ヨネックス Royal EZONE アイアン - ゴルフクラブ試打日記。


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2021年07月29日
  

ヨネックス Royal EZONE アイアン

                 

ヨネックス Royal EZONE アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブヨネックス Royal EZONE アイアン の9番です。



RX-05RE
シャフトは RX-05RE です。

ロフトは38度、クラブ長さは36.5インチ、シャフトフレックスはR です。



正面
ヨネックスロイヤルイーゾーンの新しいアイアンです。

全体が黒で統一されていて、とてもシブいデザインになっています。



Royal EZONE
高級感のあるデザインです。

ヨネックスのクラブはアスリート仕様から、ビギナー向け、エグゼクティブゴルファー向けと、幅広いジャンルに分かれています。



側面
ラージサイズで、フェース高が低い、いわゆるシャローフェースタイプのアイアンであることがわかります。



彫りの深さ
彫りの深さはたっぷりあります。



トップライン
トップラインは厚めではありますが、極端ではありません。

輪郭がシャープで丸みを帯びていないので、しっかりとしたイメージが出せそうです。

こうして見ていても、このアイアンはイージー系にありがちな『ボヤけたところ』が今のところ見られません。



ネック長さ
ネックは短めです。



ソール形状
ワイドソールではありますが、これくらいは今の標準といえる広さで、アスリート仕様のアイアンでも、これくらいはよく見られます。

『二分割』されているような形状で、スリクソンのアイアンを思い出しました。



ミーリング無し
質感の良いフェース面です。

フェース面にミーリングは見られませんが、チープさも無く、とても綺麗に仕上がっています。



オリジナルグリップ
YONEXのロゴがカッコいいグリップです。

このグリップはドライバーで出会っていて、好感を持っています。



振り感
素振りをしてみると、かなり軽量感があります。

ヘッドが黒なので重厚感がありますが、クラブ全体は軽量タイプのアイアンです。

私はアイアンの『重さ』を利用して球を打っているのですが、逆に『軽さ』を利用して打っておられる方もいらっしゃると思います。

そういった方に受け入れられやすい軽さといえるのではないでしょうか?



構え感
ボールを前にして構えてみると、正直好みでないといいますか、苦手なタイプになるのですが、これは予想していました。

海外メーカーのように、かなりグースがきつく、遅れて腰掛けているように見えます。

ラージサイズではありますが、ヘッドが黒だからなのか、それほど気になりません。

オフセットがきついと、インパクトのタイミングをどうとっていこうかと、いつも悩むのですが、まずは行き当たりばったりでも打ってみることにしました。

イメージが浮かばず、モヤモヤしていました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は好感が持てませんでした。

ガツンという硬い感じと、薄さを感じる打感です。



トゥ側
球はとてもあがりやすいです。

このソール形状を見るとイメージしやすいですが、滑らせる感じで打つのが合っているアイアンといっていいと思います。

アイアンのソールには『切る』イメージのものと、『滑らせる』イメージのものがありますが、このアイアンは後者です。

重心が低くて深いので、横から拾うのに適しています。



バックフェース
『安定性』はかなり高く、完全なるオートマ系アイアンです。

スイートエリアが横だけでなく、縦にも広がっている感じがします。

インパクトを『点』ではなく、『面全体』で行っていけるアイアンといえるのではないでしょうか?



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていますが、このようなイージー系アイアンでは普通といえるでしょうか?

球の乗っかりの良さではなく、『弾き感』で勝負していくアイアンです。

この『接触時間の短さ』を好まれる方もたくさんいらっしゃると思います。



操作性
『操作性』という点では、なかなか思うようにいかず、苦戦してしまいました。

最初からダフり気味に入ってしまったこともあり、タイミングを取るのが難しく感じられました。

気を抜けば引っかけそうで、それを注意していました。

小顔タイプは重心距離が短いので、自然につかまえやすくなりますが、重心距離が長くてグースがきついタイプだと、その『つかまえ具合』を調整しづらく、操れる感じはしません。

こういったところがオートマチックタイプの長所でもあり、短所でもあるのだと思います。



試打後の感想


ヒール側
高級感があって、デザインも美しいですが、値段が良心的といいますか、普通のアイアンと変わらないのがいいな・・・。と思いました。

高級感のあるクラブは驚くような価格設定がされているものが多かったのですが、最近は少なくなっています。



YONEX Royal EZONE アイアン
ゴルフクラブ(例えばドライバー)は高ければ高いほど、よく飛ぶだろう・・・。と思われがちなところが昔からありますが、実際はそんなことはありません。

値段と飛距離は比例しません。

いろいろなクラブを試打していて、このクラブはオモチャみたいだな・・・。と感じたことは何度もありますが、今は少なくなっています。



YONEX Royal EZONE アイアン
仕上げが雑でチープな感じのするクラブは今でも見かけますが、このアイアンはそんなことはありません。

全体的にとても綺麗で質感もいいです。



YONEX Royal EZONE アイアン
昔はラージサイズのイージー系は『大味』なものが多く、『食傷気味』だったこともあるのですが、最近はこのアイアンのようにかなり改善されているように思います。



YONEX Royal EZONE アイアン
形状や軽さなど、私の好みから外れているところはあったのですが、元々私が好むタイプではないので仕方ありません。

むしろ、このような形状や軽さを好まれる方は多いのではないでしょうか?



YONEX Royal EZONE アイアン
寛容であがりやすく、質感も良いアイアンです。






構えやすさ・・・☆☆
打感・・・・・・☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         

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