NEXGEN ND001 ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2010年05月23日
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NEXGEN ND001 ドライバー

                 
NEXGEN ND001 
今日はこのゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは NEXGEN ND001 ドライバー です。



NS001-D

シャフトは NS001-D オリジナルカーボンシャフト です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は58g、トルクは4.2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は299gです。



ネクスジェン ドライバー

二度目の『NEXGEN』のドライバーです。


前回は『ND801』というドライバーだったのですが、今回のこの『ND001』は、その後継モデルなのでしょうか?



NEXGEN

『NEXGEN』という意味を、一緒に練習に来ていた情報通の友人に尋ねたところ、


『NEXT GENERATION』


の『NEXGENERATION』


と頭三文字をとってつけられている造語なのだそうです。


『次の世代へ・・・』という意味だと思うのですが、とても壮大でいい名前だと思いました。



ND001 ヘッド後方の様子

ヘッド後方にウェイトのような物が見えます。


こういったところは、これまでもたくさん目にしてきました。


これまでの経験上、かなり『直進性』を追求しているドライバーだということがよく解るのですが、このようなウェイトが無くても『高安定性』のドライバーを最近はよく目にするようになりました。


その最たる物がEPONの 『AF-101』であり『AF-102』です。


どちらも、ヘッド全てがまるで『単一素材』で作られているかのようなシンプルで美しいヘッドです。


ごちゃごちゃした物は全く目に付きませんが、すごく安定性の高いドライバーだと思っております。


昔はよくありましたが、今は『ワンピースドライバー』を、全くといっていいほど見かけなくなりました。


ドライバーからパターまで、『複合素材』でクラブを組み立てていくことが、今の『基本』になっているような気がします。



04

前回同様、比較的シンプルなデザインでありながら、かなりの『ハイテク』が組み込まれている感じがします。


『ハイテク化』と『シンプルさ』の両立が上手くとれているデザインだと思います。


様々な創意工夫が、はっきりと目に見えて解りやすいクラブもいいですし、敢えてなるべく目に付かないようにしているクラブにはもっと惹かれるものがあります。


目には見えないけど、きっとどこかに色々な工夫がされているのだろう・・・。と想像力を掻き立てられます。


そういったシンプルでありながらも高性能なクラブは、『能ある鷹は爪を隠す』という言葉もありますし、高い実力をもっていながら、決して出しゃばらずに控えめなところに魅力を感じます。


まるでSF映画を連想するような『近未来型のデザイン』をしたクラブにも魅力を感じますが、やはりオーソドックスで美しいものには思わず吸い寄せられてしまいます。


ゴルフが自然の中で行うスポーツだからでしょうか?


その風景と上手く溶け込むようなクラブに美しさを感じます。



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素振りをしてみると、思っていた以上に『軽さ』と『軟らかさ』が強く感じられてしまいました。


前回試打した『ND801』は、もっとしっかりとしていた印象があるのですが、今回は『純正シャフト』なのだそうで、かなり『ソフト目』に仕上がっている感じがしました。


シャフトフレックスは『S』ということですが、かなり軟らかい感じの『S』だと思いました。


昔に比べ、今は多くのメーカーが『純正シャフト』は『ソフト目』な感じがするものが多いですが、このドライバー『NEXGEN ND001』も、そんな感じがしました。


やはり『ソフトスペック』でないと、売れ行きに影響するのでしょうか?


出来ればもっとしっかりとしたスペックのほうが振りやすい感じがしたのですが、まずはこのスペックに慣れていこう・・・。と思い、何度も素振りを繰り返しました。



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ボールを前にして構えてみると、ほんの少しフェースが被っているように見えたのですが、構えづらく感じるほどではありませんでした。


ヘッドが大きくなったことによる『球のつかまりの弱さ』を、やはりこういったところでカバーしているのでしょうか?


出来れば違ったところで工夫して欲しい気もするのですが、これくらいまでなら何とか『許容範囲内』だと思いました。


ヘッドは大きく見えたのですが、このドライバーのヘッド体積は『450㎤』なのだそうです。


最近は『460㎤未満』のヘッドが増えてきたような気がするのですが、このドライバーもその流れに乗っているのでしょうか?


