フォーティーン TK-40 FORGED ウェッジ - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2023年06月12日
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フォーティーン TK-40 FORGED ウェッジ

                 



フォーティーン TK-40 FORGED ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブフォーティーン TK-40 FORGED ウェッジ です。



N.S.PRO TS-114wスチールシャフト
シャフトは N.S.PRO TS-114wス です。

ロフトは57度、クラブ長さは34.75インチ、バランスはC8、クラブ総重量は463gです。



正面
独特な雰囲気をもったウェッジです。

最近はなかなか見かけませんが、昔は結構見られました。

こういう形状は、私の中で『大口』タイプといって、カエルが大きな口を開けて構えているように見えます。



FORGED
ソールにはFORGEDの文字があります。

FORGEDは普通なのですが、この文字を見て、私は一瞬、PROCEEDのクラブなのかな?と思いました。

字体が似ているからです。



側面
かなり個性的な形状ですが、質感は決して悪くありません。



彫りの深さ

彫りの深さ
彫りはかなり深く、最大級といっていいと思います。

これ以上は深くできないのではないでしょうか?

彫りは深くても、ゴチャゴチャしていなくて、すっきりしているところに好感が持てます。



トップライン
トップラインの厚みは標準的です。



独特な形
この角度から見ても、かなり特殊な形をしているのが分かります。

特殊というよりは、『希少』といったほうがいいかもしれません。

今のクラブの中では間違いなく、『少数派』になりますが、ゴルフクラブは『数』で勝負するものではなく、あくまでも『質と性能』で勝負するものです。

なので、珍しくても劣っているとは思わないですし、むしろ『突破口』になることもあると、私はこれまでの経験から強く感じています。

大切なのは『個性』です。

個性が常に時代を創ってきました。



ソール幅
ソール幅は標準的ですが、かなり変わっています。



ソール形状
この独特なソール形状は、他では見られません。

『唯一無二』といっていいでのではないでしょうか?

ソールは平らに近く、微妙に削られていることによって、抜けが良くなる・・・。というイメージとは完全にかけ離れています。

平らによるメリットもありますが、このウェッジはそれを完全否定しているようです。

私はソールを見て、『接地』のイメージをするのですが、このウェッジはこれまでと違って、『車輪』をイメージしました。

『コロ(キャスター)』を転がしながら運ぶようなイメージ・・・。といったら伝わりやすいでしょうか?

接地面積は小さいかもしれませんが、これだけ丸っこいソールだと、様々な『接地パターン』が使えそうです。



リーディングエッジ
ソール全体がそうなので当然ですが、リーディングエッジもかなり丸くて、これなら『刺さる』イメージは湧いてきません。

ウェッジは刺さるから苦手だ・・・。という方も少なからずいらっしゃると思いますが、この形状だと、親近感をもたれる方が多いのではないでしょうか?



トレーリングエッジ
トレーリングエッジも丸みを帯びていて、全体的な印象から、『万能』という言葉が浮かんできました。



ネック長さ
ネックの長さは標準的ですが、かなりのグースであることが分かります。

ホーゼルに『FOURTEEN』という文字があったので、フォーティーンのクラブだということが分かり、意外でした。

フォーティーンのイメージではなかったからです。

しかし今は各メーカー、様々なタイプのクラブを発表していますし、私たちエンドユーザーもクラブの好みが幅広いので、当然のことだと思います。

ルール内でのクラブ開発も大切ですが、時にはルールを無視した画期的なクラブが登場して欲しいと常に願っています。

それが進化につながり、新たなゴルフの楽しみへと変わっていくこともあるので・・・。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは見られませんでしたが、指で触れてみると、結構ザラザラしています。

エッジもしっかり立っていて、チープさはありません。



グースネック
ただ、かなりのグースネックなので、苦手意識が芽生えてきました。



オリジナルグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感が持てます。

ウェッジに適したグリップですし、FOURTEENのロゴがカッコいいです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、かなり難しく感じられました。

