新たな相棒たち - ゴルフクラブ試打日記。


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2022年05月18日
  

新たな相棒たち

                 
マイアイアン
先日、読者の方から私の今愛用しているメインのアイアンを紹介して欲しいというコメントを頂戴したので、今日はそのご要望にお応えしたいと思います。

先に別のサイトで簡単に紹介させていただいたのですが、こちらのブログのほうで詳しく書かせていただくことにしました。



三浦技研 CB-1007
私が現在、メインで使っているアイアンは、この三浦技研CB-1007です。

最近購入したのではなく、しばらく月日が経っています。

これまで、マッスルバックがずっと続いていたので、久しぶりにキャビティを使うことになりましたが、いずれまたマッスルバックに戻るかもしれません。

このアイアンに初めて出会ったのが、10年も前になるのですが、ずっと私の心の中で生き続けてきたアイアンです。

初めて試打したときの、あの感動は今でも忘れません。

マッスルバックではなく、キャビティであそこまで心躍ったのは珍しいです。

このアイアンの前はヤマハのインプレスX V FORGED TOURMODEL アイアンを使っていて、その前はミズノのMP-67というアイアンをずっと使い続けてきました。

私は頻繁にクラブを替えるタイプではなく、どちらかといえば長く使い続けるほうだと思います。

クラブに飽きることはなく、逆に愛着が湧いてクラブを抱いて寝たことが何度もあるくらい、クラブが大好きです。

ヤマハのアイアンも大好きで、コースや練習場で大活躍してくれていました。

ロフトやライ角も私に合うように微調整を済ませ、良き相棒となってくれました。

ただひとつ、不満といいますか、腑に落ちないところがずっとあったのも事実です。

ヤマハのアイアンに買い替える時期がちょうど、『新溝規制』の時期で、ルールに適合したものを探していました。(後に読者の方から、それまで私が使っていたMP-67もルールに適合していると教えていただきました。)

ヤマハのアイアンにした理由は、これまでもヤマハのアイアンをたくさん試打してきて、すごくいい印象をもっていたというのもありますし、購入したアイアンの前のモデルを試打したときに一目惚れをしてしまったからです。

なんとかそのアイアンを購入したいと思っていたのですが、お金が貯まる前に廃番となってしまい、悔しい思いをしていました。

そして、その次のモデルである、ヤマハ インプレスX V FORGED TOURMODEL アイアン を試打して、すごく気に入ったので購入することにしました。

インプレスX V FORGED TOURMODEL アイアンに決めた、最大の理由は『フェース面のミーリング』です。

あのゴルファーなら誰もが嫌な『フライヤー』を抑制する効果があるということで、試打していたときから、すごく気になっていました。

私はフライヤーで痛い目に何度もあっているので、フライヤーを抑制するというのは画期的なことです。

試打したのは練習場だったので、実際の効果は分からないままでしたが、フライヤー抑制を期待して相棒に迎え入れ、コースデビューを果たしました。

しかし、結果は違っていたのです。

思っていたようなフライヤー抑制効果は得られませんでした。

もちろん、これはメーカーの虚偽ではなく、何度も実験を繰り返して得られた正しいデータなのだと信じています。

要は私の技術不足からくるものだと思うのですが、その効果を体感できないところが、心のどこかにずっと引っかかっていました。

しかし、それ以外に不満は全くありません。

これからもヤマハのアイアンにはフライヤーを抑制するミーリングの開発をして欲しいのですが、いつからか登場しなくなり、普通のフェース面になったのが残念です。



三浦技研 CB-1007
軟鉄の質感。

大きさ。

形状。

全てが素晴らしいです。

ゴチャゴチャしていなくシンプルで私の理想型です。

異材も組み込まれていないワンピース構造で、『ピュア感』もあります。



三浦技研 CB-1007 彫りの深さ
彫りは浅く、ハーフキャビティです。

セミマッスルという言い方もありますが、私はハーフキャビティのほうがしっくりきます。

前のメインである、ヤマハのアイアンを購入するときも、実はキャビティにしようかな?と思っていました。

ずっとマッスルバックが続いていたので、そろそろ変えてみるのもいいだろう・・・。と思っていたからです。

しかし結局はマッスルバックになっていて、そのまま使い続けることになりました。

マッスルバックを敬遠される方は多いと思いますし、キャビティ構造にこだわりをもっておられる方は少なくないかもしれません。

ポケキャビしか嫌だ・・・。とか、フルキャビティのラージサイズがいい・・・。というように、好みも多様化しています。

しかし、私はバックフェースの形状にこだわりはありません。(ただ、見る分にはマッスルバックの形状美に魅了されてしまいますが・・・。)

