今年下半期の印象深いユーティリティ 2020 - ゴルフクラブ試打日記。
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2020年12月28日
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今年下半期の印象深いユーティリティ 2020

                 
今日は、今年下半期(7~12月)に出会った、印象深いユーティリティを紹介させていただきたいと思います。

尚、掲載順は試打した順番であり、ランキングではありません。

また、試打していながら、ここに載っていないクラブもありますが、それらが良くないということではありません。

あくまでも『印象深い』クラブを紹介させていただいています。


テーラーメイド GAPR HI
テーラーメイド GAPR HI

最初はテーラーメイドのちょっと変わったデザインのユーティリティ(レスキュー)です。

形状的にはオーソドックスなタイプで、ソールにウェイトが配置されています。

ただ、全体的な質感が馴染めず、魅力は感じませんでした。



PXG 0317 HYBRID
PXG 0317 HYBRID

次はPXGのハイブリッドです。

初めて試打したのですが、やはりウェイトの多さにまず目が行きました。

ドライバーなどもそうですし、小さいウェイトをたくさん組み込むのが、このメーカーのポリシーなのかもしれません。

これだけ小さいウェイトを付けるためにたくさんヘッドに穴を開けているので、強度的にはどうなのかな?と思いますが、おそらく問題ないのだと思います。

ネックに調整機能が搭載されているのも海外メーカーらしいところです。

いい顔をしていて、クラウンが艶消しブラックなのも印象的でした。

ヒッター向けのクラブなのは明らかで、ある程度ユーザーが絞られるかもしれませんが、こういったクラブを易しいと感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?



プロギア RS ユーティリティ
プロギア RS ユーティリティ

そして、プロギアの美しいユーティリティに出会いました。

ヘッドにはいろいろな工夫が見られますが、それがいきすぎていないところがいいです。

プロギアは元々、FWやUTなどウッド系のクラブ開発が上手なメーカーなので、このクラブにも期待していましたが、その期待通りでした。

機能的なところばかり目がいきがちになりますが、全体的な質感がとても良いです。

構えてみると、少し左に行きそうで、フッカーの私は注意が必要でしたが、つかまえ顔を好まれる方には、とても安心感があるのではないでしょうか?

打感や音は好感がもてましたし、飛距離性能も高いUTです。



KZG H370 ハイブリッド
KZG H370 ハイブリッド

次はKZGのハイブリッドです。

初めて試打したのですが、シンプルでとてもいい印象が残っています。

顔はちょっと特徴がありますが、昔のツアステによく見られました。

やや『ずんぐりむっくり型』で、オフセットが利いていて、『出っ歯』タイプです。

打感や音は好感が持てましたし、球も普通によくあがってくれました。

見た目ほどタフな印象はありません。



JUSTICK PROCEED DOUBLE-R UT
JUSTICK PROCEED DOUBLE-R UT

次はJUSTICKのユーティリティです。

JUSTICKのクラブの印象は、カッコ良くて骨太といいますか、硬派なところです。

特にドライバーなどは高弾道系よりも強弾道系の印象が強く、ヒッター向けな印象もあります。

このユーティリティもブランドイメージそのままに、とてもカッコいいです。

今時のクラブらしく、ソールにはいろいろな工夫が見られますが、それが美しさを邪魔していません。

ソールにある2つのウェイトが印象的でした。

フェアウェイウッドでは時々見かけますが、ユーティリティでは珍しい『チタン』だということも印象深いです。

構えやすくて、打感や音も好感が持てました。

見た目ほどタフなタイプではなく、あがりやすさも普通です。



ダンロップ スリクソン ZX ユーティリティ
ダンロップ スリクソン ZX ユーティリティ

そして、ユーティリティでは珍しい『アイアン型』です。

スリクソンのユーティリティです。

アイアン型ユーティリティといっても、アイアンのように構えられないものがたくさんあって、苦手なタイプが多かったのですが、スリクソンは数年前からすごく良くなったような気がします。

アイアンと同じような感じで構えることができたので、アイアン好きの私は興味をもちました。

アイアン型といってもアイアンとは違い、『中空』であることがほとんどで、このクラブもそうだと思いますが、中空の中でもかなり打感が良いのも印象に残っています。

特別よく飛ぶとか、曲がりにくいというタイプではないですが、こういったところもまた長所なのだと思います。

クラブが主張し過ぎないので、プレイヤーの感覚を重視してくれているようです。

ダンロップは元々、フィーリングをとても大切にしてきたメーカーだと思いますし、それが今でも引き継がれているように感じます。

アイアン型ユーティリティを試打して、期待外れであまり楽しめなかったこともあったのですが、このクラブは楽しめました。


以上が、今年下半期に出会った、印象深いユーティリティたちです。

試打した数は少ないですが、どれも『濃い』ものばかりです。

ウェッジとアイアン、そしてドライバーは今年のMVPが既に決まっているのですが、ユーティリティとフェアウェイウッドはまだ決まっていません。

何とか年内に決めて、年明けに発表させていただければと思っております。
                         
        

                         

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