テーラーメイド SIM グローレ アイアン - ゴルフクラブ試打日記

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2020年12月21日
  

テーラーメイド SIM グローレ アイアン

                 

テーラーメイド SIM グローレ アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブテーラーメイド SIM グローレ アイアン の7番 です。



Air Speeder TM
シャフトは Air Speeder TM です。

ロフトは27度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は43g、トルクは4.1、キックポイントは先中調子、クラブ総重量は356g です。



正面
テーラーメイドグローレシリーズのアイアンです。

グローレらしく、美しいデザインで好感が持てます。

素材がステンレスなのが一目瞭然ですが、くすみがかったようなステンレス特有のチープさはありません。



トゥ側の溝

ヒール側の溝
バックフェースのトゥ側とヒール側に溝といいますか、『スリット』のようなものがあります。

これはどういう意味があるのでしょうか?

ソールの溝と同じような意味があるのかもしれません。

以前は、このような溝がバックフェースではなく、フェース面にありました。

前と後ろでは、どのような違いがあるのでしょうか?



側面
比較的シンプルなポケキャビです。

ラージサイズのアイアンではありますが、それほど極端ではなく嫌みがありません。



彫りの深さ
彫りの深さはたっぷりあって、重心が深そうに見えます。

ポケキャビとフルキャビティとの複合体のようなアイアンです。



トップライン
トップラインは、やや厚めです。



ソール幅
ワイドソールで、リーディングエッジとトレーリングエッジの丸みが目立ちます。



ネック長さ
ネックの長さは標準的で、こうして見てもグースが利いているのが判ります。



ミーリング無し
綺麗なフェース面です。

テーラーメイドのアイアン(特にステンレス系)は、これまでチープなタイプも少なくなかったのですが、このSIM GLOIREアイアンは違います。

さすがグローレといったところでしょうか?

こういった細かいところに、そのメーカーやブランドのイメージが反映されることが多いですが、このアイアンのフェース面はグローレのブランドイメージを保っています。

フェース面にミーリングは見られませんでした。



FORGED
よく見ると、トゥ側に『FORGED』と小さく表記されていました。

ステンレスっぽい質感だな・・・。と思って見ていたのですが、鍛造ヘッドなのでしょうか?

それともフェース面だけ鍛造なのでしょうか?

昔はヘッド全体の鍛造が主流でしたが、今はパーツに限定された『分割鍛造』もあるようです。

ヘッドにFORGEDの文字があると、そのクラブの魅力があがりますが、フォージドであれば何でもいいというわけではないですし、ピンからキリまであるようです。



オリジナルグリップ
とても変わった珍しくて美しいグリップが挿してあります。

先日試打したFWと同じようです。

グローレというブランドで統一されているのかもしれません。

バックラインが強めに入っていました。

ここまでバックラインが強調されているのは、最近では珍しいような気もします。



振り感
素振りをしてみると、軽量感が目立ったので、入念に素振りを繰り返しました。

軽いのでどうしても小手先だけで打ちたくなりますが、それを戒めるためにも、全体(特に背中を意識して)を使うようにして素振りをしました。

アイアンは『狙うクラブ』なので、粘るタイプのシャフトのほうが易しく感じますが、このアイアンに挿してあるシャフトは結構走るタイプです。

シャフトまでFWと合わせているのでしょうか?

どの番手も同じシャフトで・・・。というメーカーの思いがあるのかもしれません。



構え感
ボールを前にして構えてみると、かなりグースの利きが強く、フェースも左を向いているように見えました。

トップラインの厚みも目立ち、真っ直ぐではなくカーブが掛かっていますが、輪郭が丸っこくなくシャープなところに好感が持てます。

フェース面は、かなり光沢感があり、ボールを反射しているようです。

形状は私の好みからは外れるのですが、この光沢感は最近よく見かけるようになりました。

私のイメージでは、かなり左に飛びそうなのですが、今日はそのまま打ってみることにしました。



試打を開始しました


フェース面
『打感』は薄くて、やや物足りないところがありましたが、予想通りでした。

『球乗り感』は無く、『弾き感』の強いタイプのアイアンです。

この弾いて飛ばす感じを好まれる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

アイアンは『飛ばさないで距離をコントロール』するところがありますが、今のアイアンはディスタンス系全盛で、『飛ばしながら距離をコントロールする』という新たな局面に入ったのかもしれません。

