ナイキ SQ MACHSPEED Black ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2011年01月14日
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ナイキ SQ MACHSPEED Black ドライバー

                 
ナイキ SQ MACHSPEED Black ドライバー 
今日はこのゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ナイキ SQ MACHSPEED Black ドライバー です。



FUBUKI シャフト

シャフトは FUBUKI です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、バランスはD4、クラブ総重量は298gです。



正面

ナイキではとても珍しい黒いヘッドのドライバーです。


おそらく初めてではないでしょうか?


これまでも、他のメーカーから黒いヘッドのドライバーが発売されていますが、とても締まって見え、精悍な感じがしますし、カッコいいなあ・・・。と私は思っています。


ドライバーに限らず、アイアンなどでもそうですが、『黒』という色は、ゴルフクラブにとても適した色だと思います。



側面

ソール部分のデザインにも、色々と工夫が施されいます。


これによって、どのようなメリットがあるのでしょうか?


単なる『飾り』ではないと思いますし、何かしらの理由があるように思います。


とてもメカニカルな感じがしますし、いかにも『現代風』です。


正直言って、それほど高級感のようなものは感じなかったのですが、とても親しみやすい価格に抑えられていそうな雰囲気が伝わってきました。


アイアンはともかく、ナイキのドライバーは、これまでもやや苦手としているところがあるので、正直このドライバーにも馴染めるかどうか少し不安でしたが、まずは試してみよう・・・。と思いました。



『顔』

『顔』は割とオーソドックスな感じです。


ナイキといえば、私はやはり『スクエアヘッド』をまず連想するのですが、このドライバーは丸型なので、好感を持つことが出来ました。


ヘッド後方が伸びているところが、いかにも『今風』な感じがしますし、曲がりにくく作られているのだろうと思いました。



ネック長さ

ナイキのドライバーは『低重心』というイメージが私の中では、しっかりと定着しているのですが、このドライバーもそのような感じがします。



STR8-FIT

このドライバーも、これまでのナイキの多くのドライバー同様、ネック部分を調整して、フェースアングルなどを変えられるシステムになっているようです。


こういったことは海外メーカーでは、もはや『定番』となった感がありますし、優れたシステムだと思います。


私はまだ、こういったタイプのドライバーを購入したことはないですが、これからもどんどん改良が重ねられ、もっとポピュラーになっていくような気がします。



振り感

素振りをしてみた感じは、想像していたよりも、軽さと軟らかさが感じられる、いわゆる『日本的なイージードライバー』に近い感じだと思いました。


このモデルは『USモデル』なのだそうですが、これまでのUSモデルによく感じられた『タフさ』は、あまり感じませんでした。


同じシャフトフレックスの『S』でも、日本仕様とアメリカ仕様では、全く異なることがこれまでもたくさんありましたが、このドライバーは全くタフな感じがしませんでした。


シャフトフレックスも、いよいよ『ボーダレス化』してきたのでしょうか?




試打を開始しました。

フェース面

まず感じたのが、その『ナイキドライバー独特の打感』です。


正直、私は馴染めませんでした。


『硬い』という感触では決してなかったのですが、打っていても満足感を得られる感触ではありませんでした。


ドライバーを思いっきり振って、球を遠くに飛ばすことは、ゴルフの醍醐味ではありますが、今日はそんな醍醐味を感じることが出来ませんでした。


こういった感じは、ナイキのドライバーにはよく感じられてきたことです。


私がナイキのドライバーをずっと苦手にしているのですが、それはやはりこの独特の打感によるところが大きいような気がします。


私は正直いって、馴染めない感触ですが、これまでナイキのドライバーを使い続けてこられた方や、ナイキファンの方にとっては、かなり受け入れられるのではないでしょうか?


この感触はナイキ独特な感じがすごくしますし、他のメーカーでは、まず出会うことがないように思います。


最近は、すごく打感のいいドライバーが多くなったように思いますが、ナイキは独特に進化しているようです。


フィーリングの『ガラパゴス化』といったところでしょうか?


