フォーティーン ST-110 ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2010年04月29日
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フォーティーン ST-110 ドライバー

                 
フォーティーン ST-110 ドライバー 
今日はこのゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは フォーティーン ST-110 ドライバー です。



MD-350fd

シャフトは MD-350fdカーボンシャフト です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は52g、トルクは3.9、バランスはD1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は300gです。



FOURTEEN ST-110
フォーティーンの新しいドライバーです。


久し振りにフォーティーンのドライバーに出会いました。


『フォーティーン』というと、これまではどちらかといえばアイアンやウェッジばかりに出会う機会が多かったので、ドライバーはとても新鮮な感じがします。


とても高級感を感じますし、丁寧に作られている感じが伝わってきます。



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フォーティーンらしい落ち着いた感じで、とても品のあるデザインです。


ドライバーは、これまであまり縁が無かったですが、アイアンやウェッジを見ていれば、フォーティーンというメーカーは『美しさ』に力を入れていることがすごく伝わってきます。


そして美しさだけでなく、機能性も兼ね備えた『機能美』を持ち合わせていると思います。


以前試打したことのある『JC-909』というドライバーには、やや苦戦してしまった記憶があるのですが、今日はこのニュードライバーに期待感が膨らみました。


いかにもフィーリング性能が良さそうな感じがしてきます。



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ソールのトゥ側とヒール側が凹んでいます。


これは『重量配分』などの意味があるのでしょうか?


それとも『空気力学』に基づくものなのでしょうか?


単なるデザインなのでしょうか?



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とても美しいヘッドです。


こういったところは、これまでの他の日本のメーカーのクラブに共通するところだと思います。


この絶妙な光沢感がたまりません。


ヘッド後方が少し伸びているようにも見えましたが、こういったところも今では決して珍しくないので、特に違和感を感じることはありませんでした。



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素振りをしてみると、『軽さ』と『軟らかさ』をまず感じたのですが、それほど強い苦手意識は芽生えてきませんでした。


シャフトのフレックスも『R』ということでしたが、予想以上にタイミングがとりやすく感じられました。


ビュンビュンと気持ちよく振っていくことが出来ましたし、ヘッドがよく走っているのが解りました。


『軽さ』と『軟らかさ』を充分に感じ取ることのできる『ソフトスペックドライバー』だと思ったのですが、『性能の高さ』や『親しみやすさ』を感じました。


決して易しいだけの軟弱なドライバーではないと思いました。


上手く表現できないのですが、『しなやかさ』を感じさせてくれるドライバーだと思いました。


日頃、なかなか目にすることのないドライバーなので、今日はいつも以上に素振りを繰り返していきました。



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ボールを前にして構えてみると、すごく構えやすい・・・。と思いました。


ヘッド後方の若干の膨らみが少し目に付きますが、全くといっていいほど気になりません。


真っ直ぐ打てそうな気もしましたが、左右へのイメージも明確に浮かべることが出来ました。


変なクセのない形状なので、打ちやすそうな印象をすごく受けました。


アイアンやウェッジに対して持っているいいイメージを、このドライバーにも重ねていくことが出来ました。


すごくリラックスして構えることが出来ました。




試打を開始しました。

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『球のあがりやすさ』という点では、予想通りの『高弾道ドライバー』だと思いました。


かなり低めのティでも、ボールを充分上げてくれます。


私は練習場では、高めのティで低いライナー性のボールを打つ練習をよくしているのですが、今日は低めのティでもかなり球があがっていきました。


私の周りにもいるのですが、『ハイティ』が苦手な方もたくさんいらっしゃると思います。


私の『基準』としては、『クラウンの高さ』=『ボールの赤道』なのですが、今日はかなり低めでも、かなりいい感じで球があがってくれました。


この『ロフト(10.5度)』ということもあるのだと思いますし、かなり球を拾っていきやすい感じがしました。


『ドロップ感』が全くありません。



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『操作性』がすごくいいことに、正直少し驚きました。


左右へのインテンショナルショットの練習もとても楽しく行うことが出来ました。


このような『ソフトスペック』なドライバーなので、多少扱いづらい部分があるだろう・・・。と、ある程度予想していたのですが、思っていた以上に扱いやすくて、手にフィットするドライバーだと思いました。


『ディープなドライバー』なら別ですが、このような『シャローなドライバー』で、これほど『扱いやすさ』を感じたドライバーは最近ではちょっと記憶にありません。



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このようなタイプですし、『フェース長』も長めなので、やや球が右へプッシュ気味に出そうな予想もしていたのですが、とても球がつかまりやすいですし、『ドロー系』の球がすごく打ちやすく感じられました。


見た目から想像していた性能よりも、実際の性能のほうが、かなり高いドライバーだと思いました。


このようなヘッド形状ですし、やはり『直進性』が、とても高いのではないでしょうか?


