Post
≪ドライバー・オブ・ザ・イヤー 2022 その3 オートマチック部門 | HOME | ドライバー・オブ・ザ・イヤー 2022 その2≫
2023年01月24日
PR
ドライバー・オブ・ザ・イヤー 2022 その2 パワフル部門の番外編
今日は、先日発表させていただいた、『ドライバー・オブ・ザ・イヤー 2022 その2 パワフル部門』の番外編といいますか、これも外せないというドライバーを2つご紹介させていただきたいと思います。

EMILLID BAHAMA CV-8 ドライバー
このエミリッドバハマのドライバーは『爆発力』という言葉がピッタリの『瞬発系』ドライバーで、『ドライバー・オブ・ザ・イヤー2022』に相応しい性能をもっています。
その高い性能をもっていながら、性格が尖っていなくて、比較的親しみやすい性能をもっているのも魅力です。
ヒッター向けなのは間違いないですが、そのハードルは高くありません。

グランプリ G8 ドライバー
そしてもうひとつ、パワフルな飛距離ということで、このドライバーも外せません。
まさに『卓越した飛距離性能』です。
ドライバーは14本のクラブの中で最も飛距離を出すクラブでありながら、その種類といいますか、性格によって、『瞬発系』と『持久系』に分けられるように思います。
圧倒的なポテンシャルを元に、弾道が強く飛距離に特化したドライバーと、飛距離は少し抑え気味で、どちらかというと『方向性』『寛容さ』に特化し、安定した球を打ちやすい『持久系』です。
昔はドライバーに飛距離性能を求める声が多く、今もそうだと思いますが、それ以上に『方向性』『安定性』を望まれる方のほうが多いのではないでしょうか?
数センチ・数ミリで遠くへ飛ばすよりも、安定した飛距離と方向性をもっていたほうが、スコアメイクに役立ちますし、実戦的だからです。
そういった意味でも、このエミリッドバハマとグランプリのドライバーは飛距離に特化したモデルでありながら、ある程度の寛容さを持ち合わせていて、親しみやすさがあるというのが、大きなウリです。
このグランプリのドライバーをMVPにしようかと迷ったのですが、一度同時に打ち比べたことがあり、少しだけエミリッドバハマのドライバーのほうが『飛距離において』アドバンテージがあるようだったので、今回はエミリッドバハマのドライバーを『パワフル部門』の1位とさせていただきました。
とはいっても、ロフトや長さなど全く同じスペックで打ち比べたわけではないので、正確な比較はできていないのですが・・・。
もし、全く同じスペックで競っていたら、ひょっとしたらグランプリのドライバーが勝っていたかもしれません。
なので、今回はMVPには輝かなかったものの、グランプリG8ドライバーも挙げさせていただきました。
そして実はもうひとつ、『パワフル部門』の準グランプリに推したいドライバーがあります。