私にとって、かなり苦手とする打感ではありますが、こういった打感にしているのは、それだけニーズがあるからなのだと思いますし、メーカーなりの考えがあるのだと思います。



打球音

『音』にも正直、あまり好感を持つことが出来ませんでした。


数年前の、あの独特の『甲高い音』とは違い、とても静かになっているのですが、打っていても殆ど『爽快感』を得ることができませんでした。


『音』というのは、その弾道の『勢い』『力強さ』などを象徴するものだと思いますし、プレイヤーの気持ちを鼓舞してくれるところがあるように思います。


『落ち着き』を与えてくれるところもありますし、メンタル的にもとても重要な部分です。


打球音で、そのボールの方向性などもつかみやすいですし、打つ前のイメージにもすごく影響します。


大きすぎる音ではないので、練習場でも周りの方に迷惑をかけていないか?などといった心配をする必要は全くないのですが、何球打っても、気分が高まりません。


すごく耳に心地良い音をするドライバーだと、すぐにまたボールを打ってしまいたくなりますが、今日は一球一球の間隔がかなり空いていました。


『静かな音』と、『耳に心地良い音』とは、似ているようで、全くの別物だと思っているので、そういった意味では、このドライバーの音には、あまり好感を持ちませんでした。



トゥ側

『球のあがりやすさ』という点では、ある程度予想していた感じでした。


すごくよく球が上がってくれますし、タフな感じは全くしません。


『ロフト9.5度』のタフさを感じることはありませんでした。


海外仕様で、これくらい上がりやすいのだから、もしこれが日本仕様だったら、どんな感じになるのだろう・・・?と考えていました。



バックフェース

『安定性』という点では、本来は明らかに『直進性』が高いタイプのドライバーだと思います。


正直言って、今日の私はかなり打点がバラついてしまったりして、なかなかこのドライバーがもつ高い性能を引き出していくことが出来ませんでした。


ある程度は球が真っ直ぐに飛び出していくこともあるのですが、それをずっと続けていくことは困難に感じられました。


やはり『打感』や『音』に馴染めなかったからでしょうか?


おそらく『物理的性能』が優れているにもかかわらず、私のフィーリングやメンタル的な部分で、乱れた球を打ってしまいました。



飛距離性能

『飛距離性能』という点では、ごく標準的な部類だと思います。


私ではこのドライバーの持つ、高い潜在能力を発揮させてあげることができなかったので、それほどいい球を打つことができなかったのですが、このドライバーにフィーリングが合う方は、かなり期待できるのではないでしょうか?


今日の私は、どうしても気分的に『ノッて』いくことが出来ませんでした。


テンションも上がることがありませんでした。


昨年、一昨年と、かなりハイレベルなドライバーにたくさん出会ってきて、それらを今でも試打していて、すごく楽しんでいるのですが、このドライバーはそれらとは明らかに違った感じを持ちました。



操作性

『操作性』という点でも本来は、なかなか曲げづらく直進性が高い、『現代風』のドライバーのような気がしました。


先ほども書きましたが、私は乱れた球をたくさん打ってしまったので、なかなか上手くまとめることができなかったのですが、おそらく『慣性モーメント』などのような『数値』でいっても、きっと高いレベルにあるのだと思います。


左右に曲げて操作していくタイプのドライバーではないと思いますし、高い直進性で勝負していくタイプのドライバーだと思います。


私はこのドライバーで再現性の低い球を打ってしまいましたが、それはこのドライバーの性能云々よりも、私のスイングの未熟さによるところが大きいと思いました。



ヒール側

久し振りに出会ったナイキのドライバーでしたし、この黒いヘッドがカッコよくて、打つ前は期待していた部分もあったのですが、思っていたような結果が出せなかったのが残念に思いました。


