ダンロップ スリクソン ZX4 アイアン - ゴルフクラブ試打日記

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2021年03月12日
  

ダンロップ スリクソン ZX4 アイアン

                 



ダンロップ スリクソン ZX4 アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブ
ダンロップ スリクソン ZX4 アイアン の7番 です。



N.S.PRO 950GH neo スチールシャフト
シャフトは N.S.PRO 950GH neo スチールシャフト です。

ロフトは28.5度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は94g、トルクは1.7、キックポイントは中調子 です。



正面
スリクソンの新しいアイアンです。

昨年、ZX5ZX7という素晴らしいアイアンに出会いましたが、このアイアンは姉妹モデルのようです。

派手さの無い、落ち着いたデザインでスリクソンらしいところに好感が持てます。

『アイアンの信用度』といったら、ちょっと大げさになってしまうかもしれませんが、メーカーによって、アイアンの質や精度の高さはバラバラですし、常に高いところを維持しているメーカーには『信用』があります。

その信用という点で、ダンロップは常に高いものを私は感じています。



側面
やや大きめのサイズと独特な膨らみから、ひと目で中空ということが分かります。

これまで、このようなタイプは3番や4番が多かったように思うのですが、7番ということで、かなり思い切った設計になっているようです。

最近はポケキャビが少し減ってきていて、代わりに中空タイプが多くなってきたような気がします。

しかし、これは流行のようなもので、どちらがいいというものではなく、『順番』のように巡り巡ってくるものかもしれません。

中空アイアンというと、ダンロップよりもブリヂストンのほうが印象が強いのですが、今はメーカー毎の個性が希薄化しているように感じられます。

昔はメーカーによって、『優位性』がはっきりとしていて、このメーカーでないとダメだ・・・。といったところもありましたが、今は全くそんなことはなく、どのメーカーもすごくレベルアップしていて、底上げができているように思います。

もちろん細かなところを見れば、まだまだ差があったりするのですが、昔ほどの極端な差ではなく、大手有名メーカーだけでなく、地クラブメーカーのクラブも優れているものがたくさんあります。

トゥ側にウェイトのようなものが組み込まれているのが分かりました。

ここに配置するということは、重心距離を長くしているということになります。

クラブが高性能化したからでしょうか?

それともメーカーがユーザーを細かく分析して、最適な重量配分ができるようになったからでしょうか?

最近はあまり見ませんが、昔はアイアンに鉛を貼るのが常識のようになっていました。

ヒール側に鉛を貼る人もいれば、逆にトゥ側に貼る人もいましたし、中央部分に貼る人もいて様々でした。

トップラインやソール、ホーゼルに貼る人もいました。

ウェイトほどの重さはないので、一種の『おまじない』のようなところもありましたが、微調整するには適していたように思います。



彫りの深さ
バックフェースの中央付近が少し凹んでいます。

中空は、あの独特の『ぷっくり感』といいますか、プクッと膨らんでいるところが好きになれないのですが、このように絞り込まれていると、『中空感』が薄まるのでいいです。

中空であり、普通のキャビティアイアンのようでもあります。

普通のアイアンだと、一番厚みがあって欲しい部分ではありますが、中空なので関係ありません。



トップライン
トップラインは少し厚みがありますが、これくらいであれば、構えても気にならなさそうです。

このトップラインひとつ見ても、すごく綺麗で丁寧に仕上げられているのが分かります。

さすがはダンロップです。

細かなところまで目が行き届いていて、雑な作りにはなっていません。

こういったところが『信用』につながってきます。



ソール幅
ソール幅はワイドです。

こういったところを見ると、やはり普通のアイアンというよりは、ユーティリティアイアンです。

このような大きめなアイアンでは『常識』のようになっていますが、トゥからヒールにかけて『テーパー』になっています。



ソール形状
この『二分割』されたかのような、ソール形状もスリクソンではよく見られます。

ここ数年見られるもので、それ以前では見られませんでした。

これによって、かなり抜けが良くなっているように思います。



ネック長さ
ネックは少し短めです。

結構グースが利いているように見えます。

スリクソンのアイアンでは珍しいような気がしますが、それがこのクラブの特性なのではないでしょうか?

ヘッドを大きくしたり、重心を深くしたりすることと、グースは相関関係があるのかもしれません。

アイアンというと『浅重心』の代表的な存在ですが、このアイアンはその中でも少し深めに設定されているように見えました。



ミーリング無し
ミーリングは無く、シンプルで綺麗なフェース面です。

この綺麗なフェース面も、ダンロップらしさといえるような気がします。

老舗メーカーで、ここまでイメージが落ちないメーカーは珍しいです。

まさに『名門中の名門』といったところでしょうか?



振り感
素振りをしてみると、やや軽めで、もう少し重量が欲しかったのですが、DGやモーダスがラインアップされていないということなので、軽量タイプのアイアンということで開発されているんだな・・・。と思いました。

見た目はとてもカッコよく、ハードそうな印象ですが、軽量化に舵をきっているみたいです。

それだけ、今はクラブの『軽量化』が求められる時代なのかもしれません。

コロナの影響で、最近は『蜜』にならないスポーツということで、ゴルフ人気が若い人の間で高まっているのだそうです。

そうなってくると、クラブのスペックも昔に戻ってくるかもしれません。



構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じです。

予想の範囲内に収まっていました。

グースがよく利いているので、『遅れて当たる』イメージがどうしても出てしまうのですが、グースタイプを使い慣れておられる方には、気にならないのではないでしょうか?

