Post
≪今年下半期の印象深いドライバー 2022 | HOME | 今年下半期の印象深いユーティリティ 2022≫
2022年12月30日
今年下半期の印象深いフェアウェイウッド 2022
今日は昨日に引き続きまして、今年下半期(7~12月)に出会った、印象深いフェアウェイウッドをご紹介します。
なお、掲載順はランキングではなく、試打した順番です。
一年で見ても、印象深いフェアウェイウッドは限られますが、これが数年単位、十年単位で見ても、印象深いフェアウェイウッドというものがあります。
その代表的なものが、テーラーメイドのRBZと、キャロウェイのX HOTです。
この2本は革命的といえるくらい凄かったですね。
発売前から話題になり、欠品が続きました。
私はRBZもX HOTも購入し、RBZは友人に譲りましたが、X HOTは今も所有しています。
すごく飛距離が出て、いい思い出がたくさんあり助けられてきました。
もうかなりの年月が経っているので、性能的に落ちているのではないか?と思っておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
いいクラブはずっといいものです。
ただし、そのクラブが壊れていなければ・・・。ですが・・・。
過去のモデルでも素晴らしいクラブはたくさんあります。
マジックインキなどで書いた文字は色あせることがあっても、クラブは色あせません。
いつの時代も、私たちゴルファーが手にすることを待ち続けています。
私はいいクラブに出会うことのできる、幸運なゴルファーです。
それでは本題に入らせていただきます。

BALDO CORSA BRASSEY
まずはバルドのフェアウェイウッドです。
バルドのデザインなのでカッコいいのはもちろんですが、ブラッシー(2番ウッド)というのがとても斬新でした。
パーシモン時代は特別珍しくなかったのですが、メタル時代になって激減しました。
今は『飛ぶスプーン』もたくさんありますし、本数制限もあるので、ブラッシーの活躍する場面は少ないかもしれませんが、面白いと思いましたし、こういう番手のクラブがあってもいいのではないか?と思いました。
人によって『好きな数字』があり、それはアイアンなどでも見られます。
例えば、6番と8番は打てるけど、7番がどうしても合わない・・・。とか、クラブ全体でも奇数数字は苦手で偶数の番手のクラブのほうが得意だ・・・。という方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
逆に奇数番手は得意だけど、偶数番手が苦手・・・。という方もいらっしゃると思いますし、私はどちらかというと奇数番手のほうが好きで、よく手にしています。
ドライバーは苦手だけど、スプーンはちょっと物足りない・・・。
スプーンのあがりやすさがあって、ドライバーに迫る飛距離のクラブが欲しい・・・。というときも、ブラッシーは有効なのではないでしょうか?
そして、このクラブもバルドらしく、カッコ良くて質感も素晴らしいです。
ひと目で気に入り、実際に球を打っても気に入りました。
艶消しクラウンとカーボンコンポジットが印象的です。
構えやすくて打感も良く、飛距離性能に優れたクラブです。
ヒッター向けなので、幅広い層には対応していないかもしれませんが、ティアップして使いたい・・・。という方にも使い勝手の良いクラブといえるのではないでしょうか?
どうしてもドライバーに苦手意識があって、ミドルホールやロングホールのティショットでどの番手を使っていいか分からない・・・。という方は、このようなブラッシーという『変化球』で攻めてみるのもいいのではないでしょうか?

PRGR RS フェアウェイウッド
次はプロギアのFWです。
プロギアは本当にウッド系のクラブを作るのが上手いです。
アイデアの斬新さ、そしてそのアイデアを形にしていく技術六。
ブームを作る先駆者。
海外メーカーのテーラーメイドと立ち位置が似ていると私は常々思っています。
プロギアのFWにもすごくお世話になってきていて、特にDUO HITというクラブにはいい思い出がたくさんあります。
すごく飛距離の出るクラブで、また直打ちでも球があがりやすく、様々な場面で活躍してくれた名器です。
そして、その良い流れが今もずっと引き継がれているように思います。
このクラブはテーラーメイドのRBZのような溝がとても印象的でした。
それ以外はシンプルで、すっきりしています。
このクラブの特長は何と言っても、『球の上がりやすさ』にあります。
見た目から、この性能は予想できていましたが、実際に打ってもその予想を裏切らない高性能で、直打ちにもバッチリ使えるクラブです。
シンプルでカッコいいクラブなので、アスリート用なのかと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、このクラブは幅広い方に対応しています。
絶対にグリーンに乗せてやるぞ・・・。というよりも、どちらかといえば、ややアバウトにグリーン近くまで運ぶ感じで打って、グリーンまであがってみると、結果的に乗っていた・・・。というシチュエーションが想像できました。