『フィーリング』は、『人それそれ』ですし、百人いれば百通りの感覚があると思うので、一般的にいって、このドライバーのフィーリングが劣っているとは、私は思いません。


あくまでも、私には馴染めなかった・・・。というだけに過ぎません。


ナイキのドライバーには、苦手に感じる部分も多いですが、アイアンには好感度が高いので、私個人の要望としては、アイアンのような高フィーリングなドライバーがたくさん登場して欲しいと思っています。


もっと違った『打感』や『音』が感じられるドライバーに出会っていきたい・・・。と思いました。


『飛距離』や『曲がりにくさ』というのは、その次です。


まずは『球を打つのが楽しくなるドライバー』であって欲しい・・・。と思いました。


今日はいい感じをつかむことができませんでしたが、これからもナイキのドライバーには、もっともっと期待していきたいです。
                         
        

                         

コメント

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そうですよね。。。
daisukiさん、こんにちは。
私も元来のナイキファンでクラブもまた然りなのですが、おっしゃるようにナイキのドライバーで官能的な音、打感のドライバーはこれまでも無かったですねぇ。。。
これは現在も仕様しているVRツアーでも解消されていませんね。もっとも最近の大容量のドライバーは官能的な部分が薄くなってきているような気がします。
なんか、こう芯を感じないというかボヤけるというか。。。
かなり以前タイトリスト975DをDGで使用していましたが、あの感触と音を超えるドライバーには以来出会ってないような気がします。

daisukiさんにとって過去最も"官能的"だったドライバーがあれば教えていただけますか?
官能的なドライバーについて
AIR様。こんばんは。
この度はコメントを寄せて下さいましてありがとうございます。

今回のナイキのドライバーは、正直私には全く合いませんでした。

記事にも書いていますが、どうしてもフィーリングが合いませんでしたし、ボールを打っていても楽しく感じませんでした。

今回はあまり馴染めませんでしたが、今後のナイキのドライバーに期待したいと思いました。


975Dはとても素晴らしいドライバーでしたね。

やはりタイガー・ウッズ選手のイメージが強いですが、洋梨型の基本ともいえるようなとても美しいドライバーでしたね。


それと私にとって、過去最も”官能的!だったドライバーは、間違いなく『パーシモンドライバー』です。

これは即答できます。

ゴルフを始めた時から『ホンマ』『マグレガー』『ブリヂストン』『ミズノ』などのパーシモンドライバーを使ってきました。

特に『ホンマ』は最後までパーシモンドライバーを作り続けたメーカーですし、私はそれにずっと付き合い続けていました。


これまでたくさんの高フィーリングなチタンドライバーなどに出会ってきましたが、パーシモンドライバーを凌駕する物には未だに出会っておりません。

私はゴルフを始めて、もう20年以上が経ちますが、パーシモンで始め、その感触が体に染みついているからこそ、これまで一度もゴルフに対して興味を失うことなく続けてこられたような気がします。

あの芯を喰ったときの感触はたまりません。

本当にやみつきになってしまいます。


今でも、ニュードライバーに出会うたびに、パーシモンを超えるようなフィーリングを持ったドライバーが出てこないか・・・?と探しながら試打しているような状態です。

今は『チタン全盛時代』だと思いますし、これに代わる素材はしばらく出てこないのかもしれません。

そういった中で、今のゴルファーの方には、『パーシモン』どころか『メタルドライバー』さえ、経験されていない方も多いと思います。

メタルよりは、チタンのほうが明らかに優れていますが、フィーリングという点では、パーシモンヘッドが紛れもなく『史上最高』です。

数量限定でもいいから、何とかこのヘッドをもう一度購入できないか?と考えております。


これからも私の記事にお付き合い頂けると幸いです。

それでは失礼いたします。
No title
パーシモン。懐かしい響きですね。
私も木でゴルフを始めた世代です。
初めて自分で買ったホンマのエキストラ90や憧れで買ったマクレガーM85は今でも持っています。
そうですね、一生懸命それで球を打ち始めて間もなくメタルドライバーが出て来ましたね。
「やっぱ、ドライバーはパーシモンでしょ!」と意地張ってる内に当時大ファンだったジャンボがテーラー使い始め・・・
その後に、大ファンになったタイガーの影響で975D→ナイキという遍歴で現在に至ってるワケです。

