EPON AF-156S ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2023年04月07日
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EPON AF-156S ドライバー

                 

EPON AF-156S ドライバー
先日、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
EPON AF-156S ドライバー です。



DEAD OR ALIVE 飛燕H65
シャフトは DEAD OR ALIVE 飛燕H65 です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフト重量は68g、バランスはD0、トルクは4.6、キックポイントは先調子、クラブ総重量は313g です。



正面
EPONの新しいドライバーです。

このドライバーに限ったことではないですが、どのクラブもとても美しく、目で楽しませてくれます。

エポンのクラブに出会う度に胸が高鳴るのですが、それはこの美しさがあるからです。

いくら経験を積んでも、良いクラブと出会ったときのトキメキが消えることはありません。



側面
かなり大きくて、大らかそうな感じが伝わってきます。

この大きさと形状。

そしてネーミングからも、以前試打したことのある、AF-153の後継モデルなのが分かります。

AF-153はとても印象深いドライバーだったのですが、もう10年が経つのかと思うと、時の流れが速すぎてついていけません。

同じ10年でも、子供の頃の10年と、大人になってからの10年では、その速さが全く違います。



EPON AF-156S
156SのSはどういう意味があるのでしょうか?

単純にシャローという意味なのかな?と思いましたが、真偽は定かではありません。

もし、そうならD(ディープ)というモデルもあっていいと思います。

昔は同じ名前の、ディープとシャローが同時期に発売されていたこともありました。



ソールのウェイト
ソールには大きなウェイトがひとつ配置されています。

全体的な雰囲気から、そしてレンチを挿す穴も無いことから、おそらく交換するタイプではないと思います。



ネック長さ
ネックは短めで、かなり頭でっかちに見えます。

こうして見る限り、あまりバランスはとれていないように思えるのですが、設計自由度の高いドライバーは外見だけでは判断できないことも多々あるので、詳しいことは分かりません。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されています。

初めてエポンのドライバーで搭載されたときは驚きましたが、今は見慣れてきました。



7
試打するのは、この『7』ポジションです。



1


3


5


他には1・3・5・があります。

どういった違いが生まれるのでしょうか?



フェース面のデザイン
フェース面もすごく綺麗で高級感があり、さすがエポンです。

エポンにチープは似合いません。

この質感の良さがエポンたる所以です。

エポンといえば『ミラー仕上げ』のイメージが強いですが、これがもし『艶消し』だったらどうなるのかな?と想像力を働かせるだけでも楽しくなります。

フェース面はFF(フラットフェース)ではなく、スコアラインは全て凹んでいます。



顔
大らかそうな丸顔です。

いろいろなクラブに出会っていると、クラブの顔が、泣いていたり、しかめっ面をしていたり、笑っていたり、時には崩れて流れてしまったように見えることがあるのですが、このドライバーは『笑顔』です。

しかも『満面の笑み』です。

大らかそうで、クセが無い顔をしています。

イージー系の匂いがプンプンしながらチープさは全く無く、むしろ全身高級スーツで固めたようなセレブリティ感のあるドライバーです。



カーボンクラウンではない
他のドライバー同様、このドライバーのクラウンがカーボンコンポジットなのか、近くで見てみたのですが、カーボンの模様が見えなかったので、おそらく通常のチタンなのだと思います。



振り感
素振りをしてみると、いい感じです。

結構しっかりしていて、タイミングもとりやすいです。

これまでは、このような大らかそうなヘッドには、挙動が大きくて軽量タイプのシャフトが挿してあることが多かったのですが、このドライバーは安定感もあり、好感が持てます。



DEAD OR ALIVE
DEAD OR ALIVEというシャフトは先日試打した一種類だけかと思っていたのですが、いろいろなモデルがラインアップされているようです。

このような黄色いシャフトを見ると、昔一世を風靡した『アッタス参上』を思い出します。

大ヒットしたモデルで、挿して使っていた・・・。という方は多いのではないでしょうか?



飛燕H65
『飛燕』という、カッコいい名前が付けられています。

飛燕というと、子供の頃プラモデル作りに熱中していて、その頃に作った戦闘機を思い出します。

あとは、『魁!!男塾』の男塾三面拳のひとりの飛燕です。



ノーマルバック
ラージサイズのヘッドなので、このドライバーも他と同じく、かなり薄さが強調されたシャローバック形状になっていると予想していたのですが、違いました。

極端なシャローバックではないですし、ディープに見える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし昔のクラブにたくさん出会っている私はディープではなく、『ノーマルシャロー』という印象です。

シャローバックはどうしても、『お尻が垂れ下がって見える』ということや『垂れ目に見える』ということもあるかもしれませんが、このクラブはちょうどいいように見えました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、かなり丸っこくて親しみやすい雰囲気があります。

