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2010年05月04日
クレイジー CRZ 435&450 ドライバー

<左>CRZ 450 <右>CRZ 435
今日はこの2本のクレイジーのドライバーを試打しました。
試打クラブは クレイジー CRZ 435 と CRZ 450 ドライバー です。

<上>CRZ 450 <下>CRZ 435
シャフトはどちらも CRAZY BLACK 50 です。
<左>CRZ 450 のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは8.2(X)、シャフト重量は69g、トルクは3.1、キックポイントは中調子、バランスはD2.7、クラブ総重量は323gです。
<右>CRZ 435 のスペック
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスは8.2(X)、シャフト重量は69g、トルクは3.1、キックポイントは中調子、バランスはD2.5、クラブ総重量は324gです。

<左>CRZ 450 <右>CRZ 435
『CRAZY』の、とても好印象なドライバーです。
あまりたくさん目にするドライバーではありませんが、今日は運良く2本同時に試打できるチャンスに恵まれたので、一緒に試打して比較してみることにしました。

<左>CRZ 450 <右>CRZ 435
両方とも『3つのウェイト』が、かなり特徴的なドライバーです。
初めて出会ってから、まだ日が浅いのもありますが、とても高フィーリングなドライバーとして、はっきりと記憶に残っています。
こうして比べて見ているだけで、すごくワクワクしてきます。
最近のドライバーの中では、『少数派』ともいえる、『振っていけるドライバー』なので、とても楽しみです。
以前は、このような『振っていけるドライバー』は、たくさんありましたが、今は少なくなってきているような気がするので『希少価値』があるような気がします。
『振る楽しさ』を味わうことの出来るドライバーですし、周りにあまり持っている人を見かけないので、コースに出ても間違えることがまずないな・・・。と思いました。
キャディさんに間違えられることもないな・・・。と思いました。
以前、私の同伴競技者同士のドライバーが大手有名メーカーの大人気ドライバーで、全く同じスペックのニュードライバーを持ってきていたことがあったのですが、ラウンドが進むにつれ、どちらのドライバーなのかが全く解らなくなったようで、ちょっと嫌な雰囲気になったことがあるので、このようなドライバーではそういった心配はないな・・・。と思いました。
競技では、自分のボールを間違えないように必ず印をつけたりするものですが、クラブにも何か解るようにしておいたほうがいい・・・。と、その時思ったのを覚えています。
使い込んでくると微妙に傷がついたりして、見分けがつくことも多いですが、新品の場合は余計気をつけなければならないと思います。

<左>CRZ 450 <右>CRZ 435
どちらもとても美しいヘッドです。
こうして見ていても、思っていた以上に大きさによる違いは見受けられませんでした。
形状的には少し違っていますが、どちらもすごくいい顔をしています。
どちらかというと、『CRZ 435』のほうが易しそうな感じがしたのですが、それも『ほんの微差』です。
『目で楽しませてくれる』ドライバーといっていいのだと思います。
今日はとても贅沢な試打だな・・・。と思ってしまいました。

<左>CRZ 450 <右>CRZ 435
素振りをしてみても、すごくいい感じで振っていくことが出来ます。
適度な『重量感』と『しっかり感』があるので、『上げて下ろすだけ』というシンプルな発想になれるところがいいです。
あまりスペックが合わないクラブだと、どうしてもクラブに気を使ってしまうところがあるのですが、この2本のドライバーには、そういった心配は『皆無』だと思いました。
シャフトも暴れる感じがしないので、安定感が抜群です。
予想以上の動きをしないので、とても安心感があります。
このシャフトは振っていて、『隙間がない』感じがしますし、とてもタイミングが合いやすいです。
軟らかすぎるシャフトは、スイング中のどこかに『隙間』が生じてしまって、それをどこで『アジャスト』しなければならないのか・・・?ということを素振りをしながら、また試打をしながら探っていくことがあるのですが、このような変なクセがないシャフトでは、そういった心配がないので、すごく楽な気分で振っていくことが出来ます。

CRZ 435

CRZ 450
ボールを前にして構えてみると、どちらもすごく良いですが、敢えて私の好みでいいますと、少し『小顔』に見えるぶんだけ『CRZ 435』に好感を持つことが出来ました。
前回に試打した時のイメージが、まだ強烈に印象に残っているのですが、どちらかというと『フェードボール』をイメージしやすい『CRZ 450』と、左右のどちらにもイメージしやすい『CRZ 435』といった感じかな・・・?と思いました。
構えた時の印象は、やや違いますが、どちらもすごく構えやすいドライバーです。
もし今日が『初対面』で、前回の記憶が無かったとしても、すごく『ナイスショット』をイメージさせてくれただろうと思います。
クラブ自体の性能も高いのですが、プレイヤーの『感性』を受け入れてくれるドライバーだと思います。
昨年までは、『感性』をはね返されてしまうようなドライバーに出会ったこともあるので、このような感じ方をするドライバーにはとても安心感をもって構えることが出来ます。
試打を開始しました。

<左>CRZ 450 <右>CRZ 435
『球のあがりやすさ』という点では、どちらもすごく自然な感じで、あまり大きな違いはないように思われました。
市場に出回っているドライバーの中では、明らかに『タフ』なポジションにいるドライバーだとは思うのですが、『叩いていけるドライバー』なので、これくらいのほうが気持ちよく振っていける方も多いのではないでしょうか?
一般的には、あまり受け入れられないタイプのドライバーかもしれないですし、人によっては『ドロップ感』『キャリー不足』『打ち出し角度不足』・・・。などを感じられるかもしれません。
そういった意味では、決して『人気ナンバーワン』だとか『売り上げナンバーワン』には輝かないのかもしれません。
しかし、このようなドライバーを必要とされている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

