Dagalo FORGED アイアン - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2020年11月28日
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Dagalo FORGED アイアン

                 

Dagalo FORGED アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブDagalo FORGED アイアン の7番 です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは33度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは元調子 です。



正面
初めて手にした、Dagaloのアイアンです。

ひと目見て、美しいアイアンだな・・・。と見とれてしまいました。

今日、ホームコースの研修会があったのですが、一緒にラウンドした方がこのアイアンを使っておられ、ラウンド後の練習も一緒にさせていただくことになり、このアイアンを試打させていただきました。

ゴールドは結構難しい色で、目立ちすぎてしまうと品がなくなってしまいますし、メッキが剥がれるとチープ感が出てしまうこともあります。

このアイアンはメッキ感が強いですが、チープさは見られません。

バックフェースがゴールドというだけで、セレブリディ感が強くなります。



Dagalo
Dagaloの文字がカッコいいです。

メーカー名なのは解りますが、どういう意味があるのでしょうか?



側面
大きさや形状は標準的で、ノーマルフルキャビティといっていいように思います。

バックフェースのゴールドが目立ちますが、奇をてらったところはありません。

輪郭もシャープというよりは丸っこさがあって、親しみやすさにもこだわっているようです。



彫りの深さ
彫りの深さもたっぷりあって、ノーマルタイプのキャビティだということが解ります。

ポケキャビしか使いたくないという方は、このようなタイプを好まれないかもしれませんが、私はこのようなシンプルなほうが好きです。

それは性能とは関係なく、以前も書きましたが、『使用後の掃除のしやすさ』というのが一番の理由です。

ポケキャビでは、完全な清掃が難しくて時間も掛かります。

『Vの字』に見える二本の柱のようなものが、大きな存在感を放っています。

これは強度を高めたり、フィーリングを良くするためなのかな?と思いましたが、真偽のほどは定かではありません。



トップライン
トップラインは少し厚めではありますが、気になるほどではありません。

これくらいの厚みは、今多いです。



ソール幅
ソール幅は標準的です。

ワイドでもナローでもありません。



ソール形状
ソールは平らではなく、全体的に緩やかな丸みがあります。

トレーリングエッジはそうでもないですが、リーディングエッジは結構丸くなっています。



ネック長さ
ネックは少し短いですが、今はこれくらいの長さが多いです。

昔のようなロングネックはウェッジでは見られますが、アイアンでは見られなくなりました。



MADE IN JAPAN
ホーゼルには『MADE IN JAPAN』の刻印がありました。

ここも金メッキです。

最初見たときから、すごく綺麗で質感もいいので、日本製かな?と思っていたのですが、やはりそうでした。

海外製もいいですが、やはり日本製は魅力的で、好感度がアップします。



ミーリング無し
フェース面にミーリングは見られませんでした。

ごく普通のフェース面です。

『ブラスト感』の無い、どちらかといえば『スベスベ』な触感です。

特別変わった工夫は見られませんでした。



振り感
素振りをしてみると、タイミングが取りやすくて好感が持てました。

初めて手にするメーカーのクラブですが、慣れ親しんだシャフトが挿してあるということもありますし、ヘッドの大きさや形状も適正なので、『よそ行き』ではなく、普段着感覚で振っていくことができました。

最近は軽量タイプのアイアンが多くなったので、このようなタイプのアイアンに出会うと嬉しいです。

このアイアンのオーナーの方も、シャフトはDGにこだわっておられるということでした。



構え感
ボールを前にして構えてみると、すごく好感が持てました。

クセの無い、穏やかな顔をしています。

整った顔でありながら尖ったところはなく、まろやかな構え感で、大きな安心感を与えてくれます。

小振りなタイプではないですが、かといって大顔でもありません。

グースの利きも弱いです。

なので、ラージサイズや強いグースを好まれる方には構えづらいところがあると思います。

こういったところは人によって好みが分かれるところですが、私は大好きです。

トップラインの厚みが少し見えましたが、今は多いですし、特に気になるほどではありません。



試打を開始しました


フェース面
『打感』はマイルドな感じで好感が持てました。

予想していたよりも衝撃が弱く、薄さも感じさせません。


V字のようなバー
バックフェースにある、この『V字』のバーのようなものが、上手く機能しているのかもしれません。

柱や梁を強化する為に使われる金具のような役目を果たしているのかな?と思いました。

キャビティの弱点でもある、『薄さ』のようなものが緩和されています。

しかし、MBやハーフキャビティほどの厚みはなく、『乗っかり感』も少ないですが、いい印象をもちました。



トゥ側
球はあがりやすくてイージーですが、今のアイアンの中では、平均的といっていいような気がします。

余計なものがついていないので、『お助け機能』のようなものは感じませんが、自然なあがりやすさで感覚が合いやすいです。

イメージと出球を揃えやすい高さといったらいいでしょうか?