成功のイメージが全く浮かんできません。

過去に、このような強いグースネックウェッジを試打したことがありますが、経験値も低く、未だに克服できていません。

昔の私なら、そのままスルーしてしまうところですが、今は違います。

たとえ苦手でも、『勇気をもって』というと大げさかもしれませんが、真正面から向き合うことができるようになりました。

それは昔から私のブログを読んでくださっている方からのメッセージによるものです。

たとえ失敗しても、いい結果でなくても、いいじゃないか・・・。それを正直に読者の方にお伝えしよう・・・。

良い結果だけでなく、良くない結果も大切なのではないか?ということに気づくことができました。

試打して、自分が感じたことをそのままストレートに表現しよう・・・。というのが、今の私の考えです。



開きやすさ
フェースを開いてみても、やはり違和感だらけで、どのように打っていいのか分かりません。

呼吸も浅く、心が落ち着きません。

頭の中がモヤモヤして、目が回りそうです。



試打を開始しました


FOURTEEN TK-40 FORGED ウェッジ
最初はやはりミスしてしまいました。

これだけグースが強いと、おそらくダフるだろう・・・。と予想していたのですが、その通りで、ソールはボールのかなり手前を叩いてしまいました。

しかし丸いソールが功を奏したのか、そのままスーッと滑ってくれ、ボールにコンタクトしてくれました。

私が思う、ウェッジでのアプローチ上手の方は、ダフりを上手く活用しています。

ダフりはミスではなく、正しい方法だと理解できれば、アプローチ技術が格段にアップするのは間違いありません。

ダフらせることで良い結果が得られることを私はたくさん練習して学びました。

だからウェッジはソール形状が大切で、大きなカギを握っているのです。

必ずしもボールをクリアに捉える必要は無いですね。

しかし、今回のダフりは想定外のミスです。

このミスはクラブではなく、明らかに私に原因があります。

構えたときに『苦手だ。失敗しそうだな・・・。』と思ってしまったことが大きな要因です。

打つ前から失敗を考えているようでは、既に勝負ありです。

明らかに私のメンタルの弱さと技術の未熟さからくるミスだということが分かりました。

たとえ苦手なタイプであっても、それを克服できるようにならなければなりません。

そういった意味でも、私はまだまだ未熟なゴルファーです。



フェース面
『打感』は、なかなかいい感じです、

この独特な形状から、イメージしづらいところがあったのですが、予想よりも良い打感で好感を持ちました。

ソフトな打感でありながら、ボヤけたところはなく、ボールの質感を感じ取ることができます。



スピン性能
『スピン性能』も、いい感じで、よく止まってくれました。

このグースネックを使いこなせる方には、かなり頼もしいウェッジといえるのではないでしょうか?



トゥ側
かなりグースが強いので、私は大きくダフるばかりで、なかなかこのウェッジの良さを体感できません。

ダフるのを気にしすぎれば、今度はトップが出てしまいます。

しかし、このウェッジのソールは、かなりゴルファーに勇気を与えてくれるのではないでしょうか?

『刺さりゼロ』ウェッジといっていいと思います。

アプローチはフェース面よりはソールに意識をもっていくべきだと思いますが、このウェッジは『ソールをそのまま転がす』イメージがピッタリだと感じました。

このソール形状のままで、ストレートネックだったら、どのような結果が得られるのだろう・・・?と興味が湧いてきました。



バックフェース
『安定性』は高く、キャビティの恩恵を受けることができます。

シビアさは全く感じません。



距離感
ダフりやトップを繰り返してしまったので、なかなか距離感を出せなかったのですが、クラブ自体は優秀だと思います。

あくまでも私の対応能力の低さがミスの要因です。



操作性
キャビティタイプで、やや大きめのウェッジなので、オートマ系に見えなくもないですが、実際はソールが、これ以上ないほど仕事をしてくれるので、懐の深いウェッジだと思います。



試打後の感想


ヒール側
このウェッジの特徴は『ソール』と『グースネック』です。

これがピッタリと合致する方には、かなり頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?



FOURTEEN TK-40 FORGED ウェッジ
打感など、フィーリングも良くて、チープさはありません。



FOURTEEN TK-40 FORGED ウェッジ
昔から、このような強いグースネックウェッジはたくさんあり、それらの多くは名器として語り継がれてきました。

真っ直ぐなネックをわざわざ、ガチョウの首のように曲げるということはそれだけ手間が掛かっていることですし、どうすればいいかと考え抜いた先人の知恵です。

最近はなかなか見られない形状ではありますが、このようなウェッジを待ち焦がれていた・・・。という方は多いのではないでしょうか?

私は技量不足で対応できませんが、実際に使ってみれば、意外といい・・・。というよりは、むしろ最高!!!という方もいらっしゃると思います。

大切なのは、様々な特徴をもったクラブを実際に試してみて、それらの中から、自分の相棒を選んでいく・・・。ということではないでしょうか?

昔はそういったことができませんでしたが、今は簡単にできる時代です。



FOURTEEN TK-40 FORGED ウェッジ
久しぶりに、このようなウェッジに出会い、ある意味新鮮でしたし、私の技量不足を再認識しました。

もっと色々なクラブに対応できるようにならなければなりません。

私の友人は、このようなグースネックはもちろん、レディースクラブやジュニア用・シニア用クラブも上手に打ちこなすので、凄いな・・・。と、いつも感心しています。



FOURTEEN TK-40 FORGED ウェッジ
このウェッジを打ちこなすことはできませんでしたが、これからのフォーティーンにも期待していきたいと思います。


構えやすさ・・・☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
スピン性能・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆
距離感・・・・・☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         

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