Mizuno ST-X 220 フェアウェイウッド
次はミズノの美しくてカッコいいフェアウェイウッドです。
このクラブもソールに溝があります。
少数派になってきているとはいえ、この溝の効果は大きいということなのでしょうか?
ミズノらしく、高級感のある仕上がりで、目で楽しめました。
FWにしては軽く、シャフトも軟らかく感じたことを覚えています。
ほぼ全てのメーカーが、このようなスペックになっているので、自分好みにするには、やはり『カスタム』するしかないのでしょうか?
最近は純正シャフトもしっかりしたものが増えてきたように思いますが、FWは何故か、このようなアンダースペックなシャフトが多いような気がします。
このクラブはとてもカッコいいですが、ハードルの高さのようなものは無く、球があがりやすくてイージーです。
構えやすくて打感や音も気に入りました。

PING G430 MAX フェアウェイウッド
次はPINGのFWです。
PINGのFWは秀作揃いで、これまでも素晴らしいものがたくさんありました。
このクラブも球がすごくあがりやすくて、歴代モデルの性能を踏襲しています。
ドライバーもそうですが、PINGのクラブは『易しさ』『安定性』をすごく重視して、それを前提として設計開発が進められているのではないでしょうか?
前のモデルよりもデザイン性があがっていて、飛距離性能も優れていますが、前のモデルもすごく良かったノで、大きな進化は感じなかったのも覚えています。

YAMAHA inpres DRIVESTAR フェアウェイウッド
次はヤマハのFWです。
このクラブも球がすごくあがりやすくて、シャロー感とソールの『平ら感』が印象的でした。
ヤマハらしく、センスのいい高級感溢れるデザインでありながら、かなり『攻めている』といいますか、『尖った』印象があります。
尖ったといっても、ハードになっているというのではなく、『円グラフ』で尖っているということであり、あがりやすさと飛距離性能に特化した性能をもっているということです。
このクラブもティアップせずに直打ちで試したのですが、どのように打ってもあがるな・・・。と思ったことを覚えています。
『チョロ』や『トップ球』を打ってみようとしたのですが、それができず、全て高くあがっていきました。
安定性も高く、シビアさを感じさせない、親しみやすいFWです。

タイトリスト TSR3 FAIRWAY METAL
最後はタイトリストのクラブです。
名前の通り、本当は『フェアウェイメタル』とか、『フェアウェイチタン』などが正解だと思います。
今は『ウッド』のクラブは皆無ですが、これも慣習化したといいますか、『フェアウェイ』と『ウッド』が組み合わさってひとつの名前として定着しています。
実際にラウンドしていて、全てのクラブがフェアウェイにあるわけではなく、ラフやベアグランドなどにボールが行くこともよくあるので、いずれラフにも対応できる『ラフメタル』とか、『ベアグランドチタン』『傾斜カーボン』などが出てきても面白いんじゃないかな?と思いました。
良いライでないことのほうが圧倒的に多いのが現実です。
せっかくフェアウェイにあっても、ディボット跡につかまってしまうこともあります。
これまでのクラブと違い、このクラブは明らかにヒッター向けで、使用者を限定しているようです。
それが魅力に感じる方は多いと思いますし、敬遠される方もいらっしゃると思います。
軽量系FWが多いので、私はこのクラブのしっかりしたスペックは好感を持ちました。
軟らかすぎたり、軽すぎたりすると、余計な気を遣わなければならないこともありますが、このクラブはそんなことをせず気持ちよく振っていくことができました。
タイトリストらしく、男前で打感や音にも優れた『フィーリング性能』に長けたクラブです。
以上が今年下半期に出会った、印象深いフェアウェイウッドですが、いかがだったでしょうか?
次回はドライバー編を書かせていただきたいと思います。
なお、掲載順はランキングではなく、試打した順番です。
一年で見ても、印象深いフェアウェイウッドは限られますが、これが数年単位、十年単位で見ても、印象深いフェアウェイウッドというものがあります。
その代表的なものが、テーラーメイドのRBZと、キャロウェイのX HOTです。
この2本は革命的といえるくらい凄かったですね。
発売前から話題になり、欠品が続きました。
私はRBZもX HOTも購入し、RBZは友人に譲りましたが、X HOTは今も所有しています。
すごく飛距離が出て、いい思い出がたくさんあり助けられてきました。
もうかなりの年月が経っているので、性能的に落ちているのではないか?と思っておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
いいクラブはずっといいものです。
ただし、そのクラブが壊れていなければ・・・。ですが・・・。
過去のモデルでも素晴らしいクラブはたくさんあります。
マジックインキなどで書いた文字は色あせることがあっても、クラブは色あせません。
いつの時代も、私たちゴルファーが手にすることを待ち続けています。
私はいいクラブに出会うことのできる、幸運なゴルファーです。
それでは本題に入らせていただきます。