『10㎤の違い』は、私の目ではそれほど大きな違いではないように見えました。


かなり『シャローなヘッド』なので、それほど『小顔』に見えなかったのだと思います。


出来ればもっと『立体的な』感じがすると、もっと叩いていきやすい感じがするのですが、この形状のほうが『球の上がりやすさ』や『曲がりにくさ』を出していきやすいのだと思います。


こういったところは、他のメーカーと大差ないように思えました。




試打を開始しました。


07

まず感じたのが、そのかなりの『球のあがりやすさ』です。


本当に『9.5度』のロフトなのだろうか?と思ってしまいます。


しかし、ヘッドの刻印やシャフトに貼られているシールには、はっきりと『9.5度』と書いてありました。


やはり『表示ロフト』と『実測ロフト(リアルロフト)』とは、大きな開きがあるような気がします。


勿論、このドライバーのロフトを正確に計測してもらった訳ではないので、はっきりとしたことは言えませんが、おそらく11度くらいはあるのではないだろうか?と思ってしまいました。


そう感じさせるほど、球があがりやすいですし、弾道も高いです。


勿論、ヘッドだけでなくシャフトも、この高弾道の大きな要因になっているのだと思います。


全く『タフ』な感じはしません。


見た目は本格的で美しいデザインですが、実は敷居が低くて、かなり易しいドライバーだと思います。


何をもって易しいか・・・?というのは、人によって様々だと思いますが、おそらく一般的には『球のあがりやすさ』や『曲がりにくさ』のことを指しているのだと思います。


すごくよく球が上がっていくので、普段『10度』とか『10.5度』のロフトを使っておられる方も、まずはこの『9.5度』を試してみられたらいいのではないでしょうか?



06

『打感』は、『ND801』同様、とてもいい感じがしました。


全く硬い感じはしなかったですし、適度な柔らかさを感じることが出来たので、好感を持てました。


『フェースの弾き感』も感じることが出来ました。



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『音』という点でも、なかなかいい感じの音だと思いました。


強く叩きにいっても、全くこちらの邪魔をしません。


あくまでも私の頭の中のイメージなのですが、私は主に打球音で、その飛んでいく弾道に『色』をつけていくところがあります。


ベストな色は『黄色』か『黒色』です。


そのベストな色は、気候や気分・時間帯などによって変わることもあるのですが、夜などは『黄色』の弾道をイメージしていきたいと思っています。


距離が遠いボールを打つほど『黄色』に近づいていきますし、アプローチなど距離が短く、より微妙なフィーリングを出していきたい時には『黒色』に近づけていきたいと思っています。


今日はドライバーショットなので、出来れば『黄色』にしたかったのですが、やや近い感じにまでもっていくことが出来ました。


なかなかいい音を発するドライバーだと思いました。



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『安定性』という点では、かなり高い感じがします。


これまで色々な『高安定性ドライバー』にたくさん出会ってきているので、今更驚くほどでもありませんが、高い性能を持っているのは事実だと思います。


構えた時に、フェースがやや左を向いているように見えたので、引っかかりやすい感じかな?と思っていたのですが、実際はそんな心配は殆ど無用でした。


勿論『フッカー』である私は、油断をすると左へ打ってしまいそうな気もしたのですが、それは私自身が気をつけていれば済む範囲のことだと思いました。


球もつかまりやすいので、日頃スライスに悩んでおられる方も、かなり『直進性』を感じられやすいのではないでしょうか?


