Callaway PARADYM ◆◆◆ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2023年06月21日
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Callaway PARADYM ◆◆◆ドライバー

                 

Callaway PARADYM ◆◆◆ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
Callaway PARADYM ◆◆◆ドライバー です。



TENSEI 55 for Callaway
シャフトは TENSEI 55 for Callaway です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は55g、トルクは4.3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は308g です。



正面
キャロウェイ PARADYMシリーズのドライバーです。

以前、MAX FASTというドライバーを試打しましたが、この◆◆◆はその姉妹モデルのようです。

通常、同時に発売される姉妹モデルは2~3個くらいが普通だと思いますが、他にもたくさんあるようで、それだけ、このPARADYMというモデルにメーカーが自信をもっているという表れではないでしょうか?



側面
キャロウェイらしい機能性溢れるデザインです。

しかし、近未来的でカッコ良く、好感が持てます。



バックフェースのウェイト
バックフェースには大きなウェイトが配置されています。

『14』という数字があったので、そのまま14gということでいいと思うのですが、かなり重量のあるウェイトです。

最大レベルまで重心深度が深くなるように設計されているのでしょうか?



フェース寄りのウェイト
フェース寄りにもウェイトが配置されていて、こちらは『2』という数字があります。

14:2ということで、やはり重心が前ではなく、後ろにあるドライバーということが分かりました。

ウェイトの近くには『JAIL BREAK AI』という文字があります。

単体ではなく、たくさんの技術が複雑に絡み合っているようです。



ネックの長さ
ネックの長さは適度にあって、こうして見る限り、キャロウェイのドライバーとは思えません。

私は未だにスルーボアのイメージが抜けないですが、時代が変わればクラブも変わるものなので、この形状は当たり前だと思います。

しかし、それだけスルーボアのインパクトが強かったということです。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていて、最近少しずつこのシステムが多くなったような気がします。

それだけ、ユーザーからの要望が大きいということではないでしょうか?

ネックに調整システムを搭載すると、ヘッドのバランスを保つのが難しくなるので、設計家の腕の見せ所だと思いますが、キャロウェイは世界トップレベルのハイテククラブなので、そういった課題はしっかりクリアしているのだと思います。



NS
試打するのは、この『NS』ポジションです。



-1 D
-1 D


D +1
D +1


+2 N
+2 N

他に3つのポジションがあります。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインがとても凝っています。

これは以前試打したMAX FASTでも見られましたが、微妙にデザインが違います。

クラブの特性に合わせて、フェースデザインを変えているのでしょうか?

トゥ側には『FORGED TI』の文字があります。



キャロウェイシャロー
『力感あふれる』シャロー・・・。といったらいいでしょうか?

ただ単に薄っぺらいのではなく、力強さをイメージさせます。

シャローバックではあるものの、クラウンが盛り上がっていて、ディープ感があるのが魅力的です。

私はシャローバックでもいいですが、シャローフェースは苦手に感じるので、このフェース高は安心感につながります。



顔
個性的な顔です。

最近ではほぼ見られなくなった、『三角顔』で、ヘッド後方が伸びています。

これまでの経験から、球が曲がりづらそうなイメージが浮かんできました。

クラウンがツートンで、おそらくカーボンコンポジットだと思います。



FORGED CARBON
ソールに『FORGED CARBON』という文字があるからです。



オリジナルグリップ
キャロウェイのロゴが入った、このオリジナルグリップがオシャレです。

キャロウェイファンなら、テンションがあがりますね。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずです。

振り感が、『やや細い』印象ですが、タイミングを合わせるのはそんなに難しくありません。



構え感
ボールを前にして構えてみると、最近なかなか見ない構え感なので、少し意外でした。

昔は結構ありましたが、今は見かけません。

フェースが被っているというよりは、フェースが上を向いて、『お尻が重たい(ヘッド後方に重心がある)』感じで、高いボールをイメージできました。

『クローズ』というよりは、『オープン』な顔で、フェース面もよく見えます。

ヘッドが黒いからでしょうか?

『顔』として見ていたよりも、ヘッド後方の伸びも『三角顔』も気になりません。

見とれるような美しい顔ではないですが、違和感なく普通に構えることができました。



試打を開始しました


トゥ側
まずは、このスピンを抑えた中弾道が意外でした。

バックフェースに重めのウェイトが配置されていますし、構えたときもフェースが上を向いているように見えたので、かなりの高弾道を予想していましたが実際は違っていて、弾道が低めです。

これはいい意味で意外でした。

私は『叩ける』タイプが好きなので、この弾道は『どストライク』です。

ただ、明らかにヒッター向けのドライバーなので、球があがりづらい・・・。と感じる方がたくさんいらっしゃるかもしれません。

見た目はスインガー向け、実際はヒッター向けのドライバーです。

外から組み込まれているウェイト以外にも、この低スピンになる工夫が見えないところにされているのではないでしょうか?