そもそもラウンド中、バックフェースの形状をいちいち気にしている余裕はないですし、フラットバック構造に苦手意識などもありません。

要は構えやすくて扱いやすく、最高の打感を与えてくれれば、それでいいです。

ただ、これからもおそらくポケキャビやフルキャビ・中空は買わないと思います。



三浦技研 CB-1007 トップライン
標準的なトップラインがとても美しいです。

今のアイアンと比べると、やや狭いほうになるかもしれませんが、私は分厚くて丸っこさが強調されたトップラインだと、イメージが出にくかったり、曖昧になってしまったりすることが多いので、こだわるところでもあります。

精密さ・緻密さを感じさせてくれるアイアンには好感を持ちますし、こちらもしっかり打たなければと襟を正す気持ちになれますが、曖昧さや雑さを感じさせるアイアンでは、気持ちが乗ってきません。

いいクラブというのは、まずは『目で楽しませてくれる』ものです。

それは昔も今も変わりません。



三浦技研 CB-1007 バックフェース形状
以前も書きましたが、一口にキャビティといっても『凸型』と『凹型』があると思っていて、このアイアンは凸型です。

私は凸型を好みます。

ヒッティングエリアが一番肉厚であって欲しいからです。

ただ、キャビティ構造のメリットである、『高慣性モーメントによる寛容さ』という点では、凹型のほうがいいのかもしれないですし、そういうアイアンはこれまでもたくさん出会ってきました。

特に印象に残っているのが、同じ三浦技研のMB-5005というアイアンです。

試打していて、残念だな・・・。と思ったことをよく覚えています。

もちろん凹型形状になっていても、充分な肉厚で薄っぺらい打感ではなかったのですが、私は「逆だよな・・・。」と思いながら試打していました。

無理に凹型にするのであれば、そのままフラットバックのほうがいいです。

ただ、フラットバック構造に親近感がもてないという方や、拒絶する方もいらっしゃると思うので、メーカーの狙いもあるのかもしれません。

このCB-1007はノーマルタイプのハーフキャビティで『凸型』なのがすごく気に入っています。



ダイナミックゴールド X100
装着しているシャフトは、今回もダイナミックゴールドです。

以前も書きましたが、ツアーイシューではありません。

私がいつもお世話になっているクラフトマンが、ツアーイシューにする意味が無いと言っているからです。

全く同じ製品で、貼り付けるシールが違うだけで、価格が何倍も上がってしまうので、コスパも良くないということのようです。

もちろん、ツアーイシューのシールをシャフトに貼り付けたいという方はそれでもいいと思いますが、私はビギナー時代から慣れ親しんでいる、このシールが何故かしっくりきます。

ツアーイシューは『誤差が少ない』というのがウリのようですが、クラフトマンが実際に計測してみると、そうともいえないようで、それなら通常のダイナミックゴールドを丁寧に検品して使えるものを挿すほうがメリットがあるようです。

誤差が少ないというウリで高価格帯にするのが、外国メーカーらしいといいますか、私たち日本人の感覚とはちょっと違います。

日本人では、最初から誤差の小ささ・精度の高さをもとめて製品開発し、出荷するのが普通の感覚です。

そういったことからも、モーダスや島田ゴルフ製作所のK's -Tourも候補に入れようと思っていたのですが、今回も長年使い続けているスチールシャフトになりました。

私のこれまでのゴルフキャリアの中で、唯一変わっていないのが、このダイナミックゴールドです。

とはいってもフレックスが違っていて、最初はR400を使っていました。

そしてフックがひどくなって、ある人からの助言によってS200にし、もう少ししっかりしたものが無いかと、X100を試してみたら、真っ直ぐな安定した球が続いたので、今も使い続けています。

S400も当然試してみましたが、X100よりは少しハードな印象があり、私には合いづらい感じがしたので、使っていません。

以前も書きましたが、X100というと、すごくハードなシャフトだと思っておられる方はいらっしゃるかもしれませんが、必ずしもそうとは言い切れません。

もちろん、それは個人の感じ方もあると思うのですが、もし今S200を使っておられる方は、一度試してみられるのもいいように思います。

意外と打ちやすいな・・・。とか、思っていたよりもハードではなく、S200から移行しても違和感がない・・・。という方も少なくないのではないでしょうか?