コブラ LTDx Black Limited Edition ドライバー
それが、このコブラ LTDx Black Limited Edition ドライバー です。
このドライバーの飛距離性能も凄くて忘れられません。
ただ構えづらかったので、MVPには輝きませんでしたが、かなり高いポテンシャルをもっているのは間違いありません。
すごくよく飛ぶな・・・。と思いながら、もしいい顔をしていたら、相棒に迎え入れたいな・・・。と思うほど気に入りました。
打感もよく、程よい『ずっしり感』があります。
これこそ、『コブラフィーリング』といったところでしょうか?
球持ちが良く、一瞬乗せて運べる感じで、パワーを伝えやすいのがポイントです。
私はフッカーなので、このドライバーの顔は好みませんが、スライサーの方には、かなり頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?
必然的に球がつかまってしまう感じで、右に曲げにくく操作性には欠けますが、その『一直線』なところも、スライサーの方に響くような気がします。
普段なら、構えづらいクラブは絶対に候補に挙げないのですが、このドライバーはそれを曲げてでも候補に入れたいと思わせてくれるポテンシャルがありました。
以前、コブラのドライバーを使っていたことがあり(ULTRA MID)、その飛距離性能は確かなのを実感しています。
あの頃は方向性など気にせず、とにかくブンブン振り回していたので、OBが出ることもあれば、300Y台の距離の短いパー4のガードバンカーに直接入れたことが何度かありました。
ULTRA MIDは、あのジョン・デーリー選手が使っていたモデルで、その飛距離に憧れて購入しました。
メジャーを制した白いヘッドのドライバーは世界中でも売り切れ続出で周りでも誰もっておらず、県外にまで出かけて購入することができた私は優越感に浸っていました。(今だったらネットが発達しているので誰でも簡単に買えると思いますが・・・。)
今でも珍しい『プラスチックヘッド』で、拳銃の弾丸も受け止めるほどの強度があるというのが印象深いです。
タイガー・ウッズ選手が登場して、ゴルフ界が一気に変わりましたが、それまでのヒーローは何と言ってもジョン・デーリー選手でした。
たくさんのギャラリーを引き連れ、豪快なショットを連発し、飛距離革命を起こしました。
出場予定だったニック・プライス選手の奥さんが出産ということで、1991年の全米プロを急遽欠場し、その代わりにウェイティングだったジョン・デーリー選手が出場し、練習ラウンド無しで優勝し、世の中をあっと言わせました。
ニューヒーローの誕生です。
その独特なオーバースイングは誰にも真似できませんが、彼は体が柔らかくて、決して無理をしていないのだと思います。
私もあれくらい大きなバックスイングがとれたらいいな・・・。と思いましたが、全くできませんでした。
せめてドライバーだけでも、同じモデルが使いたいと思い購入し、ULTRA MIDには良い思い出がたくさんあります。
その後、ジョン・デーリー選手はWilsonに契約が変わり、KILLER WHALEという当時ではかなりのラージサイズ(確かヘッド体積275cc)で、そのあまりの大きさにみんな驚きましたが、今のドライバーと比べると、かなりの小顔です。
私はジョン・デーリー選手が好きだったので、このKILLER WHALEのドライバーとスプーンを買いそろえましたが、正直飛距離性能はイマイチでした・・・。
やはりジョン・デーリー選手だから飛ばせるのであって、私では実力不足なのだということを痛感しました。
他にもコブラには『S9-1』という素晴らしいドライバーは絶対に忘れられません。
コブラのドライバーといえば、S9-1をまず思い浮かべます。
S9-1は顔や打感も良くて、今のドライバーにはない『しっかり感』があって、とても高いパフォーマンスを発揮してくれ、試打する度に私の心はメロメロでした。
そんな懐かしい記憶がたくさん蘇ってくるほど、コブラのドライバーにはいい印象をもっています。
最近はなかなか出会う機会がないですが、またたくさん出会えることを期待しています。
以上が『ドライバー・オブ・ザ・イヤー 2022 その2 パワフル部門の番外編』です。
ちょっと話が脱線してしまいましたが、それくらいコブラをはじめ、素晴らしいクラブがたくさんあることに幸せを感じます。
次回は『ドライバー・オブ・ザ・イヤー2022 その3』を発表させていただきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

EMILLID BAHAMA CV-8 ドライバー
このエミリッドバハマのドライバーは『爆発力』という言葉がピッタリの『瞬発系』ドライバーで、『ドライバー・オブ・ザ・イヤー2022』に相応しい性能をもっています。
その高い性能をもっていながら、性格が尖っていなくて、比較的親しみやすい性能をもっているのも魅力です。
ヒッター向けなのは間違いないですが、そのハードルは高くありません。

グランプリ G8 ドライバー
そしてもうひとつ、パワフルな飛距離ということで、このドライバーも外せません。
まさに『卓越した飛距離性能』です。
ドライバーは14本のクラブの中で最も飛距離を出すクラブでありながら、その種類といいますか、性格によって、『瞬発系』と『持久系』に分けられるように思います。
圧倒的なポテンシャルを元に、弾道が強く飛距離に特化したドライバーと、飛距離は少し抑え気味で、どちらかというと『方向性』『寛容さ』に特化し、安定した球を打ちやすい『持久系』です。
昔はドライバーに飛距離性能を求める声が多く、今もそうだと思いますが、それ以上に『方向性』『安定性』を望まれる方のほうが多いのではないでしょうか?
数センチ・数ミリで遠くへ飛ばすよりも、安定した飛距離と方向性をもっていたほうが、スコアメイクに役立ちますし、実戦的だからです。
そういった意味でも、このエミリッドバハマとグランプリのドライバーは飛距離に特化したモデルでありながら、ある程度の寛容さを持ち合わせていて、親しみやすさがあるというのが、大きなウリです。
このグランプリのドライバーをMVPにしようかと迷ったのですが、一度同時に打ち比べたことがあり、少しだけエミリッドバハマのドライバーのほうが『飛距離において』アドバンテージがあるようだったので、今回はエミリッドバハマのドライバーを『パワフル部門』の1位とさせていただきました。
とはいっても、ロフトや長さなど全く同じスペックで打ち比べたわけではないので、正確な比較はできていないのですが・・・。
もし、全く同じスペックで競っていたら、ひょっとしたらグランプリのドライバーが勝っていたかもしれません。
なので、今回はMVPには輝かなかったものの、グランプリG8ドライバーも挙げさせていただきました。
そして実はもうひとつ、『パワフル部門』の準グランプリに推したいドライバーがあります。

