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2010年12月13日
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キャロウェイ DIABLO Octane TOUR ドライバー

今日はこのゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは キャロウェイ DIABLO Octane TOUR ドライバー です。

シャフトは DIABLO Octane 55w です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は53g、トルクは5.5、キックポイントは先中調子、バランスはD2、クラブ総重量は307gです。

キャロウェイのニュードライバーです。
このドライバーを初めて目にした時、正直言って何処のメーカーのクラブか解らなかったのですが、トゥ側にあった『Callaway』の文字を見て、キャロウェイのドライバーだということに気付きました。

これまでのキャロウェイのデザインとは、かなり変わってきているように思います。
今はメーカー問わず、ソール部分には、メーカー名は勿論、そのモデル名や新しい技術の名前などが記載されていることが多いですが、このドライバーはそういった物が殆ど見当たりません。
ある意味『プロトタイプ』のようにも見えますし、かなりの自信の表れなのではないでしょうか?

この水牛のようなマークがとてもカッコいいです。
キャロウェイの新しいロゴマークなのでしょうか?
それとも『ディアブロシリーズ』のマークなのでしょうか?
キャロウェイはビッグバーサから始まり、様々な名称のクラブがこれまで登場してきていますが、私は『レガシーシリーズ』が一番好きです。
しかし、この『ディアブロシリーズ』も、とてもシンプルで高性能でありながらコストパフォーマンスも高いので好感を持っています。

素振りをしてみると、『TOUR』と名が付いているわりには、とても軽いですし、シャフトも軟らかく感じられました。
昔の『TOUR』は正真正銘、ハードルが高かったですが、今はとてもハードルが低くなっています。
このドライバーは、まさにその典型だと思いました。
今は多くのメーカーが『ノーマルタイプ』と『ハイドロータイプ』の二種類を同時発売することが多く、最近では『TOUR』と名が付くといわゆる『ノーマルタイプ』を指すのでしょうか?
この『DIABLO Octane』というドライバーには、TOURと名が付かないドライバーもあるそうなので、今度そちらも試してみたいと思いました。

ボールを前にして構えてみると、少しフェースが被っているようにも見えましたが、これまでもこういった形は経験しているので、特に構えづらくは感じませんでした。
ドライバーには構えてみた時に、『トゥ側が目立つタイプ』と『ヒール側が目立つタイプ』があると思うのですが、このドライバーは『トゥ側が目立つタイプ』だと思いました。
『フェース角』だけを見ていると、左へつかまり過ぎることを警戒しなければなりませんが、ヘッド全体にフォーカスをもっていくと、それほど苦手に感じることはありませんでした。
色々な弾道のイメージが湧く感じではなかったのですが、とりあえずタイミング重視で気持ちよく振っていこうと思いました。
フェース面のどこに当たってもいいから、決して当てにいかないように心掛けました。
試打を開始しました。

まず感じたのが、その『直進性の高さ』です。
1球目から、綺麗な真っ直ぐな『スジ』を描いていくことが出来ました。
これまでの経験から、最初だけ良くても、球数をこなしていくうちに散らばっていくこともたくさんあったので、すぐに次のショットを打ってみたのですが、2球目もいい感じで球が飛んでいきました。
その後も、ずっと同じようなショットを繰り返すことが出来ました。
シャフトの感じなどからも最初のうちは、それほど叩いていけるタイプではないと思ったのですが、思いの外、直進性が高く感じられました。
途中から大きく曲がることもなかったので、打ち出し方向さえ上手く取れていれば、実戦でもかなり『セーフティ』にラウンドできるような気がしました。
とてもシンプルなヘッドに見えるのですが、どこに秘密が隠されているのでしょうか?
今は目に見えるように、様々な工夫が施されているドライバーが多い中、このドライバーにはそういった物は見当たりません。
見えない部分に色々なハイテクが組み込まれているのでしょうか?
いわゆる『ハンドルの遊びの大きい』タイプのドライバーだと思いますが、私個人的にはやはりもっとシャフトがしっかりとしていると、もっとタイミングが取りやすく感じただろうと思います。
今年もたくさん『直進性の高いドライバー』に出会ってきましたが、この『キャロウェイ DIABLO Octane TOUR ドライバー』は、間違いなくそれらの中でもトップクラスに入るような気がしました。
ドライバーの方向性に不安を感じておられる方は、まずこのドライバーを試してみられるのもいいのではないでしょうか?

