ヤマハ RMX VD ユーティリティ - ゴルフクラブ試打日記


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2022年02月02日
  

ヤマハ RMX VD ユーティリティ

                 

ヤマハ RMX VD ユーティリティ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブヤマハ RMX VD ユーティリティ のU5番 です。



Diamana YR h
シャフトは Diamana YR h です。

ロフトは25度、クラブ長さは39インチ、シャフトフレックスはSR、シャフト重量は64.5g、トルクは3.8、キックポイントは中調子、バランスはD2、クラブ総重量は357g です。



正面
赤いデザインが印象的な、ヤマハのユーティリティです。

昨年ドライバーを試打したときにも感じていましたが、今回は『赤』がイメージカラーなのでしょうか?

赤はある意味難しい色で、それが目立ちすぎてしまうと下品になってしまうこともありますが、このクラブにはそういったことがなく、ギリギリ抑えられています。

これまでのヤマハから、デザインが大きく変わったように感じるのは私だけでしょうか?



側面
大きさは標準的で、ソールの丸みが印象的なユーティリティです。

ソールを平らに近い形にするメーカーもあれば、ヤマハのように丸みを強調しているメーカーもあります。

今はどちらかというと、丸いものが多いような気がします。

芝やラフ・ベアグランドの質は変わらないのに、ボールがどんどん進化しているからでしょうか?

クラブはボールに合わせて進化しています。

よく『鶏が先か卵が先か?』といいますが、ゴルフにおいて、『ボールが先』です。

しかし、かなり昔のクラブでも普通に打てちゃうのが、面白いところでもあります。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。

調整システムは搭載されていません。

一時期、ユーティリティにも調整システムが搭載されているものが見られましたが、今はほとんど見られません。

私は調整システム付きのユーティリティを所有したことが無いのですが、所有している友人によると、ドライバーはともかく、ユーティリティには『要らない』ということでした。

それよりも、バランスが狂って振りにくいと感じることのほうが多かったと言っていました。



ソール形状
赤い部分の凹みが目立ちますが、これはどういう意味があるのでしょうか?

おそらく、単なるデザインで大きな意味は無いと思うのですが、これにも科学的な裏付けがあるのかもしれません。

全体的にシンプルな設計になっていて、好感が持てます。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインもシンプルです。

今はいろいろなデザインが採用されていますが、いわゆる『アスリートモデル』と呼ばれるクラブは、このようなデザインが多いように感じます。

アスリートモデルであれ、アベレージモデル・ビギナーモデルであれ、『常に最高』のものを、各メーカーが競っていると思うので、結局はこれでいいのかもしれません。



ノーマルシャロー
薄っぺらいタイプではありませんが、こうして見てもそれほど厚みはありません。

どちらかといえば『シャロー』に近いと思うのですが、今のユーティリティの中では標準的といったところでしょうか?



顔
顔はまずまずです。

私の好みの顔ではないですが、今はこのような顔が一番多いので、ある程度予想していました。

今主流の顔だよな・・・。と思いながら、ちょっとガッカリしています。

以前も別のサイトで書きましたが、私の理想の顔はロイコレのTRCです。

未だにあれを超えるUTに出会っていません。



装着されているグリップ
装着されているグリップは、他のメーカーでもよく見かけるタイプです。

特に不満は無いですが、もう少し差別化してもいいのかな・・・。と思いました。



振り感
素振りをしてみると、最近のクラブ(ユーティリティ)には無い『適度な重量感』があって、いい感じです。

フレックスがSRということで、硬さは無いですが、軽さによるブレといいますか、タイミングのとりづらさは無く、素振りを繰り返してタイミングをつかみました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、普通・・・。といったところで、特に変わったところはありません。

見とれてしまうような美顔でもない代わりに、構えづらさのようなものもなく、感情の起伏が無いまま、淡々と構えていました。

小ぶりなタイプなので、大顔タイプを好まれる方は多少の不安感があるかもしれません。

よく見かける顔だな・・・。と思いながら見ていたのですが、欲しいのはこの顔じゃないんだよな・・・。と思っていました。

クラウンは左に向いていないようにデザインされていますが、ソールそして、フェース面全体が明らかに左を向いているように見えます。

いわゆる『顎が張った状態』です。

『受け口タイプ』といったらいいでしょうか?

ヤマハに限らず、この顔が今は多くのメーカーで見られますが、それだけ結果を出しているということなのかもしれません。

ロフトが25度という、ユーティリティとしては『ハイロフト』な番手になるので、フェース面もよく見え、そのせいで被っているのが、さらに強調されています。

まだまだ最高の顔をしたユーティリティ探しは終わらないな・・・。と思ったのですが、私は既にTRCを愛用しているので、特に問題は無いのですが・・・。

惚れ惚れするような、いい顔をしたUTが登場するまで、TRCには壊れず頑張ってもらわなければなりません。

元々『異型』や、いびつな顔をメインに発売するメーカーのクラブであれば、この顔でも充分なのですが、美顔のイメージが強いヤマハだからなのか、少し不満のほうが感じられました。

