Waoww RV-555 Type-S フェアウェイウッド - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2022年06月12日
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Waoww RV-555 Type-S フェアウェイウッド

                 


Waoww RV-555 Type-S フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
Waoww RV-555 Type-S フェアウェイウッド の5番 です。



Arch
シャフトは Arch です。

ロフトは18度、クラブ長さは42.5インチ、フレックスは25、トルクは4.9、バランスはD3、クラブ総重量は330gです。



正面
初めて手にした、Waowwのフェアウェイウッドです。

以前、ドライバーを試打したことがあったのですが、フェアウェイウッドは初めてでワクワクします。

試打した回数は少ないですが、いい印象を持っているメーカーなので、そのメーカーのクラブを手にすることができて、とても嬉しいです。



側面
大きさは標準的で、クリークということを考えると、妥当な大きさといえるでしょうか?

最近は少し大きめのFWもありますが、このクラブはそうではなく、どちらかというと小ぶりな印象を受けました。

ソールにかなりの工夫が見られ、ハイテックっぽいデザインですが、『ゴチャゴチャ系』に多い、質感の悪さはありません。



555
この『555』とは、どういう意味があるのでしょうか?

モデルナンバーだと思うのですが、他に『111』や『222』などがあるのかもしれません。



ヒール側のウェイト2
ヒール側に大きなウェイトが3つもあるのが、このクラブの特徴です。

というよりも個性といったほうがいいかもしれません。

このウェイトの目的は、重心距離を短くしてつかまりを良くすることだと思いますが、これだけ小ぶりなクラブは元々重心距離が短いので、果たして必要なのかな?と思います。

ヘッド体積が大きく、ラージサイズになりやすいドライバーには、このウェイトの効果は大ですが、果たしてこの小ぶりなフェアウェイウッドでどう作用するのでしょうか?

この小ぶりなヘッドでつかまりが良くないというのであれば、スイングの修正もしくは、ヘッドではなく、シャフトを替えたほうが得策かもしれません。

しかし、シャフトを替えずヘッドだけで対応したい・・・。という方には有効なのかもしれないですし、いろいろなクラブが登場することはいいことです。

ウェイトに数字が刻印されていないので、重さは分かりません。



トゥ側のウェイト
トゥ側にもひとつだけウェイトが配置されています。

こちらも数字が刻印されていないので、重さは分かりません。

専用の工具があれば、簡単に取り外せそうですが、交換するタイプではないのかもしれません。



ソール形状
ウェイト以外にも、このソール形状に目が行きました。

結構尖っているといいますか、鋭角的で目立っています。

他のメーカーでも同様の形状を見たことがありますが、それほど多くありません。

実戦でも、かなり芝やラフの抵抗を軽減して、抜けのスピードが速そうです。



フェース面の仕上げ
フェース面の仕上げはとても綺麗で好感が持てます。

フェース面を見て、テンションがあがるときもあれば、下がるときもあるのですが、このクラブは前者です。

これまでの経験から、すごく弾きが良さそうな予感がします。



ネック長さ
ネックは適度な長さがあります。

ちょっと前まで、このようなシャロー系のクラブはショートネックが基本でしたが、今は違うようです。

低重心であればあるほどいい・・・。というわけでもないですし、適度な重心高さというものがあると思います。

なので、このようにネックの長さがあるほうが私は好きです。

大きなウェイトが組み込まれていますが、ネックに調整機能は搭載されていません。



シャローヘッド
かなりのシャローヘッドです。

今のクリークでは標準的な薄さといえますが、以前試打したZodiaのFWを思い出しました。

今はこのように、初めて手にするクラブでも、既視感が多くなったような気がします。

Type-Sとは、シャロータイプということでしょうか?

もしそうだとしたら、Type-D(ディープ)もあるのかもしれません。



顔
顔はなかなかいい感じです。

小ぶりではありますが、シャロー感もあります。

逃がし顔ではなく、つかまえ顔の部類ですが、それほどクセがきつくありません。



クラウン
最近はカーボンコンポジットが多いので、このクラブはどうかな?と近くで見てみましたが、カーボンの模様が見えなかったので、おそらくカーボンクラウンではないと思います。



振り感
素振りをしてみると、好感が持てました。

すごくしなやかで自然な動きをするシャフトです。

装着されているArchというシャフトはWaowwのドライバーを試打したときに、初めて出会ったのですが、とてもいい印象をもっています。

軽量タイプのシャフトではあるものの、挙動も安定していてブレる感じがしません。

ハードヒットするタイプのシャフトではないように感じましたが、『丸め込むように』振っていくのがいいのかな・・・。などと感じていました。

クラブを試打していて、自分のイメージやフィーリングをヘッドに伝えやすいシャフトと、そうでないシャフトがあるのですが、このArchシャフトは前者です。

ビンビンに跳ねる感じのシャフトではなく、ゆっくりと穏やかな印象がありますが、スペックを選んで、マイドライバーに挿してみたいシャフトの候補のなかに入っています。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じです。