決して『スライス撲滅ドライバー』だとは思いませんが、これくらいまでがちょうどいいような気がします。


あまりにも不自然につかまり過ぎるドライバーを私は苦手にしているのですが、これくらいまでに抑えられていると、使ってみたい気もしてきます。


かなり『ソフトスペック』過ぎる設定になっていると思ったのですが、思っていた以上に球をまとめていくことが出来ました。


それほどブレやすい感じはしませんでした。


しかし、調子に乗りすぎて叩いていったりすると、次第にバラつきやすくなってきたので、やはりスペックをもっと自分に合わせていくことが重要なのだと至極当たり前のことを感じていました。



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『操作性』という点では、やや苦戦してしまいました。


そんなに扱いづらい感じはしなかったですし、一応左右にも打ち分けていくことが出来たのですが、それほどいい感じで打っていくことは困難な感じがしました。


右から回していこう・・・。と思い、打ってみるとそのまま右へ抜けてしてしまう球も何球かありました。


色々と扱っていくには、少し難しいドライバーだと思いました。


それは『ヘッド』というよりも、『シャフト』に強く感じました。


この『軽量感』『トルク(ねじれ)感』『しなり量の多さ』に、なかなか慣れることが出来ませんでした。


しかし、球数をもっとこなしていけば、決して扱いづらいドライバーではない感じもしました。


はっきりと『操作性』よりは『安定性』が優れているドライバーだと思います。


そういったところも、今の『主流』と呼ばれるドライバーの流れを汲んでいると思います。



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『飛距離性能』という点では、なかなかいい感じだと思いました。


友人の話によると、このドライバーは、かなり『よく飛ぶドライバー』と評判になっているそうなのですが、実際に打ってみた感じだと、それほどはっきりと他のドライバーよりも優れている感じは正直しませんでした。


特別に秀でている感じがしない分、決して他のメーカーのドライバーに劣っている感じもしません。


ただ、私ではどうして球が高く上がりすぎたり、安定感を欠いてしまうところがあるので、スペックを変えないといけないと思いましたし、何より私自身の『スイングの質』をもっと高めていかなければならない感じがしました。


必ずしも私にとって『ベストマッチ』とはいえないドライバーですが、そのポテンシャルはとても高いと思います。


私に代わって友人がこのドライバーを打ってみると、私よりもはるかにいい球質のショットを打っていました。


同じドライバーでも打つ人によって、こうもはっきりと違ってくるものなのか・・・・。と思ってしまいます。


楽器を演奏される方には理解して頂けると思いますが、全く同じ楽器でも演奏者によって、その音色は全く異なります。


それと似た感覚を今日は感じてしまいました。



09

二度目の『NEXGEN』のドライバーだったのですが、とてもいい印象をもったまま、試打を終えることが出来ました。


きっと高いんだろうなあ・・・。と思いながら、値段を聞いてみたのですが、何とこのドライバーも『ND801』同様、『4万円台』の価格に抑えられているのだそうです。


少し驚くと同時に、かなり『コストパフォーマンス』に優れたドライバーだと思いました。


性能的には、正直言って他のメーカーとそれほど大きな区別は出来なかったのですが、この『値段』『価格設定』という点においては、はっきりと区別することが出来ます。


これは大きな違いです。


いくつかのメーカーも、コストパフォーマンスの高いクラブを発表しているところもありますが、それ以外の多くは『6万円以上』してしまいます。


シャフトに『日本製』というシールが貼られていたので、このドライバーは日本製だということが解ったのですが、日本製でありながら、かなり価格が抑えられていると思います。


ひょっとするとシャフトだけが日本製であって、ヘッドは海外製なのかもしれません。


私は海外製でも全く気にはならないですし、海外製の素晴らしいクラブもたくさんあります。


私には馴染みの薄いブランドなので、詳しいことは解らないのですが、出来れば全て日本製であって欲しい気がします。


海外製でこの値段ならば納得できるのですが、日本製でありながら、この価格を維持しているのは、かなり企業努力してくれているような気がします。



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私はこのドライバーに好感を持ちましたし、『NEXGEN』というメーカーにも興味がだんだん出てきました。


今日、一緒に練習した友人は私以上にこのドライバーを気に入っていたようでした。


『基本的性能の高さ』と『コストパフォーマンスの高さ』が、このドライバーの大きな『武器』となっていると思います。


もし違ったスペックがあると、またこの『ND001』というドライバーも試打してみたいと思いましたし、これ以外の『NEXGEN』のドライバーも試してみたいです。


こういった『財布に優しいクラブ』は、我々アマチュアゴルファーの味方だと思いますし、仲間達にも知らせていこうと思いました。

                         
        

                         

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