フェース面
『打感』は良いです。

ソフトというよりは、しっかりめの打感ですが硬くなく、嫌な衝撃も残りません。

しっかりしたクリア感・・・。といったらいいでしょうか?

後味の良い打感で、またすぐに次が打ちたくなります。



打球音
『音』も好感が持てました。

昔のビッグバーサに代表される、あの甲高い『キャロウェイサウンド』ではありません。

私は大きくて甲高い音は好きではないのですが、ビッグバーサだけは許せます。

それは以前も書きましたが、これまでたくさん助けられてきましたし、良い思い出がたくさんあるからです。

このドライバーの音は、こもった感じではなく、はっきりしていて高めの音ですが、インパクトが緩むこともなく、気持ちよく振り抜いていくことができました。



バックフェース
『安定性』はかなり高く、曲がりにくいドライバーです。

ミスにも寛容なドライバーですが、寛容というよりは『頑固』なまでに曲がりにくい・・・。といったほうがいいかもしれません。

これは見た目通りの性能で、ヘッド後方にある、『14g』というウェイトがよく効いているのではないでしょうか?

私は昔から『フェースターン』を大きく使いたいタイプなので、このようなドライバーはあまり得意ではないのですが、フェースターンを極力使わず、シンプルに打っていきたい方にはとても頼もしい相棒になってくれるような気がします。



飛距離性能
オールマイティなタイプではないので、『飛距離性能』は、かなり好みが分かれるのではないでしょうか?

スピンが抑えられているので、それに魅力を感じる方がいらっしゃると思いますが、逆に球があがりきらずドロップして距離が稼げない・・・。という方もたくさんいらっしゃると思います。

先日試打したMAX FASTとは、明らかにタイプの異なるドライバーです。

高~い弾道ではなく、やや抑え気味なライナー系の弾道なので、これがハマる方には頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、高い直進性が邪魔をして、秀でているようには思いません。

外見から、操るタイプではないのが分かっていましたが、それに対抗するように、無理矢理曲げてみました。

つかまえ顔のドライバーではないですが、いい感じのドローボールを打たせてくれました。

ラージヘッドは球のつかまりが悪い・・・。というのは昔の話で、今はつかまりのいいドライバーがたくさんあります。




試打後の感想


ヒール側
一番強く印象に残ったのは、見かけと違う性能です。

ドライバーは設計自由度が高いので、見た目の印象と実際の性能が違うことは珍しくないですが、今日は久しぶりにそれを実感しました。



Callaway PARADYM ◆◆◆ドライバー
メーカーもあえて、性能を大きく変えて、いろいろなゴルファーに対応しているのではないでしょうか?

ちょっとタイプは違いますが、昔試打したBIG BERTHA ALPHAを思い出しました。



キャロウェイ PARADYM ◆◆◆ドライバー
こうして見ていると、かなりシャロー感がありますが、それがマイナスに感じません。

昔と違って今は『頼れるシャロー』がたくさんありますし、このドライバーはその筆頭格といっていいような気がします。

スピンを抑えたパワフルな弾道で、吹き上がりを気にせず叩いていけるドライバーです。



キャロウェイ PARADYM ◆◆◆ドライバー
それだけでなく、打感や音が素晴らしいのが印象的でした。

これまで、キャロウェイは物理的な機能性を重視していながら、フィーリングは『後回し』的なイメージも持っていたのですが、このドライバーは違います。

『叩ける低スピン性能』と、『叩くための打感と音』が備わっていて、メーカーもこの組み合わせにするのに苦労したんじゃないかな・・・?と思いました。

装着されているシャフトはハードなタイプではないですが、ヘッドが『ハードめ』なので、ちょうどバランスがとれているのかもしれません。



キャロウェイ PARADYM ◆◆◆ドライバー
人によって好みが分かれると思いますが、私は以前試打したMAX FASTよりも、この◆◆◆のほうが好きです。

ちなみに、◆◆◆って、どういう意味があるのでしょうか?


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         

コメント

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◆◆◆はトリプルダイヤモンドです。
ありがとうございます。
お教えいただき、ありがとうございます。

勉強になりました!