左右に曲げていくことはとても容易に行うことが出来たのですが、それほど大きく曲げていくことは、やや困難な感じがしました。


『バナナフック』や『バナナスライス』を打つことがなかなか出来ませんでした。


『左右への曲線』を描いていけるドライバーだと思いましたが、その曲線はそれほど大きくなり過ぎることはない感じがしました。


『操作性』はすごくいいですが、決して大暴れするタイプのドライバーではないと思いました。


FOURTEEN ST-110

店員さんに言われて初めて気付いたのですが、このドライバーは今の主流ともいえる『460㎤』の体積ではないそうです。


構えた時の『投影面積の大きさ』から、いつも見慣れている『460㎤』だと思っていたのですが、このドライバーのヘッド体積は『435㎤』なのだそうです。


だから扱いやすく感じたのかな・・・?と思いました。


必ずしもルールギリギリの大きさである、『460㎤』がベストなヘッド体積ではないのだと思います。


日頃『460㎤』を使い慣れておられる方も、このドライバーはとても構えやすいと思いますし、ヘッドが小さく見えることについての不安感は全くといっていいほど感じられないのではないでしょうか?


ある程度の『スイートエリアの大きさ』が確保されたら、扱いやすい部分を感じられたほうが、クラブは易しくなり印象も良くなるような気がします。


やはり大きければ大きいほどいい・・・。というものでもないと思います。


『小顔』を好む私は特にそのように感じます。



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『打感』という点では、とても軟らかい感触が手に優しい感じで好感を持つことが出来ました。


ちょっと前までは『ソフトスペック』なドライバーでも、打感は『ハード』な物もありましたが、このドライバーは『ソフトスペック』でありながら、『打感もソフト』で、上手くバランスが取れていると思いました。


何球打っても、手が拒否反応を示しません。


それどころか、どんどん際限なく打ち続けられそうな気さえしてきます。


とても上質なドライバーだと思いました。


見た目の美しさだけでなく、『打感』にも、そのクラブの『品位』を示す部分があると思うのですが、そういった意味では、このドライバーはかなりの『高品位ドライバー』であると自信を持って言えます。


この素晴らしい打感のおかげで、スイング中にどこも緩むところが無く、フィニッシュまで一気に持って行ける感じがしました。



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『音』という点でも、かなり好感を持つことが出来ました。


最近はどのメーカーのドライバーの『音』も、かなり静かになったような気がしていますし、それを私はとても嬉しく思っているのですが、このドライバーの『音の静かさ』という点では、今流通している全てのドライバーのなかでも間違いなく『トップクラス』だと思いました。


こんなに静かでいいんだろうか・・・?と思えるほどの『静寂さ』です。


この静けさはかなり印象に残ります。


あまりにも静かな音なので、大きめの音や甲高い感じの音を好まれる方には、やや物足りなく感じられるかもしれません。


『音』と『飛距離』とは、比例しているようで、実はそうでもないことが多いのですが、この優れた飛距離の割には音がかなり静かな感じがします。


車に例えると、音が静かで快適な走行を約束してくれる『高級セダン』といったところでしょうか?


かなり『エグゼクティブ』なドライバーだと思いました。



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『安定性』という点では、かなり高い感じがします。


見た目通り、スイートエリアもかなり広い感じがします。


何発打っても、全くシビアな感じはしません。


私はこういったタイプのドライバーを試打するときは、最初のうちは打点がバラついてしまうことも多いのですが、今日は意外と早くまとめていくことが出来ました。


最初から打点もそれほど大きくバラつく感じはしなかったのですが、あまり打点のブレを気にしなくていいタイプのドライバーだと思いました。


正直いいますと私は、このようなシャローでなく、もっと『立体的』なタイプを普段は好むことが多いのですが、このドライバーにはとても大きな魅力を感じました。


打っていて、全く難しい感じがしませんでした。


球も暴れないで、綺麗に『ライン』を描いていくことが出来ました。



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先ほども書きましたが、『直進力』が、かなり高いドライバーだと思います。


普通に打っている限りでは、それほど大きな球の曲がりを気にしなくていい感じがします。


スライサーの方でも、フッカーの方でも気持ちよく打っていけるドライバーといっていいのではないでしょうか?


