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2010年09月28日
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WINBIRD Vertex FF460 ドライバー

今日はこのゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは WINBIRD Vertex 450 ドライバー です。

シャフトは マミヤ ATTAS-T2 です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は66g、トルクは3.4、バランスはD2、キックポイントは中調子です。

二度目の『ウィンバード』のドライバーです。
私はあまり馴染みがないメーカーなのですが、初めて出会った時には、いい印象を持ったまま試打を終えることが出来ました。
なので、このドライバーにもすごく期待感が膨らみました。
特に、前のモデルよりも断然『カッコ良さ』がアップしたような気がします。
派手さはないですが、とても落ち着いていて、センスのあるデザインに仕上がっています。

このドライバーも、他のメーカーのドライバー同様に、ウェイトのような物が付いています。
こういったところは、最近のドライバーらしい感じがします。
このウェイトは取り外しが出来るのでしょうか?

最近よく見られる、極端なシャローヘッドという感じではありませんが、このドライバーもまずまずの『薄さ』を感じます。
叩いていけるか不安になるほどの薄さではありませんが、私の感覚では明らかに『シャローヘッド』です。
今は、こういった形状が主流だと思いますし、ディープヘッドが苦手な方は、こういった形状に易しさを感じられる方も多いのではないでしょうか?

素振りをしてみた感じは、なかなか好印象でした。
変なクセがなくて、振りやすいシャフトだと思いました。
フレックスが『S』ということでしたが、結構軟らかい感じのシャフトだと思いました。
『重量感』も、それほどはっきりと感じられるほどではなかったですし、一般に量販店で売られているドライバーのスペックにとても近い感じがしました。
敷居が高すぎず、親しみやすいドライバーのように感じられました。
正直いって、私はもう少し『しっかり感』と『重量感』を感じていたかったのですが、このスペックでも扱いづらい感じはしませんでした。

ボールを前にして構えた感じは、とても美しいヘッド形状で、すごく構えやすく感じました。
やる気が俄然出てきました。
最近は数年前に比べ、構えやすいクラブが『復活』してきたように思いますし、強い違和感を感じるほどのドライバーには出会った記憶がありません。
やはり構えやすいクラブが一番です。
私の場合は、右へ行きそうなドライバーには、苦手意識を感じないのですが、左への強いイメージを起こさせるドライバーは、かなり苦手にしています。
打つ前から、成功のイメージが湧いてこないですし、実際に打ってみてもいい結果が得られないことが圧倒的に多いです。
その点、このドライバーの構えやすさには、すごくいい印象を持ちました。
ドライバーのように遠くへ飛ばすクラブほど、ちょっとした『誤差』や『不安』といったものが大きなミスへとつながりやすいので、やはり『構えやすさ』というのは、とても大切だと思います。
このドライバーは、いわゆる『投影面積』を感じやすいタイプなので、この形状に大きな安心感を持たれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
私はもう少し『小顔』でもいいかな・・・?と、正直思ったのですが、このドライバーの『顔』には、全く不満がありません。
こうして構えているだけで、すごくリラックスすることが出来ました。
すごくいい精神状態のまま、試打を開始することが出来ました。

まず感じたのが、その『柔らかい打感』です。
すごく心地良い感触がしばらく手に残る感じです。
『硬い』とか、嫌な衝撃が手に残る・・・。といったタイプのドライバーでは全くありません。
すごく『ソフト』な感触なので、体にも優しい感じがしました。
適度に『弾き感』も感じられましたし、この心地良い感触は、このドライバーの大きな長所だと思いました。

『音』も、自然な感じで好感が持てました。
割とハッキリとした感じの音でしたし、『こもった』ような音ではありませんが、これまでもこのような音はたくさん聞いてきたので、すごく自然な感じがします。
集中力がとぎれないですし、自分の練習に没頭できます。