たまには、パーシモン持ち出して打ってみるんですけど大型チタンに慣れてしまうとさすがに当たらず、たまに芯を食っても最近のツーピースボールでは糸巻きを打ってた時のあの感触は味わえなくなってますね。

しかしつくづく思うはドライバーの進化です。
最近のドライバーの簡単な事、飛ぶ事!
進化の度合いは毎年手に取るようにわかるぐらいですね。

その分感触も変わりつつあるんだろうなぁと自分を納得させるしかない。という事なんでしょうね。
パーシモンは懐かしいですね。
AIR様。こんばんは!

パーシモンと糸巻きボールの相性は抜群でしたね。

あの独特の『くっつき感』を一度味わってしまうと、たまりませんね。

メタルやチタンはいわゆる『球離れ』が速いので、なかなか昔のような感触とは異なる部分があるのかもしれないですね。


それとチタンドライバーでは、もうずいぶん前になりますが、『TOURSTAGE X500』というドライバーを所有してことがありまして、このドライバーの感触もすごく好きでした。


仰る通り、今のドライバーの進化はすごいですね。

パーシモンドライバーを使っていた頃に悩んでいた『方向性』は、今はかなり改善されましたね。

一昨年・昨年と、素晴らしいドライバーにたくさん出会ってきて、すごく欲しいクラブがたくさんあります。


今年は何とかドライバーを新調したいと考えており、もし実現すれば、また記事に書かせて頂きたいと思います。


この度は楽しいコメントを寄せて下さいましてありがとうございました。

これからもよろしくお付き合い下さいませ。


それでは失礼いたします。
No title
前略 golfdaisuki様

過去記事を今でもよく読み返す健太郎であります。
相変わらずの試打ぶりに、
いつもページを開くのを楽しみにいたしております。

新しい話題からは外れますが、
最近、PRGRの古いTRmodel900を手に入れました。
シャフトは純正のDGS200であります。
超サラリーマンプライスで大変お得でした。

雪国でありまして、デビューは先の先の先でありますが、
打感もよく、費用対効果を勝手に実感しております。
かつて「601」を愛用していたこともあり、
久々のPRGRであります。
900は硬派で、当時の人気モデルではなかったかもしれませんが、練習場での感触もよく、
今季の新たな相棒ができたかなと、思っております。

新しい話題から外れて申し訳ありませんでしたが、
ご報告まで。

「試打」風邪にはくれぐれも留意してください。

草々でした。
TR900は名器です
健太郎様。こんばんは!
ご無沙汰しております。お元気でしたか?

おかげ様で、私は元気に過ごさせて頂いてますし、ゴルフクラブの試打を日々楽しんでいます。

やはり色々なクラブに出会うことはとても楽しいことですね!


ところで、PRGRの『TR900』は素晴らしいアイアンですね。

私も以前使っていたことがあります。


ボールの重心の平均的な高さは『21.5ミリ』ですが、『TR900』の重心高さは各番手共『20ミリ』に統一されていて、『とても球が拾いやすい・上がりやすい』と評判になったアイアンですね。

フィーリング性能もとても素晴らしいです。


PRGRの代表的なアイアンといってもいい名器だと私は思います。

『TR900』は、すごく人気がありましたし、数多くのプロが使っていました。

怪人イップスで有名な青山薫プロもずっと使っておられました。


ちなみに尾崎将司選手は、よりグースが効いた『910』を使っていた時期があります。


間違いなく素晴らしいアイアンですので、健太郎様の頼れる相棒になってくれると思います。

どうかその名器で、今シーズンの素晴らしいゴルフライフをエンジョイしていただきたいと思います。


まだ寒さが厳しいですが、お互い風邪を引かずに頑張っていきましょう!

この度はどうもありがとうございました。


それでは失礼いたします。