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2021年01月30日
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アイアン・オブ・ザ・イヤー 2020
今日は、昨年試打したアイアンの中から、『アイアン・オブ・ザ・イヤー2020』を発表させていただきたいと思います。
昨年も素晴らしいアイアンにたくさん出会うことができました。
その中でも『ディスタンス系』の進化といいますか、充実ぶりを強く感じました。
易しく飛ばせるアイアンが今の主流となりつつあります。
私はディスタンス系を難しく感じるので使うことはないのですが、ディスタンス系を使うことによってアイアンの本数を減らして得意なフェアウェイウッドやユーティリティの数を増やしたいと考えておられる方も多いのではないでしょうか?
今は7番アイアンでさえも、バッグに入れたくないと考えておられる方がいらっしゃるということで、アイアン好きの私はびっくりしました。
確かに今はユーティリティの重要度が増し、アイアンが隅に追いやられている印象もありますが、まだまだアイアンの重要性、有効性の高さは健在です。
重心が高く、浅いクラブだからこそ、できることも多いように感じます。
あくまでも私の感覚ですが、重心が前にあるクラブのほうが、ちょっとした細工などもしやすいです。
それでは候補たちを紹介させていただきます。
なお、このランキングはあくまでも私の中のことであり、クラブの性能や品質の優劣を示すものではありません。
また試打していながら、ここに掲載されていないアイアンもありますが、それらが良くないということではありません。
ここに掲載されていなくても、素晴らしいアイアンはたくさんあります。
昔に比べ、今はいいクラブを作るメーカーが多くなりました。
それだけ競争が激しいということになると思いますが、私たちゴルファーにとって嬉しいことです。
※掲載順はランキングではなく、試打した順番です。

イオンスポーツ CP1 GIGA FORGED アイアン

エポン AF-505 アイアン

BUCHI VS200+ アイアン

HONMA T//WORLD TR20-V アイアン

P-tune PG101 アイアン

BALDO COMPETIZIONE 568 IRON T1 アイアン

Zodia TLX-C1 アイアン

リョーマゴルフ Ryoma アイアン

YONEX EZONE MB 501 FORGED アイアン

ブリヂストンゴルフ TOUR B 202 CBP アイアン

キャロウェイ X FORGED CB アイアン

ブリヂストンゴルフ TOUR B 202 MB アイアン

テーラーメイド P7MC アイアン

ダンロップ スリクソン ZX5 アイアン

Wilson STAFF MODEL BLADE アイアン

ダンロップ スリクソン ZX7 アイアン
こうして候補たちを見ているだけでも目尻が下がってしまいます。
改めて私はアイアンが好きなんだな・・・。と思いました。
アイアンの写真を見ているだけでも、試打していたときの天候や時間帯・そして隣の打席の方に話しかけられた・・・。など、色々な記憶が蘇ってきます。
そして今回は2つの部門でMVPを決めさせていただくことにしました。
ひとつは『キャビティアイアン』。
そしてもうひとつは『マッスルバックアイアン』です。
一時期、壊滅状態といえるほど数が激減していたマッスルバックアイアンですが、ここ数年復活していて、数が増えてきたこともあり、主流といえるキャビティ(中空タイプ含む)と分けることにしました。
そのキャビティタイプの中のMVPは

ダンロップ スリクソン ZX5 アイアンです。

ダンロップ スリクソン ZX7 アイアン
姉妹モデルのZX7も同時受賞ということにします。
この2つのアイアンの特長は、その『美しさ』にあります。
特に『輪郭の美』といいますか、曲線が美しいというのが強く印象に残っています。
形は整っていてカッコいいですが、易しさも充分で、ハードルの高さを感じさせません。
パッと見た感じでは普通のキャビティアイアンのように見えますが、細かなところまでしっかりとした工夫がされていて、さすが日本のメーカーといいますか、ダンロップだな・・・。と思いました。
外見がカッコいいというだけでなく、構えやすくて打感も良く、安定性も抜群です。
イージー系の弱点を見事に克服しているアイアンといえます。
多くのメーカーにいえることですが、ダンロップはユーザーに対しての研究を怠らず、どのようなクラブが求められているか、そしてゴルファーにずっと寄り添っていけるクラブはどういうものなのか・・・。ということを常に考えているように感じます。
だから、長年トップメーカーとしての地位を確立しているのではないでしょうか?
スリクソンは2年に一度モデルチェンジをしますが、それでもずっと長く使い続けることができるアイアンです。
そして次はマッスルバックアイアン部門です。
こちらも、ハイレベルなものがたくさんありましたが、初めて試打したときに、これだな・・・。と一瞬で決めました。
このMBアイアン以外にも素晴らしいものがたくさんあったのですが、他のメーカーには見られない個性や工夫が印象的でした。
そして構えやすくて、打感や操作性も秀逸でした。
そのマッスルバックアイアン部門のMVPが、

