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2010年04月04日
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ブリヂストン ツアーステージ X-BLADE 703 Limited アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ブリヂストン ツアーステージ X-BLADE 703 Limited アイアン の7番 です。

シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは32度、クラブ長さは36.5インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は118g、キックポイントは手元調子、バランスはD2です。
今日は、仲間内での『お花見コンペ』だったのですが、コース内に咲いている桜がとても綺麗で、ゴルフがいつも以上に楽しく感じられました。
デジカメでたくさん写真を撮りました。
私はゴルフをするのも好きですが、今日のように美しい風景を目にすると、とても幸せを感じます。
ラウンド中に渋滞していて待たされる時でも、私は空や周りの風景を眺めたり、近くに美しい草花があったら、それを写真に収めたりして楽しんでいます。
ずいぶんと私のコレクションは増えていきました。
毎年、この時期のゴルフはとても贅沢に感じられるほどの、素晴らしい時間を過ごすことが出来ます。
天気も良くて、最高の一日でした。
特に昨日、素晴らしいドライバーに出会えたおかげで、今日はドライバーショットがすごく好調でした。
昨日のとてもいいイメージがずっと続いたままティショットを行うことが出来ました。
やはりいいクラブとの出会いは、ゴルフライフをより豊かなものにしてくれるものだと思いました。
18ホールがとても早く感じられるほど、楽しいプレーが出来ました。
『朝一』のスタートだったので、プレーが早く終わり、今のこのドライバーのいいフィーリングを体に刻み込んでおきたかったので、コースを後にしてすぐにドライバーショットの復習をする為に練習場に直行しました。

いつも通り、ドライバーショットを楽しんでいたら、店員さんが私の打席に来て、
「『ツアーステージ』の新しいアイアンが入りましたよ・・・。」
と言って、このアイアンを手渡してくれました。
『X-BLADE 703』は昨年試打したばかりだな・・・・。などと考えていたのですが、今回のこの『X-BLADE 703 Limited』は、いわゆる『限定モデル』なのだそうです。
『TOURSTAGE』のクラブには、とても興味があり、いつもニュークラブはチェックするようにしていたのですが、この『リミテッドアイアン』を試打できるとは思っていませんでした。

見た目は、前のモデルの『X-BLADE 703』と似ている感じがしますが、今回のこの『リミテッド アイアン』の方が光沢感があり、やや小顔のように感じられました。
シャープな感じがして、とてもいいです。
前のモデル(X-BLADE 703)よりも、こちらのほうがいい雰囲気が伝わってきます。
アイアンらしい感じがします。

この角度から見ても、これまでよく見られた感じがします。
最近のツアーステージのアイアンは、このようなタイプがとても多いと思います。
キャビティの易しさと、マッスルバックの打感の厚みが上手く融合されている形状なのだと、これまでの経験上から感じます。

ツアーステージのアイアンにしては珍しく、番手を表す『刻印』が、かなりトゥ側に刻まれています。
他のメーカーのアイアンにはよく見られたことではありますが、ツアーステージのアイアンではちょっと記憶にありません。
こういった変化は構えた時に全く邪魔にならないので、大歓迎です。
キャディバッグから抜き出す時に、この位置に刻印があったほうが、探しやすいと思います。
ただ、これまでずっと思ってきたことなのですが、『数字』自体がもっと『カッコいい書体』になってもいいのかな?と思います。
他のメーカーのアイアンの数字は結構カッコいい書体がありますが、ブリヂストンはずっと以前からこのような書体です。
この書体がいい・・・。と仰る方も多いと思いますし、あまり気にしない・・・。という方も多いと思います。
しかし、私はずっと以前からブリヂストンのアイアンには、この点を少し不満に感じていました。
少しイメージチェンジをしてもいいような気がします。

『ソールの幅』は、ごくノーマルな感じがしますが、この部分に『ウェイト』のような物が組み込まれているようです。
これまでも数多く見られた『タングステンウェイト』なのでしょうか?
低重心化を図る為に、あまりにも『ソール幅』が広すぎるものは苦手な感じがしますが、このように適度な幅でありながら低重心が図られているアイアンには好感を持つことができます。
『見た目』を悪くすることなく、性能アップが図られているのは、とてもいいことだと思います。

