ブリヂストンゴルフ B1 ST フェアウェイウッド - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2023年08月25日
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ブリヂストンゴルフ B1 ST フェアウェイウッド

                 



ブリヂストンゴルフ B1 ST フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
ブリヂストンゴルフ B1 ST フェアウェイウッド の5番 です。



VENTUS BS6 シャフト
シャフトは VENTUS BS6 です。

ロフトは18度、クラブ長さは42.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は58g、キックポイントは中調子、バランスはD2、クラブ総重量は322gです。



正面
ブリヂストンゴルフの新しいフェアウェイウッドです。

ツアーステージからブリヂストンゴルフに変わって、かなり機能的なデザインになったような気がします。



側面
大きさは標準的で、ソールにいろいろなものが組み込まれていますが、抜けが良さそうな形状です。



ソールのデザイン
トゥ側とヒール側にある大きなウェイトが存在感を放っています。

この位置にあるということは、結構重心が浅いのかもしれません。



TITANIUM
TITANIUMという文字があったので、このFWはチタンが使われているのというのが分かりました。

他のメーカーでは既に発売されていますが、BSのFWはメタルの印象が強いです。

次第にメタルは淘汰されていくのでしょうか?



ネックの長さ
ネックの長さは標準的で、調整システムは搭載されておらずシンプルです。



フェース面のデザイン
この『独特な』といいますか、強烈なミーリングが今回のモデル最大のポイントなのは間違いありません。

以前ドライバーで経験していますが、やはり凄いな・・・。と思いながら見ていました。

トゥ側には『SLIPLESS BITE MILLING』という文字があるので、やはり滑らずに噛むミーリングということなのだと思います。

これまでのBSはドライバーもFWも比較的シンプルなフェース面が多かったように思っていたのですが、今回のモデルは凄いです。

クラブデザイナーが変わったのでしょうか?

それとも、これまで長い間温めてきたアイデアなのでしょうか?



シャロー
見慣れたシャローです。

昔からBSのFWはディープなイメージもありましたが、今はすっかりシャロー化しました。



顔
コンパクトで引き締まった顔です。

このFWもカーボンコンポジットが採用されています。

昔はプロギアで、今はテーラーメイドがブームの火付け役ですが、いつまで続くのでしょうか?

この『ツートンタイプ』のデザインもいいですが、できればカーボンだと気づきにくいようなデザインだとさらに魅力が増すなぁ・・・。と思いながら見ていました。



装着されているグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで無難なタイプです。

私は昔、ロイヤルグリップを好んで使っていた時期があったので、そのグリップを思い出しました。



振り感
素振りをしてみた感じはまずまずです。

見た目よりも軽量感がありますが、今はこれくらいが標準といえるでしょうか?

昔からフェアウェイウッドの『ウリ』といえば、ドライバーよりも短く、しかも重量があるので、コンパクトに力強く打っていくことができたことですが、最近のFWはドライバー同様、かなり軽量化が進んでいて、『ライトモデル』が多くなりました。

ドライバーの調子が悪くても、それをFWでカバーできていたものですが、それはFWのほうがドライバーよりも『段階的に』しっかりしていたからです。

しかし今はそうではありません。

ドライバーと変わらないような軽さのFWも多くなりましたし、番手毎のスペックの違いが曖昧になってきた感じがします。

『混ざり合って』しまっている・・・。といったほうがいいかもしれません。

これも今のニーズに沿ったスペックになっていると思うのですが、かなり軽く感じられる方も一定数いらっしゃるのではないでしょうか?

昔とは別の意味で、今はクラブ選びが難しくなったような気がします。



構え感
ボールを前にして構えてみると、クセがなく、いい感じです。

できればカーボンの部分が『艶消し』になっていると、もっといいなぁ・・・。と思いながら見ていました。

少しチープに見えたからです。

カーボンをカーボンに見せない工夫があってもいいのではないでしょうか?

そういったことは手間が掛かりますし、それが価格に反映されてしまっては本末転倒ですが、この顔を見て、ふとそう感じました。

構えづらい、いわゆる『異型』だと、ここまで求めませんが、いい顔なので、ついつい求めるものも多くなります。

オーソドックスな顔で、方向性への不安は全くありません。

クリークなので、フェース面は多少見えますが、ミーリングが構え感を邪魔していないのがいいです。

いわゆる『アゴ』がきつくないのもいいな・・・。と思いながら見ていました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はいい感じです。

適度にしっかり感とソフトさが両立できていて、弾きの良さもあります。

フェース面を見たときは、かなり食いつくだろうな・・・。と思っていましたが、見た目ほど食いつき感は大きくなく、ここが以前試打したドライバーと違うところかな?と思いました。

同じミーリングで、フェースの形状や高さなどによって、変わってくるのでしょうか?



打球音
『音』は、やや高く大きめですが、全く問題ありません。

『カチッ』という金属音で、品の良さと質の良さを感じさせる音です。

さすがチタンだな・・・。と思いました。

顔もそうですが、この音と打感は、これまでも経験したことがあり、まるでデジャブを見ているかのようです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、シャロー感があるものの、イージー系というよりは、ややしっかり打っていくタイプのクラブだと思います。

今回試打したモデルはクリークなので、充分過ぎるほどあがってくれましたが、弾道は力強く弱々しい感じはしません。

HS40後半の方には、かなり頼もしい相棒となってくれるのではないでしょうか?