Wilson STAFF MODEL BLADE アイアンです。
昔からウィルソンのクラブには馴染みがあったということもありますし、久しぶりに出会って懐かしさもありましたが、それを差し引いたとしても、このアイアンの優位性が揺らぐことはありませんでした。
このアイアンで一番印象に残ったのが『くっつき感』です。
『乗せて運ぶ』というだけでなく、フェースにボールを『くっつけながら運ぶ』感覚・・・。といったらいいでしょうか?
『接着剤』を思い出させるくっつき感・・・。これこそアイアンの打感です。
ディスタンス系の弾き感のあるアイアンでは、このような感覚は味わえません。
ディスタンス系の弾く感じが好きだという方もいらっしゃると思いますが、私は昔からこのような打感が好きです。
くっつく時間が長いので、こちらの思いを『より強く』伝えられるように感じます。
もちろん、実際には一瞬の出来事ではあるのですが、その一瞬の出来事こそが大事で、それはゴルフに限らず、多くのスポーツ、そしてスポーツ以外にもいえるのではないでしょうか?
数値では表すことができない感覚。
そして、これからどれだけAIが発達しても、到達できない領域といったらいいでしょうか?
アナログがデジタルを凌駕することもあるのです。
このウィルソンのアイアンは第一印象で見とれてしまったということもあるのですが、それ以外にも何ともいえない、いい雰囲気がありました。
マッスルバックではありながら、通常のフラットバックタイプではなく、バックフェースには凹凸があって、それ以外にも色々な工夫が見られました。
狭いソール幅や長めのホーゼルも、懐かしさを感じましたし、ソールの形状(丸さ)も印象深いです。
フェース面がとても綺麗で、このような綺麗なフェース面だと、ボールも嬉しいんじゃないか・・・。と思ったこともよく覚えています。
人にも『綺麗好き』と『そうでない人』がいると思いますが、ボールでも同じように『綺麗好き』『そうでないタイプ』があるとするならば、やはり綺麗なフェース面とコンタクトしたいのではないか?と思いました。
打つ側としても、綺麗なフェース面のほうがテンションも上がります。
今もフェース面がチープに見えるアイアンは多いのが残念です。
このアイアンには、思わずニヤついてしまうほどの構えやすさがありますし、打感や自然なあがりやすさ(打ち出しの高さ)も印象深いです。
操作性も高く、試打していてすごく楽しかったので、夢中になって打っていました。
初めて試打してからも、このアイアンは何度か試打する機会があったので、その度に借りて楽しみました。
『ディスタンス系』ではなく『ベーシック系』なので、アイアンに飛びを求めておられる方には物足りないところがあるかもしれませんが、私は『飛びすぎない』のも『性能の一部』だと思っているので、このアイアンは好感が持てます。
色々なアイアンを試打して、楽しい時間を過ごしてきましたが、昨年はこのアイアンが一番テンションがあがったので、このアイアンをMVPにしましたし、試打しながら、「これに決まりだな・・・。」と思ったこともよく覚えています。
以上が『アイアン・オブ・ザ・イヤー2020』のキャビティ部門とマッスルバック部門です。
いかがでしたでしょうか?
今年も素晴らしいアイアンたちに出会っていきたいと思います。
次回は『ユーティリティ・オブ・ザ・イヤー 2020』を発表させていただきたいと思います。
昨年も素晴らしいアイアンにたくさん出会うことができました。
その中でも『ディスタンス系』の進化といいますか、充実ぶりを強く感じました。
易しく飛ばせるアイアンが今の主流となりつつあります。
私はディスタンス系を難しく感じるので使うことはないのですが、ディスタンス系を使うことによってアイアンの本数を減らして得意なフェアウェイウッドやユーティリティの数を増やしたいと考えておられる方も多いのではないでしょうか?
今は7番アイアンでさえも、バッグに入れたくないと考えておられる方がいらっしゃるということで、アイアン好きの私はびっくりしました。
確かに今はユーティリティの重要度が増し、アイアンが隅に追いやられている印象もありますが、まだまだアイアンの重要性、有効性の高さは健在です。
重心が高く、浅いクラブだからこそ、できることも多いように感じます。
あくまでも私の感覚ですが、重心が前にあるクラブのほうが、ちょっとした細工などもしやすいです。
それでは候補たちを紹介させていただきます。
なお、このランキングはあくまでも私の中のことであり、クラブの性能や品質の優劣を示すものではありません。
また試打していながら、ここに掲載されていないアイアンもありますが、それらが良くないということではありません。
ここに掲載されていなくても、素晴らしいアイアンはたくさんあります。
昔に比べ、今はいいクラブを作るメーカーが多くなりました。
それだけ競争が激しいということになると思いますが、私たちゴルファーにとって嬉しいことです。
※掲載順はランキングではなく、試打した順番です。

