ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II アイアン - ゴルフクラブ試打日記。


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2022年12月20日
  

ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II アイアン

                 



ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II アイアン
先日、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II アイアン の7番 です。



N.S.PRO 950GH neo DST スチールシャフト
シャフトは N.S.PRO 950GH neo DST です。

ロフトは31度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は93g、トルクは2.5、キックポイントは中調子 です。



正面
とてもカッコいい、スリクソンのニューアイアンです。

先日、ZX7ZX4を試打したので、ようやく三兄弟を全て手にすることができました。

最近のスリクソンのアイアンは、かなりいい感じに仕上がっているので、とても興味があります。



側面
とてもカッコいいデザインで、思わず見とれてしまいました。

「アイアンはバックフェースのデザインで選べ。」

ある有名選手の言葉ですが、私もこの意見には大いに賛同します。

人がアイアンを見るときに、このバックフェースが最初に目に飛び込んでくるからです。

その第一印象がとても大切で、気に入れば試打したくなりますし、そうでなければ手に取ることもありません。

どんなに飛ぶクラブや曲がらないクラブでも、まずは人(客)に、手に取ってもらわなければなりません。

それから、クラブが試されるのです。

そういった意味でも、このアイアンはすごくいいです。

先日試打したZX7もカッコいいですが、このアイアンはメカニカルなところが増えて、さらにカッコ良くなっています。

『カッコいい』ということも、クラブの性能の一部です。

機械が打つのであれば、とにかく機能性さえ高ければデザインはどうでもいいのかもしれませんが、実際に打つのは私たち人間です。

人間はまず目で物を判断します。

視覚が第一です。

なので、見た目の良さは絶対に外せません。

そして私の目尻は既に下がりっぱなしです。



彫りの深さ
彫りはそれほど深くなく、ハーフキャビティのような感じがします。

ハーフキャビティはマッスルバック並にシビアな印象がありますが、何故かこのアイアンにはその雰囲気が伝わってきません。

むしろ、かなりイージーで大らかそうな感じがしました。

バックフェースの凹凸など、いろいろな工夫が見られたからなのかもしれません。



MAINFRAME
バックフェースには『MAINFRAME』の文字があり、先日試打したZX4と同じです。

メインがあるということは、サブもあるのでしょうか?

ZX7は『PURE FRAME』だったので、構造的にはZX4と同じなのかもしれません。



トップライン
トップラインは、いい感じです。

構えたときに良いイメージが出そうな予感がしました。



ソールのウェイトのようなもの
ソールには何か組み込まれているようです。

ウェイトでしょうか?



ソール幅
ソール幅は広くなく狭くもなく、標準的です。

とても美しく、気品があり、さすがダンロップのアイアンだな・・・。と思いました。

一時期、ダンロップのアイアンはあまり魅力的に見えなかったこともあったのですが、ここ数年(特にスリクソン)は、かなり進化していて好感度も高いです。

これはどこがとう・・・。というよりも、私のクラブに対する嗅覚によるものかもしれません。



ソール形状
ソールは大きく二分割されていて、お馴染みです。

このソール形状の優秀さを、私は実際にコースで体感しています。

想像以上に抜けが良く、また雨が降って地面がぬかるんでいるような悪いコンディションでも威力を発揮してくれます。

『アイアンの易しさ』とは、ただ単にスイートエリアが広ければいい・・・。というものではなく、『抜けの良さ』が重要で、そういった意味でも、このソールはとても理にかなっています。



ネック長さ
ネックの長さも太さも標準的です。



FORGED
ホーゼルには『FORGED』の刻印がありました。

質感のいいアイアンだな・・・。と思いながら見ていたのですが、やはり軟鉄アイアンのようです。

ステンレスもアイアンに適した素材だと思いますが、私は昔から『軟鉄一択』です。

それ以外の選択肢はありません。



普通のフェース面
ごく普通のフェース面です。

『スタンプ感』があり、あまり手が掛かっていない感じがします。




装着されているグリップ
装着されているグリップはツアーベルベットで、好感が持てました。

アイアンやウェッジには最適のグリップです。

クラブに装着するグリップや打感にこだわらない・・・。という方もいらっしゃると思いますが、良いフィーリングを味わえば味わうほど、それが積み重なって感性も磨かれ、技術も向上してくるのだと思います。

そして、それは早ければ早いほどいいと思います。

ビギナーの頃から、良い打感のクラブやグリップを使うことはとても重要だと思うので、後輩たちにもそういったクラブを勧めています。

ただ単に易しくてよく飛べばいい・・・。というアイアンはあまり勧めていません。

長い目で見れば、『フィーリング』を重視したほうがいいと思っているからです。



振り感
素振りをしてみると、軽量感がありますが、最近はこのようにカッコ良くて軽めのアイアンも増えてきました。

もちろん、他にもいろいろなシャフトがラインアップされていると思いますが、今はカーボンシャフトも多くなりましたし、軽量スチールが多くなったように思います。

私には軽すぎるので、タイミング重視で、バランスを整える感覚で振っていきました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、すごくいいです。

この顔の良さは予想していましたが、期待以上の男前にテンションは爆上がりです。

構えやすさも『性能の一部』です。

構えやすいか否かで、クラブの難易度も変わってきます。

アイアンも含め、『クラブの易しさ』とは『スイートエリアの広さ』や『ボールのあがりやすさ』を挙げておられる方は多いと思いますが、私は真っ先に『構えやすさ』を挙げます。