これは私の実感でもありますし、私の周りの友人たちにも勧めてみて得られた結果です。

ヒッター向けのシャフトなので、幅広い層には受け入れられないかもしれませんが、このシャフトがジャストフィットする方は多いような気がします。

いつからか、ダイナミックゴールドが『重量級スチールシャフト』といわれるようになりましたが、それはN.S.PRO950GHなどの軽量スチールが台頭してきて、その割合が逆転していったからではないでしょうか?

そもそもダイナミックゴールドは『ノーマルウェイト』だと私は思っています。

これが普通で『重い』という認識はもっていません。

後から出てきた、N.S.PRO950GHなど90g代のシャフトが軽量なのであって、元々あったシャフトの定義が変えられたような気がします。

ただ、これもロフト表示やシャフトフレックスなどと同じように『ゴルファー心理』が働いて、『軽量』という言葉を嫌う方も一定数いらっしゃって、そういう方のために、あえて『標準』という言葉に置き換えているのではないでしょうか?

『重い』『軽い』とか、『硬い』『軟らかい』というのは個人の主観であって、簡単には言い切れません。



三浦技研 MB-5003
以前、別のサイトで書きましたが、私にとっての『基準となるアイアン』が、この三浦技研MB-5003です。

『キング・オブ・マッスルバック』です。

私はこのアイアンも大好きで愛用しています。

『アイアンの理想』が、このMB-5003には詰まっています。

以前、読者の方から、いろいろなアイアンを試打してきて、フィーリングが狂ってしまうことはないですか?とご質問を頂戴したことがありました。

とても鋭いご質問で、当然そのように感じることはあります。

そういったときに、このアイアンが大活躍してくれています。

試打していて、フィーリングが狂わないアイアンもたくさんありますが、中にはどうしても『合わない』といいますか、この『フィーリングを残したくない』と思えるアイアンに出会うこともあります。

顔や大きさ・軽さなど、違和感や苦手意識が出てしまうアイアンも少なくありません。(ただそれは、そのアイアンが良くないということではなく、私がそのようなアイアンの良さを理解し、吸収できていないにすぎません。)

その苦手なアイアンを返却した後、このMB-5003で感覚を修正しています。

試打するアイアンの球数が50球だとすると、その倍の100球くらいは打つことが多いです。

ラージサイズではなく、むしろ小顔な部類のアイアンですが、構えたときも実際に打っても、とにかく心地いいといいますか、楽しい気分にさせてくれます。

『直線系』のアイアンが多いなか、このアイアンは『曲線』で勝負できるアイアンです。

私はフッカーで左に引っかかるのが嫌ですが、このアイアンは小顔からくる球のホールド感はあっても、決して引っかけさせない扱いやすさ・反応の良さがあります。

もちろん、右に逃がして打っていくのも得意なアイアンです。

オートマチックタイプではないですが、『凧糸で凧をコントロールしているような感覚』といったらいいでしょうか?

飛び出していったボールが、まるで糸でつながっているかのような感覚が、このアイアンで味わえます。

つまり、それくらい操作性が高く、『打って終わり』ではないということです。



ダイナミックゴールド X100
このアイアンにもダイナミックゴールドを挿しています。

キャビティに『凸型』と『凹型』の二種類があれば、シャフトには『集中型』と『分散型』の二種類があるといえるでしょうか?

