ヤマハ RMX VD アイアン - ゴルフクラブ試打日記


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2022年01月30日
  

ヤマハ RMX VD アイアン

                 

ヤマハ RMX VD40 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブヤマハ RMX VD アイアン の7番 です。



N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 です。

ロフトは32度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は106.5g、キックポイントは元調子、クラブ総重量は421g です。



正面
ヤマハの新しいアイアンです。

先日、VD40というアイアンを試打しましたが、このアイアンは外見こそ大きな違いがあるものの、名前からして姉妹モデルのようです。

質感の良さと、見るからに易しそうな雰囲気が伝わってきます。

トゥ側にあるヤマハのマークが大きく存在感を示していますが、これはドライバーなど、他の番手のクラブにも見られるところです。

以前も書きましたが、このヤマハのマークもカッコいいですが、できればゴルフブランドオリジナルのロゴといいますか、マークがあってもいいような気がします。

総合メーカーではなく、『ゴルフに特化したメーカー』に魅力を感じるからです。

そういった意味でも、私は昔から本間には好感を持っていました。

その頃もブリヂストンやダンロップなども人気がありましたが、どちらも元々はタイヤメーカーだし、本間は『ゴルフ一本』で勝負しているところに魅力を感じていました。

ミズノはスポーツメーカーですが、ゴルフ以外のスポーツ用品も手がけていて、『総合スポーツメーカー』という位置づけです。

とはいっても、どのメーカーも高性能で高品質なクラブを発表しているので、全く問題はないのですが・・・。



側面
フルキャビティ+ポケキャビタイプのアイアンではありますが、コンパクトな形状で好感が持てます。

VD40は、かなりのラージサイズでしたが、このアイアンは違っていて、真逆なタイプです。

こういったターゲットにするユーザーをはっきりさせることはメーカーとしても、とてもいいことだと思います。

曖昧さがないのが、ヤマハのいいところです。

おかげで、私たちユーザーはクラブ選びに迷いが生じません。



彫りの深さ
コンパクトサイズのアイアンにしては、彫りの深さは結構あります。

最近はポケキャビが少なくなってきたように思っていたのですが、まだまだニーズはあるんだな・・・。と思いました。

ポケキャビも中空も、外見は大きな違いがありながら、共通点もあります。

それが『易しさに特化して設計されている』ということです。

見た目はマッスルバックのようでもフルキャビティのような易しさがある中空と、ポケットにすることで、重心を深くすることができるポケキャビは多くの支持を集めています。

ポケットが大きく膨らみすぎていると、構えたときにそれが見えて構えづらくなってしまいますが、このアイアンは大丈夫そうです。



トップライン
トップラインは厚くなく、ちょうどいい感じです。

輪郭がシャープで丸っこくないところに好感が持てます。

ここの部分が丸すぎてしまうと、私はイメージが曖昧になってしまうことがあるのですが、このアイアンにはそういったマイナス面はありません。



ソール幅
ソール幅は標準的といったところでしょうか?

ワイド化が進んでいる今のアイアンの中では、少し狭い方かもしれませんが、元々はこれくらいが標準です。



ソール形状
ソール幅よりも、リーディングエッジとトレーリングエッジの大きな削りに目が行きました。

かなり大きく削られていて、これだと逆目のライなどでも、しっかりと抜けてくれそうです。

昔はリーディングエッジが尖っていて、いかに『草を切るか』ということが求められていましたが、今はいかに『滑ってくれるか』『抜けてくれるか』が求められているのかもしれません。

ボールが浮いていてライの良いときであれば、どのような形状でもいいのかもしれませんが、そうでない難しいライのほうが多いので、このような工夫は大歓迎です。

やっぱりヤマハは私たちゴルファーのことをよく考えてくれているな・・・。と思いました。

私はヤマハのクラブにはたくさんお世話になってきているので、メーカーに対しての信頼感をもっています。



ネック長さ
ネックの長さも、そして太さも標準的です。

短めでドテッとしていないので好感が持てます。

アイアンに対して、人によって様々なイメージがあると思いますが、私は常に横ではなく、『上』から捉えていきたい・・・。という思いがあるので、できれば少し長めのほうがそのイメージが出しやすいので安心感が得られ、必然的に目尻も下がります。

このアイアンはロングネックではなく、ノーマルネックです。

ロングタイプは苦手だけど、かといってショートタイプやスルーボアタイプは嫌だ・・・。という方にとって、ちょうどいい長さなのではないでしょうか?



VD
ホーゼルにはVDの文字が刻まれています。

VDとはどういう意味でしょうか?



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありません。

ごく普通の『スタンプタイプ』のミーリングです。



装着されているグリップ
装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感が持てます。

これまでもよく見られた、普通のグリップで、特に変わった工夫は見られません。



振り感
素振りをしてみると、やや軽量感があるものの、頼りなさはなくしっかり振っていけました。

『軽硬』といったらいいでしょうか?

