習法』です。
素振りほど効果的で経済的な練習法は他にはありません。
プロやトップアマ問わず、素振りをせずに上手くなった人は一人もいません。
skyline様が、これから益々レベルアップしていかれるのは確実だと思います。
私も毎日素振りをしていますが、お互い、この最強の練習を積んで、ゴルフをエンジョイしていきましょう!
この度はとても嬉しいコメントを寄せてくださり、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。
2013-07-07 23:50 golfdaisuki URL 編集