BALDO CORSA BRASSEY
まずはバルドのフェアウェイウッドです。
バルドのデザインなのでカッコいいのはもちろんですが、ブラッシー(2番ウッド)というのがとても斬新でした。
パーシモン時代は特別珍しくなかったのですが、メタル時代になって激減しました。
今は『飛ぶスプーン』もたくさんありますし、本数制限もあるので、ブラッシーの活躍する場面は少ないかもしれませんが、面白いと思いましたし、こういう番手のクラブがあってもいいのではないか?と思いました。
人によって『好きな数字』があり、それはアイアンなどでも見られます。
例えば、6番と8番は打てるけど、7番がどうしても合わない・・・。とか、クラブ全体でも奇数数字は苦手で偶数の番手のクラブのほうが得意だ・・・。という方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
逆に奇数番手は得意だけど、偶数番手が苦手・・・。という方もいらっしゃると思いますし、私はどちらかというと奇数番手のほうが好きで、よく手にしています。
ドライバーは苦手だけど、スプーンはちょっと物足りない・・・。
スプーンのあがりやすさがあって、ドライバーに迫る飛距離のクラブが欲しい・・・。というときも、ブラッシーは有効なのではないでしょうか?
そして、このクラブもバルドらしく、カッコ良くて質感も素晴らしいです。
ひと目で気に入り、実際に球を打っても気に入りました。
艶消しクラウンとカーボンコンポジットが印象的です。
構えやすくて打感も良く、飛距離性能に優れたクラブです。
ヒッター向けなので、幅広い層には対応していないかもしれませんが、ティアップして使いたい・・・。という方にも使い勝手の良いクラブといえるのではないでしょうか?
どうしてもドライバーに苦手意識があって、ミドルホールやロングホールのティショットでどの番手を使っていいか分からない・・・。という方は、このようなブラッシーという『変化球』で攻めてみるのもいいのではないでしょうか?

PRGR RS フェアウェイウッド
次はプロギアのFWです。
プロギアは本当にウッド系のクラブを作るのが上手いです。
アイデアの斬新さ、そしてそのアイデアを形にしていく技術六。
ブームを作る先駆者。
海外メーカーのテーラーメイドと立ち位置が似ていると私は常々思っています。
プロギアのFWにもすごくお世話になってきていて、特にDUO HITというクラブにはいい思い出がたくさんあります。
すごく飛距離の出るクラブで、また直打ちでも球があがりやすく、様々な場面で活躍してくれた名器です。
そして、その良い流れが今もずっと引き継がれているように思います。
このクラブはテーラーメイドのRBZのような溝がとても印象的でした。
それ以外はシンプルで、すっきりしています。
このクラブの特長は何と言っても、『球の上がりやすさ』にあります。
見た目から、この性能は予想できていましたが、実際に打ってもその予想を裏切らない高性能で、直打ちにもバッチリ使えるクラブです。
シンプルでカッコいいクラブなので、アスリート用なのかと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、このクラブは幅広い方に対応しています。
絶対にグリーンに乗せてやるぞ・・・。というよりも、どちらかといえば、ややアバウトにグリーン近くまで運ぶ感じで打って、グリーンまであがってみると、結果的に乗っていた・・・。というシチュエーションが想像できました。

