Zodia CGX-CB ウェッジ - ゴルフクラブ試打日記。
PR

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

Post

      
2023年06月05日
PR
  

Zodia CGX-CB ウェッジ

                 



Zodia CGX-CB ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
Zodia CGX-CB ウェッジ です。



N.S.PRO MODUS3 WEDGE105
シャフトは N.S.PRO MODUS3 WEDGE105 です。

ロフトは57度、クラブ長さは35インチ、キックポイントは中調子、バランスはD1.2、クラブ総重量は453g です。



正面
ゾディアの新しいウェッジです。

このウェッジを見て、まず『デカっ』と思いました。



SV-W101とCGX-CB 顔の比較
<左>SV-W101  < CGX-CB>
かなり大きく見えたので、前日試打したSV-W101と見比べてみました。


SV-W101とCGX-CB フェース面の比較
<上>CGX-CB
<下>SV-W101


SV-W101とCGX-CB ソール幅の比較
<左>SV-W101  < CGX-CB>


SV-W101とCGX-CB 顔の比較
こうして色々な角度から見比べてみると、それほど大きな差ではないことに気づくのですが、初見ではとにかく大きく見えました。



キャビティタイプ
キャビティタイプのウェッジです。

他のメーカーでは見られますが、ゾディアではおそらく初ではないでしょうか?



側面
こうして見ても、やはり大きく見えます。

そして仕上げが綺麗でカッコいいです。

バックフェースには『X』のようになっているのですが、これには何か意味があるのでしょうか?



トップライン
輪郭がシャープでカッコいいです。

ここが丸っこいウェッジもありますが、私はこういうタイプのほうが好きです。



彫りの深さ
彫りはそれほど深くなく、ハーフキャビティのような浅さですが、これ以上深くする必要は無いと思います。



トップライン
トップラインの幅は標準的です。

ここの部分を近くでよく見てみると、『ハンドメイド感』があるといいますか、ちょっと不均一なところがあって、好感が持てました。

ピシッと全て均一に揃えられているよりも、この不揃いなところに個性があるといいますか、『特別なひとつ』という感じで魅力的です。



ソール幅
ソール幅は標準的です。

クラブの特性から、もっとワイドなソールを予想していましたが、違います。

この角度から見ても、質感が美しくて魅力的です。



S
この『S』が今は珍しく、懐かしいです。

今はこのような表示は殆ど見かけません。

58とか56というロフト表示ばかりです。

もちろん、ロフト表示をするのはいいことだと思うので、アイアンもその流れになればいいな・・・。と思っています。

ドライバーからユーティリティ。

そしてアイアンだけをなぜか飛ばしてウェッジをロフト表示するのは、セッティングの流れからいっても、得策ではないように思います。



ネック長さ
ネックはやや短めで、『頭でっかち』に見えます。

ストレートになっているのではなく、微妙にテーパーになっているのが珍しいな・・・。と思いました。



MADE IN JAPAN
ホーゼルには『MADE IN JAPAN』の刻印があります。



ソケット
zodiaオリジナルのソケットがとてもカッコいいです。



ソール形状
ソール形状は全体的に緩やかな丸みがあって、よく見かけるタイプです。



リーディングエッジ
リーディングエッジは、軽く面取りされています。



トレーリングエッジ
トレーリングエッジには、それが見られません。



ミーリングなし
フェース面にミーリングのようなものは見られませんでした。

ゾディアのウェッジなのでおそらくあるだろうと思っていたのですが、少し意外です。

どのモデルにもミーリングを施すということではないのかもしれません。

ミーリングは無いですが、フェース面の『平面感』がいいな・・・。と思いました。

ウェッジのフェース面は必ずしも全てが平らというわけではなく、妙に丸みを帯びているものがあります。

そういったタイプはスピン性能がもうひとつということが多かったので、このウェッジには期待できます。

フェース面を指で触ってみたのですが、結構エッジが利いている感じで、指が滑らず止まりました。



顔
『顔』は正直、好みではありませんが、これまで何度も目にしています。

いわゆる『オートマ顔』で、大らかさを醸し出しているので、好感を持たれる方は多いのではないでしょうか?