ダイナミックゴールドは集中型で、スチールシャフトには多いように思います。(N.S.PRO950GHは少し分散型の要素も入っているような印象があります。)

カーボンシャフトにも集中型はありますが、どちらかといえば分散型が多いです。

集中型のシャフトは『粘り』といいますか『耐え性能』があり、挙動も安定していて、打点を集中させやすいという特長をもっています。

逆に分散型のシャフトは挙動が少し不安定なところもありながら、よく走ってくれるので、距離を出しやすいという利点があります。

今のアイアンはラージサイズでワイドスイートエリアなものが多いので、そういうヘッドとの相性もいいようです。

飛距離を出すためのドライバーはシャフトもしなってくれて、大きく飛ばしていきたいですが、アイアンのシャフトにはそれを求めていません。

できるだけ『棒』といいますか、しなりを感じさせず、プレイヤーの意志やイメージをそのままヘッドに伝える役目を果たす導火線になって欲しいと思っています。

ドライバーなどのような飛距離を出すためのクラブとは違い、『イメージの機微』といいますか、微妙なフィーリングを伝えたくなりますが、それが『集中型(つまり打点を一点に集めやすい)』のシャフトは易しいです。



三浦技研 MB-5003
アイアンのどこの部分に肉付けしていくべきか・・・。

その答えが、このアイアンにあるような気がします。

私は三浦技研のアイアンをそれほど多く試してきたわけではないのですが、私の中で一番好きなアイアンで、まさに『キング・オブ・マッスルバック』であり、『キング・オブ・三浦技研』といえるのが、このMB-5003です。



三浦技研 MB-5003
シンプルなバックフェースが美しく、見ているだけで穏やかな気分になってきます。

今はプロモデルやアスリート仕様といわれるアイアンでも『スタンディングロフト化』が進んでいて、7番アイアンでも32度前後のものが増えてきました。

そして、そのヘッドを厳密に計測してみたら、カタログとの違いが多いということも普通なのだそうです。

今はアイアンのロフトがバラバラになっていて、何番だから、〇度ということはいえなくなっていますし、その感覚をもたない方も多くなったのではないでしょうか?

しかし私はビギナー時代から、クラブのロフトを常に意識していて、7番アイアンのロフトは『36~37度』が標準という感覚が今も残っています。

7番アイアンは34度までが限界といいますか、それよりも立ったものを使おうとは思っていません。

私が初めて購入したアイアン、HONMA PP-727は確か37度だったと記憶しています。

それが標準であり、そのフェースの見え方で、出球の高さをイメージしていました。

しかし、今はクラブが進化しすぎたのか、構えたときのイメージと実際の弾道が違うことが多いです。



三浦技研 MB-5003&CB-1007
MB-5003で球を打った後、CB-1007で球を打つと、CB-1007がオートマチックタイプのように易しく感じられます。

それくらい、キャビティバック形状による慣性モーメントが働いているのではないでしょうか?

少々アバウトに・・・。といいますか、ミスする感じで打っていっても、フェースがブレずしっかりとボールをホールドしてくれて、寛容さを感じることが多いです。

CB-1007も実際は結構シビアなタイプだと思うのですが、対象となるクラブのシビアさが増してしまうと、大らかさが顔をのぞかせるようです。

それくらい、キャビティ効果は高く、私はウェイトを組み込んだり、ポケキャビや中空にする必要性を感じていません。

ミスショットが出たら、その原因をクラブに求めるか、それとも自身のアドレスを含めたスイングに求めるかは人によって違うと思います。

私は完全に後者のほうで、クラブには何の問題も無い・・・。といいますか、そういうクラブしか使いたくないですし、クラブに疑いをもってしまえばキリがありません。

だから、私は自分の相棒となるクラブは、もうひとりの相棒であるクラフトマンに組んで調整してもらったものを愛用しているのです。

彼が組んでくれたクラブは問題ないから、ミスしたりスコアが悪ければ、全て私に問題があるという認識をもっていますし、そのほうが原因を究明するのが楽というのもあります。



三浦技研 MB-5003&CB-1007
MB-5003もCB-1007も、かなり前のモデルで、もう生産されていません。

市場に出回っているのは中古クラブだけだと思います。

これまでも何度か記事に書いていますが、必ずしも『最新=最高』ではないということです。

最新のクラブだから、常に最高の性能を更新し続けているということはありません。

もちろん最新のクラブが素晴らしいのは言うまでもありませんが、過去のモデルで廃盤になっていても、素晴らしいクラブはたくさんあるということです。

他のクラブでもそうですが、特にアイアンはとっくに『性能の頭打ち』状態が続いていて、驚くような性能アップは見られません。

よく飛ぶといわれるアイアンでも、ロフトをベーシックなものにしたらどうなるでしょうか?