かなり『ホーゼル』が短いことに気付きました。
『ツアステ』の、しかも『X-BLADE』で、ここまで短いのはおそらく初めてではないでしょうか?
最近の他のメーカーのアイアンと比べても、かなり短い部類に入るような気がします。
少し驚いてしまいました。
私はある程度『ホーゼル』があったほうが扱いやすい感じがするので、この短さを見ると、
上手く扱えるかな・・・?と思ってしまいます。
これまでも『ショートホーゼル』や『ノンホーゼル』といったアイアンにも出会ってきましたが、少し難しかった記憶があります。
ある程度の『ホーゼルの長さ』がキープされているアイアンを見ると安心するところがあるのですが、そういった意味ではこのアイアンにはほんの少しだけ不安を感じてしまいました。
見た目のシャープさは保ちつつも、かなり低重心にして球が上がりやすくなり、幅広い層に対応できるように設計されているのでしょうか?
アイアンがあまりにも低重心過ぎると、却って難しくなってしまうので、これくらいまでが限度なのかな・・・?などと考えていました。

ボールを前にして構えてみると、すごくいい顔なので安心しました。
とてもシャープな感じがして、構えやすいです。
前のモデルの『X-BLADE 703』よりも、明らかに『小顔』です。
私はこの『顔』のほうが、断然好きです。
前のモデルは、ちょっと面長で、やや『大味』な感じがしていたので、正直言ってそれほど好感を持っていなかったですし『ツアステ』の、そして『X-BLADE』のこれまでのイメージとは少し違う感じがしていました。
これまで『名器揃い』のツアステですが、『X-BLADE 703』は私にとって、やや縁遠い感じなのかな?と思っていました。
今でも試打クラブをよく目にするのですが、あまり手にすることはありませんでした。
しかし、このアイアンは明かに違います。
すごくいい感じです。
アイアンらしいアイアンだと思います。
いいイメージも湧いてきます。
こうして構えているときは、『ホーゼルの短さ』も、殆ど気になりませんでした。
試打を開始しました。

『球のあがりやすさ』という点では、すごくいい感じです。
『ロフト』が私の感覚では『一番手』立ってはいますが、それを感じさせないほどの『球のあがりやすさ』です。
『6番アイアン』のロフト設定でありながら、あがりやすさは『8番アイアン』くらいの感じがしました。
やはり『ソール部分』に組み込まれた異材らしきものや、『ショートホーゼル』が効いているのでしょうか?
こういったシャープな印象のアイアンではありますが、全く『タフ』な感じはしません。
ある意味、すごく『イージーアイアン』だと思いました。
見た目はシャープなアイアンが欲しいけれども、『タフ』なアイアンでなく、易しいアイアンが欲しい・・・。と思っておられる方には、かなり好感触が得られるのではないでしょうか?

『ダイナミックゴールド』を装着してくれている所にも、好感どころか『ありがたい』感じがします。
最近の試打クラブでは、かなり少なくなってきているので、このシールを見るだけで安心します。
『NS PRO装着モデル』もあるのだそうですが、私が『ダイナミックゴールド』を好きなのを店員さんもよく知っているので、私にこのモデルを手渡してくれました。
いつも彼には感謝の気持ちでいっぱいです。
ダイナミックゴールドが苦手な方は、『NS PRO』などの軽量スチール装着モデルを試してみられるのもいいのではないでしょうか?
見た目以上に球があがりやすいアイアンだと思います。
『リミテッドモデル』とか『限定モデル』という名前が付いていると、どうしても難しそうな印象を持ってしまいますが、このアイアンに関して言えば、決して敷居が高すぎるアイアンではないと思います。
見た目のシャープさを維持しながらも、出来るだけ敷居を高くしないで、幅広い層に使って貰おう・・・。というメーカー側の意図が汲み取れるような気がします。

『打感』も、すごく好印象でした。
軟鉄鍛造独特のマイルドな打感を楽しめます。
『芯』を喰った時の、あの独特感触は何度味わってもたまりません。
このアイアンとは初対面ではありますが、一球目からこの『至高の感触』を楽しむことが出来ました。
以前も書きましたが、こういった素晴らしい感触は、一人でも多くの『軟鉄未経験者』の方に楽しんで頂きたい・・・。といつも思います。
バッティングセンターにも時々行くのですが、芯を外すことも多いです。
ゴルフではあまり考えられない、『空振り』をすることだってあります。
手が痺れてしまうこともあります。
それほど高い確率で『ナイスバッティング』は出来ません。
しかし、ゴルフは違います。
自分さえしっかりしていれば、野球と違って、かなり高い確率で『ナイスショット』が出来ます。
あの独特の好感触を楽しむ確率がかなり高いです。
そこがまたゴルフのいいところだと思います。
130キロ以上のバッティングマシンの球をジャストミートすることは難しくても、ゴルフは芯で打つことが野球に比べると、とても簡単です。
毎回楽しめます。
しかも野球よりもボールを遠くへ運んでいくことが出来ます。
このアイアンの感触を楽しんでいたら、ふとそんなことを考えていました。