軽さに対して、結構しっかりしているな・・・。と振りながら感じていました。

すごく硬いというシャフトではないですが、変な動きをすることもなく、しっかりついてきてくれます。



構え感
ボールを前にして構えてみると、さすがヤマハです。

すごくいい顔をしています。

先ほども書きましたが、私はヤマハのクラブ(特にアイアン)には大きな信頼を寄せているので、この顔の良さは期待といいますか、予想していました。

リーディングエッジの見え方、均整のとれたスコアライン・・・。

これまで通りの『ヤマハ顔』です。

やや小顔でシャープな顔つきでありながら、尖ったところは感じられず、どことなく『まろやか』といいますか、とっつきやすそうな雰囲気があります。

完全なストレートには見えませんでしたが、トップラインも真っ直ぐに近いのがいいです。

最近は『収縮したように』丸くなったトップラインが多くなったので、このような少数派でありながらオーソドックスなトップラインを見ると何故か安心します。

必要以上に『つかまる』イメージが欲しくないからかもしれません。

グースタイプではないので、イメージしたラインにスッとヘッドを置くことができます。

頭の中がぐちゃぐちゃにならず、クリアなままです。

小顔タイプなので、ボールが大きく際立って見えるところも好感が持てます。

終始ニコニコしっぱなしでした。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、なかなかいい感じです。

ある程度予想していた打感で、好感が持てました。

厚みで押していくタイプではないですが、『球当たり』が優しく、マイルドな打感です。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、明らかにヒッター向けだと思いますが、タフ過ぎてあがりにくいとは感じません。

特別あがりやすくなるような工夫がされていないようですが、振っただけの高さはじゅうぶん得られるアイアンだと思います。

位置的には、『ヒッター向けのイージー版』といったところでしょうか?



バックフェース
小ぶりでありながら、安定性は充分保たれています。

フルキャビティ&ポケキャビの易しさをもったアイアンです。

これまで、このようなアイアンはラージサイズに多かったのですが、どうしても大顔になると、構えづらくなったり、イメージが湧かない・・・。といったことも起きてきますが、このアイアンにはそういったことを感じません。

小ぶりで構えやすさからくる易しさと、バックフェース形状の易しさが融合されたアイアンといっていいのではないでしょうか?

構えたときは気難しそうに感じられる方がいらっしゃるかもしれませんが、実際に打ってみると寛容さもあり、いい意味でのギャップを感じられる方もいらっしゃると思います。



飛距離性能
『飛距離性能』という点では、私の中では『やや飛び』といったところで、特別飛ぶとは思いません。

今のアイアンの中でも普通といっていいと思いますが、このようなタイプのアイアンでは、それが正解なのだと思います。

『番手ずらし』が今のアイアンの主流となっていますが、それだとどうしても番手間の距離感の出しづらさが出てしまいます。

ロフトが立てば立つほど距離のばらつきがでるのは当然で、距離が出ることに対する弊害です。

極端にいえば、5番アイアンと7番アイアンで、どちらが縦の距離感を出しやすいかといえば、おそらく100人が100人、7番と答えるのではないでしょうか?

今は多くの方が、その難しい距離感を強いられているのです。

それは『スタンディングロフト化』したアイアンを使っているからです。

練習場ではまだいいですが、飛びすぎるアイアンはコースではとても怖く感じるので私は魅力を感じていません。



操作性
『操作性』は高く、左右どちらにも反応してくれました。

逃がすイメージが出しやすいので、私のようなフッカーには安心感がありますが、小顔なので球を捕まえやすいという特長ももっています。

これがもし、グースがきついタイプだと、かなり左へのプレッシャーが大きくなるかもしれません。

小顔タイプがもつ、『ハンドルの遊びの小ささ』といったらいいでしょうか?

そのダイレクトな反応の良さを味わえるアイアンです。



試打後の感想


ヒール側
見た目の良さがまずは目に入りましたが、試打してみて『安定性』と『操作性』のバランスがとれていると感じました。

寛容なタイプでありながら、反応が鈍くないのがいいです。



YAMAHA RMX VD IRON
構えたところにしっかりとラインを出していけますし、小ぶりなのでいわゆる『逆球』も出づらいです。

逃がすときは逃がす。

つかまえるときはつかまえる。

そういったプレイヤーのイメージをしっかりとボールに伝えてくれる『メリハリ』の利いたアイアンです。



YAMAHA RMX VD IRON
いろいろなパーツが組み合わさった、ハイテクタイプのアイアンもたくさんありますが、私はやはりこのようなシンプルなタイプが好きです。

ゴチャゴチャしていないので、『目が散らない』といいますか、落ち着いて見ることができますし、こちらの思いが伝わりやすいように感じます。



YAMAHA RMX VD IRON
このアイアンはポケキャビですが、普通のキャビティも見てみたいと思いました。

私はポケキャビを使うことはおそらく、ずっと無いと思います。

それはポケキャビがダメだというのではなく、あの形状だと、どうしても重心が深くなるイメージをもってしまうからです。

アイアンは重心が浅く、前にあればあるほどいいと私は思っています。

そのほうが操作性が高まりますし、上から潰すイメージも出しやすくなります。

しかし、今はいろいろなタイプのアイアンがあるので試打していても楽しいです。



YAMAHA RMX VD IRON
いかに易しく、そしてプレイヤーの感覚を大切にしながら、ゴルフをエンジョイできるか・・・。

そういったことを常に考えているメーカーがヤマハだと思います。

ゴルフクラブはボールを打つ道具ではありますが、打つ前にまず目で見ます。

なので、美しくなければいけません。

目で充分楽しんだ後に、実際に球を打って違う楽しさを味わうことができるのです。

そういった意味でも、このアイアンは『合格』です。



YAMAHA RMX VD IRON
今日はヤマハのアイアンでたっぷりと楽しませてもらいました。


構えやすさ・・・☆☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        
                         

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