イオンスポーツ CP1 GIGA FORGED アイアン

エポン AF-505 アイアン

BUCHI VS200+ アイアン

HONMA T//WORLD TR20-V アイアン

P-tune PG101 アイアン

BALDO COMPETIZIONE 568 IRON T1 アイアン

Zodia TLX-C1 アイアン

リョーマゴルフ Ryoma アイアン

YONEX EZONE MB 501 FORGED アイアン

ブリヂストンゴルフ TOUR B 202 CBP アイアン

キャロウェイ X FORGED CB アイアン

ブリヂストンゴルフ TOUR B 202 MB アイアン

テーラーメイド P7MC アイアン

ダンロップ スリクソン ZX5 アイアン

Wilson STAFF MODEL BLADE アイアン

ダンロップ スリクソン ZX7 アイアン
こうして候補たちを見ているだけでも目尻が下がってしまいます。
改めて私はアイアンが好きなんだな・・・。と思いました。
アイアンの写真を見ているだけでも、試打していたときの天候や時間帯・そして隣の打席の方に話しかけられた・・・。など、色々な記憶が蘇ってきます。
そして今回は2つの部門でMVPを決めさせていただくことにしました。
ひとつは『キャビティアイアン』。
そしてもうひとつは『マッスルバックアイアン』です。
一時期、壊滅状態といえるほど数が激減していたマッスルバックアイアンですが、ここ数年復活していて、数が増えてきたこともあり、主流といえるキャビティ(中空タイプ含む)と分けることにしました。
そのキャビティタイプの中のMVPは

ダンロップ スリクソン ZX5 アイアンです。

ダンロップ スリクソン ZX7 アイアン
姉妹モデルのZX7も同時受賞ということにします。
この2つのアイアンの特長は、その『美しさ』にあります。
特に『輪郭の美』といいますか、曲線が美しいというのが強く印象に残っています。
形は整っていてカッコいいですが、易しさも充分で、ハードルの高さを感じさせません。
パッと見た感じでは普通のキャビティアイアンのように見えますが、細かなところまでしっかりとした工夫がされていて、さすが日本のメーカーといいますか、ダンロップだな・・・。と思いました。
外見がカッコいいというだけでなく、構えやすくて打感も良く、安定性も抜群です。
イージー系の弱点を見事に克服しているアイアンといえます。
多くのメーカーにいえることですが、ダンロップはユーザーに対しての研究を怠らず、どのようなクラブが求められているか、そしてゴルファーにずっと寄り添っていけるクラブはどういうものなのか・・・。ということを常に考えているように感じます。
だから、長年トップメーカーとしての地位を確立しているのではないでしょうか?
スリクソンは2年に一度モデルチェンジをしますが、それでもずっと長く使い続けることができるアイアンです。
そして次はマッスルバックアイアン部門です。
こちらも、ハイレベルなものがたくさんありましたが、初めて試打したときに、これだな・・・。と一瞬で決めました。
このMBアイアン以外にも素晴らしいものがたくさんあったのですが、他のメーカーには見られない個性や工夫が印象的でした。
そして構えやすくて、打感や操作性も秀逸でした。
そのマッスルバックアイアン部門のMVPが、