もちろん、多少は飛ぶと思いますが、おそらく大差ないように思います。

『飛ぶスペック(主にロフト)のアイアンで飛ばす』のではなく、『飛ばないスペック(主にロフト)のアイアンで飛ばす』ことに意識を向けると、アイアンが苦手な方にも、何か突破口が開けてくることもあるのではないでしょうか?

それは『力業(ちからわざ)』で飛ばすのではなく、『フェースの向き』で飛ばすということです。

それは私自身が実感していることでビギナー時代、アイアンの調子が悪いときに一緒に練習していた先輩から、

「インパクトでアイアンのフェースが上を向いてしまっている。もっと下に向けて打て・・・。」

とアドバイスされたことがあり、それまでの不調が嘘のように球は安定して高さも出せるようになりました。

球をあげようとして、無意識に右肩が下がり、アッパー気味にヘッドが入っていたのだと思います。

アイアン嫌いがアイアン好きに変わっていくには、何かのきっかけが必要になってくるかもしれません。

ただ単に練習場に行って球を打っただけでは、大きな変化は見られないような気がします。

一人で黙々と練習することも大事ですが、時には『他力』で開眼することもあるのではないでしょうか?



三浦技研 MB-5003
MB-5003は以前、私の誕生日にクラフトマンが私にプレゼントしてくれたもので、CB-1007は未使用品でシュリンクが被せられたヘッドが彼の工房に置いてあり、それを私が買い取って組んでもらったものです。

ロフトやライ角、そして重量・バランス・振動数・・・など、私から彼に細かく注文することはなく、全て任せています。

できあがったクラブを私は使うだけです。

クラブに対する信頼、クラフトマンに対する信頼が私のゴルフを支えてくれています。

調子が悪くなったとき、そして自分に自信をもちたいときに使っていきたいアイアンが、このMB-5003です。

私のゴルフ人生史上、『最高のアイアン』です。

初めて購入したアイアンPP-727も大好きですが、それよりもこのMB-5003のほうが気に入っています。



三浦技研 MB-5003 ゴルフプライド ツアーベルベット
装着しているグリップは当然、ゴルフプライドのツアーベルベットです。

これも長年愛用していて、グリップといえばツアーベルベットという意識があります。

『吸収感』といったらいいでしょうか?

手に馴染む、『しっとり感』がたまらないですし、初めて出会ったときから、グリップはこれだな・・・。と即決しました。

絶妙なフィーリング(特に距離感&高さ)を出していくアイアンやウェッジに、このグリップは欠かせません。

バックライン有りも売られていますが、私は無しが好きなので、たくさん購入していつでも交換できるようにしています。

グリップ交換はとても簡単なので、私自身が行っています。

ドライバーやFW・UTでは違うグリップを挿すこともありますが、ツアーベルベットにすることも多いです。

ギザギザした感じといいますか、『反発する』フィーリングのグリップを使うことはありません。

また、すぐに滑りやすくなってフィーリングが変わってしまうグリップも苦手です。

PP-727を愛用していた頃、ホンマの『コード入り』グリップがあったのですが、ビギナー時代からどうもあのグリップが苦手でした。

前のメインであるヤマハのアイアンには『3番アイアン』がありましたが、このアイアンにはありません。

ロングアイアンはとっくにFWやUTに、その活躍の場を奪われました。

それはボールの『低スピン化』も関係しているのではないでしょうか?