<左>CRZ 450 <右>CRZ 435
『打感』や『音』という点では、どちらもすごくいいのですが、敢えて差をつけてみると、私は『CRZ 450』のほうが、『爽快感』を感じることが出来ました。
比較的『おとなしめ』な感じの『435』に対して『450』は、少し大きめの音ですが、聞いていてすごく心地いい音です。
周りも気にならないですし、この音を聞いているだけで、自然と『インパクトからの振り抜き』が良くなってくる感じがします。
『音』は、そのスイング全体をイメージできるところがあると思うのですが、こういった『爽快感』を感じていると、自然とスイングが良くなってくるような気がします。
『おとなしめの音』を発するクラブもすごく良くて、そばに置いておきたくなるのですが、このような『爽快感』を感じられるクラブは、そばに置いておきたくもなりますし、常に球を打っていたくなります。
練習場においてドライバーでの球数は、ほんの『数パーセント』であることが多いのですが、こういった素晴らしいドライバーを手にすると、自然とその『パーセンテージ』が上がってきます。
『大技』よりも『小技』の練習のほうが好きな私ですが、こういった素晴らしいドライバーは、ついつい余計に球を打ってしまいます。
ゴルフを始めたばかりの頃の気持ちに戻らせてくれているような気がしました。

<左>CRZ 450 <右>CRZ 435
『安定性』という点では、最近の『イージードライバー』とは、明らかに『一線を画す』タイプのドライバーだと思いますし、ある程度の『ミート率』などが要求されてくるのかもしれません。
特にスライスに悩んでおられる方には、やや厳しいドライバーである・・・。といえるのかもしれません。
こうして比較してみると、ほんの少し『イージーさ』が感じられる『435』と、やや『シビアさ』が前面に押し出された感じの『450』・・・。といった感じもします。
私は『フッカー』ですので、この2本はとても安心して振っていくことが出来るのですが、『スライサー』の方には、少し難しく感じられるかもしれません。
しかし、日頃『密度の濃い練習』をしておられる方には、けっして敬遠すべきドライバーだとは思いません。
むしろ、かなり好印象を持たれる方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
最近のドライバーの中では、明らかに『敷居が高い』部類だと思いますが、これくらいのほうが打っていて楽しい・・・。と感じられる方も多いと思います。
人によっては、結構『ハマってしまう』方もいらっしゃるのではないでしょうか?

<左>CRZ 450 <右>CRZ 435
『飛距離性能』という点では、どちらもかなりの『ハイレベル』で、なかなか優劣を導き出すことが出来ませんでした。
両方とも明らかに『ヒッタータイプ』向けのドライバーだと思いますし、このドライバーでかなり大きな飛距離を稼ぎ出される方もたくさんいらっしゃると思います。
何球も打ってみて、どちらかというと私には『CRZ 435』のほうが、安定して飛距離を稼いでいくことが出来たので、私の印象度では、飛距離性能という点では『435』に軍配をあげたいと思いました。
どちらもかなり力強く、『球質の重そうな』感じがするので、私にとってはかなり『ドンピシャ』なタイプのドライバーです。
何球打ち続けても飽きることがありません。
今日は今年の中では、かなり暑い日でしたが、とても心地良い汗をかくことが出来ました。

CRZ 435

CRZ 450
『操作性』という点では、私は明らかに『CRZ 435』だと思いました。
やや小顔ということもあるのかもしれませんが、こちらのほうが楽に扱える感じがしました。
『450』のほうも、扱いやすい感じがしますし、左右に曲げていることも、それほど苦にはなりませんでした。
今のドライバーの中でも『平均レベル以上』の扱いやすさはあると思います。
しかし『435』は、かなり秀逸です。
このドライバーは『飛ばす喜び』だけでなく、『曲げる楽しさ』も教えてくれます。
かなり『付加価値』の高いドライバーです。
私は練習場では、よく球を曲げて楽しんでいるのですが、最近はなかなか球が曲がりづらいドライバーが多く、やや『面白みに欠ける』こともあるのですが、このような『曲線を描いていける』ドライバーは練習をとても楽しくさせてくれます。
『直進性の強さ』も、確かに大きな魅力ではあるのですが、この『CRZ 435』のような『操作性の良さ』をもったドライバーには大きな魅力を感じます。
コースで使いたいのは、決して『ストレートボール』しかでないドライバーよりも、ある程度こちらのイメージに乗せやていきすいドライバーなのだと、『ドッグレッグホール』や『ブラインドホール』が多いコースをホームコースとしている私は思ってしまいます。
シャフトは同じメーカーでも、ヘッドは違うそうですが、どちらのヘッドにも、かなり大きな魅力を感じました。
『爽快感の450』、『小顔での構えやすさ・操作性・飛距離の435』といった感じかな・・・?と思いました。
どちらもすごく『購入意欲』を強く刺激されたドライバーですが、特に『435』は、これからもずっと付き合っていきたい・・・。と思いました。
今日は、この2本の素晴らしいドライバーを同時に試打することが出来て、今日の天気のように、とても清々しい一日でした。
またこのような素晴らしいクラブに出会いたいと思いましたし、仲間達にもどんどん知らせていこう・・・。と思いました。
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