Wilson STAFF MODEL BLADE アイアンです。
昔からウィルソンのクラブには馴染みがあったということもありますし、久しぶりに出会って懐かしさもありましたが、それを差し引いたとしても、このアイアンの優位性が揺らぐことはありませんでした。
このアイアンで一番印象に残ったのが『くっつき感』です。
『乗せて運ぶ』というだけでなく、フェースにボールを『くっつけながら運ぶ』感覚・・・。といったらいいでしょうか?
『接着剤』を思い出させるくっつき感・・・。これこそアイアンの打感です。
ディスタンス系の弾き感のあるアイアンでは、このような感覚は味わえません。
ディスタンス系の弾く感じが好きだという方もいらっしゃると思いますが、私は昔からこのような打感が好きです。
くっつく時間が長いので、こちらの思いを『より強く』伝えられるように感じます。
もちろん、実際には一瞬の出来事ではあるのですが、その一瞬の出来事こそが大事で、それはゴルフに限らず、多くのスポーツ、そしてスポーツ以外にもいえるのではないでしょうか?
数値では表すことができない感覚。
そして、これからどれだけAIが発達しても、到達できない領域といったらいいでしょうか?
アナログがデジタルを凌駕することもあるのです。
このウィルソンのアイアンは第一印象で見とれてしまったということもあるのですが、それ以外にも何ともいえない、いい雰囲気がありました。
マッスルバックではありながら、通常のフラットバックタイプではなく、バックフェースには凹凸があって、それ以外にも色々な工夫が見られました。
狭いソール幅や長めのホーゼルも、懐かしさを感じましたし、ソールの形状(丸さ)も印象深いです。
フェース面がとても綺麗で、このような綺麗なフェース面だと、ボールも嬉しいんじゃないか・・・。と思ったこともよく覚えています。
人にも『綺麗好き』と『そうでない人』がいると思いますが、ボールでも同じように『綺麗好き』『そうでないタイプ』があるとするならば、やはり綺麗なフェース面とコンタクトしたいのではないか?と思いました。
打つ側としても、綺麗なフェース面のほうがテンションも上がります。
今もフェース面がチープに見えるアイアンは多いのが残念です。
このアイアンには、思わずニヤついてしまうほどの構えやすさがありますし、打感や自然なあがりやすさ(打ち出しの高さ)も印象深いです。
操作性も高く、試打していてすごく楽しかったので、夢中になって打っていました。
初めて試打してからも、このアイアンは何度か試打する機会があったので、その度に借りて楽しみました。
『ディスタンス系』ではなく『ベーシック系』なので、アイアンに飛びを求めておられる方には物足りないところがあるかもしれませんが、私は『飛びすぎない』のも『性能の一部』だと思っているので、このアイアンは好感が持てます。
色々なアイアンを試打して、楽しい時間を過ごしてきましたが、昨年はこのアイアンが一番テンションがあがったので、このアイアンをMVPにしましたし、試打しながら、「これに決まりだな・・・。」と思ったこともよく覚えています。
以上が『アイアン・オブ・ザ・イヤー2020』のキャビティ部門とマッスルバック部門です。
いかがでしたでしょうか?
今年も素晴らしいアイアンたちに出会っていきたいと思います。
次回は『ユーティリティ・オブ・ザ・イヤー 2020』を発表させていただきたいと思います。
コメント
今年に入り 何回もアクセスしましたが
更新されていなく 本日やっと生きていたことを確認し 大変喜んでいます
ありがとうございます
2021-02-06 14:52 KOHEI NAKAMURA URL 編集
初めまして!
初めまして!golfdaisukiと申します。
この度は、私のブログを読んでいただき、またコメントを寄せていただき、誠にありがとうございます。
実は今年の始め(1月4日)に怪我をしてしまい、パソコンで文字を打つのもきつかったので、しばらく遠ざかっていました。
しかし今は全快し、記事を更新させていただいております。
それほど更新は多くないですが、私の近況は別のサイト(SNS)で書いておりますので、よろしかったらフォローしていただけると幸いです。
https://twitter.com/golfdaisuki2
https://www.facebook.com/golfclubtesthitting
ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
おかげさまで、私が元気いっぱいです。
これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。
それでは失礼いたします。
golfdaisuki
2021-02-07 00:51 golfdaisuki URL 編集