少しだけ『つかまえ顔』に見えましたが、これくらいであれば全く問題無しです。

大らかそうな顔をしているのはいいのですが、私の好みとしては、もう少しヘッド後方のヒール側が削られていると、さらに好感度があがります。

プクッと膨れた感じがして、つかまるイメージが出てしまうからです。

私はもっとシュッとした顔が好きですが、この顔を好まれる方はきっと多いと思います。



試打を開始しました


フェース面
打感はソフトさもありながら、どちらかというとしっかり感があり、硬くないので好感が持てます。

何と言いますか、『スカスカ感』の無い、『充実した』打感です。

ボヤけた感じはせずクリアで、程よい球の抵抗感も楽しむことができました。



打球音
『音』も、すごく良くて、さすがエポンだな・・・。と思いました。

これまでのモデル同様、耳に優しく届く、心地よい音です。

安定のグッドサウンド・・・。といった感じです。

高さや球筋が安定しない・・・。という方は、シャフトなどのスペックが合っていない確率も高いですが、『音』を意識されると、新たな気づきのようなものも生まれるのではないでしょうか?

球筋や弾道といった『目で見えるもの』ばかりフォーカスされているように思いますが、『聴覚』もすごく大切で、実は重要なポイントがいくつも隠されています。

これはドライバーに限らず、アイアンやパッティングにおいても、音によって結果が大きく左右されると私は経験上感じているからです。

バンカーショットや他のアプローチでも、音はとても重要です。



トゥ側
球はあがりやすく、弾道も高めです。

シャローバックでないことや、シャフトもしっかりしているので、少し抑えた弾道の、いわゆる『叩ける』タイプなのか?と思いましたが、違いました。

大らかそうな顔の印象のまま、ハードルが高くなく、親しみやすい性質をしているドライバーです。



バックフェース
『安定性』は高くシビアさは全く感じませんが、高い直進性があって曲がりにくい・・・。というドライバーではありません。

直進性の高いドライバーの中には、どうしても『曲線のイメージ』が出せず、『直線のイメージ』のまま打って、実際の球筋もストレートになることがあるのですが、このドライバーは大らかそうでもしっかりと曲線のイメージを浮かべることができました。

スイートエリアも広めですが、いわゆる『曲げにくい』ドライバーではなく、自然な感じもするので、そういったところに魅力を感じる方は多いのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』という点では、このようなイージー系の中では優れていると思います。

初速も出て、弾道もパワフルです。

何と言いますか、このドライバーのもつ広い『フェース面積』を使って、一気に弾き飛ばしているような感覚・・・。といったらいいでしょうか?

大きく息を吸って、いっぱいになったところで、一気に吐き出すようなイメージです。

最近は低スピン系の飛びに特化したドライバーもありますが、それらとは一線を画す、ベーシックなタイプでありながら、パワフルさも兼ね備えているドライバーです。



操作性
『操作性』という点では、普通です。

少し左右に曲げることはできたのですが、どうしても大らかさが勝ってしまい、敏感に反応する感じはしません。

かといって先ほども書きましたが、『曲げにくい』『曲がりにくい』というドライバーでもなく、不自然さが感じられないのがいいです。



試打後の感想


ヒール側
かなり丸っこい顔で、この顔が一番の特徴かな・・・。と思いました。

先日試打したAF-160とは全く違うタイプの顔をしていますが、これも『エポン顔』といっていいように思います。



EPON AF-156S ドライバー
ハイテク満載のドライバーではなく、どちらかといえば『ベーシック』なところも残しているドライバーです。

そのベーシックさを残しながら、最大限の大らかさがあるのが、このドライバー最大の特徴といえるのではないでしょうか?



EPON AF-156S DRIVER
ラージサイズにありがちな、『フィーリング無視』のドライバーではありません。

打感や音など、極上のフィーリングを楽しませてくれるドライバーです。

『易しい』タイプのドライバーでありながら、プレイヤーの感覚も大切にしているので、易しさを享受しながら自信のフィーリングも大切にしてレベルアップしていきたい・・・。という方には相性がいいのではないでしょうか?

フィーリング70:ハイテク30

フィーリング30:ハイテク70

という2つのドライバーがあり、どちらがプレイヤーの成長をより高めてくれるか?といえば、間違いなく前者だと私は思います。



EPON AF-156S DRIVER
感覚(フィーリング)というものは、『凧揚げの糸』のようなものかもしれません。

糸が切れてしまうと、凧はコントロール不能となり、どこへ飛んでいくか分からずあとは落ちていくだけですが、ゴルフクラブにおいても、プレイヤーの感覚(フィーリング)があるから、クラブをコントロールでき、それがボールへと伝わっていくのだと思います。



EPON AF-156S DRIVER
そういった点でも、このドライバーはとても良く、やはりエポンはいいな・・・。と思いました。

フィーリング性能は絶対に軽視できません。

顔は私の好みからは外れるのですが、打感や音がとても良く、打っていて楽しかったので、気分良く練習場を後にすることができました。

後味の良いクラブという言い方もできます。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆☆
音・・・・・・☆☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


エポンゴルフ 公式 オンラインショップ
                         
        

                         

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