こうして見ても、やはり大きく見えます。

グースタイプで、トップラインが丸くなっているのも私は気になりますが、『包み込む』イメージを出しやすいですし、『オートマ顔の基本』といえる顔です。

私はもっとシュッとしているほうが好きですが、この顔にも苦手意識はありません。



オリジナルグリップ
Zodiaのロゴが入ったグリップがとてもカッコいいです。

おまけに私が大好きなツアーベルベットなので、さらに好感度があがりました。

ソフトというだけでなく、独特の『しっとり感』があり、それが絶妙な距離感を与えてくれるので、ウェッジには最適なグリップです。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好みではないですが、大きな不満はありません。

いわゆる『腰掛けているように見える』ウェッジです。

こうして構えてみても、やはりヘッドが大きいな・・・。と感じましたし、大きさの対比でボールが小さく見えてしまったので、『操る』イメージは湧いてきません。

その代わり、かなり大らかさを感じさせる『オートマ顔』で、今はこのようなタイプも人気があるので、多くの支持を集めるのではないでしょうか?



開きやすさ
フェースの開きやすさも、まずまずです。

もし私がこのウェッジを実戦で使うのであれば、必ずヒール側を落とします。

ただ、このウェッジは最初から『フェースの開閉』を大きく使うように設計されていないのだと思います。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はソフトで好感が持てました。

美しい質感に合致した、グッドフィーリングです。



CGX-CB スピン性能
『スピン性能』は高く、安定しています。

オートマ系のウェッジは、スピンが少し『緩い』印象がありますが、このウェッジは違っていて、しっかりボールをキャッチして、乗せて運ぶことができました。



トゥ側
『球の上がりやすさ』という点では、普通で特別タフな感じはしません。

私はグースが弱いタイプが好きなのですが、このような大顔タイプはグースにするほうが理にかなっているような気がします。



バックフェース
『安定性』はとても高く、かなり大らかです。

ミスがミスになりにくい・・・。といいますか、いい意味で鈍感さをもっています。

ソールもよく滑ってくれるので、ダフりもある程度抑えてくれるのもいいです。



距離感
大らかなタイプのウェッジですが、いわゆる『飛びすぎる』タイプではないので、縦の距離感もつかみやすいです。



操作性
『操作性』はあまり秀でていません。

微妙にコントロールしていくのではなく、あくまでもワンパターンに、高確率で攻めていけるウェッジです。

絶妙なコントロールは難しいものの、大きなミスになりにくいので、スコアメイクが楽になるのではないでしょうか?



試打後の感想


ヒール側
意外だった、キャビティタイプのウェッジです。

クリーブランドなど、他のメーカーでは普通に見られますが、ゾディアでは初めてではないでしょうか?



Zodia CGX-CB ウェッジ
フェース面の『フラット感』といいますか、平らなところも印象的でした。



Zodia CGX-CB ウェッジ
大顔タイプはカッコ良さが激減してしまうこともありますが、このウェッジにそれは当てはまりません。

しっかりとしたデザイン性も兼ね備えています。



Zodia CGX-CB ウェッジ
私は前日試打した、SV-W101のほうが好きですが、このオートマチックタイプのウェッジもアリだと思います。



Zodia CGX-CB ウェッジ
大らかさは練習場よりも、コースで強い味方になってくれます。

ミスがミスになりにくいということで、スコアメイクが楽になるのではないでしょうか?

『易しすぎて物足りない』という方もいらっしゃるかもしれません。

それくらい、大らかで易しいウェッジです。



Zodia CGX-CB ウェッジ
私が求めたいウェッジではないものの、さすがゾディアだな・・・。と思いました。

ウェッジに特化したメーカーです。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
スピン性能・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
距離感・・・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

※(100P満点)
☆1つ=0~20P
☆2つ=21~40P
☆3つ=41~60P
☆4つ=61~90P
☆5つ=91~100P

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

Zodia 公式オンラインショップ
                         
        

                         

コメント

非公開コメント
        

昔使っていたr7アイアンは7番で32度
今手元にあるTC330アイアンは7番で28度
同じ7番という感覚でもロフトが1番手違って使ってて飛距離をうっかり間違えかねない気がしてしまうのでアイアンもロフト表示する時代もいつか来るのかもしれませんね
おっしゃるとおりですね。
ブロンズ様。いつもありがとうございます。

おっしゃるとおり、アイアンもロフトを表示する時代がやってくるかもしれないですね。

ロフトを表示しない(したくない)のはメーカー側の都合だということは、多くのゴルファーが気づいているのではないでしょうか?

私は例えば7番アイアンなら36度という感覚が染みついています。
でも今は34度までが許容範囲内です。

なので、今の『スタンディングロフト化』したアイアンには興味がありません。

曖昧な番手表示ではなく、ロフトで表示して欲しいですね。

ロフトを立てず、それでも飛ばせるアイアンこそが、真の意味での飛距離系アイアンといっていいのではないでしょうか?