コブラ LTDx Black Limited Edition ドライバー
それが、このコブラ LTDx Black Limited Edition ドライバー です。
このドライバーの飛距離性能も凄くて忘れられません。
ただ構えづらかったので、MVPには輝きませんでしたが、かなり高いポテンシャルをもっているのは間違いありません。
すごくよく飛ぶな・・・。と思いながら、もしいい顔をしていたら、相棒に迎え入れたいな・・・。と思うほど気に入りました。
打感もよく、程よい『ずっしり感』があります。
これこそ、『コブラフィーリング』といったところでしょうか?
球持ちが良く、一瞬乗せて運べる感じで、パワーを伝えやすいのがポイントです。
私はフッカーなので、このドライバーの顔は好みませんが、スライサーの方には、かなり頼もしい相棒になってくれるのではないでしょうか?
必然的に球がつかまってしまう感じで、右に曲げにくく操作性には欠けますが、その『一直線』なところも、スライサーの方に響くような気がします。
普段なら、構えづらいクラブは絶対に候補に挙げないのですが、このドライバーはそれを曲げてでも候補に入れたいと思わせてくれるポテンシャルがありました。
以前、コブラのドライバーを使っていたことがあり(ULTRA MID)、その飛距離性能は確かなのを実感しています。
あの頃は方向性など気にせず、とにかくブンブン振り回していたので、OBが出ることもあれば、300Y台の距離の短いパー4のガードバンカーに直接入れたことが何度かありました。
ULTRA MIDは、あのジョン・デーリー選手が使っていたモデルで、その飛距離に憧れて購入しました。
メジャーを制した白いヘッドのドライバーは世界中でも売り切れ続出で周りでも誰もっておらず、県外にまで出かけて購入することができた私は優越感に浸っていました。(今だったらネットが発達しているので誰でも簡単に買えると思いますが・・・。)
今でも珍しい『プラスチックヘッド』で、拳銃の弾丸も受け止めるほどの強度があるというのが印象深いです。
タイガー・ウッズ選手が登場して、ゴルフ界が一気に変わりましたが、それまでのヒーローは何と言ってもジョン・デーリー選手でした。
たくさんのギャラリーを引き連れ、豪快なショットを連発し、飛距離革命を起こしました。
出場予定だったニック・プライス選手の奥さんが出産ということで、1991年の全米プロを急遽欠場し、その代わりにウェイティングだったジョン・デーリー選手が出場し、練習ラウンド無しで優勝し、世の中をあっと言わせました。
ニューヒーローの誕生です。
その独特なオーバースイングは誰にも真似できませんが、彼は体が柔らかくて、決して無理をしていないのだと思います。
私もあれくらい大きなバックスイングがとれたらいいな・・・。と思いましたが、全くできませんでした。
せめてドライバーだけでも、同じモデルが使いたいと思い購入し、ULTRA MIDには良い思い出がたくさんあります。
その後、ジョン・デーリー選手はWilsonに契約が変わり、KILLER WHALEという当時ではかなりのラージサイズ(確かヘッド体積275cc)で、そのあまりの大きさにみんな驚きましたが、今のドライバーと比べると、かなりの小顔です。
私はジョン・デーリー選手が好きだったので、このKILLER WHALEのドライバーとスプーンを買いそろえましたが、正直飛距離性能はイマイチでした・・・。
やはりジョン・デーリー選手だから飛ばせるのであって、私では実力不足なのだということを痛感しました。
他にもコブラには『S9-1』という素晴らしいドライバーは絶対に忘れられません。
コブラのドライバーといえば、S9-1をまず思い浮かべます。
S9-1は顔や打感も良くて、今のドライバーにはない『しっかり感』があって、とても高いパフォーマンスを発揮してくれ、試打する度に私の心はメロメロでした。
そんな懐かしい記憶がたくさん蘇ってくるほど、コブラのドライバーにはいい印象をもっています。
最近はなかなか出会う機会がないですが、またたくさん出会えることを期待しています。
以上が『ドライバー・オブ・ザ・イヤー 2022 その2 パワフル部門の番外編』です。
ちょっと話が脱線してしまいましたが、それくらいコブラをはじめ、素晴らしいクラブがたくさんあることに幸せを感じます。
次回は『ドライバー・オブ・ザ・イヤー2022 その3』を発表させていただきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント