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2023年01月13日
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アイアン・オブ・ザ・イヤー 2022
今日は、昨年試打したアイアンの中から、『アイアン・オブ・ザ・イヤー2022』を発表させていただきます。
今年は例年に比べ、数が少ないように思いますが、その分ギュッと凝縮されていて、密度が濃い感じがします。
また、私は軟鉄アイアンを好むので、ステンレス系のアイアンが選ばれることがなかなか無いのですが、ステンレスのアイアンが良くないということではありません。
人によってはステンレスしか嫌だということもあると思います。
しかし、私は軟鉄が好きですし、ゴルフを始めた頃から軟鉄で、ゴルフを辞めるときまで続けるのは間違いありません。
軟鉄には軟鉄の、そしてステンレスにはステンレスの長所と短所があるので、どちらがいいとは一概に言えませんが、私は軟鉄一択です。
なお、掲載順は試打した順番であり、ランキングとは関係ありません。
そして、これはあくまでも私の中のことであり、クラブの性能や品質の優劣を示すものではありません。
また、試打していながら、ここに登場していないアイアンもありますが、それらが優れていないということでもありません。
前置きが長くなってしまいましたが、それでは候補たちを発表させていただきます。

YAMAHA RMX VD TOURMODEL アイアン

INFINITE LS 01☆CB アイアン

ミズノ Mizuno Pro 221 アイアン

BALDO CORSA FORGED IRON TYPE DC DEEP CAVITY

PING i525 アイアン

PRGR 03 アイアン

ARTISAN GOLF 720HM アイアン

フォーティーン TB-5 FORGED アイアン

ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II アイアン

ダンロップ スリクソン ZX4 Mk II アイアン

ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II アイアン
こうして見ると、素晴らしいアイアンばかりです。
近年は地クラブメーカーの躍進が目立ちましたが、昨年は大手有名メーカーも踏ん張った印象です。
その中で、私がMVPに決めたのは、

スリクソン三兄弟です。
今回は、この三兄弟揃っての受賞となります。
毛利元就の『三本の矢』といったところでしょうか?
この三兄弟で、ほぼ全てのゴルファーのニーズを満たしているのではないかと思えるほど、守備範囲の広さと充実ぶりが顕著でした。
そしてカッコ良くて、それでいながら気難しさはなく、易しいということも大きな魅力です。
構えやすさや打感の良さなど、重要なところはたくさんありますが、今回は『易しさ』に重きを置いて選んでみました。
このスリクソンのZX5 Mk IIですが、軟鉄の質感がとても良くてカッコ良く、アスリート仕様っぽい雰囲気がありますが、実はとても寛容で親しみやすい性格をしています。
キャビティの易しさがありますし、球もよくあがり、タフなアイアンではありません。
『軟鉄デビュー』をされる方、そして『スリクソンデビュー』をされる方にも、すごくお勧めできるアイアンです。
私自身、このアイアンを既に何度も試打して楽しんでいますが、このアイアンはたくさんの方に勧められるなぁ・・・。と試打する度に思います。
易しくても不格好だとテンションはあがらないですし、所有欲も満たされません。
シャープでカッコ良くても、気難しいと使用する人も限られてくるかもしれませんが、このアイアンにはそれが無く、幅広い層に受け入れられる寛容さがあります。
おそらく最新のハイテクがギュッと凝縮されているハイテクタイプのアイアンだと思いますが、私はそういう工夫よりも『ベーシックな易しさ』を感じました。
目で楽しみ、打感や音を楽しみ、そして易しい・・・。といういいとこずくめのアイアン三兄弟です。
このバランスの良さを重視して、このスリクソンのアイアンを選びました。
試打するときに、どのアイアンをMVPにしようかと毎回思いますが、昨年はすぐにこのアイアンに決まりました。
年末に近くなって試打したので印象が強かったのではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このアイアンを年始めに試打していても結果は変わりません。
それくらい、印象の強い三兄弟です。
しかし、他のアイアンが良くないとか、劣っているということではありません。
日本国は常に最高レベルのゴルフクラブに出会える恵まれた国です。
そんな日本にいる私はとても幸運だと思います。
スリクソンは難しそう・・・。
軟鉄アイアンって、難しそう・・・。
と敬遠されておられる方が少なからずいらっしゃると思いますが、決してそんなことはありません。
このスリクソンのアイアンに限らず、易しくて高性能な軟鉄アイアンはたくさんあります。
むしろ軟鉄のほうが易しく、長く使っていけるアイアンといっても過言ではありません。
それは自分にジャストフィットするように、ライ角やロフト角を簡単に調整できるのですから・・・。
スイートエリアの広さや球のあがりやすさが易しさと思っておられる方が多いかもしれませんが、決してそんなことはありません。
『自分にマッチしたアイアン』が一番易しいのです。
練習を積んでいけば、スイートエリアの広さや球の上がりやすさなんて、あまり気にならなくなります。
それよりも、構えやすさや抜けの良さ、ライ角など自分に合ったアイアンのほうが方向性も出しやすくて易しいです。
方向性が良くなると、あとは距離感だけに集中すればいいので、パーオン率もあがりますし、必然的にスコアメイクが楽になります。
以前も書きましたが、プロとアマチュア(ローハンディキャッパー)の最大の違いは『アイアンの技術』だと思っています。
ドライバーの飛距離ではありません。
どんな状況でも、いかにグリーンに乗せていくか?
そして乗らなくてもいかにいいところに運んでいけるか?という技術に長けているのがプロだな・・・。としみじみ感じます。
そんなプロたちは自分に合わないクラブは絶対に使わないですし、そんなクラブでは戦えません。
私がゴルフを始めた頃はまだフィッティングが一般的ではありませんでしたが、今はとても身近になっています。
自分に合ったヘッドと、シャフトを組み合わせることにより、最高の相棒となってくれるのがゴルフクラブです。
どんなヘッドに、どのシャフトを組み合わせてみようか?そうしたらどうなるかなぁ?と無数の組み合わせを考えるだけでも楽しくなりますね。
そんなことも踏まえて、今回はスリクソン三兄弟を選ばせていただきました。
いかがだったでしょうか?
以上が『アイアン・オブ・ザ・イヤー2022』です。
次回はユーティリティ編をお送りしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今年は例年に比べ、数が少ないように思いますが、その分ギュッと凝縮されていて、密度が濃い感じがします。
また、私は軟鉄アイアンを好むので、ステンレス系のアイアンが選ばれることがなかなか無いのですが、ステンレスのアイアンが良くないということではありません。
人によってはステンレスしか嫌だということもあると思います。
しかし、私は軟鉄が好きですし、ゴルフを始めた頃から軟鉄で、ゴルフを辞めるときまで続けるのは間違いありません。
軟鉄には軟鉄の、そしてステンレスにはステンレスの長所と短所があるので、どちらがいいとは一概に言えませんが、私は軟鉄一択です。
なお、掲載順は試打した順番であり、ランキングとは関係ありません。
そして、これはあくまでも私の中のことであり、クラブの性能や品質の優劣を示すものではありません。
また、試打していながら、ここに登場していないアイアンもありますが、それらが優れていないということでもありません。
前置きが長くなってしまいましたが、それでは候補たちを発表させていただきます。

YAMAHA RMX VD TOURMODEL アイアン

INFINITE LS 01☆CB アイアン

ミズノ Mizuno Pro 221 アイアン

BALDO CORSA FORGED IRON TYPE DC DEEP CAVITY

PING i525 アイアン

PRGR 03 アイアン

ARTISAN GOLF 720HM アイアン

フォーティーン TB-5 FORGED アイアン

ダンロップ スリクソン ZX7 Mk II アイアン

ダンロップ スリクソン ZX4 Mk II アイアン

ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II アイアン
こうして見ると、素晴らしいアイアンばかりです。
近年は地クラブメーカーの躍進が目立ちましたが、昨年は大手有名メーカーも踏ん張った印象です。
その中で、私がMVPに決めたのは、

