PRGR SUPER egg アイアン(高反発モデル) - ゴルフクラブ試打日記。
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スコッティキャメロン専門店【Himawari】

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2023年03月26日
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PRGR SUPER egg アイアン(高反発モデル)

                 



PRGR SUPER egg アイアン/高反発モデル
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
PRGR SUPER egg アイアン(高反発モデル) の7番 ​です。



SUPER egg M-37
シャフトは SUPER egg M-37 です。

ロフトは25度、クラブ長さは38.25インチ、シャフトフレックスはM-37、シャフト重量は45g、キックポイントは中調子、バランスはC-9.5、トルクは4.3、クラブ総重量は343gです。



正面
プロギアeggシリーズのアイアンです。

eggシリーズらしく、かなりのラージサイズになっています。



側面
こうして見ても、かなり面長でフェース高が低いのが分かります。

アイアンは重心がある程度高いほうが私は有利だと思っているのですが、このクラブは通常のアイアンというよりはユーティリティ的な要素もあり、かなり重心が低そうです。



彫りの深さ
このヘッドの大きさと、プクッという厚みのあるところから、おそらく中空だろうという予測が立てられます。

これがもし中空でなかったら、かなり重くて振れないかもしれません。



トップライン
トップラインは、やや厚めですが、嫌な感じはありません。

とても綺麗なトップラインです。



ネック長さ
ネックは短めで、ヘッドが大きいので、かなり『頭でっかち』に見えます。

形状は独特ですが、質感はとてもいいです。

軟鉄の質感ではないですし、かといってステンレスにも見えなかったので、後で店員さんに聞いたら、マレージングということでした。



ソール幅
かなりのワイドソールで、こうして見ても、やはりユーティリティといったほうがいいような気もします。

この形状だからeggといえるのかもしれません。

このようなソールはたくさん見てきました。



ソール形状
リーディングエッジ側が結構大きく削られていて、抜けが良さそうです。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは無いですし、その他特別な工夫は見られません。

この角度から見ても、かなりの面長感があります。



装着されているグリップ
装着されているグリップは変わったパターンになっていますが、滑りにくく、いい感じです。

このグリップを見ていると、やはりタイヤとの共通点が多いな・・・。と感じさせられます。



振り感
素振りをしてみると、かなり軽いのですが、振っていて、すごくヘッドの存在感を感じました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、意外でした。

これまでの経験から、かなりのグースネックを予想していたのですが違います。

これまでだと、ほぼ間違いなくグースがきついのが当たり前でしたが、このクラブはほぼストレートです。

おまけにトップラインも丸くなっていないのが珍しく、私は好感を持ちました。

こういうタイプはグースが大きくトップラインが丸くて、『つかまえ顔』ばかりでしたが、このクラブはある程度逃がすイメージも出せました。

つかまえ顔を好まれる方はあまり好まれない顔かもしれません。

なかなかいいな・・・。とは思いましたが、全体的に見て好みとはかけ離れていますし、見とれるようなことはありませんでした。

ただ方向性への不安は無く、ラインを出しやすそうな印象を受けました。

バックフェースの膨らみが目に入りましたが、これはこれまでもたくさん経験していますし、重心を深くするには仕方ないのかもしれません。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は予想通りでした。

中空らしく、薄めのパチッと弾くような打感です。

ある程度の『フェース厚』があって、乗せて運ぶというタイプではありません。

弾き感もありますし、接触時間の短さが際立つ打感です。

この打感を音符に例えると、軟鉄マッスルバックが二分音符くらいだとすると、このアイアンは8分音符(♪)くらい・・・。といったところでしょうか?

余韻もあまり残りません。



トゥ側
球はよくあがりました。

見た目通り、かなりイージーなアイアンです。

通常のアイアンのように『上から』ではなく、FWを打つような感覚で『ソールを使う』イメージで打ったのですが、とてもよくあがってくれました。



バックフェース
ラージサイズらしい、安定家感もあります。

ヘッドの大きさとスイートエリアの広さは必ずしも比例するものではないと思うのですが、このクラブの場合は、フェース面のほぼ全てが反発エリアといいますか、フェースの大きさが上手く生かされているように感じました。

シビアさは全く感じません。



飛距離性能
『飛距離性能』は素晴らしいといいますか、ズバ抜けています。

7番アイアンということですが、『ロフト通り』のキャリーと、それに加え弾きの良さがあるので、かなり飛びに特化したアイアンです。

昔苦労して打っていたロングアイアンの距離を、『7』という番手で易しく高確率で、しかも高弾道で飛ばしていける時代になりました。

このような形状が苦手でないのであれば、アイアンも飛距離最優先という方には魅力的といえるではないでしょうか?

これだけ簡単に飛ばしていけると、技術の進歩も感じるのですが、我々プレイヤーがやることがどんどん少なくなっていくような気がします。



操作性
このような大顔なので、操作性は少し難しい感じがしました

完全なるオートマチックタイプなので、操るイメージは出しづらいですし、メーカーもはっきりと区分けしているのではないでしょうか?

ここまでクラブの性能をはっきりとしているところに、プロギアの良さを感じます。



試打後の感想


ヒール側
ロフトが立っているだけでも飛びに有利ですし、おまけに『高反発』ということで、飛距離に特化したクラブであることに変わりありません。



PRGR SUPER egg アイアン(高反発モデル)
キャリーで200Yの目印を軽く超えていくので、このクラブ一本あれば、これより上の番手のアイアンはほぼ要らなくなるのではないでしょうか?



PRGR SUPER egg アイアン(高反発モデル)
ドライバーでは今でも時々高反発モデルを見かけますが、それをアイアンでもやってしまっているのが凄いです。

競技には使えませんが、それでもいいという方は多いのではないでしょうか?


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆
音・・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         

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