『球の上がりやすさ』という点でも、とても好印象をもちました。
タフな感じは一切しません。
ソフトスペックの割には、叩いていけるドライバーだと思いますし、それが自然と高さを出していける要因なのかもしれません。
『低スピンドライバー』だとは、あまり思わなかったですし、どちらかといえばやや多いほうなのかもしれません。
キャリーで勝負していけるドライバーのような気がします。

『打感』は、まずまずだと思いました。
こういった感触は、これまでもたくさん経験していますし、キャロウェイらしい(レガシーシリーズを除く)打感だと思います。
適度なしっかり感がありながらも、決して硬すぎない、好感の持てる打感です。
先日試打した ロマロ Ray DRIVER 435LXのような打感とは明らかに異なりますが、このドライバーのような打感も嫌いではないですし、むしろ好感が持てます。

『音』も、それほど大きすぎないので、いい感じで打っていくことが出来ました。
この音も、これまで聞いたことがありますし、苦手意識は全く感じませんでした。
叩いていっても、決してインパクトが緩まない、『スイングを邪魔しない音』です。

『操作性』という点では、かなりいい感じだと思ったのですが、もう少しシャフトがしっかりとしていれば、もっと良かったような気がしました。
一応左右に曲げてみて、それほど難しい感じはしなかったのですが、いわゆる『結果オーライ』的なところもあって、確実性を上げていくころが少し難しく感じられました。
このヘッドには、なかなかいい感触を得ることが出来たのですが、シャフトは私にはやや難しい感じもしたので、今度違うシャフトが挿してあるモデルを見つけることが出来たら、また是非トライしてみたいと思います。
弾道が高すぎるところも、少し不満を感じました。
もう少し低く抑えていきたいと思ったのですが、なかなか思うようにはいきませんでした。
シャフトが違えば、もっと操作性が良くなると思いましたが、どちらかといえば操作性よりも安定性のほうが長けているドライバーなのだと思いました。

『飛距離性能』という点では、いい印象を持ちました。
曲がり幅が小さいので、心臆することなく気持ちよく叩いていけたので、それがいい結果に結びついているのかもしれません。
かなりキャリーが稼げますし、日頃曲がり幅が多くて飛距離をロスしておられる方は、試してみられる価値があるのではないでしょうか?
私は弾道が少し高すぎる感じがしたので、もう少し抑えていければもっといい結果が得られたような気もするのですが、このスペックがピッタリを合う方には、かなり高いパフォーマンスが期待できるような気がします。
キャロウェイらしい、高性能な飛びを体験できると思います。

この『キャロウェイ DIABLO Octane TOUR ドライバー』の特長は大きく分けて、2つあると思いました。
1つは、『再現性の高いショットが打ちやすい』ということです。
ボールの飛んでいく幅をある程度絞り込んでいけるところが長所だと思いました。
『スイートエリア』も、広めな感じがしましたし、シビアな感じは全くしませんでした。
私程度の者でも、球筋を揃えていくことが出来たので、おそらく大多数の方が、このドライバーの易しさを体感されるのではないでしょうか?