おとなしめな顔でありながら、秘めたポテンシャルは相当なものがあるように感じました。

バルジが真っ直ぐに近いタイプです。

私の好みとしては、もう少しカーブしていて欲しいのですが、このままでも特に問題はありません。

それはやはり、あの『モンスタードライバー』の強烈なイメージが残っているからだと思います。

シャロー感があり、球がよくあがってくれそうです。

バルジが真っ直ぐなほうがストレートボールを打ちやすく、カーブしているほうが曲がりやすい・・・。と思っておられるかたがいらっしゃるかもしれませんが、実際はそうではありません。

バルジが真っ直ぐでも曲がるときは曲がりますし、カーブを描いていてもボールをターゲットまで運びやすくなるといいますか、『修正が利きやすい』ことも多いです。

それは特にパーシモン時代に感じられたのですが、今のクラブではあの『くっつき感』は得られず、『弾き感』が強いので、真っ直ぐなものも増えてきたのかもしれません。

人それぞれ好みがあると思いますが、私は少しカーブを描いているほうが、いいイメージが湧きやすいです。

今もそうですが、昔からいいバルジだな・・・。と思えるのが、ダンロップのクラブに多いです。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は好感が持てました。

硬くなく、嫌な衝撃も残りません。

すごくソフトというほどではないですが、まったりした感じで、すぐに次の球を打ちたくなります。

打感にも『余韻系』と『淡々系』といいますか、すぐに消え去ってしまうものがあるのですが、このクラブの場合は後者です。

今のクラブは圧倒的に後者が多く、しばらく余韻を楽しめるものは少なくなりました。

それは『くっつき系』よりも『弾き系』のほうが多くなったからだと思います。



打球音
『音』はおとなしめで、気持ちよく振り抜いていくことができました。

周りを気にせず、集中して打たせてくれるクラブです。



トゥ側
球はとてもあがりやすいです。

シャローヘッドらしい、『フェースのどこでヒットしてもあがる』というタイプで、タフなクラブではありません。

クリークなので、このあがりやすさは当然ですが、おそらくスプーンでも同じような結果が得られるのではないでしょうか?



バックフェース
『安定性』も高く、シビアさは全く感じません。

球のつかまりが特に良くて、ウェイトが威力を発揮しているのではないでしょうか?

私にはちょっとつかまり過ぎで、ウェイトを軽くするか、外して打ちたくなるほどですが、このつかまりの良さを気に入られる方も多いのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は優れています。

クリークということを考えても、今のクラブのなかでトップクラスに入るのではないでしょうか?

弾きが良く高弾道で強い球が打てるクラブです。

直打ちでもしっかりとあげてくれるので、ドロップにはなりにくいですし、安定して飛ばしていけるクラブです。

私的にはもう少しディープフェースなほうが距離も出せて扱いやすかったような気がしたのですが、このままでも充分な性能をもっているということを認識できました。



操作性
『操作性』という点では、まずまずといったところで、どちらかといえば『オートマ系』のクラブといっていいように思います。

これだけシャロー&コンパクトなので、あまり細工をしたいとは思えなかったというのもありますが、より自然で素直に打っていくのが一番なのかもしれません。

スライス系よりはフック系のほうが私は易しく感じましたが、右に曲がらないということもなく、少しだけ曲げることができ、融通が利くクラブです。

装着されているシャフトArchも自然に大きく弓を引くようにしなるシャフトなので、それに任せて打っていくのがいいのかもしれません。



試打後の感想


ヒール側
初めて手にしたWaowwのFWですが、いい印象をもちました。

Waowwドライバーの、あの爆発的な飛距離性能が今も忘れられず脳裏に焼き付いているのですが、飛ぶクラブだから難しいということはありません。

逆に飛距離はそこそこで扱いづらいクラブもたくさんあります。



Waoww RV-555 Type-S フェアウェイウッド
そういったことを考えても、このクラブは易しくて飛距離も稼げる、親しみやすさと『飛び』という実益も兼ね備えています。



Waoww RV-555 Type-S フェアウェイウッド

Waoww RV-555 Type-S FAIRWAY WOOD
これだけシャローだと、昔は頼りないものが多かったのですが、今は違います。

あがりやすさがありながら、しっかりと距離を稼いでくれるクラブがたくさん登場してきました。



Waoww RV-555 Type-S フェアウェイウッド
ソールの抜けも、かなり良さそうなので、今度コースで試すことができたら、是非トライしてみたいです。



Waoww RV-555 Type-S フェアウェイウッド
これからもWaowwには注目していきます。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
音・・・・・・・・・☆☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         

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