Mizuno ST-X 220 フェアウェイウッド
次はミズノの美しくてカッコいいフェアウェイウッドです。
このクラブもソールに溝があります。
少数派になってきているとはいえ、この溝の効果は大きいということなのでしょうか?
ミズノらしく、高級感のある仕上がりで、目で楽しめました。
FWにしては軽く、シャフトも軟らかく感じたことを覚えています。
ほぼ全てのメーカーが、このようなスペックになっているので、自分好みにするには、やはり『カスタム』するしかないのでしょうか?
最近は純正シャフトもしっかりしたものが増えてきたように思いますが、FWは何故か、このようなアンダースペックなシャフトが多いような気がします。
このクラブはとてもカッコいいですが、ハードルの高さのようなものは無く、球があがりやすくてイージーです。
構えやすくて打感や音も気に入りました。

PING G430 MAX フェアウェイウッド
次はPINGのFWです。
PINGのFWは秀作揃いで、これまでも素晴らしいものがたくさんありました。
このクラブも球がすごくあがりやすくて、歴代モデルの性能を踏襲しています。
ドライバーもそうですが、PINGのクラブは『易しさ』『安定性』をすごく重視して、それを前提として設計開発が進められているのではないでしょうか?
前のモデルよりもデザイン性があがっていて、飛距離性能も優れていますが、前のモデルもすごく良かったノで、大きな進化は感じなかったのも覚えています。

YAMAHA inpres DRIVESTAR フェアウェイウッド
次はヤマハのFWです。
このクラブも球がすごくあがりやすくて、シャロー感とソールの『平ら感』が印象的でした。
ヤマハらしく、センスのいい高級感溢れるデザインでありながら、かなり『攻めている』といいますか、『尖った』印象があります。
尖ったといっても、ハードになっているというのではなく、『円グラフ』で尖っているということであり、あがりやすさと飛距離性能に特化した性能をもっているということです。
このクラブもティアップせずに直打ちで試したのですが、どのように打ってもあがるな・・・。と思ったことを覚えています。
『チョロ』や『トップ球』を打ってみようとしたのですが、それができず、全て高くあがっていきました。
安定性も高く、シビアさを感じさせない、親しみやすいFWです。

タイトリスト TSR3 FAIRWAY METAL
最後はタイトリストのクラブです。
名前の通り、本当は『フェアウェイメタル』とか、『フェアウェイチタン』などが正解だと思います。
今は『ウッド』のクラブは皆無ですが、これも慣習化したといいますか、『フェアウェイ』と『ウッド』が組み合わさってひとつの名前として定着しています。
実際にラウンドしていて、全てのクラブがフェアウェイにあるわけではなく、ラフやベアグランドなどにボールが行くこともよくあるので、いずれラフにも対応できる『ラフメタル』とか、『ベアグランドチタン』『傾斜カーボン』などが出てきても面白いんじゃないかな?と思いました。
良いライでないことのほうが圧倒的に多いのが現実です。
せっかくフェアウェイにあっても、ディボット跡につかまってしまうこともあります。
これまでのクラブと違い、このクラブは明らかにヒッター向けで、使用者を限定しているようです。
それが魅力に感じる方は多いと思いますし、敬遠される方もいらっしゃると思います。
軽量系FWが多いので、私はこのクラブのしっかりしたスペックは好感を持ちました。
軟らかすぎたり、軽すぎたりすると、余計な気を遣わなければならないこともありますが、このクラブはそんなことをせず気持ちよく振っていくことができました。
タイトリストらしく、男前で打感や音にも優れた『フィーリング性能』に長けたクラブです。
以上が今年下半期に出会った、印象深いフェアウェイウッドですが、いかがだったでしょうか?
次回はドライバー編を書かせていただきたいと思います。
コメント