バックフェース
『安定性』も高く、フルキャビティらしい易しさが感じられます。

いい顔をしていて易しいので、ミスヒットに対して、いい意味での『鈍感さ』があり、大らかなアイアンなので、親近感をもちやすいという方も多いのではないでしょうか?

易しすぎないことが易しさにつながることもあると思います。

私はヘッドが大きすぎると、打点がブレてしまうことがあるのですが、今日はいい感じでまとめることができました。



飛距離性能
『飛距離性能』は普通で、特に飛ぶという印象はありません。

最近はアイアンもドライバーのように『弾きの良さ』をウリにしたものが多くなっていますが、このアイアンは違います。

ハイテクタイプのアイアンではなく、昔ながらの『ベーシックタイプ』です。

アイアンに飛距離を求めておられる方には物足りないところがあるかもしれませんが、飛びすぎるのを嫌う方には、頼もしい相棒となってくれるのではないでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、キャビティタイプなので易しいですが、変なクセがついていないので、左右へ曲げることもできました。

球は自然につかまる感じでコスりにくく、つかまり過ぎないので、フッカーの私も安心して打っていくことができました。

ドローヒッターの方もフェードヒッターの方も、扱いやすいアイアンといっていいように思います。



試打後の感想


Dagalo FORGED アイアン
バックフェースのゴールドがとても綺麗で、見た目のインパクトが強かったのですが、見た目だけでなく、フィーリング性能にも長けているところがすごく気に入りました。

所有欲を満たしてくれるアイアンです。

この美しいアイアンがバッグに入っているだけでテンションがあがりますし、おまけに易しいのだから、コースでも大活躍してくれるのは納得できます。

このアイアンのオーナーの方は、とてもいい球を打っておられました。

気持ちのこもった・・・。といいますか、その人の思いが弾道や球筋に反映されているように見えて、それは、このアイアンを心底信頼し、愛しているからではないかな・・・。と思いました。

その方のご厚意で私は試打させていただきましたが、ご友人からも試打させて欲しいといわれることが、これまでもよくあったそうです。

大手有名メーカーの大人気クラブもいいですが、あまり人が使っていなくて、見たこともないクラブはやはり興味深いです。



ヒール側
キャビティらしいイージー系でありながら、濁ったところが無いといいますか、感覚を邪魔しないところがいいです。

キャビティの中ではかなり打感がいいほうだと思いますし、構えやすくてフィーリング性能は高いです。



ダガロ フォージド アイアン
そういったフィーリング性能を高めていながら、クラブ全体の性能のバランスもとれています。

球はあがりやすいが、不自然なあがりやすさではない。

ミスヒットに対して大らかさはあるが、大らかすぎてボヤける感じがしない。

昔のアイアンと比べると、距離も出るが飛びすぎない。

扱いやすさもあるが、MBのような敏感さは無い。

そんなバランスの良さを感じました。



Dagalo FORGED アイアン
ゴルフクラブなんて、球を打つだけの道具なんだから、見た目なんてどうでもいいよ・・・。という方はいらっしゃるかもしれません。

しかし私は、やはり見た目にもこだわっていて、打つ前にまずは目で楽しみたいと思っています。

打つ前に好感が持てないと、気持ちが乗らないこともありますが、今日は打つ前から、すごく気持ちが乗っていました。



Dagalo FORGED アイアン
先ほども書きましたが、このアイアンは『バランスの良さ』が特長でもあります。

なので、アイアンには飛び抜けた飛距離性能や直進性・あがりやすさを求めておられる方には、物足りないところがあるかもしれません。

今は『お助け機能』が満載のアイアンもありますが、このアイアンはあくまでもプレイヤーにイニシアチブを握らせてくれます。

イージーさを感じましたが、完全なオートマチック系でもなく、かといってマニュアル系ともいえない、『中間タイプ』といったらいいでしょうか?

最近はポケキャビや中空アイアンを試打する機会も多かったのですが、改めてノーマルなフルキャビティの良さを実感しました。



Dagalo FORGED アイアン
ラウンド後、帰る途中に練習場へ行って、まだ熱いうちにその日のラウンドの反省をするのが私の日課といいますか、『ルーティーン』のようになっているのですが、今日はこのアイアンのおかげで楽しい試打ができました。

また、このメーカーのクラブを試打してみたいと思います。


構えやすさ・・・☆☆☆☆
打感・・・・・・☆☆☆☆
あがりやすさ・・☆☆☆☆
安定性・・・・・☆☆☆☆
飛距離性能・・・☆☆☆
操作性・・・・・☆☆☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                         
        

                         

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