構えていいイメージが浮かんでこないと、いいショットが打てないからです。

今はすごく開発技術が発達したのか、すごく構えづらいクラブでも、ボールは真っ直ぐ飛んで、よく飛ぶクラブも多くなりましたが、そういったクラブを易しいとは思えません。

『イメージとの乖離』の大きいクラブはたとえ良いショットが打てたとしても、それは偶然に過ぎず、自分の意図したものではないからです。

できるだけイメージに近いショットを打たせてくれるクラブを私は易しいと感じます。

そういった意味でも、このアイアンはとても良く親近感が湧いてきました。

『逃がすイメージ』も出せましたが、どちらかというと『真っ直ぐ』なイメージが一番強く浮かんできます。

目の保養ができ、いつでも準備OKです。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はとても良いです。

打つ前は『複合タイプ』らしい『空洞感』といいますか、『スカスカ感』が多少あるのかな?と思いましたが、そうではなく、程よい『密着感』といいますか、『中身が詰まった感覚』があり、好感が持てました。

アイアンには適した打感です。

最近は弾き感の強いアイアンも多くなりましたが、このアイアンはそれほどでもなく、『球当たり』が易しいです。

質感の良さに合致した、ソフトフィーリングです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、軽量スチールが挿してありますが、どちらかといえばヒッター向けなのかな?と思いました。

構えたときに結構ロフトが立っているように見えて『6番アイアン』くらいに見えたので、そういうつもりで打ったのですが、もう少し寝かせて食いつきが良くなると、あの『めくれるような』スピンの効いた球が打てるだろうな・・・。と思いました。

どちらかといえばヒッター向けではありますが、すごくタフということもなく、通常のキャビティアイアンを使っておられる方も親しみやすいと感じやすいのではないでしょうか?

今はアイアンのロフトがバラバラで、このようなことも仕方ないのかもしれませんが、もっと寝かせればさらに易しさが増すような気がしました。

私がゴルフを始めた頃から言われていた『ロフトを信じろ』という格言がありますが、今はその言葉があまり意味をなさないのかもしれません。



バックフェース
カッコいいアイアンでありながら、安定性は高く、かなり親しみやすくなっています。

見た目はハーフキャビティのようですが、フルキャビティに匹敵する大らかさを感じました。

これがこのアイアンの最大のウリなのではないでしょうか?

『MAIN FRAME』という言葉がずっと気になっているのですが、それがこのアイアンの易しさと大きく関わっているのかもしれません。



飛距離性能
『飛距離性能』も高く、軽く一番手以上は飛ばしていけるアイアンです。

易しく、且つ高確率で飛ばしていけるアイアンではありますが、今の飛距離重視傾向からすると、普通といえるかもしれません。

『やや飛び』といえるのかもしれませんが、私の感覚では、やはり飛ぶアイアンとなります。

キャリーもしっかり稼ぐことができましたし、今のニーズに合っていると思います。



操作性
『操作性』はとても高いです。

とても構えやすくて、ヘッドの大きさも適正なので、この操作性の高さは最初から約束されたようなものでした。

グースもきつくないので、私には扱いやすく、左右へも反応してくれました。

アイアンとしての大きさが適正なので、ボールが際立って見えるところもいいですし、トップラインが真っ直ぐで『逃がすイメージ』が出しやすいのも好材料です。

今はカーブを描いているものも多いですが、それだとどうしても『つかまえる』『包み込む』イメージのほうが強くなってしまって、難しく感じるのですが、逆にスライサーの方にはそういうタイプのほうがいいのかもしれません。

逃がすイメージが出しやすいアイアン(クラブ)は、フッカーの私からすると『懐の深い』アイアンとなり、その懐の深さに甘えてアグレッシブに打っていくことができます。

左の狭いホールでも、それをクラブがカバーしてくれる安心感があります。

大顔のアイアンだと、『打ちながらのアジャスト』は難しいですが、このように適正な大きさだと、瞬間的にそれができるので、易しく感じますし、コースでもたくさん救われてきました。

ラージサイズは確かに大らかですが、その反面『頑固さ』といいますか、融通が利かないところがあり、普段は穏やかでも、意思の疎通がとれなくなると、途端に牙をむくような難しさが顔を出すことがあります。



試打後の感想


ヒール側
スリクソンらしい、カッコ良くて質感のいいアイアンです。



DUNLOP SRIXON ZX5 Mk II アイアン
ピュアといいますか、『単一素材』ではないようですが、それが嫌みに感じることはありませんでした。

見た目は穏やかに、そして中身はかなりのハイテクが注ぎ込まれたアイアンだと思います。



DUNLOP SRIXON ZX5 Mk II アイアン
中身はハイテクアイアンだと思いますが、見た目はベーシックといいますか、その見た目とのギャップが素晴らしいです。



DUNLOP SRIXON ZX5 Mk II アイアン
これまで、ハイテクアイアンは冷たく『血の通ってない感じ』がすることもありましたが、このアイアンは温かみがあり、親近感を覚えました。



DUNLOP SRIXON ZX5 Mk II アイアン
このアイアンの最大のウリは、いい意味でのギャップだと思います。

見た目とてもカッコ良く、いかにも上級者向けっぽいですが、実はとても易しくアベレージの方にも使っていただきたい・・・。というメーカーの思いが伝わってきました。

易しいけど、不格好なアイアンは使いたくない・・・。

カッコいいけど易しくて、飛距離もそこそこ出るアイアンを使いたい・・・。という方には、是非試していただきたいアイアンです。



DUNLOP SRIXON ZX5 Mk II アイアン
今年のスリクソン三兄弟アイアンは当たりです。


構えやすさ・・・☆☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        
                         

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