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2023年04月21日
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EPON AF-256 フェアウェイウッド

先日、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは EPON AF-256 フェアウェイウッド の5番 です。

シャフトは FUJIKURA Speeder NX 50です。
ロフトは19度、クラブ長さは42.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は54.5g、バランスはD1、トルクは4.6、キックポイントは中調子、クラブ総重量は316.5g です。

EPONの美しいフェアウェイウッドです。
以前試打した、AF-206とタイプは異なりますが、質感の良さが共通していますし、いい雰囲気があります。

シンプルで何も組み込まれていない・・・。というのではなく、いろいろな工夫が見られますが、ごちゃごちゃしていません。

この大きなウェイトが目を引きます。
数字が刻印されていないので重さは分かりませんが、かなり大きいので、それなりの重さはありそうですし、交換するタイプではなさそうです。

ネックの長さは標準的です。

ネックには調整システムが搭載されています。

1
試打するのは、この『1』ポジションです。

3

5

7
他に3・5・7があります。
これは以前試打した、AF-156Sドライバーと同じです。

美しいシャローです。
シャロー形状に、美しさを見いだせないことが多いのですが、このクラブはとても美しいです。
それはシャロー過ぎず適度に厚みがあることや、質感がいいからだと思います。
『ノーマルシャロー』といっていいと思いますし、『ビューティフルシャロー』という言葉が浮かびました。
いい目の保養ができ、こうして楽しませてくれるEPONはさすがです。

丸っこい顔をしていて、シャロー感もあります。
私の中で『ど真ん中』の顔ではないのですが、ギリギリストライクゾーンに入っている・・・。といったところです。
このような顔は、これまでもたくさん出会ってきました。

カーボンクラウンであることが分かりました。
ちょっと意外な気もしましたが、今は多くのメーカーが採用しています。

シンプルで綺麗なフェース面です。
ミーリングのような工夫は見られません。

素振りを繰り返し、タイミングを整えました。
何度か試打しているシャフトで、特にマイナスに感じるところはありません。

ボールを前にして構えてみると、好感が持てました。
先ほども書いた通り、丸っこさが強調されています。
見とれてしまうような美顔ではないのですが、何の不満もないですし、シャロー感があって、球がよくあがりそうです。
方向性への不安もありません。
試打を開始しました

『打感』はソフトで、とても良いです。
『EPONフィーリング』といったらいいでしょうか?
この優れた打感は、他の番手のクラブとも共通しています。
EPONのクラブで球を打っていると、『金属を楽しんでいる』感覚になれます。
他のメーカーではあまり感じたことが無いのですが、ここまで美しく、そして丁寧に仕上げられていると、その質感の良さに、まずは目で楽しみ、次に実際に球を打って手で楽しむ・・・。という『幾重もの喜び』がやってきます。
そして、その加工の巧みさから、金属って柔らかいんだな・・・。と思わせてくれるメーカーです。

『音』は静かで、打っていても気分がノってきます。
打つ前は、もう少し大きめの音を予想していたのですが、ちょっと違っていて、この静かで落ち着いた音に心が弾みました。

球はあがりやすく、直打ちでも充分高さを出していくことができました。
見た目からも分かりますが、かなり低重心なのではないでしょうか?
最近はシャローでも、結構タフなFWもありますが、このAF-256は違います。
見た目通りの易しいクラブです。
他のメーカーのFWのように、『これでもか』というくらい、いろいろな工夫が『てんこ盛り』されていなくて、『さりげない工夫』といいますか、感覚を大事に作られているように感じます。
『フェース高が低い(つまりシャローフェース)』と、上手く球が当たるかな?と不安に感じることもありますが、このクラブにはそういったことはありませんでした。
必要最低限のフェース高が維持されているからです。

『安定性』も高く、ブレる感じはしません。
装着されているシャフトとの相性もいいのだと思います。
タイミングが取りやすく、ヘッドとシャフトとの共同作業によって、ナイスショットが量産されていく・・・。といったところでしょうか?
ラインも出しやすく、普通に打っている限り、大きく乱れるようなことはありません。

飛距離性能は、今のクリークの中で、普通といったところでしょうか?
特別よく飛ぶクラブではないと思いますが、特に飛距離に関して不満はありません。
今はそれだけ、他のメーカーのFWがよく飛ぶということです。
クリークは『飛ばす』クラブというよりも、『上げて止める』というニュアンスのほうが合っているので好感が持てました。
そのほうがスコアメイクでも有効で、そういった意味でも、このクラブの『飛びすぎない』ということが長所なのだと思います。
クリークでは遠くへ飛ばすというよりも、そのあがりやすさから、グリーンを上から攻めるイメージが欲しいです。

『操作性』は、まずまずです。
どちらかといえば、『オートマ感』が強いのですが、左右にも小さく曲げることができました。
いい意味で、少し不器用なクラブで、その不器用さが魅力でもあります。
試打後の感想

丸っこい顔で柔和そうな印象がありましたが、実際に打ってみても、その顔の印象のまま、親しみやすいFWです。

いろいろなクラブを試打していると、その『顔』から、表情が読み取れるように感じることがあります。
怒ったような顔。
逆に悲しそうな顔。
『ムンクの叫び』のような顔。
など、いろいろありますが、このクラブの顔は『満面の笑み』です。
10年以上前に『異型』が多かった時代がありましたが、そのクラブがみんな『にらめっこ』をしているような顔に見えたのを覚えています。

私にはとても馴染めない顔で、もしこれがずっと続くようならどうしよう・・・。と思ったこともありましたが、すぐに終わりました。
やはり、多くの人が苦手にしていて、受け入れられなかったのだと思います。
『四角顔』もあったな・・・。と、この丸顔を見ていたら思い出しました。
対極ともいえる顔です。

質感が良く、全体的に美しいクラブです。
それでいて、大らかで気難しさは全くありません。
球があがりやすくて、美的センスのいいFWが欲しい・・・。という方は、このクラブがちょうどいいのではないでしょうか?
易しいクラブですが、その易しさがフィーリングを邪魔していません。
打感や音でも、充分楽しませてくれます。

他のメーカーのように、『飛距離最優先』というクラブではないですが、全体的なバランスが整っていて、特に欠点が見られません。
飽きが来ず、長く相棒として活躍してくれるクラブだと思います。
☆
構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆☆
音・・・・・・☆☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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