このドライバーは、とても球がつかまりやすいですが、フッカーの私でも、とても楽に打っていくことが出来ました。


左への恐怖心を感じることなく、いい感じで右から回していく、いつもの球が打てました。


このようなタイプのドライバーにしては『操作性』がとても高いと思いますが、『安定性』はさらにその上をいっている感じがします。


大型ヘッドで重心距離の長そうなヘッドは、球がつかまりづらくて、右へプッシュしやすい・・・。というこれまでのイメージを払拭できそうです。


このドライバーだけでなく、最近は他のメーカーからも同じように感じるドライバーに出会うことが多くなったような気がします。


その中でも、このドライバーは『トップクラス』といっていいくらい安定性が高いドライバーだと思います。



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『飛距離性能』という点でも、かなり高性能です。


球はよくあがりますが、『弾道の貧弱さ』を感じることなく、力強さを感じることが出来ました。


スインガーの方は勿論、セミハードヒッターの方でもスペックを選べばかなりいい結果を期待できるのではないでしょうか?


結構叩いていったりもしたのですが、思っていた以上に『吹き上がり感』を感じることはありませんでした。


高い直進性を持ってはいますが、今日の感じでは『ややドロー』がすごく打ちやすかったので、この球筋が私がこのドライバーを使うにあたって『ベストな軌道』だと思いました。


『キャリー』もしっかりと稼いでいくことが出来ましたし、最初から最後までずっといいイメージのまま球を打つことが出来ました。


飛距離という点だけで考えてみても、最近の高性能な『スインガータイプ』向けドライバーの中でも、間違いなく『トップクラス』だと思います。


フォーティーンのクラブということで、『飛距離』よりも、『フィーリング』や『操作性』のほうが優れているのかな・・・?と打つ前は予想していたのですが、『ところがどっこい』、飛距離性能もかなり優れているドライバーだということを強く実感しました。


『高反発時代』は、フェースの反発力でボールを飛ばすように、『反発性能』が競われていた時代もありましたが、今ではルールで定められていて、反発力では勝負できなくなりました。


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このドライバーの『飛距離性能の高さ』は『反発力』ではなく、『球のつかまりの良さ』が大きなウェイトを占めているような気がします。


おそらく多くの方が、このドライバーの『球のつかまりの良さ』を実感されるのではないでしょうか?


『球のつかまり』を良くする為に、フェースが被っていたり、必要以上にヒール側にウェイトが取り付けられている物もありますが、このドライバーのような『ある程度のナチュラルさ』を残しながら、性能がかなり高いので、とても好感を持つことが出来ました。


構えた時に、左へ行きそうなイメージを持ってしまうと、無意識のうちに左へ行かないように『細工』をしてしまうことも多く、それが結果的に飛距離につながらないことも多いと思います。


これまで、そういったことをたくさん経験してきました。


そのようなことを考えてみても、このドライバーはとても素晴らしい『名品』だと思いました。



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あまり出会うことの多くない、フォーティーンのドライバーですが、今日はとてもいい印象を持ったまま試打を終えることが出来ました。


TC-910 フォージド アイアンの好印象が未だに強く心に残っているのですが、このドライバーも同等レベルの好印象を感じました。


かなり興味を持ちました。


私はあまり『シャロー』なタイプのドライバーは、得意とはしていないですし、一度試打しただけで再び手にすることのないクラブもたくさんありました。


しかし、この『ST-110』という素晴らしいドライバーに出会ったおかげで、考え方が少し変わってきそうです。


また出会うことが出来たら、是非とも試打をしてみたい・・・。と思いました。


シャフトも『R』ということでしたが、今日はとてもいい感じで打っていくことが出来ましたし、同じ『R』でも他のメーカーの『R』とは、やはり違うものだな・・・。と至極当然のことを感じていました。


正直いいますと、『S』を試打してみたかったですし、もう少し『ディープ』な感じでも良かったのかな・・・?とは思ったのですが、このドライバーにはとてもいい印象を持ちました。



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フォーティーンのアイアンやウェッジは接する機会が比較的多いですが、ドライバーは残念ながらあまり多くはありません。


フォーティーンのドライバーを目にしたことがない・・・。という方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


このような素晴らしいドライバーなのだから、多くのゴルファーの手に触れられずに終わってしまうのは、とても勿体ないことだと思います。


私が今年上半期に出会ってきた、『印象に残るドライバー』に間違いなく入るドライバーです。


私だけがこのドライバーを楽しむのは仲間達に申し訳ない・・・。と思うので、早速彼等にもこのドライバーを手渡してみて、楽しんで貰おうと思いました。


おそらく多くの友人が、このドライバーをすごく気に入るだろう・・・。と思いました。


これからもアイアンだけでなく、フォーティーンのドライバーには大いに注目していきたいです。


そして出来るならば、もっとドライバーもアイアンやウェッジのように、目にしやすくなると嬉しいです。

                         
        

                         

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