『球のあがりやすさ』という点では、『普通』といったところでしょうか?
特に上がりやすいとか、低くてドロップする感じ・・・・。という印象は持ちませんでした。
想像していた通りの、ごく『ノーマル』な感じのドライバーだと思いました。
『セミハードヒッター』の方にも、すごくあがりやすく感じられるのではないでしょうか?
見た目すごくカッコいいデザインになっていて、いかにも本格的な感じのするドライバーですが、『タフ』な感じはしませんでした。
『キャリー』を充分に稼いでいけるタイプのドライバーだと思いました。

『操作性』という点では、正直いって、ちょっと苦戦しました。
なかなか曲がりにくいドライバーだと思いましたし、最初のうちはなかなか思った通りの曲線を描いていくことが出来ませんでした。
この『ATTAS-T2』というシャフトも今日が初めてでしたし、変なクセがなくて振りやすいシャフトではありましたが、もう少し『しっかり感』があってもいいのかな?と思いました。
すごく合うシャフトだと、一球目からいいラインを描いていけるのですが、今日はなかなか思うようにいきませんでした。
右から大きく回してやろう・・・。と思い、打ってみたのですが、ボールはそのままの方向に突き進んでいってしまいました。
その逆も同じ感じでした。
どちらかというと、あまり大きく曲げていくタイプのドライバーではない感じがしました。

『安定性』という点では、かなりの高得点でした。
なにしろ、なかなか曲がってくれませんでした。
色々と小細工をしてみましたが、あくまでもボールは、最初の打ち出し方向にそのまま突き進んでいく感じがしました。
途中から曲がる感じも無かったですし、かなり『直進性』が強いドライバーだと思いました。
こういったところは、やはり最近のドライバーらしい感じがしました。
以前も書きましたが、私は練習場でいつも球を曲げて楽しんでいることが多いのですが、このドライバーはなかなか曲がりにくいので、少し物足りない感じもしたのですが、逆に言うとそれだけこのドライバーが高性能だということの裏返しだと思いました。
球数をこなしていくうちに、少しずつ曲げていくことが出来たのですが、それでも最後まで大きなフックやスライスを打つことが今日は出来ませんでした。
また日を改めてトライしてみたいと思いました。

『飛距離性能』という点では、正直いって『平均的』な感じがしました。
『平均的』というと、それほど高性能ではないようにも聞こえるかもしれませんが、この高性能ドライバーがたくさん出回っている今の中での平均的ということですから、実際はかなりの高性能ということがいえると思います。
特にセミハードヒッターの方には、すごくいい結果が得られやすいのではないでしょうか?
このドライバーの飛距離性能には、好感を持ちましたが、私には『JBEAM』や『エポン』『MIRAI』といったドライバーのほうが、飛距離を稼いでいきやすい感じがしました。
しかし、これは人によって感じ方も違うと思いますし、『合う』『合わない』があると思うので、一慨には言えない部分があると思います。
このドライバーにも魅力を感じながらも、やはりこの3メーカーのドライバーの飛距離性能は、私に強烈なインパクトを残していってしまいました。

まだ二度目の『ウィンバード』でしたが、とても好印象を持ちました。
これといった欠点が見つかりません。
強いて言えば、『操作性』・・・。といいたいところなのですが、今は『操作性』よりも『安定性』を求めておられる方のほうが多いと思いますので、欠点とはいえないと思います。
前のモデルよりも、私はこの『Vertex FF460』に好感を持ちましたし、打ってみても、こうして眺めていても、すごく丁寧に作られている感じがしました。
正直いって、私はこのメーカーのことを全くと言っていいほど知らず、友人たちから聞いたりしたのですが、日本のメーカーらしい、『作りの確かさ』といいますか、『安心感』を感じることが出来ました。

今日は秋晴れの素晴らしい一日でしたが、それとリンクするように、このドライバーの試打を楽しむことが出来ました。
暑さも和らぎ、ゴルフがより楽しめるシーズンがやってきましたが、このような素晴らしいドライバーだと、また楽しみも一段と広がっていくように思いました。
これからも『WINBIRD』のクラブには、注目していきたいです。
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