ダンロップ ゼクシオ 12 アイアン - ゴルフクラブ試打日記。


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2022年01月24日
  

ダンロップ ゼクシオ 12 アイアン

                 



ダンロップ ゼクシオ 12 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
ダンロップ ゼクシオ 12 アイアン の7番 です。



ゼクシオ MP1200 カーボンシャフト
シャフトは MP1200 です。

ロフトは28度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は50g、キックポイントは中調子 です。



正面
ゼクシオの新しいアイアンです。

昨年ドライバーは試打したのですが、アイアンは試打できていなかったので、試打したいとずっと思っていました。

ゼクシオは2年に一回モデルチェンジをし、ドライバーが話題になることが多いですが、実はアイアンを好きだという人が私の周りには多いです。

ドライバーは違うメーカーだけど、アイアンはずっとゼクシオという人が少なくありません。

私はゼクシオに接する機会がそれほど多くないのでよく分かりませんが、それくらいいいところがたくさんあるのだと思います。



側面
シンプルなラージサイズポケキャビです。

ゴチャゴチャしていないのがいいですし、ゼクシオらしさがあります。



EXPERIENCE THE DIFFERENCE
『EXPERIENCE THE DIFFERENCE』という文字があり、ドライバーにもありました。

『違いを経験する』ということでいいでしょうか?



彫りの深さ
彫りの深さもたっぷりあって、過去のモデルと変わらないようです。



トップライン
トップラインも厚めです。

見るからにイージー系だと分かりますが、『気品がある』といいますか、チープさが全く無く、綺麗に仕上げられているところがさすがゼクシオといえます。



ソール幅
ソール幅は広めですが、極端ではありません。

ワイドすぎるのが私は苦手なので、これくらいなら充分打てそうです。

輪郭がシャープということはないのですが、結構角張っているような印象を受けました。



ソール形状
ソールは平らに近いですが、リーディングエッジとトレーリングエッジは少し削られています。



ネック長さ
ネックは短めで、やや『頭でっかち』なタイプです。

この角度だけで見ると、かなりヘッドが重そうな感じがしますが、キャビティなので実際はそこまで重くはありません。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありません。


チタンフェース
チタンフェースだというのが、これまでの経験からすぐに分かります。

いわゆる『貼り付け』タイプのフェース面です。

貼り付けだからいいとか悪いということはありませんが、どうしても私は『ワンピースタイプ』を好んで使いたくなります。

貼り付けタイプの、あの微妙な『スキマ感』といいますか、何か物が挟まったような感じがどうも好きになれません。



オリジナルグリップ
ソフトなフィーリングで好感のもてるグリップです。

しっとり感は無いですが、滑りにくくてグリップ力があります。

ゼクシオのロゴもカッコいいです。



振り感
素振りをしてみると、軽量感を感じますが、タイミングはそれほどずれる感じはしません。

今はアイアン用のカーボンシャフトも進化していて、アイアンに適した動きをするようになってきたような気がします。

昔、カーボンシャフトがまだそれほど多くない時代に、ドライバーに挿していたカーボンシャフトをアイアンに挿していた人が私の周りにもいたのですが、あまり上手くいかなったようです。

私はアイアンにカーボンを挿す予定は今のところ無いですが、今はカーボンシャフトの性能が大幅にアップしていますし、伸び代はスチールより断然上だと思います。

カーボンはまだまだ多くの可能性を秘めた素材です。



構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。

ラージサイズでトップラインもカーブしていて、いわゆる『ゼクシオ顔』のアイアンです。

初めて試打するアイアンでも、こういったところは『懐古感』といいますか、過去の経験が蘇ってくる感じがします。

ニューモデルであっても、顔を変えないのは、これまでのゼクシオファンの期待を裏切りたくない・・・。というメーカーの思いがあるからではないでしょうか?

私が好む顔とは違うのですが、これはこれで優秀だと思いますし、理にかなっているのだと思います。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はまずまずです。

厚みが無く、薄さを感じますが、ガツンとくる感じはなく、マイルドなフィーリングです。

通常のアイアンの『ズシリ感』といいますか、打感で感じる球の『質感』を『5』だとすると、このアイアンは3くらいかな・・・。と思いました。



トゥ側
球はよくあがってくれ、タフさは全く感じません。

これだけソールが平らだと、その平らさを利用して、手前から滑らせるように打っていきたくなりますが、そのイメージのほうがショットの成功率が高められそうです。

左右はもちろん、上下にも寛容さがあるアイアンという印象をもちました。

ヘッドを強くぶつけていかなくても、軽くヒットするだけでじゅうぶんあがってくれました。



バックフェース
『安定性』がかなり高く、曲がる気配を見せません。

完全にオートマチック系のアイアンです。

昔のラージサイズアイアンは球のつかまりが弱いものが多かったのですが、最近はその弱点が見事に克服できています。

ヘッドを返すのではなく、返さずに打ちたい方にフィットしやすいアイアンです。



飛距離性能
『飛距離性能』も高いレベルにあります。

軽く振っても高~い弾道でしっかりとキャリーを稼いでいけるアイアンです。

今はこれくらいが標準なんだよ・・・。とアイアンが私に伝えているかのようでした。

ディスタンス系アイアンなのは間違いないですがそのディスタンス系の中でも、『易しさ』という点で、トップレベルにあるのは間違いありません。

性格的に尖ったところが無く、親しみやすい性格をしたアイアンです。



操作性
『操作性』という点では、いわゆる『反応が鈍い』タイプのアイアンで、それが長所でもあり、短所でもあるかもしれません。

かなりストレートに近い球筋で飛んでいくので、インテンショナルなショットには向かないアイアンだと思います。

ただ、絶対に曲がらないのかといえばそうではなくて、ドローヒッターにはつかまった球が、そしてフェードヒッターには程よいフェードボールも打てるアイアンです。

自分の持ち球を活かしていけますが、それが大きくならないのが、今のアイアンの特徴といえるのかもしれません。



試打後の感想


ヒール側
ゼクシオらしい、『美しさ』と『易しさ』の融合したアイアンです。



DUNLOP XXIO I12 IRON
過去のモデルのいいところが引き継がれていて、さすがゼクシオだな・・・。と思ったのですが、逆をいえば大きな違いを感じ取ることができませんでした。



DUNLOP XXIO I12 IRON
それは私がゼクシオのクラブにあまり接していないからだと思います。

熱心なゼクシオファンの方は、「ここが変わった、あそこが良くなった・・・。」と、いろいろな違いを見つけられるのではないでしょうか?


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         

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