『安定性』という点でも、悪くないです。
『シビア』な感じは全くしません。
見た目通りの性能だと思います。
『スイートエリアの広さ』という点では、ヘッドの大きさも違いますし、『X-BLADE 703』のほうが大きいのかもしれませんが、この『リミテッドモデル』も、決してシビア過ぎる感じはしません。
『キャビティの易しさ』が充分に感じ取れるアイアンだと思います。
こういったシャープな形状ですし、それほど大きなミスは容認してくれないのかもしれませんが、決して難しすぎるアイアンではないと思います。
『701シリーズ』を使ってこられた方も、何の不具合もなく使っていけるアイアンだと思います。

『操作性』という点では、この見た目通り、かなりいい感じです。
色々な球を楽しむことが出来ました。
シビアなアイアンではないので、あまり神経質になることもないと思いますし、気楽な気分で曲線を描いていけるアイアンだと思います。
『マッスルバック愛用者』の方はもちろん、普通のキャビティアイアンを使っておられる方も、すごく扱いやすく感じられるのではないでしょうか?
最近の主流ともいえる『ポケットキャビティ』や『アンダーカットキャビティ』アイアンを使っておられる方も、このようなアイアンを試してみられるのもいいことなのではないでしょうか?
『ポケットキャビティ』や『アンダーカットキャビティ』は素晴らしいアイアンだとは認識しつつも、『使用後のメンテナンス』という意味で『購入意欲』はあまり湧いていませんし、
しかし、このようなナチュラルな感じのキャビティアイアンには、すごく魅力を感じます。

『飛距離性能』という点でも、私の感覚ではやはりよく飛びます。
軽く振っても、私の7番アイアンのキャリーを楽に越していきます。
つくづくアイアンの距離は『ロフト』だな・・・。と思います。
勿論、『シャフト長さ』や他の要素も関係してくることではありますが、やはり『ロフト』が最重要項目なのだと思います。
一番手は確実に違っているので、私にとっては明らかに『ストロングロフトアイアン』ではあるのですが、今ではこれくらいがやはり『標準』というべきなのかもしれません。
アイアンで飛距離を求めておられる方もたくさんいらっしゃるので、メーカー側もこういったアイアンを発表してきているのだと思います。

見た目はシャープだけど、実は見た目の印象以上に易しい・・・・。
そんなコンセプトをこのアイアンには感じました。
『TOURSTAGE』というブランドが誕生した時は『J’s』の後ということもあり、『タフ』なイメージからスタートしていきましたが、今ではかなり様相が変わってきたような気がします。
『ツアステ』が、しかも『Xシリーズ』がこのように易しくなっていいものなのか?と思ってしまいます。
いつの間にか『Vシリーズ』を見かけなくなりました。
『レクスター』や『レイグランデ』が復活してきてくれたら、とても懐かしく感じるだろうな・・・。と思いますが、実際には難しいことなのかもしれません。
『Xシリーズ』は、もっとタフであってもいいのではないかな・・・?と思うことがあります。

それくらい、このアイアンはとても易しいアイアンだと思います。
決して初心者の方でも誰でも易しい・・・。というのではないのかもしれませんが、かなり親しみやすいアイアンであることに変わりありません。
見た目はタフそうなアイアンだけど、実は『イージーアイアン』と呼んでもいいような気がします。
昨年試打して、とても気に入った『701R』というドライバーも『限定モデル』でしたが、今回のこのアイアンも同じ限定モデルということで、少し残念に思いました。
このような素晴らしいクラブだからこそ、より多くの人の手に触れて貰うべきなのではないでしょうか?
『限定』だから価値がある・・・。ともいえるのですが、やはりあまり『出し惜しみ』はして欲しくない気がしました。

第一印象から、そしてこうやって試打を終えても、やはり通常の『703』よりは、こちらの『703リミテッド』のほうが明らかに好印象です。
目にする度に試打をしてみたくなります。
ホーゼルの短さも最初は気になりましたが、扱いづらい感じもしなかったですし、ごくノーマルなアイアンだと思いました。
『ツアステ』らしいアイアンだと思います。
『限定モデル』ということで、私はなるべく早くこのアイアンを仲間達に知らせてあげたい・・・。と思いました。
今年の前半では、明らかに印象に残るアイアンです。
いい印象をもったまま、練習場を後にすることが出来ました。
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