とはいっても、この顔でじゅうぶん打っていけるということを、これまでもたくさん経験しています。



試打を開始しました


打球音
まず感じたのが、この高くて大きい音です。

ゆっくりめで打つとそうでもないのですが、強くヘッドが入ると、高さが増して大きくなります。

程よい感じの金属音で、これまでもたくさん耳にしてきました。

もっと小さい音でもいいですが、この音でも全く不満はありません。



フェース面
『打感』は柔らかくて好感が持てました。

フェース面を見ていたときから、この打感はある程度予想していました。

球持ち感はそれほどなく、弾き感のほうが強いですが、ガツンとくることなく、『球当たり』が優しいです。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、明らかにヒッター向けで、幅広い層に対応しているタイプではないことが分かりました。

このロフト(25度)にしては、打ち出しが抑えられていて、ライナー系に近い球がでました。

しかし、タフで球があがらないというほどではありません。

スピンが結構利いているようで、少し叩いていくと吹き上がる感じがしました。

『二段ロケット』とまではいきませんが、グーンと高く上に伸びていくような弾道です。

ロフトが25度ということは、アイアンでいえば、だいたい4番に近いので、4番でこの高さを出すことを考えると、すごく簡単になったな・・・。と感じずにはいられません。

ヒッター向けなのは間違いないですが、最高到達地点もそこそこ出ているので、それがグリーンとピッタリ合致すると、いい感じで止めてくれるのではないかな?と思いました。

いわゆる『アゴが出ている』タイプなので、球を拾いやすいという性質があります。

直接『ガツン』といってもいいですし、手前からソールを滑らせてもいい感じで打てるクラブです。



バックフェース
『安定性』は普通で、特別寛容さが目立つタイプだとは思いません。

不必要なスイートエリアを取り除いて、その分『良い当たり面』をギュッと凝縮させた感じ・・・。といったらいいでしょうか?

このコンパクトさがもつ、『ラインの出しやすさ』があります。

以前、かなり大顔のユーティリティが発売されて、私もそれを試打したことがあり、これはあまり良くないな・・・。と思ったのですが、やはりそれほど売れなかったようです。

FWに近い感じではありながらもFWではないし、ユーティリティにしては大きすぎて中途半端でした。

ユーティリティなので、いろいろなタイプが出てきてもいいと思いますし、使い方も様々ですが、そのクラブは中途半端さが目立ったのか、あまり受け入れられなかったようです。

しかし、時代が変われば受け入れられるかもしれません。

時代が変われば受け入れられるクラブも変わってくることはよくあることです。

このクラブを試打しながら、そんなちょっと昔のことを思い出していました。



飛距離性能
『飛距離性能』は普通で、特別飛ぶタイプだとは思いません。

しかし、それがメーカーの狙いなのかもしれません。

飛びを目指すのではなく、スピンを利かせて『止めやすさ』を重視しているのではないでしょうか?

ゴルファーには『ウッド好き』と『アイアン好き』に分かれると思いますが、アイアン好きにとって、ユーティリティはちょっと変わった存在で、なかなか馴染めないこともあります。

しかし、このような小ぶりでウッド色を薄くしたようなクラブは扱いやすいものが多いです。

そういったアイアンが好きなゴルファーに使ってもらいたい・・・。とメーカーが思っているのではないでしょうか?

不必要なほどのワイドスイートエリア。

高くあがり過ぎて距離をロスしてしまう。

低スピン性能が強すぎて、ショット毎の高さが不安定になる・・・。

そんなデメリットを解消する為に開発された、実戦向きなクラブだと思いました。



操作性
『操作性』はなかなかいい感じで、左右どちらにも対応してくれました。

私にとっては『ニュートラル』ではなく、明らかに『つかまえ顔』ではあるのですが、引っかかりすぎず、つかまりの良い球が打てます。

改めてユーティリティというクラブの特殊性といいますか、他の番手のクラブにはない特徴を感じました。

形状はウッドに近いのですが、性質はアイアンに近いところも多分にあって、上から潰すこともできますし、アイアンほどではないけど、操作性の高さがあります。

それはやはり、形状が大きすぎないとか、重心が後ろにいきすぎていないからなのかもしれません。

『小顔の易しさ』を感じました。



試打後の感想


ヒール側
最新モデルでありながら、過去のモデルとの共通点をたくさんもっているクラブです。

見た目はともかく、いい意味で目新しさを感じませんでした。

それは親しみやすいクラブを踏襲しているということになります。



YAMAHA RMX VD UTILITY
構えたときのイメージよりも、左へ行かないところに好感が持てました。

こういったところが『小顔の良さ』で、アジャストさせてくれる懐の深さのようなものがあります。

これがもし大顔だったら、かなり左へ巻いちゃうかもしれません。

しかも一方的で、オートマチックに・・・。



YAMAHA RMX VD UTILITY
今風の顔で、かなりスタンダードな性格に戻ってきた・・・。といいますか、飛距離よりもスコアメイクに重きを置いて開発されているように感じます。

これからは『飛距離偏重』ではなく、『止めやすさ』とか『適度なスピン』による、合理的なクラブが主流になってくるかもしれません。



YAMAHA RMX VD UTILITY
試打していて、真新しさのようなものはあまり感じず、どちらかといえば、昔の懐かしさを感じることができ、好感が持てました。

ヤマハは飛距離に特化したクラブや、かなり大きなオートマチックタイプのクラブも発表してきますが、このようにフィーリングを大切にするクラブも発表してきて、クラブのバリエーションが豊富です。



YAMAHA RMX VD UTILITY
シンプルで好感がもてました。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        
                         

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