トップラインも少し厚めですが、イメージがボヤけるタイプでもなく、丸まりすぎていないので、左へ巻いてしまうマイナスイメージを軽減できました。

ヘッド自体にそれほど『大顔感』が無く、適度に引き締まって見えたので、大味な感じがしなかったのもいいです。

こうして構えてみて、やはり普通のアイアンというよりは、ユーティリティアイアンの7番バージョンなんだな・・・。と思いました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。

これまでスリクソンのアイアン型ユーティリティで味わった打感です。

中空独特の『ペチャッと』くるような打感ではなく、ソフトさもあります。

マッスルバックやハーフキャビティのように『くっつく』感じはなく、球離れが速いですが、ガツンとくることがないのがいいです。

私は中空アイアンの打感があまり好きではないのですが、一口に中空といってもいろいろな打感があるように感じています。

メーカーによって様々で、ダンロップの中空アイアンの打感は好感が持てます。



トゥ側
球もあがりやすくてタフな感じはしません。

少し横からはらう感じといいますか、ソールを少し滑らせるイメージを強くしたほうが、あがりやすいような印象を受けました。

グースタイプなので、少し打ち出しが低いのかな?と思いましたが、そんなことはなく、しっかりとあげてくれました。

しかし、どちらかといえば、軽量タイプではありますが、ヒッター向けといったほうがいいように思います。

どのHSでもあがりやすいように設計されているアイアンではありません。



バックフェース
安定性は高く、気難しい感じはありません。

見た目はハーフキャビティのようでありながら、実際に打つとフルキャビティのような寛容さがあるのが、中空アイアンの良いところです。

このアイアンもその中空の良さが、じゅうぶん感じられました。

普通のキャビティアイアンは『外』に工夫をしますが、中空は『中』に工夫して、同じパフォーマンスが得られるようにしてあります。

寛容さがあり、親しみやすいアイアンではありますが、『曲がりにくい』とか、『どのように打ってもボールが高くあがる』というタイプではありません。

ある程度、ユーザーのスキルが求められるところがあります。

易しいですが、オートマチックタイプのアイアンではありません。



操作性
『操作性』は、なかなかいい感じです。

グースが利いていますが、つかまり過ぎることなく、左右へ曲げることもできました。

オートマチックタイプのアイアンではないですが、曲げようとすると、『易しさ』が顔を出してしまい、思っているような曲げ球を打つことが難しく感じました。

ただ、どちらかといえば球のつかまりがいいので、左へ行きやすいタイプのクラブだと思います。

右へは大きく曲げづらい印象をもちました。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていますが、今はディスタンス系アイアンがたくさんあるので、それらの中では『普通』といったところでしょうか?

よく飛びますが、『爆発的な飛び』というのではなく、『2番手の飛び』を安定して、しかもできるだけ良い打感で運んでいけるタイプのアイアンです。

最近は『飛ばす』という感覚のアイアンが多いですが、私は昔から『運ぶ』という感覚がアイアンには欲しくて、このアイアンは『運ぶ』ということを感じられるところに好感をもちました。



試打後の感想


ヒール側
外見はシンプルで、とても落ち着いたデザインですが、見えないところに様々なハイテクが組み込まれているのが分かりました。

見た目は穏やかで、中身は『重厚』といったところでしょうか?



DUNLOP SRIXON ZX4 アイアン
かなりのハイテクが搭載されているアイアンだと思いますが、それがフィーリングを邪魔しないのがいいです。

構え感はまずまずでしたが、打感は好感が持てました。



DUNLOP SRIXON ZX4 アイアン
試打しながら、なぜスリクソンの中空は他のメーカーと違って打感がいいんだろう?と思っていました。

中空で好感が持てない打感はたくさんありますが、スリクソンは昔からいい感じです。



DUNLOP SRIXON ZX4 アイアン
おそらく、なるべく打感を損なわないように、細心の注意がされているのだと思います。

アイアンは飛ばすクラブではなく、正確に『距離を刻む』クラブです。

『飛ばす』と『刻む』では大きな違いがあります。

飛ばすには飛ばしに適したフィーリングがあると思いますし、刻むにはそれにマッチしたフィーリングがあるように思います。



DUNLOP SRIXON ZX4 アイアン
昨年試打したZX5とZX7と、このZX4で、『三兄弟』ということでいいのだと思います。

元々、スリクソンは『三兄弟』が基本です。

この三兄弟はどれもカッコ良くて、フィーリングもいいです。

そして『難しすぎない』というところも共通しています。

易しくてカッコいいという、『易カッコいい』アイアンといっていいのではないでしょうか?



DUNLOP SRIXON ZX4 アイアン
とても易しくていいアイアンだと思ったのですが、7番にここまでの工夫は要らないので、今度機会があれば、同じモデルの3番か4番を試打してみたいです。


構えやすさ・・・☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



                         
        
                         

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