スリクソン三兄弟です。
今回は、この三兄弟揃っての受賞となります。
毛利元就の『三本の矢』といったところでしょうか?
この三兄弟で、ほぼ全てのゴルファーのニーズを満たしているのではないかと思えるほど、守備範囲の広さと充実ぶりが顕著でした。
そしてカッコ良くて、それでいながら気難しさはなく、易しいということも大きな魅力です。
構えやすさや打感の良さなど、重要なところはたくさんありますが、今回は『易しさ』に重きを置いて選んでみました。
このスリクソンのZX5 Mk IIですが、軟鉄の質感がとても良くてカッコ良く、アスリート仕様っぽい雰囲気がありますが、実はとても寛容で親しみやすい性格をしています。
キャビティの易しさがありますし、球もよくあがり、タフなアイアンではありません。
『軟鉄デビュー』をされる方、そして『スリクソンデビュー』をされる方にも、すごくお勧めできるアイアンです。
私自身、このアイアンを既に何度も試打して楽しんでいますが、このアイアンはたくさんの方に勧められるなぁ・・・。と試打する度に思います。
易しくても不格好だとテンションはあがらないですし、所有欲も満たされません。
シャープでカッコ良くても、気難しいと使用する人も限られてくるかもしれませんが、このアイアンにはそれが無く、幅広い層に受け入れられる寛容さがあります。
おそらく最新のハイテクがギュッと凝縮されているハイテクタイプのアイアンだと思いますが、私はそういう工夫よりも『ベーシックな易しさ』を感じました。
目で楽しみ、打感や音を楽しみ、そして易しい・・・。といういいとこずくめのアイアン三兄弟です。
このバランスの良さを重視して、このスリクソンのアイアンを選びました。
試打するときに、どのアイアンをMVPにしようかと毎回思いますが、昨年はすぐにこのアイアンに決まりました。
年末に近くなって試打したので印象が強かったのではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このアイアンを年始めに試打していても結果は変わりません。
それくらい、印象の強い三兄弟です。
しかし、他のアイアンが良くないとか、劣っているということではありません。
日本国は常に最高レベルのゴルフクラブに出会える恵まれた国です。
そんな日本にいる私はとても幸運だと思います。
スリクソンは難しそう・・・。
軟鉄アイアンって、難しそう・・・。
と敬遠されておられる方が少なからずいらっしゃると思いますが、決してそんなことはありません。
このスリクソンのアイアンに限らず、易しくて高性能な軟鉄アイアンはたくさんあります。
むしろ軟鉄のほうが易しく、長く使っていけるアイアンといっても過言ではありません。
それは自分にジャストフィットするように、ライ角やロフト角を簡単に調整できるのですから・・・。
スイートエリアの広さや球のあがりやすさが易しさと思っておられる方が多いかもしれませんが、決してそんなことはありません。
『自分にマッチしたアイアン』が一番易しいのです。
練習を積んでいけば、スイートエリアの広さや球の上がりやすさなんて、あまり気にならなくなります。
それよりも、構えやすさや抜けの良さ、ライ角など自分に合ったアイアンのほうが方向性も出しやすくて易しいです。
方向性が良くなると、あとは距離感だけに集中すればいいので、パーオン率もあがりますし、必然的にスコアメイクが楽になります。
以前も書きましたが、プロとアマチュア(ローハンディキャッパー)の最大の違いは『アイアンの技術』だと思っています。
ドライバーの飛距離ではありません。
どんな状況でも、いかにグリーンに乗せていくか?
そして乗らなくてもいかにいいところに運んでいけるか?という技術に長けているのがプロだな・・・。としみじみ感じます。
そんなプロたちは自分に合わないクラブは絶対に使わないですし、そんなクラブでは戦えません。
私がゴルフを始めた頃はまだフィッティングが一般的ではありませんでしたが、今はとても身近になっています。
自分に合ったヘッドと、シャフトを組み合わせることにより、最高の相棒となってくれるのがゴルフクラブです。
どんなヘッドに、どのシャフトを組み合わせてみようか?そうしたらどうなるかなぁ?と無数の組み合わせを考えるだけでも楽しくなりますね。
そんなことも踏まえて、今回はスリクソン三兄弟を選ばせていただきました。
いかがだったでしょうか?
以上が『アイアン・オブ・ザ・イヤー2022』です。
次回はユーティリティ編をお送りしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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