バックフェース
『安定性』という点では、今のFWの中でも普通といった感じで、特別寛容にできているとは思いませんが、構えやすいですし、ラインをイメージしやすいので、それに乗せていくのが簡単です。

フェース面のミーリングが効果を発揮しているのか、球がしっかりつかまってくれ、右に逃げる感じはありません。

私もそうですが、フックフェースが苦手な方はたくさんいらっしゃると思います。

しかし、このようなつかまりのいいフェースがあれば、フックにしなくても、またフックにしたとしても、その度合いを弱めることができるような気がします。

私はフックがきついクラブはコースでも使わないですし、購入することはありません。

しかしフックフェースが苦手でも、仕方なく我慢して使っておられる方は一定数いらっしゃるのではないでしょうか?

構えづらいクラブは難しいですし、ゴルフが楽しくないですね。

なので、そういった方にも、是非今回のBSのニューモデルを試していただきたいです。



操作性
『操作性』は、コンパクトで構えやすく、なかなかいい感じです。

左右どちらにも反応してくれましたが、いい意味で『鈍感さ』といいますか、『自動化』された感じがあって、それほど細工をするタイプではないという印象をもちました。

そう感じられるのも、チタンだからでしょうか?

球のあがりやすさや安定性を求めると、重心が後ろにある(深い)ほうがいいのかもしれませんが、スピンを抑えたり、操作性を高めるには、ある程度重心が前にあるほうがいいような気がします。

ドライバーよりもアイアンのほうが操作性が高いのと同じ理屈です。

昔、スキーに行ったときに、FFの車だったので、前輪にチェーンをかけながら走行し、途中からアイスバーンになっていたので、かなりゆっくりと車を走らせていて、助手席にいた私は窓の外から前後のタイヤを見たときに、前輪はしっかり雪(氷)に食いついて回っているのに、後輪は全く回っていなくてスーッと滑っていました。

これが前輪だったからこそ、舵を取りながら動力を活かすことができましたが、FRだとかなり難しく、四輪全てにチェーンを掛けなければいけなかったと思います。

今はFRはかなり減っていて、セダンタイプでも殆どがFFになりました。

技術が進化して、FFの欠点であった、『振動の伝わりやすさ』『乗り心地の悪さ』が軽減されたのも、大きな理由のひとつだと思います。

ちょっと話がそれてしまいましたが、クラブの『浅重心』『深重心』は、車に例えると『FF』『FR』、あるいは『RR』『ミッドシップ』になると思うので、車好きの私はそのように考えながら試打していました。

子供の頃はランボルギーニやフェラージ・ポルシェやランチャストラトス・マセラッティ・ロータスなど、欧州の車に憧れて、部屋にたくさんポスターを貼るほどでしたが、今は日本車が世界最高だと思っています。

デザインも負けていないですし、何より安全で高性能、そして耐久性もあり、低燃費でコスパも最高です。



飛距離性能
『飛距離性能』は高いですが、『誰にでも』というタイプではありません。

先ほども書きましたが、ある程度HSがあったほうが、このFWのもつポテンシャルを活かしやすいと思います。

ある程度スピンが抑えられているのでしょうか?

構えたときは高弾道をイメージしていましたが、実際に打ってみると、『やや強弾道』という印象をもちました。

叩いていきたい方にも、是非お勧めしたいクラブです。



試打後の感想


ヒール側
最初見たときは、比較的易しく、オールラウンドタイプのクリークかな・・・?と思っていました。



BRIDGESTONE GOLF B1ST FAIRWAY WOOD
しかし実際は違っていて、ある程度のHSを要する、ややタフなタイプだというこが分かりました。

シャロータイプではありますが、設計が上手くいっているのでしょうか?

頼りない感じは全くありませんでした。



BRIDGESTONE GOLF B1ST FAIRWAY WOOD
かなりの高機能でありながら、構え感や打感など自然な感じがして、違和感をもたなかったのも好印象です。

機能がフィーリングを邪魔していません。



BRIDGESTONE GOLF B1ST FAIRWAY WOOD
いろいろなクラブを試打していると、ここの部分だけにフォーカスして作られたな・・・。とか、ここだけを重視して、あとは『おざなり』になっているな・・・。と感じることがたくさんあったのですが、このクラブは違っていて、全体的なバランスがとれているように感じました。

一番の特徴はやはりフェース面のミーリングですが、それに見合うといいますか、相性の良い他の工夫を模索して完成したクラブという印象です。

クラブにたくさんの機能を搭載すればするほどいいというものではなく、その数にも限界がありますし、相性もあります。

たくさん詰め込みすぎたから、逆に性能が落ちてしまっているクラブもたくさんありました。

しかし、このクラブはお互いがお互いを尊重しながら・・・。といいますか、上手く引き立て合っているようなところがあり、そこが魅力的です。



BRIDGESTONE GOLF B1ST FAIRWAY WOOD
先日試打したドライバー同様、かなりポテンシャルが高く、『作り上げてるなぁ・・・。』と思いました。

いわゆる『イージー系』ではないですが、このポテンシャルの高さに魅力を感じられる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

BSの本気を見たような気がします。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         

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