それが機動戦士ガンダム風に言うと、『ニュータイプ』なのかもしれません。

この打感(薄い情報)の中から、たくさんのものを取り込まないといけないので、かなり使い込まないと感覚が合わないような気がするのですが、感覚が合い始める頃にはもう次のモデルが発売されているのだと思います。



トゥ側
球はとてもあがりやすくて、タフな印象は全くありません。

構えたときに、かなりフェースが立っているのは判りましたが、それでもボールは高くあがっていきました。

少々ダフっても突っかかることなく、ソールがよく滑ってくれ、ほぼ自動的にボールを押し上げていく感じ・・・。といったらいいでしょうか?

球はドロップすることなく、パターン化されたように浮き上がっていきましたが、球質的には軽い感じで、風にもっていかれやすそうだな・・・。と思いながら目で追っていました。



バックフェース
『安定性』は、かなり高く、完全なる『オートマチック系』アイアンです。

スイートエリアがかなり広いのですが、ヘッドが大きすぎないので、まとめやすいという利点も兼ね備えています。

アイアンは『点』ではなく、『面全体』で打っていくべきだと主張しているようです。

ゆっくりめで振ったほうが、球はよくあがってくれました。

少し速めに振っていくと暴れる感じがしたのですが、それはシャフトが大きく影響していると思われます。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていて、完全に2番手以上を易しく・軽く飛ばしていけるアイアンです。

これからのアイアンは7番で180~200Yくらいが常識となってくるかも・・・。といいますか、もう既にそのようになっているのかもしれません。

7番アイアンでこれだけ飛んでくれるのだから、アイアンの本数が少なくなっていくのも頷けます。

今の時代、アイアンは『飛ばすクラブ』というのが当たり前となったのかもしれません。

弾き感があって、初速も出ていて、しっかりキャリーが出ています。

高低の打ち分けは難しいので、この自動的に飛ばしていく性能を活かして距離のコントロールや風への対応をしていかなければならないのかもしれません。

グローレのブランドイメージ通り、かなりイージーで距離も出るアイアンです。



操作性
『操作性』という点では、それほど優れていなくて、オートマ性が勝ってしまいます。

私は最初から、フックボールを打ってしまったのですが、それは構えたときのイメージ通りでした。

普通に打つなら、全てフックといっていいほど、よくつかまりました。

ヘッドが大きすぎないのがいいのか、右にプッシュ気味の球が出ないところがいいです。

右にも曲げてみようと思ったのですが、なかなか思うようにはいきませんでした。



試打後の感想


ヒール側
グローレらしく、美しくて高機能なアイアンです。

易しさが全面に出ていますが、それが嫌みになっていないところがいいです。



テーラーメイド SIM グローレ アイアン
以前試打したグローレGシリーズのように、かなり『球のつかまりの良さ』にも力を入れているような印象をもちました。



テーラーメイド SIM グローレ アイアン
オートマチック系のクラブにも、『ニュートラル系』と『フック系』、そして『スライス系』の3つがあるように思うのですが、このアイアンは二つ目のフック系だな・・・。と思いました。



テーラーメイド SIM グローレ アイアン
SIM GLOIREという名前になっているので、SIMとGLOIREのちょうど中間くらいの性質をもっているのかと思いましたが、試打してみて、かなりグローレの性質が色濃く感じられます。



テーラーメイド SIM グローレ アイアン
メーカーがターゲットにしているゴルファー層がはっきりしているようです。

オートマ系でつかまりが良く、球を逃がさず、しっかりつかまえて易しく飛ばしていきたい方には、かなりイージーなアイアンといえるのではないでしょうか?



テーラーメイド SIM グローレ アイアン
ディスタンス系にしては、打感もそれほど悪くないところもいいです。

外見的な美しさと、実際に打ったときの易しさと飛距離が両立できているアイアンです。


構えやすさ・・・☆☆
打感・・・・・・☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆☆
操作性・・・・・☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



                         
        
                         

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