タイトリスト 712U ユーティリティアイアン
しかし、どうしてもその番手が欲しい私は、このタイトリスト 712U ユーティリティアイアンを使っています。

このアイアンも、かなり前のモデルとなりますが、未使用品でシュリンクが被さったものを購入しました。



タイトリスト 712U ユーティリティアイアン ダイナミックゴールド
装着しているシャフトはもちろん、ダイナミックゴールドです。

飛距離を求めるのであれば、他のシャフトがいいと思いますが、私はそうではないので、このスチールシャフトを使っています。

私の中では常に『アイアンとセット』的な存在なのかもしれません。

このユーティリティアイアンはパー5のセカンドなどでも使いますが、ティショットで使うことも多いです。

その目的は飛ばすことではなく、あくまでも『ライン出し』です。

ティーイングエリアに立って、ドライバーを持つと不安になるときや、初めてラウンドするコースで使うことが多いですし、それには、この高性能なシャフトが欠かせません。

数ヤード、あるいは10ヤード以上飛ぶか飛ばないか、ティショットであればそれほど大きな問題ではないですが、それが縦ではなく、『横』になると話は別です。

狭いホールでの曲がりは大きなトラブルにつながってしまいます。

ブラインドホールではロストボールにつながりかねません。

そんな危険がいっぱいのホールでは、このクラブのように安定して距離を稼いでくれ、ラインを出しやすくトラブルを回避してくれるクラブは心強いです。



タイトリスト 712U ユーティリティアイアン
昔から、ユーティリティには『アイアン型』と『ウッド型』。そして、その『中間型』がありました。

アイアン好きな私は『アイアン型』のユーティリティをずっと探していたのですが、納得できるものになかなか出会えませんでした。

アイアン型といっても、アイアンのように構えられないものばかりでした。

ボテッと膨らんでいて、違和感だらけの『アイアン型ユーティリティ』もたくさんあって、半ば諦めかけていた時に出会ったのが、このタイトリスト 712U ユーティリティアイアンです。

これまでのモデルと違い、完全にアイアンのように構えることができました。

おまけに中空でありながら、打感もいい感じです。

このアイアンがブレークのきっかけを作ったのでしょうか?

それから、このようなアイアンのフィーリングで構えられる『アイアン型ユーティリティ』がたくさん登場してきました。

3番という番手なので、ロフトが立っていますが、私はビギナー時代から2番アイアンの練習をよくやっていて『ロングアイアンの出球』が身体に染みついているので、このアイアンはすごく楽にあがってくれているように感じています。

完全にアイアンの構え感というわけにはいきませんが、その少しだけ不格好なところが『あがりやすさ』という武器に変わったのかもしれません。



ロイヤルコレクションTRC
そして、ユーティリティといえば、このロイヤルコレクションTRCも愛用しています。

このクラブもかなり前のモデルでとっくに廃番となっていますが、今でも私の大切な相棒です。



ロイヤルコレクションTRC
このクラブの魅力はたくさんありますが、その最たるものが、この『顔の良さ』です。

これまでたくさんのユーティリティ(ハイブリッド)を試打してきて、これよりも男前のクラブに出会ったことがありません。

このクラブを初めて試打してから、相棒に迎え入れることを決めていました。

飛距離もよく出ますし、扱いやすくライン出しに使うことも多いです。

『14本以内』というルールがあるので、ラウンドするコースによっては、タイトリスト 712U ユーティリティアイアンと、どちらかを選ばなければならないときもありますが、できれば両方使っていきたいです。

他の番手のクラブを外してでも併用したいと思うこともあるくらい、気に入っています。



いかがだったでしょうか?

私がメインで使っているアイアンは三浦技研CB-1007です。

これまでたくさんのアイアンを試打してきて、『アイアン好き』な私は三浦技研とミズノはどうしても外せないといいますか、常に意識にあって、相撲でいうところの『東西の横綱』です。

最近、ミズノと三浦技研のニューモデルを試打できていないのが残念でなりません

もちろんミズノや三浦技研以外にも素晴らしいアイアンはたくさんあります。

私は軟鉄アイアンからスタートして今も使い続けていますし、これからも軟鉄以外購入することはありません。

しかしアイアンは軟鉄だけではありません。

軟鉄の双璧といえば、やはりステンレスですし、ステンレスには軟鉄には無い良さもあると思います。

また単一素材だけで作られたベーシックタイプ、いわゆるワンピースタイプのアイアンもあれば、複合素材で組み込まれたアイアンなどバラエティが豊富になってきました。

どれもみな一長一短あり、どの素材が最高とはいいきれません。

大切なのは、いろいろなクラブを試してみて、自分なりの『軸』といいますか、『核』になるようなものを形成して、自分の感覚で相棒となるクラブを選ぶことではないでしょうか?