もう1つは、『TOUR』と名が付くドライバーの中でも『トップクラスに敷居が低い』ということです。
球もよくあがりますし、ある程度のミスに対する『寛容性』が広い感じがします。
日頃、なかなか打点が揃わない方にとって、かなり心強い相棒になってくれるのではないでしょうか?
『打点を揃えてくれるクラブ』とはいえないかもしれませんが、『少々のブレには目をつぶってくれるドライバー』といっていいかもしれません。
球もよくつかまってくれますし、叩きにいくとスライスしてしまう方にもマッチしやすいように思います。
バランスのとれた高性能ドライバーでありながら、そのイージーさが目立つドライバーでした。
コメント
No title
お久しぶりです。
僕は先週このクラブを鳥かごで計測してもらいましたが
やはりビックリするほど全てまっすぐ飛んだ結果になっていました。
印象はgolfdaisuikiさんと全く同じ印象です。
シャフトは若干フックフェイスでシャフトは若干柔らかめですが
何故かまっすぐ飛びました。
不思議なクラブです。
練習場で打ってみたいものです。
またとにかく安い。
コストパフオーマンス抜群ですね。
2010-12-17 14:33 アルバトロス URL 編集
このドライバーはとても高性能ですね
ご無沙汰しております。
寒い日が続いておりますが、風邪など引かれてませんか?
このドライバーの直進性はすごく高いですね。
私もすごく印象的でした。
スペック的には、かなりソフトな感じだと思うのですが、とても高性能なドライバーですね。
すごく興味をもったので、また試打してみたいと思います。
仰るとおり、コストパフォーマンスの高さも魅力的ですね。
これからはもっと寒くなっていきますが、お互い体調面には充分気をつけながらゴルフをエンジョイしていきましょう!
それでは失礼いたします。
2010-12-18 00:06 golfdaisuki URL 編集
No title
ドライバーの事で意見を頂きたく思うのですが、
最近良いと言われているドライバーを色々と打ってみたのですが、なかなかしっくりくる物に出会えません。
AF-102・JBEAM425ツアーなど・・・
で、現在は昔から使用しているインプレス425V+ファイヤープロト65Xで使用しています。
そんなに問題は無いのですが、もう少し飛距離、安定性が欲しいのです。
何かお勧めのものはありますでしょうか?
気になるのは、バルド8Cクラフトなのですが、他にお勧め出来る物があれば教えて下さい。
ドローヒッターです。
2011-02-02 11:31 バーニー URL 編集
バーニー様。はじめまして
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せて下さいましてありがとうございます。
さて、お勧めのドライバーということですが、エポンやJBEAMなどがあまりフィーリングが合わないのですか。
私はすごく気に入っているのですが・・・。
好みなどが私とかなり異なる方だと思いますので、自信を持ってこれがお勧めです・・・。とは言いづらい部分があるのですが、それでも敢えていくつか挙げさせて頂きます。
1.JUSTICK PROCEED TOUR CONQUEST 460RII Deep
2.MIRAI premium460
3.RomaRo Ray DRIVER 435LX
4.JBEAM FX BMα-440
5.YONEX EZONE タイプ 420
6.NEXGEN ND001 D-spec ドライバー
などです。
一口にドローヒッターといっても、いろいろなタイプがあると思いますし、好みも人それぞれですが、今思いつく中で、これらのドライバーを挙げさせて頂きました。
まずはこれらのドライバーを試してみられるのがいいのではないでしょうか?
それと、今お使いのヤマハのドライバーも、とても素晴らしい名器ですので、それを使い続けられるのもいいことなのではないでしょうか?
それでは失礼します。
2011-02-04 02:05 golfdaisuki URL 編集
買って使ってみました
実はこのドライバーのUSモデルを購入し、先日ラウンドしてきました。
シャフトは純正のGrafalloyのProject X Tour、フレックスSで、ロフトは9.5度です。
初めてラウンドするコースでかなりタイトな印象だったのですが、このドライバーは素晴らしい働きをしてくれました。
叩きにいったホールでOBと1ペナが1つずつありましたが、それ以外はフェアウェイがセミラフでした。
芯を捕らえたショットでは270Yドライブし、一緒にラウンドした友人も安定性と飛距離に驚いておりました。
あと1打で自己ベストタイだったのですが、気持ちのいいラウンドができました。
このドライバーはUSモデルの出来の方がいいのかもしれません。(私にとっては)
狭いホールでも素晴らしい直進性で安心してティーショット出来ますし、ストレートに近いフェードが安定して打てました。
なによりフックやチーピンなど左へのミスがなかったことが驚きでした。
打感、打音ともに素晴らしく、キャロウェイも変わったなあと思いました。
しばらくはこのドライバーでベストスコア更新を狙おうと思っています。
素晴らしいドライバーをレポートしてくださったことに感謝しております。
2011-10-24 09:37 もっちくん URL 編集
もっちくん様。はじめまして
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして誠にありがとうございます。
このドライバーのUSモデルをご購入されたそうで・・・。
またいい結果も出しておられるようですね。
このドライバーの日本スペックは、ややソフト過ぎる感じがしていましたし、USモデルのほうがしっくりくるかもしれないですね。
そういった意味でも、もっちくん様は賢い買い物をされたようですね。
どうか、これからもその素晴らしいドライバーを大切にしてあげてください。
とても嬉しいコメントを寄せて下さいまして、ありがとうございました。
そして、私の書いた記事がもっちくん様のお役に少しでも立てたのかと思うと、私自身とても嬉しく思います。
これから記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると嬉しく思います。
それでは失礼いたします。
2011-10-24 23:58 golfdaisuki URL 編集