YAMAHA RMX VD UT - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2023年10月24日
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YAMAHA RMX VD UT

                 

YAMAHA RMX VD UT
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
YAMAHA RMX VD UT のU5 です。



TENSEI TR h
シャフトは TENSEI TR h です。

ロフトは25度、クラブ長さは39インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は58.5g、キックポイントは中調子、バランスはD2、クラブ総重量は350gです。



正面
シンプルで美しいヤマハのユーティリティです。

ヤマハのクラブには美しい・カッコいいというイメージがあるので、このクラブはピッタリです。

先日フェアウェイウッドを試打しましたが、今日はユーティリティで、形がよく似ています。



側面
オーソドックスなタイプで、特別変わった工夫は見られません。

ソールが綺麗な形をしているな・・・。と思いながら見ていました。



ソールの赤い部分
先日試打したフェアウェイウッドもそうですが、この赤い部分が目立っていて、どういう意味があるんだろう?と思いました。

単なるデザインかもしれないですし、ヘッドの内部に何か組み込まれていて、その目印になっているのかもしれません。



ソールの溝のようなもの
ソールには溝といいますか、切れ目のようなものがあります。

これにも大きな意味があるのではないでしょうか?



ネック長さ
ネックの長さは適度にあります。

一時期、ショートネックばかりが目立っていて、なかなかこういうタイプに出会えなかったのですが、最近は適度な長さがあるものが増えてきました。

これも流行りのようなもので、いずれまたショートネックやスルーボアが流行るのではないでしょうか?

ネックに調整システムは搭載されていません。



シンプルなフェース面
シンプルなフェース面がとても美しく、ミーリングのようなものは見られません。

せっかく全体的な質感がいいのに、フェース面がチープで残念に思ったクラブはたくさんありますが、このクラブは違っていて、ヤマハクラブらしい美しさと高級感をもっています。



シャロー
見慣れたシャローです。

ヘッド体積が大きくないユーティリティは、ドライバーほど、いろいろな形状にはしづらいのだと思います。



顔
標準的なクセのない顔です。

ヤマハらしい美顔といったところでしょうか?

逃がすというよりはつかまえるタイプの顔ですが、苦手意識は芽生えません。



振り感
軽量タイプでシャフトもかなり大きく動くので、タイミング重視で、あまり振り込まないよう、まずはシャフトにお伺いをたてるような感じで素振りを繰り返しました。

ヘッドはそうでもないですが、シャフトのアンダースペック化が止まりません。

それくらい、今は軽量&軟らかいが求められているのでしょうか?



装着されているグリップ
装着されているグリップは今年よく見かけます。

私にとって、『可もなく不可も無く』というグリップです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好感が持てました。

左へ引っかけるイメージも湧かず、ラインをイメージしやすかったからです。

最近はクラウンではスクエアに見せても、肝心のフェース面が左を向いているクラブが多く、このクラブも若干そのように見えるのですが、極端ではありません。

大顔タイプでFWに近いタイプのUTだと、上から打ち込むイメージが出しづらいですが、このクラブは適度な大きさなので、上から打ち込むイメージが出しやすいです。

ティアップしているならともかく、地面にあるボールはアイアンであろうがFWであろうが、UTであろうが『上から』が基本で、これは昔から変わりません。

綺麗に水平で拾っていこうとか、下からしゃくりあげてあげようとするから難しいのです。

アイアンと同じように、地面にあるボールは『上から潰す』・・・。というシンプルな発想が一番自分には合っていると、キャロウェイのフェアウェイウッドに教えてもらいました。

そのクラブは今ではもったいなくて使うことが無いのですが、今でも私の大切な宝物です。

私はこれまで、たくさんのクラブからいろいろなことを教わってきました。

クラブやボールは私の相棒でもあり、コーチや師匠といった存在です。

上から打つので、シャローフェースよりは、ある程度ディープなほうが、私は易しく感じますし、安心感があります。

シャローフェースは確かに球があがりやすいですが、意外とシビアで難しいものです。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はなかなかいい感じです。

しっかりとした手応えがありながら、硬くなく嫌な衝撃が残りません。



打球音
『音』も予想していたよりも良くて、まずまずです。

先日試打したFWの音がどうしても合わず、その印象が強く残っていて、同じような耳にキンキン響いてくるような音だろうと思っていましたが、違いました。

聞き惚れるような音ではないのですが、無難な音です。



トゥ側
球はあがりやすくタフな感じはしませんが、今のユーティリティの中では、普通といったところでしょうか?

特別大きく変わったところは見られませんが、どちらかといえばアスリート仕様っぽくなっているのかな・・・。と思いました。



バックフェース
『安定性』も普通で、特別曲がりにくいとか、シビアという感じはしません。

ラインが出しやすく、普通に打っている限り、暴れる感じがしないので、そういう意味では高い安定感があるといっていいような気もします。



距離感
『飛距離性能』は優れていて、強い球を打たせてくれました。

適度にスピンも入っている感じで、低スピン系のライナー系という弾道ではなく、比較的穏やかな中弾道といったところでしょうか?

どちらかといえば、アスリート向けのクラブだと思いますが、そのハードルは決して高くありません。

普通に打っていけば、自然な高さでボールをあげてくれるクラブだと思います。



操作性
『操作性』はまずまずです。

クセの無い顔をしていますが、どちらかといえば曲げるというよりも直線に近いイメージが浮かんできましたし、そのように打つほうが簡単に感じました。

一応左右にも曲げてみたのですが、見た目よりも直進性が高く、曲がり幅は抑えられていました。

ドローヒッターの方にも、フェードヒッターの方にも扱いやすいユーティリティだと思います。



試打後の感想


ヒール側
ヤマハらしく、美しくて高性能なクラブです。



ヤマハ RMX VD UT
不自然さが無く、シンプルな外見で、ここまで高性能なのは、メーカーの深い研究と高い技術力。

そしてプライドが感じられました。



ヤマハ RMX VD UT
外見はゴチャゴチャしていなくてシンプルですが、見えないところにたくさんの工夫がされているのだと思います。



ヤマハ RMX VD UT
性格的に丸く尖ったところがないので、使っていて飽きが来ないだろうな・・・。と打ちながら感じていました。

私は今、UTを買い替える予定は無いので、このクラブを購入することはないと思いますが、もし今良いものを探している時期だったら、このクラブは間違いなく候補に入っていたと思います。

ロフトが25度ということで、アイアンに換算すると私の感覚では『4番アイアン』に近いのですが、比べものにならないくらい球があがりやすく楽に打っていけるので、4番が苦手ならバッグに入れておくべきだな・・・。と思いました。

『十字で合わせやすい』といったら伝わりやすいでしょうか?

縦(高さ)と横(方向性)を十字のカーソルをイメージして運んでいけるクラブです。(ライフルの照準を合わせるような感覚です。)

ユーティリティはアイアンほどの『狙いやすさ』『ターゲットの絞り込みやすさ』が無いので、私はアイアン好きということもあり、アイアンをコースで多用することが多いのですが、このクラブはラインも出しやすいですし、高さもイメージと合致していたので、もし相棒に迎え入れれば使う頻度は高くなると思います。



ヤマハ RMX VD UT
ヤマハのイメージに合う美しさがあり、実戦的で使い勝手の良い、高性能なユーティリティです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
音・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         

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