私がビギナー頃は、あまり選択肢は無かったのですが、今は素晴らしいクラブがたくさんあります。

なので、どれを選べばいいか分からないと悩んだりすることもあるかもしれませんが、『相棒選び』はゴルフの楽しみのひとつでもありますね。

クラブだけでなく、ゴルフはボールも自分自身で選べる、他の球技には無い特徴をもったスポーツです。

『選ぶ楽しみ』も味わえるゴルフという素晴らしいスポーツがもっとたくさんの人に広がっていったらいいな・・・。と思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        
                         

コメント

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golfdaisuki様

先日のリクエストにお応えいただきまして、ありがとうございます。
大変興味深く読ませていただきました。
golfdaisukisam様に厳選されたクラブ達はきっと幸せですね。
こちらでアイアン・オブ・ザ・イヤーに輝いたMP55の記事が忘れられませんでした。
2年ほど前に新品に出会ってしまい、マークダウンしていたこともあって衝動買いしてしまいました(笑)
練習不足で私にはオーバースペックなのは充分承知しておりますが、構えた時の顔、たまに芯に当たった時の打感に自己満足しております。

これからも試打日記を楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
先日発売されたステルスアイアンは7番アイアンが28度で5番は21度とロフトが立ってますが
ウッド系よりもアイアンが好みで飛ばしたい人向けな時代なのでしょうか
シャフトの長さや重量やヘッドの微妙な違い等で変わってきて初心者から上級者まで違ったクラブ選びの悩みがありそうですが・・・
三浦技研のクラブを好まれるようですが私は使ったことがないので機会があれば手に取ってみたいと思いました
MP55は素晴らしいアイアンですね。
masahiko様。こんばんは。
golfdaisukiです。

再びコメントを寄せてくださり、ありがとうございます。
そして返信が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

MP55は素晴らしいアイアンですね。
私もよく覚えています。

私は今のところ、ポケキャビを購入する予定はないですが、もし購入する
MP55が最有力候補だと思っています。

これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。

それでは失礼いたします。
三浦技研のアイアンは素晴らしいです。
ブロンズ様。こんばんは。そしてご無沙汰しております。
golfdaisukiです。

この度は、コメントを寄せてくださり、ありがとうございます。
また、返信が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

最近のアイアンは飛ばしに特化したものが多くなりましたね。
これも時代の流れなのかもしれません。

三浦技研のアイアンは本当に素晴らしいので、ぜひ試していただきたいです。
使っていて飽きの来ないアイアンです。

これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。

それでは失礼いたします。
golfdaisuki様
はじめまして。いつもブログを楽しく拝見させていただいています。
golfdaisuki様の試打日記を読んで、私もCB1007とMB5003を購入し、約10年愛用し続けております。
この2つのモデルは本当に素晴らしく、打てば打つほど好きになり飽きることがありません。そして自分の上達をクラブが導いてくれます。
ゴルフショップで他のアイアンを打つことも多いですが、やはりマイアイアンを超えるものには出会いません。
素晴らしいクラブを紹介してくださったgolfdaisuki様にいつかお礼が言いたかったのですが、今回良いきっかけだと思いコメントさせていただきました。
これからもこのアイアンを大切に使っていきます。
本当にありがとうございます。



初めまして!
タータオ様。初めまして!
golfdaisukiと申します。

この度は、私のブログを読んでいただき、またコメントを寄せていただき、誠にありがとうございます。

CB1007とMB5003は本当に素晴らしいアイアンですね。
おっしゃるとおり、全く飽きが来ないアイアンでもあります。

私も練習場やコースで使っていて、常に新たな発見や刺激を与えてくれるアイアンです。

自分の相棒といえるアイアンに出会うと、他のアイアンに興味が行かなくなりますね。
全くの同感です。

これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。

とても楽しく読ませていただきましたし、励みにもなりました。
これからもお互い、ゴルフライフをエンジョイしていきましょう!

それでは失礼いたします。

golfdaisuki