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2010年03月22日
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マスダゴルフ V-430 & V-460 ドライバー

<左> V-460 <右>V-430
今日は、この2本のドライバーを比較試打してみました。
試打クラブは マスダゴルフ V-430 と V-460 ドライバー です。

<上> V-460 <下>V-430
<左>V-460 のスペック
シャフトは メモライズM04 です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は55g、トルクは4.1、キックポイントは手元調子、バランスはD2、クラブ総重量は306gです。
<右>V-430のスペック
シャフトは MAGMAX FSP for ATHLETE です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.8、シャフト重量は65g、バランスはD2、クラブ総重量は312gです。

<左> V-460 <右>V-430
どちらも以前試打したことがあるのですが、今日は運良くこの2本の試打クラブを同時に借りることが出来たので、比較してみることにしました。
両方とも、見た目はすごく似ていますが、その大きさはもとより、ソール中央の『ウェイト』のようなものの位置が違います。
やはり『V-460』のほうが、重心が深いのでしょうか?
こうして見ていると、『ソール部分の凹み』の位置が違うことにも気付きました。
左の『V-460』は『トゥ側』に凹みがあるのに対し、右の『V-430』は『後ろ側』にあります。
これによって『球のつかまり』を、より良くしたり、球があがり過ぎたりしないような色々な工夫が施されているのでしょうか?
『V-430』と『V-460』ということで、単純に『ヘッド体積』だけが違うのではないのだと思いました。
それぞれ別々に試打していたときは気付かなかったのですが、こうして見てみると、色々なことに気付かされます。

<左> V-460 <右>V-430
どちらも、大変美しい形状のヘッドです。
大きさの違いもそうですが、左の『V-460』のほうが、ヘッド後方が伸びていることが見て取れます。
名前の通り、ヘッド体積は『V-430』が430㎤で、『V-460』が460㎤なのだそうですが、『30㎤』という数値以上に大きさの違いが感じられました。
『V-430』が、よりコンパクトに見えました。
ヘッドの大きさの違いはあれど、どちらもとても品の良い美しいヘッドだと思いました。

<左> V-460 <右>V-430
素振りをしてみると、どちらも振りやすい感じがしました。
敢えていうならば、『V-430』のほうが少しタイミングが合いやすい感じがしますが、どちらもそれほど大きな違いはないような気がしました。
両方とも、本格的な美しさをもったドライバーですが、決してタフな感じはしませんでした。
振っていくうちに、以前試打したときの感覚が蘇ってくるようでした。
こうして見てみると、『ネックの長さ』が違うことにも気付きました。

V-430

V-460
ボールを前にして構えてみると、やはりその大きさや形状の違いをはっきりと感じることが出来ました。
私の好みでいえば、明らかに『V-430』なのですが、『V-460』のほうも、決して嫌な感じはしませんでした。
むしろ『460㎤』の大きさのヘッドの中では、とても品のある顔だと思いました。
扱いやすそうなのは、やはり『V-430』です。
いいイメージを出していくことが出来ました。
試打を開始しました。

<左> V-460 <右>V-430
『球のあがりやすさ』という点では、明らかに『V-460』です。
ロフトが違うので、当然ではありますが、やはり『重心深度』や『重心の高さ』なども違ってきているのだと思います。
シャフトによる違いも感じられます。
どちらもそれほどタフなシャフトではありませんが、こうして打ち比べてみると『V-460』に装着されている『メモライズM04』のほうが、球が自然とあがりやすいシャフトだと思いました。
より安心して叩いていけるのは、私は『V-430』だと感じました。

<左> V-460 <右>V-430
『打感』は、ほぼ互角・・・。といった感じで大きな違いは感じられませんでした。
『音』という点でも、どちらもあまり大きな違いはないように感じたのですが、今日試打した限りでは、少し『V-460』のほうが、はっきりとした音のように感じられました。

<左> V-460 <右>V-430
『安定性』という点では、どちらもとても高いと思いますが、敢えていうなら『V-460』のほうだと思います。
やはりこちらのほうが、一般的にも敷居が低いドライバーなのだと思います。
しかし、両方ともすごく打ちやすいので、決して難しすぎるドライバーだとは思いませんでした。

<左> V-460 <右>V-430
『操作性』という点では、私は『V-430』のほうが扱いやすい感じがしました。
『飛距離性能』という点では、どちらもなかなか差が見いだせない感じがしましたが、敢えて今日の感じでは『V-460』のほうだと思いました。
いずれにせよどちらも、全体的にバランス良くレベルの高いドライバーだと思いました。
これといった欠点が見つかりません。
構えやすいですし、イメージに乗せていきやすいドライバーだと思います。
大きなミスは出にくいドライバーだと思いました。
あまり目にする機会には恵まれませんが、また出会う機会があれば、試打してみたいです。
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